工作・加工,雑談・実物情報

ご利用ありがとうございます。

新快速からは撤退したものの、まだまだ元気に活躍する221系。
Nゲージの世界でも定番的な存在です。

製品は登場して間もない頃の設計であり、今から見ればLEDが暗いとか、色が黄色いとかいう点が不満点の一つかもしれません。

というわけで、ライトLEDの交換をしてみました。

LED交換

左が交換前、右が交換後です。このサイズのLEDがあれば手っ取り早いのですが、どうもなさそうです。
というわけで、チップLED(3020←3mm×2mmという意味)に交換してみました。

221系ライト交換

ヘッドライトです。左が製品のまま、右が交換したものです。

LED交換

テールライトです。

問題は遮光ですが・・・。まあ、カメラで撮ると大げさに写ってしまいまして。
あとは、歩留まりの話です。チップLEDのハンダ付けは大変です。正直言いまして。

さて、この特製品を販売するか・・・。検討中です。
(写真は前回ロット品です。)

なお、221系は12月頃発売予定です。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-435 221系 4両基本セット
クモハ221-モハ221(M)-サハ221-クハ221です。

(N) 10-436 221系 2両増結セット
モハ220-サハ220です。

その他方向幕のフィルムシートもご予約受付中です。製品付属のものよりもリアルに仕上がっています。
(N) J8205 221系 種別表示 フィルムシール
種別表示です。
行先表示はJ8901Xをご利用下さい。
(N) J8901X 223系/225系/321系 フィルムシール (冨士模型オリジナル製品)

それでは。

雑談・実物情報

ご利用ありがとうございます。

明日 8月17日(金)から19日(日)にかけて、東京ビッグサイトで開催されるJAMに出展いたします。

今回は、
・おとなの工作談義ブース
でんしゃくらぶ 武本 典幸氏、アルファモデル 牛久保 孝一氏、グリーンマックス 大阪日本橋店 嶽部 昌治氏(19日のみ)と私で工作のご相談、実演を行います。
私は主に完成品の軽加工が中心となります。
とれいんに掲載されたものなども展示します。

・13:30~15:00(各日)
クリニック会場で「おとなの工作談義」を開催します。
ブースのメンバーが出演して工作談義を繰り広げます。
内容は・・・実は何もネタは決まっていません。そのときの雰囲気で展開です。

興味のある方はぜひどうぞ。

なお、私は19日(日)はお休みの予定です。あしからずご了承下さい。

また、20日(月)まで、配送業務、お問い合わせのお返事などはお休みいたします。なにとぞご容赦下さい。ノートパソコン(というかモバイル環境)も持っていませんので・・・。

それではJAM会場でお会いしましょう。

新製品・再生産品情報,雑談・実物情報

ご利用ありがとうございます。
本日(8/8)開催されましたカトー・セールスミーティングのレポートをいたします。参考にして下さい。

おことわり
写真は試作品です。変更される場合があります。

キハ181

まずは、キハ181系です。登場時の姿を再現しています。
タブレットキャッチャーがなく、台車がDT36Bとなっています。

キハ181

キハ181形です。全体としてはこんな感じです。

キハ180

キハ180形です。

キハ180 トイレまわり

キハ180形のトイレまわりです。登場時のため、トイレは汚物処理装置がない姿となっています。また、DT36B形台車はこんな感じに仕上がっています。

キロ180

キロ180形です。

キサシ180

食堂車のキサシ180形です。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-1117 キハ181系 初期形 7両セット
(N) 6087 キハ181形 初期形
(N) 6083-5 キハ180形 初期形

E233系 東海道線

続いて・・・。211系を置き換えたE233系3000番台後期形です。
田町車両センター所属のNT9・59編成を模型化しています。
行先表示は「普通 東海道線」が印刷済み(前面は差し込み済み)となっています。

クハE233

クハE233形です。

モハE232-3800

新登場のモハE232形3800番台です。トイレが付いているのが特徴です。

モハE233

パンタ付きのモハE233形です。パンタグラフは通常は片側のみ上昇させています。

モハE233屋根上

製造工場によって異なる屋根上です。
中央のビードが車体全長に通っているのが新津車両製作所製の特徴です。
クーラーはAU725Bトランスポーテック社製です。
検査入場や故障時には別のものと取り替えられることがあります。

ご予約受付中です。
基本編成です。
(N) 10-1114 E233系3000番台後期形 8両基本セット
(N) 10-1115 E233系3000番台後期形 2両増結セット
付属編成です。
(N) 10-1116 E233系3000番台後期形 5両付属編成セット

ツム1000

高原の野菜を運んだツム1000形通風車です。
ドアを開けると・・・。野菜を載せたダンボール箱が見える仕組みとなっています。

ツム1000

分解してみると・・・。こんな感じです。野菜を載せたダンボール箱にご注目。あとは、好きに積荷を工夫するのもいいかもしれません。
※各自工夫。失敗しても責任は負いません。

コキ5000用通風コンテナ

コキ5000用の通風コンテナです。

C56他小海線シリーズはこちらでご予約受付中です。
(N) 2020-1 C56 小海線
(N) 8057 ツム1000 2両入
(N) 8059-1 コキ5500 通風コンテナ積 2両入

続いて、1/80 16.5mmです。

オハネフ25

「北斗星」の客車です。オハネフ25形です。

オハネフ25

オハネフ25形です。

スシ24 500

スシ24形500番台です。厨房の窓が1枚埋まっている現在の姿です。

オロハネ24 550

ロイヤル・ソロのオハネフ24形550番台です。

カニ24形500番台

カニ24形500番台です。

ご予約受付中です。
(16番) 3-515 24系「北斗星」4両基本セット
(16番) 1-565 オハネ25 560 デュエット
(16番) 1-566 スハネ25 500 ソロ・ロビー
(16番) 1-567 オハネフ25 増結用

なお、EF510は好評発売中です。
(16番) EF510形0番台
貨物会社所有の赤いものです。
(16番) EF510形500番台 北斗星色
(16番) EF510形500番台 カシオペア色

で・・・。

EF510 グレードアップパーツ

EF510グレードアップパーツが発売予定です。
パーツセット(1)が信号炎管、列車無線アンテナ、ホイッスルカバー、ジャンパ栓ホース、ヘッドマーク
パーツセット(2)がワイパー、ヘッドマークステー、タイフォン用耐雪カバー、車両番号用メタルシート
の予定です。

ここから先はNゲージに戻ります。写真はありませんが、ご了承下さい。
■12月の発売予定品(JAMで発表分)
ヒントが発表されています。
・大物
・みんながよく知っているJR形
・特急形
・「くろしお」「こうのとり」ではない

■東京メトロ02系丸ノ内線
ヒント
・いずれ、更新車と分岐線は出したい。

■アルプスの氷河特急
・国内に目が行きがちなユーザーを海外に目を向けてもらうアイテムとして製品化。
・実車は1,000mm軌間(いわゆるメーターゲージ)のため、1/150 9mmで設計。
・基本セットは 機関車+客車2両で11,800円~11,900円(税別)程度で、増結セットは 客車4両で 6,000円(税別)程度で発売したいとのことです。
(実車は 機関車+1等車+1等車+バー車+2等車+2等車+2等車の7両編成)
・ベストセレクション的な存在として考えているとのことです。なお、基本セットにはユニトラック2本もセットされる予定とのことです。
・半径150mm/183mmのユニトラックコンパクトにもよくあう車両であること。また、転轍機も検討中とのことです。
・機関車は レイテッシュ側のもので発売予定。

氷河特急(というより急行の方が正しい:メーカー側でもこれは認識しているのですが、一般的に特急で通っているので、商品名も特急としたとのことです)の運転区間は、サンモリッツ~ツェルマット間を約8時間程度で結んでいます。表定速度は約30km/hですので、両者の間は約240km程度という計算になります。
ちなみに、ディサンティス駅で会社の境界となり、サンモリッツ側はレイテッシュ鉄道、ツェルマット側はマッターホルン・ゴッタルド鉄道です。境界駅で機関車も付け替えられています。

余談ついでですが・・・。
全区間乗った場合・・・。
1等車 乗車券 25,600円+指定券 3,700円(閑散期は1,800円)=合計 29,300円(閑散期は27,400円)
2等車 乗車券 15,100円+指定券 3,700円(閑散期は1,800円)=合計 21,800円(閑散期は18,800円)
有名な「ユーレイルパス」は、ディサンティス~ツェルマット間(要はマッターホルン・ゴッタルド鉄道側)は使用できず、同区間の運賃が別途必要です。
1等車 15,500円+3,700(1,800)円=19,200円(17,300円)
2等車 9,100円+3,700(1,800)円=12,800円(10,900円)
・・・
食事をすると、平均6,500円程度かかり、予約をするとプラス1,000円。
おみやげを買って、なんだかんだすると・・・。とんでもない金額になりそうです。まあ、もっともこれを安いと見るか高いと見るかはお客さん次第ですが。
個人的には普通列車のダイヤを調べて乗ってしまいそうですが・・・。
いや、せっかくスイスまで来たのだから、窓を開けて高原の空気を満喫したいところです。弁当を買い込んで、氷河を肴にのんびりと。←18きっぷ病なのかもしれません。というか、スイスに駅弁はあるのでしょうか。

ちなみに、スイスフレキシブルパスというスイス国内乗り放題のきっぷがありますので、スイスだけで周遊するならばこれがよさそうです。運賃が死ぬほど高いわけですが、まあ、これくらい取らないと採算が合わないというわけでして・・・。雰囲気としては、伊豆急(こちらは海沿いですが)あたりでしょうか。もっとも、伊豆急は定期券の利用者がいますが、あちらにはいるのかどうなのか・・・。

まあ、日本でも売れる外国形の展開もおもしろいかもしれません。そういえば、TGVも国内用として販売されていました。あれは、日本の新幹線と並べて走らせるとおもしろかったです。細かいことをいわずに、日本の車両と並べられるのは模型ならではではないかと感じています。

雑談ばかりしてしまいましたが、何かの足しにして頂ければと思います。
それでは。

工作・加工,雑談・実物情報

ご利用ありがとうございます。

準備作業と体調を壊してしまっていましたのでしばらくご無沙汰しておりました。

イベントのご案内です。

JAM出展

毎年、鉄道模型メーカーからアマチュアまで大勢の模型ファンが参加する鉄道模型の祭典「JAM」(日本鉄道模型コンベンション)。
今回、当店も出展することとなりました。

『とれいん』で好評連載中の「おとなの工作談義」の出演者で共同出展します。
でんしゃくらぶ 代表 武本 典幸氏
グリーンマックス・ザ・ストア 大阪日本橋店 店長 嶽部 昌治氏
アルファモデル 牛久保 孝一氏
との共同出展です。

8月17日(金)~8月19日(日)のうち、17日(金)、18日(土)を担当します。

今回はタイトル通り、「工作談義」をいたします。
模型から実物まで。みなさまのご来場をお待ちいたしております。

日時・会場
8月17日(金) 12:00~19:00
8月18日(土) 10:00~19:00
8月19日(日) 10:00~17:00
東京ビッグサイト東館 第4ホール
(ゆりかもめ 国際展示場正門、りんかい線 国際展示場、都営バス 東京ビッグサイトが最寄り駅です)

※物販はございません。ご了承下さい。

さてさて・・・。談義のネタはどうしましょうか・・・。いろいろ考えておりますが・・・。リクエストがございましたら、お気軽に。参考にいたします。
(※リクエストがすべて反映されるとは限りません。ご了承下さい)

雑談・実物情報

ご利用ありがとうございます。

アーバンライナー

今日は土曜日・・・というわけで、雑談めいた話をしましょう・・・。

事務所は京田辺市にあり、京阪、JR、近鉄が近くを走っています。
それゆえに、これらのお問い合わせも来ることがあります。

・・・と思ったら、アーバンライナーをなおして欲しいというご依頼が。
以前は”主力”としてガンガン走らせていたが、しばらく鉄道模型を休んだあとに、押入から引っ張り出したらこうなっていたとのことです。で、買ったお店はつぶれてしまっていて・・・。

ライトも点灯するし、何とか走るし・・・。まあ、せいぜい清掃や注油したらどうにかなりそうです。

が、よく見たら・・・。

ガラス割れ

ガラスが割れています。
これをどうにかすれば、メーカー送りにしなくてもすぐに直るようです。
編成中の他のパンタグラフも破損していますが、これは汎用品(阪急用のパンタ)で直りそうです。
何でもかんでもメーカーに依頼していると、時間がかかるわ、費用はかかるわ・・・。
こちらでできるものはやるというのも一つの考え方ではないかと思います。
ひょっとしたら、これが巡り巡って価格上昇の一因になるかもしれません。

で、ガラスを確保してどうにかなりました・・・。

ヘッドライト

とりあえず、交換しようとしたら・・・。
「ヘッドライト、どうにかならないの?」
設計が古いのでライトが緑色のLEDになっています。

連結面

「室内灯も電球だし・・・」
「連結器も昔のままだし・・・」

・・・難しそうですが、どうにかなるかもしれません。

本来は修理だけでしたが、この車両をどうにかグレードアップできないかという話になりました。

まあ、出荷業務の合間を見てなので、時間は頂きますよと伝えていますが・・・。

しかし、カトーのアーバンライナー。20年以上前に登場した商品ですが、いまだ古さを感じさせません。実車の雰囲気をよく表現していると思います。
壊れた部分をなおし、ライト類をどうにかすれば、立派に再生するかもしれません。

・・・まあ、古い車両の再生作業は難しくもあり、ここが腕の見せ所なのでしょうかねぇ・・・。

※この顛末は依頼人様の許可を得て掲載しています。

雑談・実物情報

ガラス越しの方向幕

※クリックすると拡大します。

ご利用ありがとうございます。方向幕ステッカーのご案内をいたしましたところ、こんなご質問(あるいはご意見)を頂戴いたしました。

「方向幕のステッカーを貼るのはいいけれど、イベント列車みたいだ。どうにかならないのか。本物はガラスの内側に方向幕が付いているのだけれど。」
・・・
この言葉を聞いたときに、正直言って「イベント列車みたい」という意味がわかりませんでした。しかし、「イベント列車」という意味を考えていくと・・・。
「なつかしの○○号」「さよなら○○号」といったイベント列車の側面方向幕を見ると、方向幕のガラスの上からステッカーを貼っているというケースが多く見られます。この場合、ガラス越しではないので、何か変だ・・・ということを感じておられるようです。

というわけで、回答になるかわかりませんが、こういうやり方はどうでしょうか・・・というネタをご紹介します。

※おことわり
あくまでもみやこ模型の管理人の考えです。他にもよい方法があるかもしれません。
失敗しても弊社は責任を負いかねます。
車両は手持ちのものです。非売品です。
(ラウンドハウス 10-919 201系「四季彩」タイプをもとに、川側の窓を一段に加工したものです)

まず・・・。「ガラス越し」ということから、透明の素材を用意すればよいと考えました。
真っ先に思いつくのが0.2mm厚の透明プラ板です。が、ちょっと厚いかもしれません。
側板からガラスがはみ出ては意味がありませんので、薄いものを探してみました。

セル板

アニメで使う「セル板」です。今はアニメはコンピュータで製作されることが多くなったようですが、画材店に行けば手に入ろうかと思います。このセル板はプラ板に比べて透明度が高く、薄いので何かと使えるかもしれません。
写真のサイズは230×265mmで厚さは0.165mmです。
10枚入りで約900円~1,000円程度です。
手元にこれがあったのは、かつて真鍮キットが全盛だった頃に、窓セル板として愛用していたからです・・・。10枚もあれば、一生ものかもしれません。
余談ながら、薄く青色に塗れば、阪急2800系や小田急1000形の戸袋窓(熱線吸収ガラス)になります。もちろん、薄緑色にすれば、最近の電車のガラスとしても利用できようかと思います。

セル板の切り出し

※クリックすると拡大します。

前述のセル板を方向幕の窓の大きさに切り出します。
作例のラウンドハウス201系「四季彩」タイプですと、1mm×4mm程度です。角を少し落としておくと万全です。この段階でちゃんとはまるかどうか寸法をチェックして下さい。

木工用ボンド

接着には・・・。プラ用接着剤とかゴム系接着剤・・・。いえいえ、跡が目立ちやすいのと、失敗をするとリカバリーが利きません。色が落ちたら悲惨です。
なので、今回は木工用ボンドを使用します。ほんの少しだけ薄めると、接着剤が流れやすくなります。

接着剤を塗布

木工用ボンドを爪楊枝に付けて・・・。フチに塗ります。

できあがり(上)、加工前(下)

※クリックすると拡大します。

で・・・。ピンセットでセル板をはめ込めばできあがりです。

写真の上がセル板を貼ったもの、下が貼っていないものです。
「ガラス越し」の雰囲気が出ていようかと思います。
クリックして拡大すると雰囲気の違いがよくわかろうかと思います。

今回は、201系=方向幕車でやってみましたが、LEDの車両でも、表示器はガラスの内側に付いています。今回は、4両8箇所で写真を撮りながら作業して30分もかかりませんでした。夕食後の息抜きとしてもいいかもしれません。

というわけで、回答になったかどうかはわかりませんが、こういう手もあります・・・ということでした。

新製品・再生産品情報,雑談・実物情報

嵐電モボ624+633

ご利用ありがとうございます。
あまりネットや雑誌などで見かけない(と思われる)京福電鉄嵐山線(嵐電)のミニレポートをお送りしましょう。
案外地元の電車というのは何かがないと撮らないというわけで、新車も入らない、せいぜい、塗装変更が始まった・・・気が付いたら紫色が増えていて、細かいところが変わってきている・・・という「撮れるときに撮っておけ」という後悔と反省と忘備録を兼ねたレポートです。

京福電鉄嵐山線は、四条大宮~嵐山の嵐山本線(7.2km)と北野白梅町~帷子ノ辻の北野線(3.8km)があり、合計で11.0kmの路面電車です。路面電車といっても、西大路三条~山ノ内、嵐電天神川~蚕ノ社、太秦広隆寺付近が路面であとは専用軌道となっています。
車両は、大別すると モボ101形・301形、モボ501形、モボ611形・621形・631形、モボ2001形に別れます。車両中心のレポートですが、ご笑覧下さい。

おことわり
2011年4月9日、12日現在の資料です。事実誤認やその後の変化がある場合もございます。これを参考にして失敗しても責任を負いかねます。
また、京福電気鉄道様など鉄道会社様とは関係がございません。お問い合わせはなさらないようにお願いいたします。

形態分類をするに当たって重要なポイントを・・・。
■制御器・・・基本的にGE/東芝のPC系を使用しています。モボ631形は叡電デナ21発生品を使用していました。現在は、三菱製の単位スイッチ式に取り替えが進んでいます。取り替え車は抵抗器が屋上に移設されています。
※モボ2001形はVVVFの完全新車であり、この原則からは外れます。

モボ631形抵抗器

クーラーの左側に小さな箱がありますが、これが抵抗器です。制御器を交換していない車両は抵抗器は床下のままであり、このような箱は乗っていません。

■台車
KL15
日立製のKL15です。1972年製のモボ301形、1975年更新のモボ101形がこの台車です。

KS46L

住友金属のKS46Lです。ウイングバネ式で、類似のものが大阪市電で見られましたので、「大阪市電形」といった方が通りがよいかもしれません。モボ111形→モボ611形が履いていた台車ですが、乗り心地の問題とコロ軸化改造ができないために2両を残して取り替えられました。

BWE12

イコライザー式のBWE12形です。いわゆるボールドウイン形で、旧型電車ではよく見かけるタイプです。モボ121形→モボ501形・モボ621形が履いています。こちらも振り替えや交換が行われています。

FS93

新製されたFS93形です。モボ631形の他、モボ611形でも見られます。なお、モボ2001形も類似の形態ですが、こちらは交流モーター・カルダン駆動のためFS94となっています。

そのほか、クーラーがステンレスキセになったもの、パンタグラフが京都市電発生品のZパンタからシングルアームパンタに交換されたものが存在します。

では、車両ガイドです。

モボ301

1971年に登場したモボ301形です。301・302の2両がいます。
乗客が増加したため、手持ちの電装品を集めて、車体を武庫川車両で製造して登場しました。トロリーポール時代最後の新車です。全国的に路面電車が廃止されていた中、嵐電初の全金属製車体で登場したため注目されました。
登場時は非冷房でしたが、1988年に冷房改造されています。
なお、2007年に乗客減のため2両とも休車となりましたが、2008年に地下鉄東西線太秦天神川開業による乗客増のため、301が復活しました。
2両とも旧塗装をまとっています。

モボ101

いわゆる嵐電旧型車スタイルを確立した1929年製モボ101形を1975年に車体更新したモボ101形です。車体はモボ301形と変わりません。
ちょうどZパンタ化が行われた直後の更新車です。
1990年には冷房改造が行われています。

カラーリングは下記の通りです。
101・・・八つ橋広告車
102・・・旧塗装
103・・・旧塗装
104・・・八つ橋広告車
105・・・旧塗装
106・・・もり広告車(漬物店)

モボ501

続いて、モボ501形です。
嵐電旧型車スタイルのモボ101形は車体更新されましたが、111・121形は未更新のまま残っていました。しかし、冷房化の要請もあったことから1984年から4両がモボ111・121形の車体更新として登場しました。
扉配置はワンマン運転を考慮して前中式になりましたが、乗客の流れがよくないことからこの形式のみで終わりました。
カラーリングは写真のような明るい緑系のツートンカラーで登場しましたが、502は旧標準色(濃いめの緑)に塗り替えられています。
2000年に503、翌年に504は廃車、501・502が在籍しています。
扉の位置が異なることなど運転取り扱い上の理由からラッシュ時や観光シーズンに出てくるという予備的な存在となっています。また、台車は501がKS46L、502がBWL12です。
最近では モボ611形でも台車がオリジナルのKS46Lのままの611・615と半固定編成を組むことが多いようです。
←四条大宮 501+615 502+611

501・・・明るめのカラー、台車KS46L
502・・・嵐電旧塗装、台車BLW12

モボ611

続いて、モボ611形です。モボ121形更新のモボ621形に続き、1990年~96年に6両が登場しました。「611」の2桁目の「1」はモボ111形の更新車であることを示しています。

写真はオリジナルの形態を残すモボ611です。台車はKS46Lです。予備的な存在で、モボ502と半固定編成を組んでいます。このほか、615も同形態です。

モボ612

台車がモボ501形発生品のBWL12に交換されたモボ612です。

モボ613

台車が新製のFS93に、制御器も三菱製に交換されたモボ613です。クーラーの後に抵抗器の箱が見えます。
なお、モボ614は台車がFS93に、制御器は未交換です。

このほか、モボ616が在籍しています。台車はFS93、制御器は三菱製に交換済、さらにシングルアームパンタ化、ステンレス製のクーラーキセへの交換がなされています。2011年3月に検査を受けている模様ですが、なぜか旧塗装で出場しています。今後の動きが気になるところです。

モボ616

※写真は台車・制御器・パンタ交換前のものです。2009.11.3撮影ですが、ご容赦下さい。

モボ611形まとめ
611・・・新塗装、台車KS46L、制御器原形
612・・・新塗装、台車BWL12、制御器原形
613・・・新塗装、台車FS93、制御器交換
614・・・新塗装、台車FS93、制御器原形
615・・・新塗装、台車KS46L、制御器原形
616・・・旧塗装、台車FS93、制御器交換、シングルアームパンタ、クーラーキセステンレス

モボ624

続いて、モボ621形です。
1990年からモボ121形を更新して誕生しました。モボ501形は全中扉でしたが、モボ621形は前後扉になっており、これが新しい嵐電スタイルの決定打となりました。5両+2両(モボ26・27:後述)が登場しました。

台車はBWL12です。また、制御器・パンタは全車未交換です。

モボ621+625

621+625です。混色編成も移り変わりの時期ということで見ることができます。

モボ621形まとめ
621・・・新塗装
622・・・新塗装
623・・・新塗装
624・・・新塗装
625・・・旧塗装

モボ27

レトロ調のモボ27です。タネ車はモボ121形であり、原則からいくと127になるのですが、車番もレトロ調ということで、27になっています。
1994年に平安遷都1200年記念で登場したレトロ車です。26、27が登場しました。26は茶色に金の縁取り、27は同じく銀色になっています。
台車・制御器・パンタは未交換です。

モボ21形まとめ
26・・・茶色に金の縁取り
27・・・茶色に銀の縁取り

モボ631

モボ631形です。路面電車には珍しい制御車であるク201形の更新車です。
電装品は予備品を流用。制御器は叡電デオ21の流用、台車はFS93を新製となっています。1995年から3両が登場しています。2008年までに制御器は新品に交換され、抵抗器は屋上に移設、現在、3両ともイベントカラーとなっています。また、クーラーは631と633がステンレスキセに交換されています。
631は「江ノ電号」です。江ノ電・嵐電の姉妹提携記念で2009年に塗り替えられ、当初2011年3月までの限定カラーでしたが、好評のために4月以降も運転継続中です。車内の広告は江ノ電にちなんだものになっています。

モボ632+633

前が632、後が633です。
632は「化け電」として、妖怪のキャラがラッピングされています。
妖怪の衣装を着て電車に乗れば「50円」という「化け電」イベントも時折行われます。

モボ633

先ほどの編成を逆サイドから。モボ633は「福」号としてラッピングをされています。

モボ631形まとめ
631・・・江ノ電号、制御器交換、クーラーステンレスキセ
632・・・化け電、制御器交換
633・・・福、制御器交換、クーラーステンレスキセ

このほか、2001年に登場したモボ2001形が2両在籍していますが、撮影日当日は入庫していました。VVVF制御、全電気指令ブレーキのため、他車との混結ができなくなっています。なお、パンタグラフはシングルアームパンタです。

モボ2001形まとめ
2001・・・新塗装
2002・・・?(入場中?)

・・・で・・・。
何が言いたいかというと・・・。
モデモの嵐電モボ621形には611・621・631形のインレタが付属しているとのことであり、車体がほぼ同一であるため、どれがあっているのか・・・?という忘備録をかねてレポートしました。

嵐電モボ621形・京紫色は下記のページでご予約受付中です。
(N) NT124 嵐電 モボ621形 京紫色(M車)
(N) NT125 嵐電 モボ621形 京紫色(T車)
・・・というわけで、621~624か612あたりが妥当なようです。

なお、江ノ電カラーをまとったモボ631「江ノ電号」もございます。
(N) NT117 嵐電 モボ631形 江ノ電号

ついでにですが、嵐電カラー(旧塗装)の江ノ電も好評発売中です。
(N) NT118 江ノ電 1500形「嵐電号」

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。