【JAM】 おとなの工作談義のフォロー (クハ104-551)

ご来店ありがとうございます。
8月16日(金)~18(日)の3日間、JAMの「おとなの工作談義」に参加してまいりました。
たくさんの方とお話ができ、楽しめました。
どうもありがとうございます。

「おとなの工作談義」の中で、1点フォローをしておきます。

クハ104-551

105系(103系改造車グループ)の中で、「常磐線のクハ103-1000が奈良にやってきた」というくだりがありました。
上の写真が説明用に出てきておりましたが…。

実はこれは「クハ104-551」で、「常磐線のクハ103-1000」の転用ではありません。

来歴を話せば長いのですが、信じられないようなことをやっている車両ですので、フォローをしておきます。

1984年に奈良線・和歌山線が電化されました。このときに、常磐(緩行)線から103系1000番台がやってきました。
2両編成ですので、大量に運転台取付が発生。1M方式になったので、105系に改番されています。また、元々先頭車だったクハ103-1000も活用されました。
この中に、クハ105-7というものがいました。改造前はクハ103-1032でした。
幌枠取り付け、貫通扉整備などを行っています。その後、AU75方式で1985年に冷房改造を受け、床下にMGを積んでいます。
このままJR西日本に引き継がれました。

ところが、1990年に桜井線で踏切事故を起こしてしまいます。踏切事故というとだいたいは踏切内でクルマが立ち往生して前面大破というものですが、ダンプカーとの側面衝突でした。見事に側面が吹き飛んでしまい、車両は現地解体。
これにより、クハ105(104)が1両必要になりました。
そこで、モハ102-385を活用。電装解除の上、先頭車化してクハ104として編成を組ませることにしました。
この時代、先頭車化は「運転台ブロック」方式が主流。パンダ顔の運転台ブロックを新製して取り付けると思いきや…。

なんと、事故廃車になったクハ105-7の運転台部分を活用。
一見すると、クハ105に見える車両が出てきました。
「運転台取り付け車」なので、クハ104。4扉車なので500番台。通常の500番台とは顔が違うので+50。で、クハ104-551なる珍車が登場しました。タネ車は非冷房だったため、WAU102方式で冷房改造。もう、地下鉄にも乗り入れないので車両限界が通常サイズですが、ステップはクハ105-7譲りの埋込形(ここもタネ車から流用)。冷房用電源はSIVではなくMG(ひょっとしたらこれも流用品?)。

現在は青緑色になって和歌山線・桜井線で活躍しています。

…というのをツッコミ忘れました。フォローしておきます。
スライドをパッと見ただけでは普通のクハ105かと思ってしまいましたが、あとからよく考えると…というやつでした。

まあ、EVOキットで103系1000番台が出ればやってみたい車両の一つではないかと思います。
第二弾、第三弾も構想はあるのか、ないのか。気になるところです。

それでは。