【Nゲージ】グリーンマックス 東武10000系未更新車キット、京阪6000系新塗装車キット入荷しました

ご利用ありがとうございます。

本日は、グリーンマックスのキットの入荷案内です。

■私鉄の205系・・・といったところ?・・・東武10000系

「私鉄の103系」などと呼ばれて、1963年から83年までに実に712両も製造された東武8000系。阪神電鉄の総車両数の約2倍といえば、どれだけすごい両数かというのがおわかりいただけるかもしれません。本家の103系が製造を終了したのが1984年で、ほぼ、本家と製造期間も変わりませんでした。
さて、8000系は抵抗制御で電気ブレーキも省略。高速からの制動時には少々においが・・・という存在であり、「省エネルギー」からは縁遠い存在でした。東武でも、1981年に東上線~営団有楽町線乗り入れ用に9000系が登場。ステンレス車体に電機子チョッパを採用し、何となく201系のような存在となりました。で、8000系が大量に活躍する地上線では、ロクサン形改造の7300系がゴロゴロしており、処遇が問題となっていました。そこで、1983年に9000系をベースに、ステンレス車体、界磁チョッパの10000系が登場しました。運用範囲が広いことを考慮して、日光線の連続下り勾配対策で抑速ブレーキが付いているのが特筆されます。ステンレス車体で界磁チョッパ・・・となると同時期に製造された国鉄の205系のような存在であるかもしれません。
初期車はヘッドライト・テールライトが上下二段、製造メーカーの技術的な事情からコルゲートが並ぶステンレス車体であり、80年代の雰囲気が漂っています。
割と保守的な感じのする東武鉄道の中で、現在も中堅クラス的な車両として活躍しています。なお、車齢が20年を少し超えた2007年から更新工事が施工中で、ヘッドライトがHID、行先表示器がLEDに、そしてパンタグラフがシングルアームとなるなどの変化が見られます。
今回は、未更新車の塗装済キットが入荷しています。
(N) 1084T 東武10000系 未更新車 6両トータルセット
(N) 1084M 東武10000系 未更新車 増結用中間車4両セット
※1084C 先頭車2両セットは完売です。申し訳ございません。

車体は塗装済の一体成型。最近の完成品をキットにした形態で、動力車は2モータータイプです。

■かなり増えた新塗装車。京阪6000系

ちょうど東武10000系と同世代にあたるのが京阪6000系です。1983年の架線電圧1500V昇圧に対応して一気に77両が登場しました。前面は一見すると非貫通に見えるものの、実は助士席側が丸ごと非常用扉であるという大胆なデザイン。側面は大きな一段下降窓。車内は暖色系・・・とおおよそ今までの京阪らしくないスタイルで登場し、「京阪らしいのは塗装だけ」と言われました。しかし、基本的なスタイルは現在に至るまで継承されており、今の京阪スタイルの流れを作った車両といえると思います。
登場から25年を経過した2008年には、中之島線が開業。それにあわせて上半分がグリン、下半分がホワイト、境界にライトグリーンのラインという新塗装に変更を開始しています。今回は新塗装車の塗装済キットが新発売されました。
基本的に以前から発売されている6000系のキットと同じで、一体成形、動力は旧タイプとなっています。なお、車番は6013編成を印刷済です。

(N) 1108T 京阪6000系 新塗装 4両編成 トータルセット
(N) 1108M 京阪6000系 新塗装 増結用中間車 4両セット

旧塗装も発売中です。
(N) 1056T 京阪6000系 4両編成トータルセット
(N) 1056M 京阪6000系 中間車4両セット

その他入荷品です。数に限りがございます。

■富士の麓を走ります。小田急20000形「RSE」

1991年に「あさぎり」用として登場した 20000形「RSE」。乗り入れ側の事情から連接構造をやめてボギー車になったり、スーパーシート(グリーン席)が連結されたり、ハイデッカー・ダブルデッカーの車体になるなど少し毛色の変わった車両となっています。
カラーリングも白をベースに水色とピンクのラインが入ったパステル調となっています。
現在も、「あさぎり」の他、箱根特急の「はこね」、多摩線唐木田行きの「ホームウェイ」にも使用されています。
「Odakyu」ブランドマークや山百合のロゴマークがない初期ロットのものです。
登場時のスッキリとした姿を懐かしむ方はお早めにどうぞ。
(N) NP501 小田急20000形「RSE」 7両セット

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

【Nゲージ】鉄コレ 京都市電2000形を連結運転させる

京都市電2000形

ご利用ありがとうございます。
本日は、京都市営地下鉄が開業して30周年になるということで、イベントが催されていました。
私はイベントには行っていませんが、車両基地や地下街で30周年を盛大に祝っていたというのがTVニュースで流れていました。
しかし、そのニュースの中で、地下鉄の累積赤字が5,000億円を超えていることや、1日あたり4,000万円もの赤字を出しながら走っているということが報じられており、手放しでは喜べないように感じました。

地下鉄もいいのですが、いかんせん路線が烏丸線と東西線だけ。使いたくても使えない。バスとの接続は一切無視。バス→地下鉄の乗り継ぎ割引があるといっても、乗車券はたばこ屋さんで買わないといけない・・・バスの運賃箱での割引精算ができないとか、まだまだ課題は多いのではないかと思います。

※トラフィカ京カードという京都市交通局専用プリペイドカードを使えば、運賃箱で割引になりますが、これは「スルッと関西」共通カードではありません。まだ、「スルッと関西」で割引になればいいのですが・・・。どうしてなのか理解に苦しみます。

まあ、地下鉄に対する意見(というのか愚痴)というのは山ほどあるのですが本題とは関係ありませんのでこれくらいにして・・・。
とはいえ、京都市交通局はなかなか先進的な一面を持っており、路面電車の時代では、「青電」と呼ばれた600形。はたまた連結車の2000形といった優秀な車両を生み出していました。また、現在、広島で活躍中の1900形も大きくて速度が出る。低床車よりもある意味使いやすいという乗務員の方の意見もあります。汎用車的な存在でも、使いやすい車両を生み出していました。

鉄コレ京都市電2000形

で・・・。先日、鉄コレの京都市電2000形が発売されました。よくできた商品であり、側面のオレンジ色の帯と細いクリーム帯も美しく表現されています。
でも・・・。単行専用なのが惜しいところです。
地下鉄の惨状はともかく、京都市電の黄金時代を模型で再現させるために連結改造をしてみることにしました。
連結車の時代は、腰部が青色ではないのかという指摘がありますが、1966年以降に腰部を緑色にしているので間違いではありませんので、今回は塗装は変えませんでした。

おことわり
万が一失敗しても当店、メーカー様、京都市交通局様は責任を負いません。自己責任で行って下さい。

TNカプラー 0335

今回は、TNカプラーを使うことにしました。
灰色の「0335」を用意します。なお、形状が似ている「0332 または JC25」(電連付き)でも結構です。電連を切り落とせば問題ありません。

TNカプラーを分解

TNカプラーを分解します。

連結器本体

連結器本体を写真のように切り取ります。ここで、中心に見えるピンは必ず残して下さい。

裏側も切り取り

腕の裏側(矢印)も切り落とします。ここを切り落とさないと、回転のじゃまになります。

カプラー押さえ板

カプラーの押さえ板を写真のように切り取ります。
動力装置の床下スペーサーに入るような大きさにします。
幅は片側2.5mm強ずつ切り落とし、長さは出っ張りの部分を除いて約4.8mm程度にします。現物あわせですので、少し大きめに切ってからヤスリなどで整えて下さい。

カプラーを差し込む

カプラーを床下スペーサーの中に通します。

カプラー押さえ板を入れる

先ほど切り取ったカプラーの押さえ板を上から差し込みます。うまくはまれば成功です。
カプラーの本体は写真のように、細長い横穴に差し込みます。
もし、押さえ板が小さすぎた場合、中央を基準にあわせて、木工用ボンドで固着しましょう。しかし、ゆるすぎると解放したときにカプラーが床下スペーサーから外れてしまいますので、気を付けて下さい。もちろん、カプラーのピンが入る横穴のサイズをうまく合わせれば自作しても構いません。

動力装置できあがり

カプラーを組み込んだ床下スペーサーを動力装置に組み込みましょう。
補助ウエイトが入りませんが、まあ、実用上は問題はなさそうです。

前面の比較

あとは、車体に組み込んでできあがりです。ここまで約10分くらいでした。
連結器取り付け前の姿と比べてみて下さい。
実車は連結器の下に電気連結器を備えていますが、模型のカプラーがオーバースケールのために今回は省略しました。同じトムリンソンの密着連結器を持つ京福嵐山線(嵐電)の模型も省略しています・・・。

連結シーン

2両に連結器を取り付けて連結してみました。模型ですので、本物よりも連結面間は長いですが、雰囲気は出ているかと思います。

ミニカーブレール(R140)通過試験

半径140mmのミニカーブレールを通過試験してみました。写真の通り、ちゃんと通過します。また、各車両にモーターが付いていますので、動力の協調も気になりますが、問題はありませんでした。

半径140mmのカーブ通過中

半径140mmのカーブ通過中です。連結面間が広いのと、車両が丸妻のために問題はありませんでした。

連結器の位置

最後に・・・。
連結運転をしないときには、連結器は写真のように助士席側いっぱいに回して走っていました。連結器をロックしていたようです。

・・・というわけで、連結器ネタでした。

鉄コレ・京都市交通局 2000形は下記のページで販売中です。
(N) 鉄道コレクション 京都市交通局 2000形

なお、動力装置は完売となりました。申し訳ございません。
メーカーでは再生産は検討するとのことです。
また、TNカプラーにつきましても、JC25はメーカー完売、再生産時期は未定とのことです。申し訳ございません。

・・・本当は、車庫によって地色が異なる系統板(やはり広告入り)を表現したり、2001番が重連しているので、車番も修正する必要があるのですが、今回はご容赦下さい。
連結運転のメインである「4系統」は烏丸車庫の担当で、系統板は緑地に白文字となっていました。リアルにしたい方はパソコンなどで自作してみて下さい。

【Nゲージ】チビ凸をグレードアップする

カトー チビ凸 グレードアップ後
※クリックすると拡大します。

ご利用ありがとうございます。

先日、カトーから「チビ凸いなかの街の貨物列車」が発売されました。本日は、このチビ凸をグレードアップしてみようかと思います。

※ご注意※
あくまでも当店で独自に行ったものです。
他にもよい方法があると思います。工夫してみて下さい。
失敗をしても当店並びにメーカー様は責任を負いません。

カトー チビ凸
※クリックすると拡大します。
先日発売になった カトー 10-502-2 チビ凸いなかの街の貨物列車セット(青) の機関車です。元々は25年くらい前に「ポケットライン」と称して、入門者向けの商品として発売されていました。今回は、色を青に、パンタグラフを可動式に改良の上、新登場しました。
よく見ると、窓ガラスがないとか、パンタグラフがPS16Bとこの機関車にしては近代的ではないかとか、プラっぽい感じが・・・というご意見もあろうかと思います。

・・・というわけで、ほんの少しいじればリアルになるというネタをご紹介します。
写真を撮りながらだいたい3時間でしたので、半日もあれば、楽しめるネタです。

分解

ボンネットの先端部分をこじ開けると車体と動力ユニットが別れます。
もし、難しければ、側面の乗務員扉の下に車体固定用のツメが見えますので、これをこじっても結構です。

分解後

分解後です。パンタグラフ、乗務員室、ボンネットの部分に別れます。

ガラス

まずは、窓ガラスを作ってみましょう。
GMキットの塩ビ板(窓ガラスの板)なり、透明プラ板やセルシートと使って裏から貼ってもいいのですが、ここは市販完成品並みにはめ込み窓をやってみましょう。
といっても、そんなに難しくはありません。
1mm厚の透明アクリル板を買ってきて、下記の寸法に切り取ります。
前面窓・・・縦3.5mm×横6mm 4枚
側面窓・・・縦4.5mm×横4.8mm 2枚
乗務員扉窓・・・縦3.8mm×横1.7mm 2枚
切り出したら、はまるかどうか確認して下さい。もし、はまらなければ、紙ヤスリで少し削って調整して下さい。

断面黒塗り

寸法に問題がなければ、はめ込んだときにガラスの厚みを感じさせないよう、断面を黒く塗ります。サインペンの黒で十分です。

パンタ穴開け

さて、製品のパンタは前述の通り、PS16Bタイプを使用しています。PS16形は元々は新性能電車用のパンタグラフです。このチビ凸はどうも東芝の戦時形40t電気機関車をプロトタイプとしているようですので、ちょっと近代的すぎてバランスが取れないと感じました。
で、パンタグラフを戦時中に開発されたPS13形に交換してみましょう。
グリーンマックス製のPS13を今回は使用しました。取り付け穴がPS16Bとは異なりますので、穴を開けます。取り付け穴は直径1.2mmの穴が2本、4mmピッチでレール方向に開けます。写真の「黄色矢印」の部分です。

パンタ仮乗せ

パンタグラフを乗せてみました。ちょっと古くさい感じが出たかと思います。
ちなみに・・・。カトーの80系湘南電車のパンタグラフは同じカトーのPS16Bと取り付け穴が同じですので、このような加工は不要です。
※執筆時点でメーカー在庫切れでしたので、手に入りやすいGM製を使用しました。

Hゴム色入れ

では、ここからが「一手間」の重要な部分です。前面窓のHゴムに色入れをしていきます。
今回は、タミヤのエナメル系塗料 XF-12明灰白色を烏口または面相筆(タミヤのモデリングブラシPRO 面相筆 No.000は非常に使いやすいです)で写真のようにHゴム(盛り上がっている部分)に塗っていきます。
今回は、車体が濃い青ですので、Hゴムが映えるように明るめの灰色を使用しました。もし、車体が明るめの場合は、濃いめの灰色を使えばいいと思います。
個人的な話ですが、HゴムにはXF-12明灰白色 のほか、XF-19スカイグレー(ちょっと青っぽい灰色)、XF-53 ニュートラルグレー(その名の通り、濃くもなく明るくもない灰色)などが使えると思います。なお、必ず「つや消し」を使いましょう。このあたりは各自で研究してみて下さい。
もちろん、XF-2 フラットホワイト(白色)を使ってもいいでしょうし、今も使われているという設定であれば、XF-1 フラットブラック(黒色)でもいいと思います。
もう、今は使っている人が皆無となっているようですが、かつて製図で使われていた「烏口」というのは慣れれば非常に使いやすいと感じています。均一な太さの線がサッと引けるので、重宝しています。
※GM103系や201系体質改善車キットの銀縁の色入れにも活躍します。あるいは、阪急のキットなどにも非常に強い味方になります。まあ、このあたりは機会があれば・・・。

ちなみに、エナメル系の塗料を使っているのは、万が一はみ出した場合でも、薄め液を使って綿棒でふき取れば、やり直しが利きます。ラッカー系(GM塗料がその代表例)では、そうはいきません。

断面に黒

さて、「Hゴムの表だけに灰色を塗る」と書きましたが、断面は灰色に塗らずに、黒色に塗ります。作例では、タミヤのエナメル塗料XF-1フラットブラックを使いました。
ここは先ほどの面相筆(タミヤのモデリングブラシPRO 面相筆 No.000)を使いました。
なお、くどいようですが、必ず「つや消し」を使って下さい。断面の厚みを見せないために黒く塗っているわけです。

ガラスはめ込み

塗料が乾いたら、先ほどのアクリル板のガラスを接着します。接着は「木工用ボンド」を水で薄めたものを使います。窓の大きさピッタリに切り出せば、それだけではまっているので、木工用ボンド接着しても大丈夫というわけです。

モーターカバーに黒を塗る

さて、ボンネット部分に移ります。
まず、中央のモーターカバー部分を黒く塗ります。外から見たときにモーターカバーが目立たないようにするためです。こちらもつや消しの黒(タミヤのエナメル XF-1)を使いました。

あとは、グリルや点検蓋の部分に墨入れをします。先ほどのエナメルの黒色を薄め液で5倍~10倍程度に薄め、溝の部分に面相筆を使ってチューっと流し込みます。
毛細管現象で塗料が流れてくれます。一度コツをつかむと楽しくなります。
エナメル塗料ですので、もちろんはみ出た部分は薄め液でふき取っても大丈夫です。

余談ですが・・・。
この墨入れ塗料の濃さ・・・これがまた難しいわけです。濃すぎると流れない、薄すぎると色が出ない・・・というわけで、タミヤから墨入れ塗料が2011年7月頃発売予定となっています。発売次第、お取り扱いをしたいと思っています・・・。

墨入れ塗料

なかなか話題に上がりませんが、ありそうでなかった商品であり、注目していいかと思います。他にもバンダイからガンダムマーカーとして墨入れペンが発売されていますが、個人的にはこういう接着剤で使うような筆タイプの方が使いやすいと思っています。これは私が年のせいかもしれませんが・・・。色はグレー、ブラウン、ブラックです。

見本

こんな感じで、墨入れしたいところに筆先をちょんと当てれば、あら不思議。
おもしろいように塗料が流れていきます。

・・・脱線しましたので、元に戻ります。

チビ凸 グレードアップ できあがり

あとは、元通りに組み立てるだけ。約3時間で見違えるようになりました。
ボンネット部分の立体感も出ているのがわかると思います。
こういう墨入れは「さりげなく」がポイントです。あまりやりすぎるといやらしくなりますので、ご注意下さい。

加工前と比較

加工前のもの(奥)と並べてみました。
「落ち着き」が出ています。
ここで述べた墨入れやガラスのはめ込み、プラスティックの厚み隠しなどは、チビ凸のみならず、他の電気機関車はもちろん、よくできた完成品のさらなるドレスアップ、板キットのグレードアップにでも使える技法です。
上達には数をこなすのも必要かと思います。練習台にいいかもしれません。

最後に・・・遊んでみました。
連結器交換

カプラーをカトーカプラー密連形に交換してみました。
手持ち車両と連結させれば・・・。なにやら入れ換え用機関車の趣が。
青いから小田急という発想でやってみましたが、実際に「EB1051」というB凸の機関車が2002年まで入換用として大野工場に存在しており、あながち「あり得なくはない」という雰囲気をしています。余談ながら、EB1051はオレンジ色でしたので、赤色のチビ凸を使った方がいいかもしれませんが・・・。
私鉄の工場や車庫の入換機という設定もいいかもしれません。

肩肘張らずに、こんな「半日工作」もいいかもしれません・・・。

下記のページで販売中です。
(N) 10-502-2 チビ凸セット いなかの街の貨物列車(青)
(N) 5802 パンタグラフ PS13N(2個入)

余談ですが・・・。
この手の製作記事はブログよりもちゃんとしたページに置いておく方がいいと考えています。まあ、サーバーを使って、ホームページのひな形を作って・・・となると時間はかかると思いますが、そろそろこの手のコンテンツを作る必要が出てきたかもしれないなと感じていますが・・・。

それでは、ごゆっくりとお楽しみ下さい。

【Nゲージ】223系2500番台「関空・紀州路快速」タイプ、12系「やまぐち」号客車入荷しました

ご利用ありがとうございます。
本日は、JR西日本の電車・客車・気動車の入荷のご案内をいたします。
数に限りがございます。品切れの際にはご容赦下さい。

ラウンドハウス 10-921 223系2500番台「関空・紀州路快速」タイプ 4両セット

■阪和線の主力。223系2500番台「関空・紀州路快速」タイプ

2011年3月、阪和線は白紙改正が実施され、「関空・紀州路快速」が名実ともに同線の主力列車となりました。1994年に大阪から関西空港へのアクセス列車として誕生した「関空快速」。ふたを開けてみると、阪和線沿線から大阪駅まで乗り換えなしで行けるために、阪和線→大阪への需要が生まれ、誕生時の意図とは少々異なる性格の列車となりました。いわば「和泉路快速」とでも言ったところでしょうか・・・。その後、和歌山方面からも直通列車をという声もあり、1999年に大阪~関西空港・和歌山間の「関空・紀州路快速」となり、日根野で分割併合を開始。当初は5+3だった編成も、2008年に大規模な組み替えと増備を行って4+4両となり、2011年にさらに225系5000番台を迎えて大増発。阪和線の主力列車となりました。
ラウンドハウス(カトー)から発売の223系2500番台タイプは、2007年に増備された2500番台2次車で、ガラスがグリーン、非常窓が二段のタイプです。実車とは床下のインバータ、車内の座席、クーラーの表現が異なりますが、問題なく製品化されています。
(N)10-921 223系2500番台 「関空・紀州路快速」タイプ 4両セット

トミックス 92391 12系客車「やまぐち」号用レトロ風客車 5両セット

■楽しい旅を演出する12系「やまぐち」号レトロ風客車

1979年8月。いったんは国鉄から消えていた蒸気機関車の煙が山口線で復活しました。「やまぐち」号と命名。C57が12系を牽引して小郡~津和野間を走り始めました。
当初、12系客車はオリジナルの姿でしたが、民営化後の1988年、旅を楽しんでもらいたいという意図で、車内をレトロ調に改装。外観も明治・大正・昭和・欧風にあらためられました。
カラーは当初、1両ごとにバラバラでしたが、2005年に再度改装。茶色に白帯にあらためられています。また、展望車も当初は片側だけでしたが、両側に設けられて、方向転換の手間もなくなりました。
現在も、SL「やまぐち」号で活躍しています。
今回は、客車、C57 1が入荷しています。
(N) 92391 12系 「やまぐち」号用レトロ風客車 5両セット
(N) 2004 C57 1 山口線

※余談ながら・・・蒸気機関車に集煙装置が取り付けられていますが、機関士の作業環境改善のためとされています。ルーツは北陸本線の難所である柳ヶ瀬越えで、連続給炭をすると煙が機関室内に充満し、機関士・助士が窒息してしまい、最悪の場合、死にも至る過酷な状況でした。そこで、敦賀機関区で煙を煙突から後ろ側に排出する集煙装置を開発。トンネルの天井を沿うように後へ煙が流れていき、機関室内に煙が充満しにくくなり、劇的に環境が改善された・・・というわけで、これが全国に波及したというわけです。よく「沿線住民から煙が飛んでこないように要望された」という文献を見かけますが、機関士・機関助士の過酷な労働条件の改善のために開発されたということを付け加えておきます。
・・・集煙装置を付けている機関車を見ると・・・。たいてい、勾配線区で活躍していたものというのがおわかりいただけるかと思います。奈良のD51は加太越え、中津川のD51は木曽の山中・・・。山口線でも、日本海と瀬戸内海の分水嶺となる田代トンネルが控えています。

最後に・・・。

■かつての難所、加太越えもらくらく。キハ120形ディーゼルカー。

先ほど、「奈良のD51は加太越え」と書きましたが、名古屋と湊町(現在のJR難波)を結ぶ関西本線は、亀山~柘植間は「加太越え」と呼ばれる最急25‰の勾配がある難所でした。電車の時代はともかくとして、蒸気機関車の時代・・・山陽鉄道(今の山陽本線)では「ハンドレット」=「10‰」以上の勾配は作るな。といわれ、曲線が連続しておりスピードアップの足かせとなっています。
話は元に戻り・・・。名阪連絡の幹線であった関西本線の栄光は今いずこ。名古屋~亀山、加茂~湊町が電化されて、中間の亀山~加茂間は非電化・単線のまま残され、あたかも「伊賀線」とでもいいたいようなローカル線に転落してしまいました。JR西日本では、キハ58系にワンマン装置を取り付けて合理化を図りましたが、1993年からキハ120形を投入しました。新潟鉄工製の第三セクター向け気動車をアレンジしたキハ120。1992年登場の200番台は普通鋼で二段窓・・・まるっきり第三セクターの気動車そのものといっても過言ではありませんでした。翌年からはステンレス製となり、イメージは一変。線区ごとにカラーを変えているため、バラエティに富んでいます。1993年登場の0番台はオールロングシートでしたが、翌年からはセミクロスに戻り、300番台に。これが決定打となり、JR西日本のローカル線で活躍しています。
関西本線を預かる亀山鉄道部には0番台と300番台が配属。1両・2両で活躍しています。ラインカラーは紫色となっています。軽量車体に330PSのエンジンを搭載。今日もかつて難所といわれた加太越えを軽快に駆けています。
下記のページで販売中です。
(N) 92132 キハ120形 関西本線 2両セット
※余談ながら・・・。
模型はトイレなしですが、実車は現在トイレが追加されています。

キハ120形トイレ付き
※クリックすると拡大されます。キハ120形トイレ付きの側面です。

キハ120形トイレ部分
※クリックすると拡大されます。キハ120形のトイレ部分です。
ステンレスのあて板をして窓がふさがれています。いかにも後付感がします。

トイレ内部
※クリックすると拡大されます。トイレ内部です。泡が出てきて便器を洗浄・消毒します。元々は介護用トイレがベースで、車両用に改良を加えたものです。

キハ120 トイレ付き 作例
※クリックすると拡大します。
模型で、トイレ付きを・・・というならば、プラ板を窓のサイズに切り抜いて、銀色に塗り・・・。窓ガラスの上からぺたりと貼り付けるのが簡単で早い技法ではないかなと思います。銀色もGMのアルミシルバーで十分です。質感がボディとふさぎ板で違っても、実車がそうなっているのですから・・・。
1時間もあればできる簡単な工作ネタでした・・・。
※失敗しても当店並びにメーカーは責任を負いかねます。よく考えてから工作して下さい。

【Nゲージ】たぶれっと 205系新色 Nゲージデカール 入荷しました

たぶれっと 205系新色 Nゲージデカールセット

ご利用ありがとうございます。
本日は、Nゲージのデカールを多数発売する「たぶれっと」から205系新色Nゲージデカール入荷のご案内です。後半で、カトーチビ凸、トミックス115系のご案内をいたします。

■新しい装いで本線復帰。宮原の205系

205系新色

2011年3月からJR東西線北新地駅のホームドアが使用開始されました。
ホームドアは4扉車用に設計されており、今まで朝夕に奈良~おおさか東線経由~尼崎間で運転されていた「直通快速」の223系はドア位置があわず、使えなくなってしまいました。これにあわせて「直通快速」の4運用は207系に置き換え。そして、不足する明石の207系4運用分の補充として、日根野電車区の205系が宮原総合運転所に転属。晴れて本線運用に復帰しました。
復帰に際して、ラインカラーは水色のままとおもいきや・・・。なんと207系と同じ濃紺にオレンジ色の帯となりファンを驚かせました。
運用は、京都~尼崎間の平日朝ラッシュのみですが、久しぶりに本線に205系が復帰し、注目されています。

新しい色が登場したら、それを再現したいもの。「たぶれっと」では早速帯デカールを発売しました。他社でも発売されていますが、丁寧な説明用CD-Rが同梱。また、失敗に備えて予備を十分用意しています。「Nゲージで車両をいじるのは不安だ・・・」という方にも安心してトライできるようになっています。

お手持ちの205系を最新の色に変えてお楽しみ下さい。
下記のページで発売中です。
(N) 205系 新色 Nゲージデカールセット

タネ車となるカトー 205系京阪神色(スカイブルーの帯)はメーカー品切れとなっていますが、ドア窓が大きければ・・・。205系京浜東北線色もございます。
(N) 10-523 205系 京浜東北線 10両セット

あるいは、VVVFになっていますが、ドア小窓の武蔵野線もございます。モハ205の床下が変わっていますが、それ以外は変更されていません。
(N) 10-223 205系5000番台 武蔵野線 8両セット
スカートも各自工夫して下さい。あくまでも雰囲気ということですので・・・。

続いて・・・。

■息抜きにどうぞ。チビ凸です

カトー チビ凸

25年以上前に登場したカトー「ポケットライン」。SL列車、路面電車にチビ凸の貨物列車がラインナップされていました。長年の沈黙を破って2010年に復活。入門から車両工作の第一歩まで幅広く楽しめます。
以前発売されていたチビ凸は固定式のパンタグラフでしたが、2010年に登場したものはPS16Bタイプとなっており、少々グレードアップが図られました。赤色に続き、青色が発売されました。このままでも楽しめますが、ガラスがないのが・・・。いや、ルーバーが・・・。と思われる方もおられるでしょう。パンタグラフがちょっと近代的すぎやしないか・・・というご意見もあるかもしれません。お手軽価格ですので、色入れやパンタ交換、ガラス取付などといった車両工作にトライするのもいいかもしれません。
下記のページです。
(N) 10-502-2 チビ凸セット いなかの街の貨物列車(青)

なお、同時に人気の「SL列車」も再生産されました。四国で見たことがあるようなないような・・・。路面電車の線路セット「ユニトラム」(カトー)、「ワイドトラムレール」(トミックス)で走らせるのもいいかもしれません。
(N) 10-500-1 チビロコセット 楽しい街のSL列車

■信州の115系三題。

115系長野色

ライトグレーに窓まわりがブルーとグリーンに塗られた信州の115系。地方色の中ではよくできたカラーではないかと思います。首都圏でも、立川まで乗り入れているので、案外顔なじみなのかもしれません。東京のベッドタウンである中央線の高尾あたりでも、長野の空気が味わえるので結構好きな方もおられることでしょう・・・。
というわけで、トミックスから115系長野色・しなの鉄道が発売されています。編成の長さとカラーが違います。お好きなものをお選び下さい。

(N) 92416 115系1000番台 長野色 3両セット
長野車両センターで活躍しています。主に長野近辺のローカル列車用です。パンタグラフはPS23形ですので、少し前の姿となります。気になる方はPS35D(シングルアームパンタ)に替えてお楽しみ頂くのもいいかもしれません。

(N) 92830 115系1000番台 長野色 C編成 6両セット
中央東線の普通電車を中心に使われている6両固定編成です。立川まで顔を出していますので、顔なじみの方もおられることでしょう。パンタグラフはシングルアームです。

(N) 92415 しなの鉄道 115系1000番台 3両セット
しなの鉄道に譲渡された115系です。ベースが「ガンメタリック」から「ダークグレー」に変更された現在の姿です。また、ワンマン用車外スピーカーが追加されているところも再現されています。床下機器がMGなので、厳密な意味では未リニューアル車ということになります。クモハ115-1069-モハ114-1166(モーター)-クハ115-1212が現在該当しますが、これが最後の未リニューアル車となっています。

最後に・・・。

■長野でも温泉への足として活躍中。1000系「ゆけむり」

長電1000系「ゆけむり」

小田急で箱根への足として活躍していたHiSE10000形。2005年に「VSE」50000形が登場したため、2編成が余剰となり、11両→4両化の上、2006年に長野電鉄にやってきました。愛称は「ゆけむり」。奇しくも、信州の名湯である湯田中温泉への足として活躍することとなり、温泉への観光客や沿線の通勤客を運んでいます。
再生産品が入荷しています。
(N) 92318 長野電鉄 1000系 「ゆけむり」 4両セット

本日は以上です。それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

【Nゲージ】付属編成で遊ぼう・・・

ご利用ありがとうございます。
「Nゲージはフル編成で走らせないといけないのでしょうか。うちはスペースもお金もなくて・・・」というご意見をしばしばお伺いします。

・・・というわけで、付属編成で遊べる例をご紹介しましょう・・・。

E217系 横須賀・総武快速線

まずは・・・。
15両編成で疾走する首都圏の電車。フル編成にしたいけど、場所もないかもしれません。
写真は横須賀線・総武快速線のE217系ですが・・・。
たとえば、横須賀線の末端区間である 逗子~久里浜間では4両付属編成が単独で走る列車が多数見られます。列車番号の末尾が「H」となっているものを探してみましょう。

また、房総地区の鹿島線でも4両単独編成が見られます。
久里浜16:47→佐倉19:08・・・ここで分割・・・佐倉19:18→鹿島神宮20:28
佐倉→鹿島神宮が4両編成です。
折り返し 鹿島神宮 21:30→佐原 21:59も存在します。

「ベストセレクション」の4両基本セットもいいのですが、やはりモハが1両しか入っていないのはおかしい・・・という方にはこういう遊び方もOKでしょう。

下記のページで販売中です。
(N) 10-847 E217系 新色 4両付属編成セット
この商品はモーター付きですので、そのまま走らせられます。

E231系 東海道・湘南新宿ライン

今度は、東海道本線の東京口や湘南新宿ラインで働くE231系近郊形です。こちらも15両編成で疾走していますが・・・。5両付属編成だけの列車が存在しています。

御殿場線 2331Mが該当します。
東京 17:41→国府津 18:58 ここで分割 19:07→山北 19:30
国府津→山北間が5両編成です。
他にも
国府津 13:34→山北 13:57 2559M
山北 14:40→国府津 15:05 2558M
が存在します。

(N) 10-522 E231系 東海道・湘南新宿ライン 5両付属編成セット

E231系 常磐線

今度は、割と見られる編成です。
常磐快速線のE231系は10両編成と5両編成が存在し、朝ラッシュ時間帯は10両+5両で通勤形最長の15両編成が見られます。
が・・・。E231系は成田線の我孫子~成田間でも使用されており、この区間の折り返し電車は5両付属編成単独のものが多く見られます。

(N) 10-553 E231系 常磐線 5両セット

E531系常磐線

くどくなってきましたが・・・。
同じ常磐線のE531系。5両付属編成だけで運転される列車も時々見られます。
定期運用は消滅しましたが、水戸線で415系やE501系が検査などで不足したときに見られます。
(N) 10-283 E531系 常磐線 5両セット

683系「サンダーバード」

最後に、683系「サンダーバード」です。現在は、大阪を9両で出発し、途中金沢で前3両を切り離して後6両が和倉温泉に直通するものなどが存在します。以前は6両が富山・3両が和倉温泉というパターンもありましたが、現在は運転系統が変更されています。
で、3両単独の営業列車は姿を消したかと思いきや・・・。
「ビジネスサンダーバード」大阪6:01→金沢8:48(休翌日運転)
「おはようエクスプレス」福井7:00→富山8:33(土曜・休日運休)←一例
「おやすみエクスプレス」金沢21:41→福井22:31(同上)

また、名古屋~金沢・和倉温泉の「しらさぎ」でも、末端区間の金沢~和倉温泉は3両という列車も存在します。

・・・となると、683系の3両増結セットだけを買えば遊べそうです・・・。
が・・・動力装置が付いていません。
というわけで、683系用の動力装置が販売されています。
「サンダーバード」用683系付属編成のモハ683-1300(中間車)用の動力装置です。
これを10-556 683系「サンダーバード」3両増結セットに組み込みます。

動力装置は下記のページで販売中です。
(N) 28-144 683系「サンダーバード」増結用動力ユニット モハ683-1305動力装置

683系「サンダーバード」は下記のページで販売中です。
(N) 10-556 683系「サンダーバード」 3両増結セット

基本編成は下記のページです。
(N) 10-555 683系「サンダーバード」 6両基本セット

雰囲気だけでよければ、「しらさぎ」編成にも・・・。
※中間車はサハですので、厳密には床下機器が異なりますが、雰囲気だけでも・・・。
(N) 10-299 683系「しらさぎ」 3両増結セット

基本編成は下記のページです。
(N) 10-298 683系「しらさぎ」 5両基本セット

・・・このほかにも付属編成だけで運転されている列車もあちこちであろうかと思います。また、時刻表や編成表などからも割り出すことができるかもしれません・・・。ぜひ、熱心な地元ファンの方は研究してみて下さい。

最後に・・・。
明日(5月26日)入荷予定です。
■肩肘張らずにお楽しみ下さい。カトーのポケットラインです。
(N) 10-502-2 チビ凸セット いなかの街の貨物列車 (青)
(N) 10-500-1 チビロコセット 楽しい街のSL列車

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

【Nゲージ】ガラス越しの方向幕

ガラス越しの方向幕

※クリックすると拡大します。

ご利用ありがとうございます。方向幕ステッカーのご案内をいたしましたところ、こんなご質問(あるいはご意見)を頂戴いたしました。

「方向幕のステッカーを貼るのはいいけれど、イベント列車みたいだ。どうにかならないのか。本物はガラスの内側に方向幕が付いているのだけれど。」
・・・
この言葉を聞いたときに、正直言って「イベント列車みたい」という意味がわかりませんでした。しかし、「イベント列車」という意味を考えていくと・・・。
「なつかしの○○号」「さよなら○○号」といったイベント列車の側面方向幕を見ると、方向幕のガラスの上からステッカーを貼っているというケースが多く見られます。この場合、ガラス越しではないので、何か変だ・・・ということを感じておられるようです。

というわけで、回答になるかわかりませんが、こういうやり方はどうでしょうか・・・というネタをご紹介します。

※おことわり
あくまでもみやこ模型の管理人の考えです。他にもよい方法があるかもしれません。
失敗しても弊社は責任を負いかねます。
車両は手持ちのものです。非売品です。
(ラウンドハウス 10-919 201系「四季彩」タイプをもとに、川側の窓を一段に加工したものです)

まず・・・。「ガラス越し」ということから、透明の素材を用意すればよいと考えました。
真っ先に思いつくのが0.2mm厚の透明プラ板です。が、ちょっと厚いかもしれません。
側板からガラスがはみ出ては意味がありませんので、薄いものを探してみました。

セル板

アニメで使う「セル板」です。今はアニメはコンピュータで製作されることが多くなったようですが、画材店に行けば手に入ろうかと思います。このセル板はプラ板に比べて透明度が高く、薄いので何かと使えるかもしれません。
写真のサイズは230×265mmで厚さは0.165mmです。
10枚入りで約900円~1,000円程度です。
手元にこれがあったのは、かつて真鍮キットが全盛だった頃に、窓セル板として愛用していたからです・・・。10枚もあれば、一生ものかもしれません。
余談ながら、薄く青色に塗れば、阪急2800系や小田急1000形の戸袋窓(熱線吸収ガラス)になります。もちろん、薄緑色にすれば、最近の電車のガラスとしても利用できようかと思います。

セル板の切り出し

※クリックすると拡大します。

前述のセル板を方向幕の窓の大きさに切り出します。
作例のラウンドハウス201系「四季彩」タイプですと、1mm×4mm程度です。角を少し落としておくと万全です。この段階でちゃんとはまるかどうか寸法をチェックして下さい。

木工用ボンド

接着には・・・。プラ用接着剤とかゴム系接着剤・・・。いえいえ、跡が目立ちやすいのと、失敗をするとリカバリーが利きません。色が落ちたら悲惨です。
なので、今回は木工用ボンドを使用します。ほんの少しだけ薄めると、接着剤が流れやすくなります。

接着剤を塗布

木工用ボンドを爪楊枝に付けて・・・。フチに塗ります。

できあがり(上)、加工前(下)

※クリックすると拡大します。

で・・・。ピンセットでセル板をはめ込めばできあがりです。

写真の上がセル板を貼ったもの、下が貼っていないものです。
「ガラス越し」の雰囲気が出ていようかと思います。
クリックして拡大すると雰囲気の違いがよくわかろうかと思います。

今回は、201系=方向幕車でやってみましたが、LEDの車両でも、表示器はガラスの内側に付いています。今回は、4両8箇所で写真を撮りながら作業して30分もかかりませんでした。夕食後の息抜きとしてもいいかもしれません。

というわけで、回答になったかどうかはわかりませんが、こういう手もあります・・・ということでした。

【Nゲージ】E26系「カシオペア」入荷しました。

カトー 10-833 E26系「カシオペア」

ご利用ありがとうございます。
本日は、カトー E26系「カシオペア」が入荷しております。後半ではジオマトリックス・デザイナーズ・インクのシール・インレットのご案内をいたします。

■豪華な寝台特急「カシオペア」

1988年3月に開通した青函トンネル。「一本列島」の大きなポスターが駅に貼られていました。それにあわせて登場したのが上野~札幌間の寝台特急「北斗星」。
航空機ならば1時間半のところを一晩かけて走るわけで、果たして・・・という心配があったようです。しかし、その不安は吹き飛び、当初2往復だった定期列車はすぐに3往復に、そして臨時「エルム」まで登場するほどの盛況ぶりでした。
運行当時、A寝台個室「ロイヤル」が人気を呼び、1ヶ月前の10時には寝台券の争奪戦が繰り広げられました。また、開放式寝台と同じ料金で休める「ソロ」「デュエット」も人気でした。同じ料金ならば個室寝台車にしたいのが世の常。というわけで、順次開放式寝台車は個室化が進みました。
さて、好評のうちに運転されている「北斗星」をグレードアップして・・・という話が持ち上がりました。それにこたえて青函トンネル開業10周年を過ぎた1999年、完全新製車のE26系が登場しました。列車名は「カシオペア」と命名。車体はステンレス製、近郊形ダブルデッカーグリーン車の経験を生かして、ダブルデッカーとなり、寝室と居間が別れた「カシオペアデラックス」「カシオペアスイート」が誕生。また、2人用通常タイプの「カシオペアツイン」も用意されています。いずれもA寝台扱いでお値段は少々・・・ですが、「旅を楽しむ列車」と考えれば・・・という考えに落ち着きそうです。また、ラウンジ車は豪華になり、流れる車窓を楽しめます。アメリカのアムトラック「カリフォルニア・ゼファー」もそのような存在であり、ステンレス製の車体とともにアメリカのにおいがしているかもしれません。
今回は、カトー製「カシオペア」が入荷しています。牽引機のEF510も基本セットに含まれます。
下記のページで販売中です。
(N) 10-833 EF510+E26系「カシオペア」 4両基本セット
(N) 10-834 E26系「カシオペア」 3両増結セットA
(N) 10-835 E26系「カシオペア」 6両増結セットB

室内灯も販売中です。夜行列車なので、部屋の明かりを消して走らせて下さい。
(N) 11-208 室内灯セット E26系用 6両分入
フル編成の場合、2セットご用意下さい。

■ミステリー列車にさようなら。シール・インレットです

そういえば、JR西日本の岡山地区ではこんな問題が10年くらい前に起こりました。
「どこに行くのかわからない」・・・。実は、ローカル用の115系は横サボを使用していたのですが、「岡山→姫路←糸崎」とか訳がわからないという意見があり、また、行先サボを交換する要員の手間や人件費が問題となりました。
どのみち、駅の案内表示器もあるし、時刻表にも行先が表示されているので、横サボをやめても問題はない・・・ということで、横サボを廃止しました。
ところが・・・。いざ廃止すると「どこへ行くのかわからない」という苦情が殺到。岡山駅からは糸崎、姫路、赤穂、新見、宇野、高松・・・と四方八方に路線が延びており、特に、岡山~倉敷間では山陽本線と伯備線が同一ホームに発着するので、訳がわからない事態となりました。岡山支社では「駅の時刻表や案内表示をみてくれ」と答えていましたが、結局、115系の側面にLEDの行先表示器を付けて解決しました(前面の表示器を使ったら・・・と個人的に思ったのですが、そこは「汽車」の伝統なのでしょうか)。
あってもなくてもよさそうに見える「行先表示器」。でも、やはり重要なのです・・・。
お手持ちのNゲージの車両も「ミステリー列車」でしょうか。メーカーによっては行先表示器のステッカーは同梱されていません。
・・というわけで、ジオマトリックス・デザイナーズ・インクのシール、インレット(金属インレタ)のお取り扱いをしています。

2011年6月発売予定分のご予約受付中です。
新世代電車第一号。209系用です。いずれも幅広の500番台用です。
(N) J8127 209系 京葉線
12月改正で誕生した外房線直通快速も収録しています。

(N) J8128 209系 武蔵野線
こちらは、大宮直通の「むさしの」「しもうさ」も収録しています。

(N) J8129 209系 京浜東北線・総武線
京浜東北線の快速も収録されています。

今度はE231系用です。
(N) J8148 E231系 山手線・常磐快速線
山手線は全車4扉車編成にも対応しています。また、常磐快速線は我孫子で分割する「我孫子・取手」「我孫子・成田」も収録しています。

(N) J8149 E231系 総武線・東西線
総武線は早朝・深夜でないと見られない「立川」「武蔵小金井」など、東京メトロ・東西線は普通から快速・通勤快速(西船橋~浦安間ノンストップ、以降各駅停車)まで収録されています。
しかし、東西線ほど雰囲気の変わった路線はないかと思います・・・。開業したときは一面田んぼや漁村の中を一直線に走っていましたが、今や東京都心の大手町まで乗り換えなしの通勤路線になってしまいました。何もないところに鉄道新線を作るとこうも変わるのか・・・と思いました。余談。

名無しの権兵衛はいやだ・・・。車番インレット(金属インレタ)のご案内です。
機関車用が発売されます。
(N) J1005 機関車用バラ文字[A]
(N) J1006 機関車用バラ文字[B]
(N) J1007 機関車用バラ文字[C]
(N) J1008 製造銘板(銀)

キラリと輝くJNRロゴサイン。
(N) J2016 JNRロゴサイン

その他、ジオマトリックス・デザイナーズ・インクのシールです。お好きな行先でお楽しみ下さい。

重連運転もおまかせ。253系・E259系「成田エクスプレス」用です。
(N) J8120 253系・E259系 フィルムシール
カトーのE259系は「成田エクスプレス 成田空港 (1~6号車)」が印刷済、トミックスのE259系は行先シールが入っていませんが、これならば、重連(7~12号車)でも、「池袋/横浜行き」もOKです。

関空・紀州路快速、新快速、直通快速、丹波路快速・・・223系・225系用です。
マイクロエースから223系が再生産予定です。より美しい行先表示にしてリアルな車両を演出したい方、また、カトーの225系は「新快速 姫路」が印刷済となる予定です。やはり上り向きのクモハ225を先頭にしたい方・・・「新快速 長浜」でもお楽しみいただけます。
(N) J8901 223系/225系 フィルムシール ベータ版

その他、ジオマトリックス・デザイナーズ・インクのシール・インレタは下記のページで販売中です。
ジオマトリックス・デザイナーズ・インクのシール・インレタ

最後に・・・。
パンタの取り付けに威力を発揮するステッカーです。
富士川車輌工業の配管ステッカーです。パンタの取り付け穴が印刷してあります。2つ穴はともかく、最近流行のシングルアームパンタは4つ穴のものが多く販売されています。この穴あけが結構大変で、ずれたら目も当てられません。その問題を解決するシールです。
(N) J6191 パンタグラフ変換・パンタ台座治具ステッカー
10枚入りです。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

【Nゲージ】キハ40系 Assyパーツご予約受付中です

ご利用ありがとうございます。

このたび、カトーのAssyパーツのお取り扱いを始めました。
まだまだ数は少ないですが、順次増やしていく予定です。

本日は、キハ40系Assyパーツのご予約についてご案内いたします。

■あなただけのキハ40系を創って下さい。キハ40系Assyパーツ

このたび、カトーからキハ40系各種が発売されますが、「こんなキハ40があったらいいな・・・」という思いもあるかもしれません。
Assyパーツを使って、車両を作り上げるという方法も紹介されていますが、そこまでいかずとも、いろんな楽しみ方ができようかと思います。

【おことわり】
あくまでも一例です。加工はお客様自身で行って下さい。
他にもいい方法があるかもしれません。
失敗しても弊社ならびにメーカーは責任を負いません。

たとえば・・・。
■「モーター付きのキハ48を作りたい」
・・・キハ47 0と連結をすればいいのですが、やはりキハ48同士で2両編成を組ませてやりたいものです。敦賀のキハ48は北陸本線 敦賀~米原、湖西線 近江塩津~近江今津と湖北地方のローカル輸送で使われていました。キハ48のみの2両編成で使用されていました。
あるいは、美濃太田では高山本線、越美北線、太多線などで使用されていました。
現在も、JR東海カラーになって活躍しています。

キハ48の完成品に・・・6020B動力ユニット、6048ZD1キハ58動力台車DT22(2ヶ)を用意するとモーター化ができあがりです。ライトユニットはキハ48完成品から抜き取ってご使用下さい。
足回りは余ってしまいますが、まあ、必要に応じて交換してご利用下さい。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 6020B キハ47 動力ユニット
(N) 6048ZD1 キハ58 動力台車 DT22 (トラクションタイヤ付き)
※台車は1ヶ(片側)入りです。2ヶご用意下さい。

■「アクアライナー」をパワーアップしたい。
キハ47形「アクアライナー」は重連運転を考慮して動力台車にトラクションタイヤが付いていません。
動力台車をトラクションタイヤ付きに交換すれば・・・。パワーアップができようかと思います。

(N) 6048ZD1 キハ58 動力台車 DT22 (トラクションタイヤ付き)
※台車は1ヶ(片側)入りです。2ヶご用意下さい。

ついでに・・・。
「アクアライナー」のキハ47にはトイレなしのキハ47 9031(元キハ47 1031のエンジン交換車)も存在します。せっかくならば、トイレなしも組み込んでみたいもの。
デカール発売中です。
(N) キハ47 香椎線新色 Nゲージデカールセット
たぶれっとのデカールです。下地の白と前面の青を塗ってからデカールを貼り付けて下さい。
なお、実車のクーラーは屋上に放熱器が取り付けられています。各自工夫して下さい。

■「優先席」を再現したい。
JR九州では「優先席」が設置されています。その箇所にはステッカーが貼ってあります。
スタイルは九州独特のものです。
(N) 6090-1E1 キハ47 アクアライナー シール
優先席も収録されています。415系、813系、817系・・・などにも貼られています。

使用例です。
クハ411-103

あわてて撮ったので、ホーム越しですが、こんな感じで優先席シールが貼られています。
・・・よく見たら・・・。「クハ411 103」と客車や気動車のようなナンバーになっています。工場のミスなのでしょうが・・・。恐らく。

キハ40系以外でも楽しめる汎用パーツです。
■「61-11」以降の基本スタイルです。列車無線アンテナ
国鉄時代最後のダイヤ改正である1986年11月改正。このときから防護無線の使用を開始しており、運転席のある車両には無線アンテナが取り付けられました。
国鉄形車両に取り付けるのも楽しいかもしれません。
(N) Z03-0240 ED75 列車無線アンテナ
キハ40系で使用されていますが、商品名のようにいろいろな車両で使えます。

■前面を引き締めるホロ
気動車用のホロですが、電車でも使えようかと思います。
(N) Z06-0227 キハ40ホロ

その他、681系のAssyパーツです。
■「ホワイトウイング」も楽しめます。
681系は大阪~富山の「サンダーバード」の他、越後湯沢~金沢の「はくたか」にも使用されています。「はくたか」の車両には「ホワイトウイング」のロゴが貼られています。
今回生産の681系からは「ホワイトウイング」のロゴが収録されています。
681系用シールです。以前の製品をお持ちの方もご使用下さい。
(N) 4266SE1 681系 サンダーバード シール

■3両単独で走らせて下さい。動力ユニットです。
681系「サンダーバード」は末端区間では3両編成で走ります。9両フル編成で走らせられないならば、末端区間ということにすればOKです。
(N) 4269B サハ681-200 動力ユニット
(N) 4269ZD1 サハ681動力台車
動力台車は1ヶ入りです。ご注意下さい。

最後に・・・。
EF510 北斗星をグレードアップ。緑色の碍子セットです。
(N) 28-146 EF510 500緑色碍子セット

Assyパーツは順次お取り扱いを拡大いたします・・・。

好評発売中です。数が残り少なくなってきました。品切れの際にはご容赦下さい。
■三軸台車が軽快な印象を醸し出すEF62。
(N) 3058-1 EF62 前期形

■夜行列車シリーズ第二弾。上野~長野・直江津の夜行急行「妙高」です。
(N) 10-563 急行「妙高」 6両基本セット
(N) 10-564 急行「妙高」 4両増結セット

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。¥

【Nゲージ】カトー EF81 300、リトルジャパン 名鉄3900系入荷しました

ご利用ありがとうございます。

KATO 3067-1 EF81 300

本日は、カトー EF81 300、トミックス 長良川鉄道、リトルジャパン 名鉄3900系キットが入荷しております。順次ご案内してまいります。

■関門の船頭さん EF81 300

本州と九州を結ぶ関門トンネル。第二次世界大戦中の1942年に開通し、以来、重要な役割を果たしています。実は、世界初の海底トンネルであるということは知られていないようです。
トンネル内は完成時から直流電化され、EF10形が使用されていました。しかし、九州島内が交流電化されることとなり、1961年に門司駅構内に交直流のデッドセクションが設けられ、EF30形が登場しました。22両が製造されましたが、1970年代に増発を行うために機関車が必要となりました。
その際、EF30を追加製造するのではなく、すでに日本海縦貫線などで実績のあるEF81形が登場しました。車体は海底トンネルを走行するために腐食防止のためにステンレス製としました。また、電気暖房装置は省略されたため、300番台に区分されています。
4両製造され、1978~86年に301・302号機は常磐線の内郷機関区に転属。ローズピンクに塗られてしまいました。残る2両はずっと門司機関区に所属し、ステンレスの輝きもそのまま活躍しています。
今回はEF81 300が発売されました。
ステンレスの車体であり、国鉄時代の姿を再現しています。近日発売予定の24系25形「富士」はもちろん、20系「あさかぜ」、14系「さくら」などブルートレインから、貨物列車まで幅広く牽引させて下さい。メーカーとしては、「富士」がピッタリと宣伝しておりますが、決してそれだけしか牽引していなかったわけではありません。
また、スノープロウを取り付けて、貸し出し時の姿にするのもいいかもしれません。
(厳密にはJRマークが必要ですが・・・。まあ、そのあたりは雰囲気ということで。)

なお、数に限りがございます。お早めに。
(N) 3067-1 EF81 300(銀)

Tomix 2638 長良川鉄道 ナガラ3形 304号

■第三セクターのLE-DC。長良川鉄道ナガラ3形

少し前に赤字ローカル線の転換としての第三セクター鉄道第一号の三陸鉄道を取り上げましたが、同鉄道の成功により、各地で「おらが鉄道」:第三セクターの鉄道が誕生しました。
長良川鉄道もその一つで、国鉄越美南線(美濃太田~北濃)を1986年に転換。富士重工製のレールバスが走り始めました。しかし、バス用の部品を多用したために、製造後10年も経過すると各部に傷みが目立ち始めました。そこで、1998年から鉄道用ボディを使用した「LE-DC」に置き換えを開始しました。メーカー側で標準仕様を策定し、会社によって塗装や細部をカスタマイズするバスのようなレディメイド車両となっています。車体は16.5m級で、会社によって長さが変わります。同型車は岐阜県内では、明知鉄道、樽見鉄道、はたまた兵庫県では三木鉄道(廃止後は北条鉄道、樽見鉄道、ひたちなか海浜鉄道に譲渡)、滋賀県の信楽高原鐵道などで見られます(明知鉄道、信楽高原鐵道は15m級、樽見鉄道は同じ16.5m級、三木鉄道は18m級です)。
ナガラ3形と命名され、赤一色に塗られ、ドアの横に車両ごとに花のイラストが描かれています。
7両が製造され、長良川鉄道の主力となっています。
※番号が300番台なので「300形」と思われがちですが、3形です。
今回は、301号車、304号車が発売されました。ミニカーブ通過対応、ヘッドライト・テールライト点灯、そして室内灯も標準装備されています。机の上にミニカーブレールを敷いて食後の息抜きも楽しいかもしれません。

下記のページで販売中です。
(N) 2637 長良川鉄道 ナガラ3形 301
(N) 2638 長良川鉄道 ナガラ3形 304

最後に・・・。

■名鉄釣り掛け車の最後を飾った3900系

先日、名鉄瀬戸線の6750系が4000系の登場により引退。これで、名鉄から吊り掛け電車が消滅しましたが・・・。実はこの足回りというのが今回ご紹介するAL車(OR車)3900系(他にも3850系)でした。1編成だけ2+2だった6751・52編成の足回りは名鉄最後の吊り掛けでの完全新製車・3900系の第4編成でした。
本題ですが・・・。
1950年代に入り、世の中が落ち着いてくると、名鉄でも名古屋本線の特急用として新車を投入することとなりました。1951年に3850系が登場。固定式クロスシートで張り上げ屋根。モハ52系広窓流電のような大きな窓。規格型の3800系から見れば「ここまで復興したものだ」という仕上がりでした。10編成20両が製造されました。3900系はその翌年(1952年)に増備車として登場しました。
スタイルは3850系とあまり変わりませんが、室内に蛍光灯を備え、明るい車内は大好評でした。
走り装置は吊り掛け駆動ですが、そろそろ乗り心地のよい台車作りを目指して各社研究を重ねていた頃で、雨後の筍のように新型台車が続々と登場しました。その中で、ドイツで開発された「ゲルリッツ形」を採用。軸箱上に板バネ、両側にコイルバネを配した構造は、吊り掛け電車の中ではどっしりとした乗り心地がします。ちなみに、3900(3850)系のFS107形台車は、現在もえちぜん鉄道の2101形(元阪神の5231形)で使用されており、朝夕ラッシュ時を中心に独特の乗り心地が味わえます。
3900系はMc-Tcの2連×3編成が1952年に登場。好評のため、1953年には中間車T-Mを2両挿入して4両化が行われました。そして、1954年には国鉄に本格的に対抗するための名鉄初の高性能車・5000系(初代)に採用する機器類のテストをかねて第4編成が登場。こちらはTc-M-M-Tcとなっており、発電ブレーキも搭載。機器類も分散配置されており、Tcにパンタが付いている異色のスタイルとなりました。
そして、3900系第4編成で来たるべき高性能車のテストを行い、ブラッシュアップして・・・。1955年に丸みを帯びた流線形の車体・転換クロスシートであっといわせた5000系が登場することとなり、名鉄の吊り掛け電車は3900系が最後となりました(くどいようですが、改造車は除く)。

ゆったりとしたサイドビューで、比較的遅くまで支線直通列車にも使われていたAL車(OR車)のトリを務めた3900系。今回は第1~3編成がプロトタイプのものが発売されます。リトルジャパンの名鉄AL車シリーズと同じく、ベースキット社による板キット。サービスパーツにはク2903の高運転台前面、第4編成の抵抗器パーツも付属しています。車体のみの板キットですので、動力・台車などは別途ご用意下さい。なお、台車は夏頃発売予定とのことです。入荷次第ご案内する予定です。
また、インレタも同時発売されています。お忘れなく。
(N) 613 名鉄 3900系 晩年仕様 未塗装キット 4両セット
(N) B-005 名鉄 3900系・3850系その2 インレタ

本日は以上です。それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。