新製品・再生産品情報

名鉄7000系「パノラマカー」

ご利用ありがとうございます。
本日は、トミックス 名鉄7000系「パノラマカー」、8800系「パノラマDX」、ワイドトラム鉄道模型運転セット2などのご案内をいたします。

■名鉄と言えば、やはり「パノラマカー」

2009年8月30日、名鉄の一つの時代が終わりました。7500系を含む一族188両が製造され、座席指定の特急から普通まで幅広く活躍していた7000系「パノラマカー」が引退しました。現在、舞木検査場に7001-7002が静態保存されていますが、神宮前でカメラを構えていても「パノラマカー」がやってくるような気がしてなりません。それだけ、名鉄の110年を超える歴史の中で重要な位置を占めていると言えましょう。
さて、名鉄7000系「パノラマカー」は1961年に特急用として登場。イタリアの特急電車ETR300系をお手本にしたといわれています。また、1960年におとなりの近鉄が10100系「ビスタカー」で鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞したことにより、「近鉄が賞を取れたのだから、名鉄も取れるような車両を作る」というハッパもあったとのことです。
やはり、運転台を2階に上げて前面展望席を日本で初めて設置したことと今も名鉄のシンボルカラーとなっているスカーレットが大きな特徴といえるでしょう。
今回は、2次車の一般車と白帯車が再生産されています。
下記のページで販売中です。
スカーレット一色の一般車です。
(N) 92320 名鉄7000系「パノラマカー」 2次車 4両基本セット
(N) 92321 名鉄7000系「パノラマカー」 2次車 2両増結セット

座席指定特急に使用されていた「白帯車」です。
(N) 92319 名鉄7000系「パノラマカー」 2次車 白帯車 4両セット
2次車の白帯車は最後まで活躍した7011Fです。

■逆転の発想。「パノラマDX」

さて、1980年代に入るとデラックスなサロンバスやジョイフルトレインが登場しました。名鉄を代表する「パノラマカー」も登場以来20年を過ぎました。ここで、次世代の「パノラマカー」をという気運が高まり、1985年に8800系「パノラマDX」が登場しました。
大きく変わったのは、運転台を1階に下げて展望席を2階に上げるという「逆転」が行われました。ちょうどハイデッカーのバスが出始めた頃で、眺めがよいと評判がよく、鉄道の世界でも、座席を高いところに配置するのが流行りだした頃です。
また、サロンバスに対抗してセミコンパートメントやサロンシートを配置。団体利用も考慮されました。まさに、パノラマカーのデラックス版として活躍していました。料金も500円と割高でしたが・・・。
さて、2両固定×4編成が登場しましたが、1989年には好評のため3連化されました。92年には団体輸送の低迷からデラックス料金を廃止。8807Fを除いた3編成は中間車を通常の座席配置に変更して、西尾・蒲郡線の特急に転用されました。
その後、特急の減便などがあり、2005年に引退しています。
3両時代の姿です。
(N) 92291 名鉄8800系「パノラマDX」3両セット

続いて・・・。

■路面電車を走らせてみましょう。「ワイドトラム鉄道模型運転セット2」

近年何かと注目されているLRT。日本の場合、車両ばかりがクローズアップされる傾向にありますが・・・。
富山ライトレールの成功などで模型の世界でも路面電車の車両が続々と発売されています。その車両を道の上で走らせて楽しんで下さい。
パワーユニット、線路がセットになっています。コルクボードの上に線路を固定して建物を並べてレイアウトにするのも楽しいかもしれません。
(N) 90094 ワイドトラム鉄道模型運転セット2
・・・単品線路も順次お取り扱いしてまいります。今しばらくお待ち下さい。

最後に・・・。

■ニ軸のタンク車・タキ500形

1931年に登場した二軸のタンク車・タキ500形のカラーバリエーションが発売されています。今回は、グレー(液化石油ガス:いわゆるLPガス)、白(液化アンモニア)です。実車はガソリン専用の15t積みで、タンク体は黒ですので、厳密にはフリーということになります。
(N) 2747 タキ500(グレー)
(N) 2748 タキ500(ホワイト)

本日は以上です。

新製品・再生産品情報

オユ10

ご利用ありがとうございます。
本日、カトーの10系「妙高」、とやまグリーントラム、EF210シングルアームパンタが発売されています。順番にご案内いたします。
なお、数に限りがございます。品切れの際にはご容赦下さい。

■長野行きの夜行列車。「妙高」

今でこそ、東京から長野というと新幹線で1時間半程度で行くことができ、「東京は長野だ」という言葉のように、思い立ったら出かけることができる近い街になりました。
しかし、新幹線ができる前、いや、1980年代までは長野は遠い存在で、夜行列車も存在していました。それが「妙高」で、1950年に準急(当時は無名)として上野~直江津間に設定されたのがルーツです。
1958年には「妙高」と命名。1961年には昼行急行の「白樺」が「妙高」に愛称変更されて昼行・夜行の名称となりました。以来、最盛期には6往復(夜行1往復)を数えるまでに成長しています。昼行列車の「妙高」は169系で運転され、ビュフェのそばが信州らしくて人気を博していました。
対して、夜行の「妙高」は10系や43系客車が中心で編成の端に荷物車や郵便車が連結されている昔ながらの夜汽車という雰囲気が1982年まで続きました。夜行列車のボックスシートはなかなか寝られない(いや、歳を取るとどこでも寝られるようになるのですが)のですが、スハ43系はあたりですが、たまにオハ35系が入ると同じクロスシートなのですが、どうも寝られないわけです。どことなくゆったり感が違っており、不思議な気分でした。
今回は、いかにも夜汽車の雰囲気がする10系「妙高」が発売されました。
オユ10やマニ37といった郵便荷物車がいい味を出しています。
個人的には、郵便荷物車を充実して欲しいような・・・。どうもEF62は東海道・山陽本線の荷物列車というイメージが強くて・・・。

(N) 10-563 10系 急行「妙高」 6両基本セット
(N) 10-564 10系 急行「妙高」 4両増結セット

なお、機関車は本務機がEF62、横川~軽井沢間はEF63でした。
(N) 3058-1 EF62 前期形

(N) 3057-1 EF63 1次形
(N) 3057-2 EF63 2次形
※いずれもパワーパックハイパーD非対応のものです。

■グリーン電力で走る「富山ライトレール」

富山は電気の国とはよくいったもので、山々から流れ出る水が電気を生み出すと言われています。それ故に、富山県は電気鉄道が多かったり、アルミ製品では国内No.1の出荷量を誇っています(アルミを精錬するのに大量の電気が必要なため)。富山地方鉄道も地方私鉄の雄として観光客から通勤・通学客の足として活躍していますし、万葉線(以前の加越能鉄道)や富岩鉄道→富山港線→富山ライトレールも立派な電気鉄道です。
さて、その富山ライトレールはLRTの成功事例として注目を浴びています。特に、二酸化炭素の排出量がバスや自家用車に比べ格段に低く、地球に優しい交通機関としての優位性を保っています。
その電気も糸魚川バイオマス発電所で発電したものを購入して、富山県下の私鉄(富山地鉄、万葉線、ライトレール)で電車を走らせようという企画が2009年の11月から12月にかけて実施されました。
それにあわせて、富山ライトレールでは第5編成(グリーン:恐らく「グリーン電力」の「グリーン」という意味合いからと思われます)が同線のキャラクター「とれねこ」をモチーフに地球に優しいエコパワーをテーマにしたイラストのラッピングを施されて走っていました。デザインは地元高校生のものです。
見ているだけで楽しくなる「とやまグリーントラム」は下記のページで販売中です。
(N) 14-801-8 富山ライトレール TLR0605 とやまグリーントラム

このほか、富山ライトレールシリーズは、各色販売中です。お好きな色でお楽しみ下さい。
(N) 14-801-1 富山ライトレール TLR0601 (赤)
(N) 14-801-6 富山ライトレール TLR0603 (黄)
(N) 14-801-5 富山ライトレール TLR0605 (緑)
(N) 14-801-4 富山ライトレール TLR0606 (青)
(N) 14-801-2 富山ライトレール TLR0607 (紫)

余談ながら、富山ライトレールは7編成在籍し、「7=虹」ということで、編成ごとに虹の色がテーマカラーになっています。
まだ製品化されていないのが TLR0602=橙、TLR0604=黄緑 となっています。地元では開業直後「赤が来ると恋が実る」などといわれていたそうですが・・・。

ついでにですが、高架の反対側にある富山地鉄市内線(環状線)「セントラム」もございます。
(N) 14-802-1 富山地鉄 環状線 セントラム 9001(白)
(N) 14-802-2 富山地鉄 環状線 セントラム 9002(銀)
(N) 14-802-3 富山地鉄 環状線 セントラム 9003(黒)

最後に・・・。

■東海道・山陽本線の貨物列車の主力牽引機・EF210

EF65を置き換えるために大量増備中のEF210。「ECO-POWER桃太郎」の愛称が付いて、東海道・山陽本線を中心に活躍しています。「桃太郎」は岡山機関区にちなんだ愛称でしたが、新鶴見や吹田にも配属されています。まあ、新鶴見のEF210にはタレントにちなんだ愛称が付いているそうですが・・・(余談)。
今回は、EF210のうち100番台・シングルアームパンタが再生産されています。109号機以降のタイプで、ただ今怒濤のように増備が進んでいます。すでに173号機まで製造されており、以前のEF65のようにカメラを構えていたらすぐにやってくる存在となっています。
下記のページです。
(N) 3034-3 EF210 100番台 「ECO-POWER桃太郎」 シングルアームパンタ

なお、インバータ素子がGTO、パンタグラフが下枠交差式の0番台もございます。
(N) 3034 EF210 0番台 「ECO-POWER桃太郎」

ついでにですが、コンテナ貨車もご案内いたします。
1両単位で使いやすいと2,908両製造されたコキ104形です。
(N) 10-317 コキ104形 18Dコンテナ積載 2両セット

海上コンテナ対応のコキ106形です。
(N) 10-245 コキ106形 19Dコンテナ積載 2両セット

本日は以上です。ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

おことわりです。ゴールデンウィーク期間中は問屋・メーカーの営業がお休みになります。出荷はゴールデンウィークあけの5月6日(金)以降になりますので、ご了承下さい。

新製品・再生産品情報

近鉄22600系「Ace」

ご利用ありがとうございます。
本日は、グリーンマックスの完成品 近鉄22600系が入荷しています。

■近鉄の汎用特急車 「Ace」22600系

日本一の路線網を誇る私鉄といえば近鉄です。近畿地方・東海地方に路線網を広げており、通勤・通学、ビジネスから観光客輸送まで多くの乗客を乗せて走っています。
路線が長いために特急も充実しており、乗り継ぎの場合でも特急料金は通算、極力ホームを歩かせない座席指定、携帯電話でのチケットレスサービスなど乗りやすく、使いやすい存在であり、近鉄の貴重な収入源となっています。
特急車は一部を除いて貫通式で、増結・解結も多く、旅客需要に柔軟に対応しています。
しかし、特急車の中でも最大勢力を占める12200系も製造後40年近く経過していることから新型車に置き換えるべく、2009年に新型汎用特急車「Ace」こと22600系が登場しました。ネーミングからもおわかりの通り、1992年に登場した「ACE」22000系の後継車としての位置づけであり、イメージは揃えられています。しかし、バリアフリー対策や、分煙の徹底、温水便座の採用、そしてMT比の見直しなどこの間の技術の進歩や社会情勢の変化をフォローしています。
現在、12200系を置き換えるべく大量増備中で、標準軌線のあちこちで見ることができます。
下記のページで販売中です。
(N) 4171 近鉄22600系「Ace」 4両編成セット(動力付き)
(N) 4172 近鉄22600系「Ace」 4両編成セット(動力無し)
(N) 4173 近鉄22600系「Ace」 2両編成セット(動力付き)
(N) 4174 近鉄22600系「Ace」 2両編成セット(動力無し)

なお、カトー 富山ライトレール、「妙高」につきましては、明日以降にご案内いたします。今しばらくお待ち下さい。

新製品・再生産品情報

E5系「はやぶさ」

ご利用ありがとうございます。本日は、カトー E5系「はやぶさ」、20系特急形寝台客車「さくら」が入荷しております。

■元気を運ぶ東北新幹線の新しい主役。E5系「はやぶさ」

1982年、「ひかりは北へ」を合い言葉に東北新幹線が大宮~盛岡間で開業。以来28年かかって2010年にようやく、東京~新青森間の全線が開業しました。
近年は航空機との競争が激しく、新幹線をただ走らせているだけでは乗客は確保できません。2000年にJR東日本では東北新幹線の最高速度360km/hを実現し、世界一の鉄道システムに成長させたいという発表があり、それに基づいて954形「FASTECH360」(ネコミミと呼ばれる試験車)が登場。様々な試験を繰り返しました。この高速化には単なる記録ねらいではなく、新幹線と航空機が選ばれる境界線である新幹線の乗車時間4時間のラインを少しでも東京から北に持っていきたいという意図がありました。実は、最高速度360km/hで運転すると東京から札幌まで約4時間で結べ、航空機から乗客を奪えるという計算があります。
試験の結果、最高速度は320km/h。ネコミミがなくても十分非常時でも停止できることがわかり、量産車とも言えるE5系量産先行車が2009年に登場しました。
車体傾斜装置を装備し、前面は実に15mにも及ぶロングノーズ。塗装は上半分が緑色、下半分が白色、間にピンク色のラインを入れるという一連のJR東日本の新幹線電車における塗り分けパターンに準じています。この15mに及ぶロングノーズが話題の「グランクラス」というグリーン車の上位車種を生み出すきっかけとなりました。グリーン車にすれば客室の面積が確保できないという理由があり、それならば、最上級の車両にすればよいというのがきっかけとのことです。10両編成で8両が普通車、1両がグリーン車、そしてもう1両がグランクラスとなっています。飛行機を意識した「グランクラス」の成否はいかに・・・といったところです。
愛称は「はやぶさ」と決定し、2011年3月5日に運転開始。東日本大震災の影響で1週間足らずで運休の憂き目にあいましたが、4月29日の東北新幹線全線復旧にあわせて復活する予定で、東北に元気を与えてくれる存在になろうかと期待されています。
下記のページで販売中です。
(N) 10-857 E5系「はやぶさ」 基本セット(3両)
(N) 10-858 E5系「はやぶさ」 増結セットA(3両)
(N) 10-859 E5系「はやぶさ」 増結セットB(4両)

なお、試運転でE3系「こまち」とも併結運転を行っています。
(N) 10-221 E3系「こまち」 6両セット
※現時点では、E2系+E3系の運転となっています。

続いて・・・。

カニ22

■走るホテル 20系寝台特急

今は、ブルートレインというと郷愁の乗り物といったところもあろうかと思います。正直言ったところ残念ではありますが・・・。
ところが、高速道路も航空機も発達していない昭和30年代。夜行列車は多くの人々に愛されていました。目的地まで寝ていける寝台車は人気が高かったのですが、冷房はなく夏はかなり苦しい旅でした。そこへ、1958年に冷暖房完備の特急形寝台客車20系が登場しました。客車の常識を覆す固定編成方式。騒音源となる発電エンジンを電源車に設置して、客室内は固定窓・冷暖房完備と相まって非常に静かで快適なものとなりました。
塗装は夜をイメージした濃い青にクリーム色の細帯が三本。非常に美しいデザインと乗り心地で「走るホテル」と呼ばれ、「あさかぜ」の人気は急上昇しました。
以来、九州ブルトレの「さくら」「はやぶさ」「みずほ」から「はくつる」「ゆうづる」・・・と青森から鹿児島まで全国で活躍することとなりました。
今回は、その中でも異色のパンタ付き電源車・カニ22形を組み込んだ「さくら」が入荷しています。1960年に直流区間ではサービス電源は電動発電機から供給すればディーゼルエンジンの燃料代が安くなり、保守もサイクルが長くなるということでパンタ付きのカニ22が登場しました。とはいえ、重量が重くなったために後にパンタを撤去していますが、面白いアイデアとして、約30年後の1990年に「瀬戸」「あさかぜ」でパンタ付きのラウンジカー・スハ25形が登場しています。もっとも、時代の流れで、電動発電機ではなく、静止形インバータになっていますが・・・。
パンタ付きのカニ22が組み込まれた「さくら」をお楽しみ下さい。

編成例(1960年の「さくら」「はやぶさ」)
←長崎・西鹿児島
カニ22-ナロネ22-ナロ20-ナシ20-ナハネ20×3-ナハフ21+ナハネ20×5-ナハフ20
基本セット+ナハネ20×7でお楽しみいただけます。レイアウトの有効長が足りない場合、ナハネ20を増減すればよろしいかと思います。
1963年には付属編成側にさらにナハネ20を1両増結しています。

また、電源車がカニ21、A寝台車がナロネ21の7両基本セットもございます。
編成例(1968年の「みずほ」「はやぶさ」「富士」「彗星」「あかつき」など)
カニ21-ナロネ21-ナハネ20×3-ナシ20-ナハネ20-ナハネフ23+ナロネ21-ナハネ20×5-ナハネフ22
基本セット+ナロネ21+ナハネ20×7をご用意下さい。

1969年の「日本海」
カニ21-ナロネ21-ナハネ20×4-ナシ20-ナハネ20×5-ナハネフ22
基本セット+ナハネ20×7をご用意下さい。
※基本セットのナハネフ23は外して下さい。
あるいは、8号車(先頭から9両目)のナハネ20をナハネフ23に変えると「あけぼの」になります。

まあ、いろいろと連結してお楽しみいただければと思います。
下記のページで販売中です。
(N) 10-367 20系「さくら」 7両基本セット
カニ22、ナロネ22が入っているのが特徴です。

(N) 10-366 20系 7両基本セット
カニ22、ナロネ21が入っています。

(N) 5086-1 ナロネ21
(N) 5087-1 ナハネ21

交換用のバックサインもあります。
(N) 11-320 バックサイン 20系客車セット

機関車もございます。
ブルートレイン用に塗り替えられたEF58
(N) 3020-7 EF58 初期形小窓特急色

やっぱり、全盛期のEF65 500Pも・・・
(N) 3060-1 EF65 500(P)

非電化区間のエースといえばDD51
※厳密には後期のタイプなので時代が少し下がりますが、雰囲気でお楽しみいただければと思います。
(N) 7008-1 DD51 後期耐寒形
前面が旋回窓のA寒地形タイプです。主に東北・北海道向けです。
(N) 7008-3 DD51 後期暖地形
前面がワイパーのB寒地形タイプです。主に山陰で見られます。

日豊本線といえば、DF50
(N) 7009 DF50

長くなりましたが、本日は以上です。それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
本日は、バンダイ・Bトレインショーティーの新製品 九州新幹線 N700系、京阪7200系・2600系新塗装などのご案内をいたします。
いずれも2011年8月頃発売予定ですが、変更される場合がございます。

■いち早くBトレでも登場。N700系「さくら」「みずほ」

2011年3月12日、静かに九州新幹線が全線開業。鹿児島中央から博多を通り山陽新幹線に乗り入れて新大阪まで直通運転する「さくら」「みずほ」が登場しました。
九州新幹線へは当初、JR西日本の700系「ひかりレールスター」や500系が改造の上直通運転を行う計画もありましたが、最急勾配35‰上で推進運転ができるかという問題が生じ、新車を製造することとなりました。
新車は東海道・山陽新幹線のN700系ですが、前述の勾配の関係で全車電動車となっています。車内は「ひかりレールスター」のように、普通車自由席こそ2+3列シートですが、指定席は2+2列とゆったりしています。また、グリーン車も半室用意されています。カラーリングは薄い青色がベースで、窓下に紺色の細い帯が入り、基本番台とは趣が変わりました。
東海道・山陽新幹線向けの基本番台とは仕様が異なるために、JR西日本所有車は7000番台、九州所有車は8000番台となっています。
今回は、完全新規金型で発売されます。Aセット、Bセットを1セットずつ用意すれば、8両フル編成となります。なお、Aセット・Bセットを単独でご購入されても、先頭車は1両しか入っていませんので編成になりません。編成になさりたい方はAセットとBセットをご用意下さい。
下記のページでご予約受付中です。
(N) Bトレインショーティー N700系 山陽・九州新幹線 Aセット (4両入り)
(N) Bトレインショーティー N700系 山陽・九州新幹線 Bセット (4両入り)

■半世紀ぶりのカラーチェンジ。京阪7200系・2600系新塗装

京阪7200系新塗装

京阪電車では、2008年の中之島線開業にあわせて、京阪線に在籍する車両の塗装変更を実施しています。半世紀以上に渡って緑の通勤車、赤とオレンジの特急車と区別されていましたが、そのイメージを残しつつ、通勤車は写真のような上半分がグリーン、境界線にライトグリーン、下半分がホワイト、特急車は上半分がレッド、境界線がゴールド、下半分がイエロー、そして快速急行用の3000系は上半分がネイビー、境界線がシルバー、下半分がホワイトとなっています。

今回は、塗装変更が進む京阪電車のBトレが発売になります。いずれも新塗装です。
(N) Bトレインショーティー 京阪 7200系 新塗装 2両入り
1995年に登場した7200系です。7000系に比べて前面窓を拡大して、展望を改善しました。この顔はその後の9000系、10000系にも引き継がれています。

(N) Bトレインショーティー 京阪 2600系 新塗装 2両入り
1978年に登場した2600系です。実質的には2000系「スーパーカー」の更新といえる存在です。一部完全新製車のいわゆる2630系が存在しています。

先頭車+中間車の2両セットです。編成にしたい方は2セット以上ご用意下さい。

■新快速の主力。223系2000番台

京阪神を中心に敦賀から播州赤穂・上郡までネットする新快速。平行する私鉄から乗客を奪い、JR西日本アーバンネットワークを代表する存在となりました。
その新快速の主力が223系2000番台です。

(N) Bトレインショーティー 223系2000番台 2両入り
こちらも先頭車+中間車の2両セットです。編成にしたい方は2セット以上ご用意下さい。

■山手線をぐるぐる走る。E231系500番台です。

こちらは再生産です。
(N) Bトレインショーティー E231系 山手線 2両入り
こちらも先頭車+中間車の2両セットです。

※Bトレ用の動力・台車につきましては順次掲載いたします。今しばらくお待ち下さい。カトー製から掲載する予定です。

後半です。
近鉄22000系「ACE」

先日、グリーンマックス製の近鉄22600系「Ace」のご案内をいたしましたが、同じく近鉄の22000系「ACE」の再生産がございます。ご予約を受付いたしております。

■近鉄の汎用特急車。22000系「ACE」

1988年に近鉄特急の歴史の中で革命的と言える21000系「アーバンライナー」が登場しました。白い車体にオレンジ色のライン。ドイツの403系を思わせる傾斜した前面。そして落ち着いた内装の車内。1+2列のデラックスシートも登場・・・。
デビューから20年以上経過した今でも新鮮さは失っていません。
で・・・。「アーバンライナー」は名阪ノンストップ用ですが、主要駅に停車してこまめに乗客を拾ういわゆる「乙特急」には10400系・11400系といった「エースカー」が残っており、陳腐化・老朽化が問題となりました。
これらを代替する目的で1992年に汎用特急車22000系「ACE」(エース)が登場しました。前面は汎用車のために併結を考慮して貫通型となっていますが、幌や貫通扉本体をカバーする扉が付いており、スマートな仕上がりです。また、車体断面が大きくなり、居住性が向上しました。車内はグレーを基調とした落ち着いたカラーリングにLED方式の車内案内装置。そして、当時としては先進的だった車いすスペースなどのバリアフリー対策。足回りはオールMでVVVF制御を近鉄特急では初めて採用しました。最高速度は130km/hにアップしています。
名称は「ACE」(エース)と命名され、文字通り、10400系・11400系「エースカー」を置き換えました。2連と4連があり、86両が全線で活躍しています。
下記の商品がラインナップされています。
2011年8月頃発売予定です。
(N) 4023 近鉄 22000系 ACE 基本4両セット(動力付き)
(N) 4211 近鉄 22000系 ACE 増結4両セット(動力無し)
→この商品は今回新たにラインナップされました。
(N) 4024 近鉄 22000系 ACE 基本 2両セット(動力付き)
(N) 4025 近鉄 22000系 ACE 増結2両セット(動力無し)

なお、2009年に登場した22000系の増備車とも言える存在の22600系「Ace」も好評ご予約受付中です。こちらは、2011年4月29日頃入荷予定です。
※車番は印刷済です。

(N) 4171 近鉄 22600系 Ace 4両編成セット 動力付き
22601Fです。
(N) 4172 近鉄 22600系 Ace 4両編成セット 動力無し
22602Fです。
(N) 4173 近鉄 22600系 Ace 2両編成セット 動力付き
22651Fです。
(N) 4174 近鉄 22600系 Ace 2両編成セット 動力無し
22653Fです。

本日は以上です。ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

211系5000番台

ご利用ありがとうございます。
本日は、グリーンマックスの新製品、211系5000番台(6000番台)、東急6000系(大井町線急行用)のご予約受付についてご案内をいたします。

■JR東海の近郊形・211系5000番台
国鉄分割民営化が行われた直後、JR各社は新車の製造に乗り出しました。
JR東海では、国鉄時代から使用されてきた非冷房の103系・113系を置き換えるべく、新車を投入することとなりました。まずは、中央西線の名古屋~中津川間が対象となりましたが・・・。
さすがに一から新車を設計する時間もなく、国鉄時代末期に名古屋地区にも投入された211系を小改良して投入することとなりました。
大きく変わったのが、インバータクーラーが実用化された初期でもあり、補助電源を直流600Vに変更。補助電源装置をDC-DCコンバータとしました。この方式は同世代の近鉄21000系「アーバンライナー」と同じですが、補助電源が交流でインバータクーラーを動作させようとすると交流→直流→交流と変換されるために効率が落ちると考えられていたようです。で、クーラーは名古屋地区の混雑率を勘案し、C-AU711形(16,000Kcal/h)×2台とし、インバータタイプとすることによって効率化と低騒音化を図りました。四角いクーラーが屋根の上に2台乗ったためにイメージが大きく変わりました。
前面は、展望をよくするために貫通扉と助士席側の窓を大きく拡大。「マリンライナー」用の213系と同じ顔となりました。
そして、車内は混雑緩和のためにロングシートを採用。但し、奥行きを深くすることによって座り心地を向上させています。表地はローズピンクとし、ソフトな雰囲気を醸し出しています。また、トイレは乗車時間が短いと考えられたことから省略しました。そのほか、折り返し時や待避時に車内温度維持のため、中央扉のみ開けることができるドアカット回路、案内放送をしやすくするために車外スピーカーが付いています。
この新車は国鉄時代からの2000番台の追番ではなく、あらたに「5000番台」を名乗ることとなりました。
まずは、1988年から中央西線の名古屋~中津川間を中心に運用を開始。あれよあれよという間に東海道本線にも進出し、1991年には冷房率100%を達成する原動力となりました。
ところが・・・。
乗車時間を考慮してトイレを省略したものの、やはり足の長い列車はあるもので、トイレがないことが問題となりました。そこで、1990年から中央西線用にトイレ付きのクハ210-5300を20両新造。余ったトイレなしのクハ210-5000は同時期に新製されたクモハ211-モハ210のユニットと編成を組ませて静岡地区に転用しました。
その後、1990年には御殿場線用として6000番台が登場しました。2両編成ですが、オールMとはならず、クモハ211-6000-クハ210-5000という編成となりました(同時期のJR西日本221系のクモハ220-クハ220と同じ)。クモハ211-6000は213系と同じく1M方式であり、本来ならば別形式としてもよいくらいですが、車体構造が211系なので6000番台として区別したようです。
最終的に242両が登場。名古屋地区・静岡地区で活躍しています。
しかし、2006年の313系増備車の登場により、東海道本線の名古屋地区からは撤退。静岡地区に移動しています。
現在、下記のように配置されています。

■神領車両区
3連×17編成・・・全車トイレなし
4連×20編成・・・クハはトイレ付き
(※うち9編成のクモハは低屋根の5600番台)
中央西線 南木曽~名古屋間、関西本線 亀山~名古屋間で使用されています。

■静岡車両区
SS編成 (クモハ211が低屋根の5600番台) 3連×11本
LL編成 (クモハ211が通常屋根の5000番台) 3連×20本
GG編成 (クモハ211が1M方式の6000番台) 2連×9本
主に東海道本線 熱海~豊橋間で、GG編成はさらに御殿場線で運用されています。

模型としては・・・。
2両編成セット・・・動力あり(4204)、動力無し(4205)
3両編成セット・・・動力あり(4206)、動力無し(4207)
4両編成セット・・・動力あり(4208)、動力無し(4209)
となります。

単独編成はともかく、ラッシュ時を中心に併結運用が多いのが特徴です。
中央西線では、211系だけで最長10両編成が見られます。
また、313系や213系とも併結しており、朝ラッシュ時は総力戦の様相をみせています。
あとは、少々古い話ではありますが、2005年の愛知万博の際、名古屋~万博八草間に「エキスポシャトル」が運転され、3+4+3の10両編成で観客を輸送した実績があります。これは好評だったのか、万博終了後も、名古屋~高蔵寺~新豊田~岡崎と4両編成(朝は10両、夕方は7両:瀬戸口折り返し)で直通運転しています。

静岡地区では、211系にはトイレがなく、増結をする際にはトイレのある313系を使うように努めています。トイレの問題は根深いのか、静岡駅の業務用時刻表にはしっかりとトイレの有無も書かれていました。

いずれも、モーター車はクモハ211になり、トミックス室内照明ユニット対応の2モーター動力となる予定です。
また、4両編成セットのクハはトイレ付きの5300番台、それ以外はトイレなしの5000番台となります。

下記のページでご予約受付中です。
2両編成です。静岡車両区にいます。
(N) 4204 211系5000番台 2両編成セット (動力付き)
(N) 4205 211系5000番台 2両編成セット (動力無し)

3両編成です。静岡車両区、神領車両区にいます。
(N) 4206 211系5000番台 3両編成セット (動力付き)
(N) 4207 211系5000番台 3両編成セット (動力無し)

4両編成です。神領車両区にいます。
(N) 4208 211系5000番台 4両編成セット (動力付き)
(N) 4209 211系5000番台 4両編成セット (動力無し)

やはりやりたいのが、これでしょうか・・・。
211系と313系の併結

カトーの313系2500番台を用意して、連結器をどうにかして・・・。
工夫してみて下さい。

カトーの313系も発売中です。
東海道本線 名古屋地区用の5000番台です。主に特別快速・新快速・快速で使用されています。6両編成ですが、ラッシュ時には300番台または5300番台(2両)を併結して8両となることもあります。
※5300番台・・・5000番台の2両編成で、車体間ダンパがないのが大きな違いです。
(N) 10-586 313系5000番台 6両セット

中央本線では1100番台+211系5000番台が見られます。
1100番台は5000番台を4両化すれば雰囲気は出ると思います。
※車端部がロングシートであり、車体間ダンパがありません。

静岡地区の2500番台です。3両編成ロングシート・トイレ付きです。
211系とラッシュ時には手をつなぐことがあります。
(N) 10-587 313系 2500番台 3両セット

セントラルライナーの8500番台です。こちらも211系5000番台と手をつなぐことがあります。セントラルライナーではなく、全車自由席の普通・快速です。同じ列車でも当たりはずれの大きい・・・ということです。
(N) 10-589 313系 8500番台「セントラルライナー」 3両セット

模型でやってみたい異形式の併結。カトーカプラーを211系に取り付けるのか、逆にTNカプラーを313系に取り付けるのか・・・。考えてみましょう。

次に・・・。
東急6000系

■大井町線の急行用・6000系。

東急田園都市線は多摩田園都市から都心へ向かう動脈として1966年に開業しました。当初は、大井町~長津田間で、もともと大井町~溝の口間は大井町線として古くから営業していました。
その後、新玉川線が1977年に完成。79年には運転系統が変更され、渋谷~つきみ野間が直通運転。残った二子玉川園~大井町間は線内折り返しとされ、大井町線に改称されました。
以来、市内電車のような存在であった大井町線。しかし、田園都市線の混雑がひどいために二子玉川から大井町方面へ乗客を誘導することにより、同線の混雑率を緩和することとなりました。同時に二子玉川から溝の口間を複々線化する大工事も行われました。
いくら「大井町線が便利です」といっても、各駅停車ばかりでは時間がかかります。そこで、急行を運転することにより、溝の口~大井町間を20分程度で結んで、従来よりも8分~10分程度スピードアップすることとなりました。これにともない、旗の台と上野毛(大井町方面行き)に待避線が設置されています。
急行運転は2008年から、溝の口延長は翌年から実施されましたが、これにあわせて専用車6000系が登場。5000系をベースにしたものの、前面は大きな傾斜角が付いたものとなり、スピード感を強調しています。「東急の電車は実用的な切妻に限る」というポリシーが過去にはありましたが、それはどこへやらという感じです。また、側面には矢印をイメージしたラインが入っており、地味な車両が多かった東急の車両の中ではひときわ目立つ存在となりました。
6連×6本が登場し、大井町線の急行で活躍中です。なお、急行は基本的に大井町~溝の口間ですが、夕方は入出庫の関係で鷺沼、長津田行きが、休日朝には中央林間発が存在しています。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 4210 東急6000系 6両セット
車番は6103Fを印刷する予定です。クーラーは角形となります。

大井町線の9000系や8590系あたりと並べてみるのもいいかもしれません。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

EF510

ご利用ありがとうございます。
先に、トミックスのその他新製品のご案内をいたします。
実車の写真がなく、文字ばかりで読みづらいと思いますが、なにとぞご容赦下さい。

■日本海縦貫線のエース。EF510
大阪から東海道本線、湖西線、北陸本線、信越本線、羽越本線、奥羽本線の青森までを日本海側に沿って北上するルートは「日本海縦貫線」と呼ばれています。
東北や北海道と関西との物流の大動脈となっており、貨物列車が多数行き交っています。
日本海縦貫線の貨物列車はEF81牽引がほとんどでしたが、2002年から置き換え用のEF510が投入されています。気が付けばじわじわと置き換わっている状況であり、EF81を撮影される方はお早めに・・・ということになろうかと思います。
今回は、コキ50000形との3両セットが発売になります。
入門者を意識したセットで、コキ50000形に30A形コンテナを積んでいます。
※このコンテナは主に紙輸送用に使われているとのことです。日本海縦貫線では最高速度が95km/hの列車が多いため、コキ50000形を東海道・山陽本線ルートに比べればよく見ることができますので、今回のセットになったのではないかと考えられます。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 92417 EF510形 コンテナ列車セット

■五能線の「リゾートしらかみ」への流れを作った「ノスタルジックビュートレイン」
今、東能代から深浦、五所川原を通って川部(弘前の近く)を日本海側に結ぶ五能線は世界遺産に指定されている白神山地もあることや、路線が海岸線を通ることもあって観光路線として脚光を浴びています。
その「リゾートしらかみ」が走り出す前の五能線では、50系の「ノスタルジックビュートレイン」が人気者でした。
民営化間もない1990年。まだまだ東北一円で活躍していた50系客車を改造。
オハ50形に開放式の展望室を取り付け、窓を固定化し、木質調の内装に改装したオハフ50 2500(2501,2502)が登場。
手つかずの自然や景色を味わってもらおうという試みがなされました。
列車名は「ノスタルジックビュートレイン」と命名。外観は上半分が黄色、下半分が茶色となりました。
展望車は指定席車ですが、定期列車を客車化して「ノスタルジックビュートレイン」と命名した関係で、地元住民のために自由席車も必要となりました。レッドトレインのオリジナル車が必要ですが、まさか赤いまま・・・というわけにも行かず、編成美を揃えるために牽引機のDE10ともどもオハ50(2241、2310)、オハフ50(2153、2137)を塗り替えています。
1990年の運転開始時には
DE10+オハ50(自由席)+オハフ50(自由席)+オハフ50(展望車)
という組成でした。終着駅では、展望車も方向転換して最後尾に連結していました。
「ノスタルジックビュートレイン」が好評のため、1991年には指定席車を追加。元アメリカントレインのオハ50 3001・3002が登場しました。車内にはリクライニングシートが並んでいます。また、クーラーはアメリカン~時代にAU13が取り付けられていましたので、引き続き使用しています。
その後、機回しの手間を考慮して・・・両端に展望車を配置、自由席車を中間に入れるパターンとなりました。今回は、編成変更後の姿「DE10+オハフ50 2500(展望車)+オハフ50(自由席)+オハフ50(自由席)+オハフ50 2500」で発売されます。
なお、ノスタルジックビュートレイン自体は非常に好評でしたが、秋田新幹線が1997年に開業した際、グレードアップしたキハ48形「リゾートしらかみ」に受け継がれています。
余剰となったオハフ50 2500は高崎運転所に転属。イベントで使用されていました。ちなみに、2001年に廃車になっています。

・・・というわけで、「ノスタルジックビュートレイン」が発売になります。
編成変更後の姿を模型化していますので、展望車が2両入っています。
腕のある方は、オハ50を1両作って登場時の編成を楽しむのもいいかもしれません。手元のポジを探していたら、1991年2月のものが出てきました。深浦付近で撮った写真。猛吹雪の中、よくもまあ撮影したものだと呆れるものでしたが・・・。
フィルムスキャナーが手元にありませんので、必要ですねぇ・・・(余談)
そのときの編成は
DE10+オハ50+オハフ50+オハフ50(展)でした。

あとは、展望車だけ抜き出して高崎のイベント列車(次に述べます)につなげるのも楽しいかもしれません。深いことはいわずに。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 92403 DE10+50系客車 「ノスタルジックビュートレイン」 5両セット

※余談ですが、「ノスタルジックビュートレイン」の車掌はどこにいたかというと・・・。指定席のオハフ50 2500にいると考えるのが自然ですが、そうではなく、オハフ50(自由席)の車掌室に乗務していました。実は、オハフ50 2500には車掌室がなく、乗務員用の扉もありませんでした。タネ車がオハ50だったので仕方がなかったのかもしれません。
(というわけで、当初リリースの編成では「俺(車掌)はどこに乗ればいいんだ」という問題があったので、内容を変更したと考えられます)

余談ついでですが、ノスビューを撮影したあと・・・。もう1本のノスビューに乗りました。が・・・。本日最終列車で誰も乗っていません。後輩のM君と2人きり。折からの吹雪で徐行運転。灰色の空の下、列車は能代に向かって進んでいきました。
今はなき東北ワイド周遊券を片手にレチさんとずっと話をしていました。もう、我々しか乗っていないので・・・車内放送もカット。世間話を能代に着くまでしていました。もう、今では無理でしょうか・・・。車掌さんと世間話をするのは。

■今に生きる旧型客車。高崎のイベント編成。
子供からマニアに至るまで人気の蒸気機関車。蒸気機関車を復活運転させるには、機関車だけではいけません。そう、引っ張らせるもの=客車が必要です。
当初は12系客車を使う例が多かったのですが、それでは雰囲気が出ません。
国鉄分割民営化直前の高崎第二機関区ではファン向けに電気機関車の撮影会を行っていました。実は、高崎に博物館を作ろうかという動きがあり、何両かの機関車がこの構想があった頃に集められてきました。このときに集められた機関車などの一部は横川の鉄道文化村に保存されています。
で・・・。その客車ですが、EF55を復活させた頃から旧型客車がいないとサマにならない・・・として水戸や郡山から廃車寸前のものが集められてきました。水戸からは43系客車、郡山からは狭窓がずらりと並ぶスハフ32。磐越西線といえば、32系というイメージがあります(個人的?)が、やはり旧型客車には欠かせない存在と映ったのでしょう。
さて、話は飛び、いよいよ山陰本線も12系や50系に置き換えられるときがやってきました。ここからがドラマティックな話でして・・・。大量の旧型客車が余剰となりました。その中には行商人を乗せ、荷物室には毎朝海産物が積まれていたオハニ36が2両。さかのぼれば、スハ43系のように使われていたものの実はオハ60系の一部。オハニ63の台車を交換して登場したのがオハニ36。台車はTR52と新型を履いていました。初代「あさかぜ」にも使われていた由緒正しい車両です。
福知山鉄道管理局では、大量の旧型客車を処分しようとしていた矢先・・・。オハニ36は非常に貴重であるので、何とか救えないかという話がファンから舞い込みました。恐らく、解体する話までいっていたのではないかと思いますが、廃車に待ったがかかり、急遽、高崎に回送されました。これがオハニ36 11です。ちなみに、同僚の7は大井川鐵道入りし「トラストトレイン」として使用されています。
分割民営化直前だったからこそ、超法規的な手段に近いようなことができたのではないかと思いますが、真相はいかに・・・。

で・・・商品の話です。
「現代に生きる旧型客車」ということになりますが・・・。
編成は
オハニ36 11+スハフ32 2357+スハフ42 2173+オハ47 2246+オハ47 2261+オハ47 2266+スハフ42 2234
です。
何がポイントかというと・・・。
■スハ43系
トミックスとしては新規製作。
スハ43 2173のトイレ窓(横長)も再現
オハ47のTR23(台車)はコロ軸改造を受けた姿

■スハフ32
以前発売された8525 スハフ32とは違い・・・。
側面は新規です。新規のポイントは
・ウインドシル(窓下の補強)のリベットが「1列」・・・8525(通常品)は2列。製造時期によって異なります
・トイレの窓が二段式(上段が内側に折れる)・・・8525は一段窓
その他、転落防止柵、屋上のアンテナなども再現される予定です。

■オハニ36
台車も含め新規製作

となります。スハフ32やオハニ36あたりが注目かもしれません・・・。
個人的にはオハニ36を現役復帰させてDD51とオハ35系・スハ43系に連結させてやりたいものですが・・・(何を考えているのかはすぐにわかってしまいますが)。
早朝の浜坂駅。向こうの空が紫色に染まって・・・。SGの湯気がぬくもりを感じます。少し走ると、そこに絶景が・・・。などとくだらない妄想をしてみるのもいいかもしれません。

イベント用・・・ということで、細部までこだわった作りになるとのことです。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 92894 旧型客車(高崎車両センター) セット

その他、EF64 1000が発売されます。
(N) 9110 EF64 1001(茶色)
イベント用として茶色に塗り替えられたEF64 1001です。
SLの補機、工臨、団体列車・・・など結構目立つ機関車です。元々は「黒子」の役目でしたが・・・。

(N)9111 EF64 1000 JR貨物更新車
青をベースに白のラインが入るタイプです。関東地区では横浜、鶴見、黒磯など幅広く運用があり、もちろん、中央東線、西線、高崎地区・・・と山岳線区で大活躍しています。余談ながら、機関車が足りなくなった伯備線にも応援に行ったことがあります。

本日は以上です。長くなりましたが、何かの足しにして下さい。

ついでに・・・。
西で商品が売れれば、西の商品を出したい・・・という話もありました。
さて、どのようなものが出てくるのか・・・。要注目といったところでしょうか。

新製品・再生産品情報

N700系

ご利用ありがとうございます。
本日は、4月20日に開催されました、トミックス・セールスミーティングのレポートをいたします。分量が多いので何回かに分けてご案内をいたします。すでに、同業他社の詳細なレポートをごらんいただいてるかとは思いますが、何かの足しにして頂ければと思います。

おことわり
写真は試作品です。変更される場合がございます。
写真の腕は下手ですが、ご容赦下さい。
サムネイルをクリックすると大きくなります。

冒頭の写真は、九州新幹線のN700系です。2月20日に九州新幹線全線開業のCM撮影用にラッピングをしたR10編成です。

文字部分

文字部分のアップです。間近で見てもはっきりと独特のフォントが再現されています。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 92986 N700系 R10編成 8両セット

続いて・・・。

さよなら雷鳥

2011年3月11日限りで廃止になった特急「雷鳥」です。
今回は「さよなら雷鳥」として、下り(大阪→金沢)の最終列車を再現する予定です。編成は京キトのA01編成です。記念パンフ付きの予定です。
その他、大阪側から2両目のモハ485-504のトイレ窓は埋められていない姿を再現する予定です。
※写真の下列、右側に少しだけ写っている車両です。ドア左側の小窓がありますが、その逆サイドに元々はトイレがあり、そこが実車では電話室になっていました。この部分の窓が埋められていない状態を再現するということです。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 92979 485系 「さよなら雷鳥」 9両セット

余談ながら・・・。「雷鳥」といえば、ボンネットの12両フル編成・・・という方に。
カトーからはボンネット12両編成が発売中です。
(N) 10-241 485系 「雷鳥」 初期形 8両基本セット
(N) 10-242 485系 「雷鳥」 初期形 4両増結セット
1979年の向日町運転所時代を模型化しています。懐かしの「大ムコ」の時代です。

元に戻ります。

クロE259

池袋(大宮)、高尾、横浜(大船)から成田空港を結ぶ「成田エクスプレス」のE259系です。レタリングは入っていませんが、こんな感じです。

クロE259

先頭車のクロE259です。流れるようなデザインを再現しています。

パンタまわり

パンタまわりです。配管はあっさりとした印象がありますが、ちゃんと再現されています。アンテナ類は別パーツです。

連結面

今回、6両セット(これでフル編成)の限定品と、3両基本セット+3両増結セットの2種類が発売されます。車番と、連結面の連結器が異なるのが大きな違いです。写真は6両セットの連結面です。TNカプラーを使用しています。

アーノルド

こちらは3両基本セット、3両増結セットで使用されているアーノルドカプラーです。
なお、別売のTNカプラー(0336)を使えば、6両セットと同じようになります。
※取付は各自で行って下さい。失敗しても当店やメーカーは責任を負いません。

E259系成田エクスプレスは下記のページでご予約受付中です。
6両セットです。これでフル編成が楽しめます。
(N) 92983 (限定) E259系 成田エクスプレス 6両セット
※車番は第2編成を印刷済です。なお、付属の転写シートでお好きな車番に変更ができます。

3両基本セット+3両増結セットです。この2セットで6両フル編成になります。
(N) 92418 E259系 成田エクスプレス 3両基本セット
(N) 92419 E259系 成田エクスプレス 3両増結セット

今度は同じ直流特急形電車でも、ちょっとカジュアルな373系です。
特急「ふじかわ」「伊那路」「東海」や快速「ムーンライトながら」、「ホームライナー」、はては間合いで普通列車(大垣~米原、静岡~浜松、東京~静岡など)で広く活躍中です。

クハ372

大阪側の先頭車・クハ372形です。丸みを帯びたデザインが特徴的です。
なお、先頭車の電気連結器は一段のもので発売されます。
※写真では二段ですが、発売時には正しいものを取り付ける予定です。

クモハ373

東京側の先頭車・クモハ373形です。

下記のページでご予約受付中です。
6両セットです。前面は「東海」「ムーンライトながら」が印刷済です。編成順序を変えれば、お好きな列車で楽しめます。なお、ナンバーも印刷済です。
(N) 92985 (限定) 373系 東海・ムーンライトながら 6両セット

3両セットです。前面のトレインマークはシール式です。お好きなものを貼り付けて下さい。なお、車番は転写シートです。お好きな番号を転写して下さい。
(N) 92424 373系 3両セット

動力装置がフライホイール付きに、ヘッドライトがLEDになったのが大きな変更点です。

クモハ115

長野地区の115系です。商品はクモハ115-モハ114-クハ115の3両セットです。こちらは、長野生え抜きの車両が多数派を占めています。生え抜きの車両は登場時は冷房準備車で民営化後AU75方式で冷房改造を受けていますので、クーラーキセがステンレス製のものが多い・・・ということで、クーラーはステンレス製になっています。

モハ114

同じ編成のモハ114です。パンタグラフは中央線対策でPS23(折りたたみ高さが低いタイプ)です。クーラーのキセがステンレスタイプを再現しているのは、こちらの方がわかりやすいかもしれません。
なお、現在は、パンタグラフがシングルアームのPS35に変更されています。現在の姿を再現されたい方は、別途パンタグラフをご用意下さい。
※いずれは白箱(パーツ)も扱いたいと思いますが、まだ夢の段階です。申し訳ございません。

3両編成は下記のページでご予約受付中です。
(N) 92416 115系 長野色 3両セット
余談ながら、床下の補助電源装置は電動発電機ですので、リニューアルを受けていない車両となります。

クハ115-1100

今度は、6両編成の「C編成」です。信州生え抜きの編成ではなく、いわば「外様」的な編成です。ちょっと「長ナノ」の標記に違和感がないわけでも・・・。という感じです。元々は、中央東線の普通電車はほとんど豊田電車区(その前は三鷹電車区)が担当しており、6両編成が多く走っていました。6両運用の大半を2000年に松本運転所に移管。当初はスカ色の0番台が多く存在しました(この段階では3+3)が、東北本線・高崎線にE231系を投入して余剰となった115系1000番台が大挙して松本運転所にやってきて初期車を置き換えました。その際に信州色に塗り替えられたというわけです。
で・・・。首都圏の115系は新製冷房車がほとんどでしたので、クーラーキセも鋼製のタイプとなるわけで、これを再現しています。屋上のクーラーが灰色になっているのにご注目下さい。
また、6両編成の置き換えだったので、モハユニットはモハ115+114を使用。このため、長野地区では珍しい奇数向きのクハ(クハ115-1100)が編成に入っているのがユニークです。

モハ115

今度は、モハ115-1000です。床下にご注目。抵抗器があるので、モハ115-1000というのがおわかりいただけようかと思います。

モハ114

C編成のモハ114-1000です。パンタグラフがPS35Dになっています。また、補助電源は電動発電機となっています。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 92830 115系1000番台 信州色 C編成 6両セット
中央東線では立川まで顔を出していますので、首都圏の方も顔なじみであるかもしれません。

クモハ115

今度は、長野新幹線開業により、いわゆる「平行在来線」として、JR東日本から経営が切り離された第三セクター・しなの鉄道の115系です。
今回発売のものは、ベースがダークグレーになっている現在のものです。
さて、ドア横の戸袋上にご注目。しなの鉄道車はワンマン化改造(いわゆる都市型)が行われています。その際に、車外スピーカーを取り付けましたが、この部分も再現される予定です。

モハ114

こちらは中間車のモハ114です。
車外スピーカーももちろん再現されています。
で・・・。床下にご注目。補助電源装置が電動発電機となっています。
しなの鉄道では近年リニューアル工事を施工していますが、この際に電動発電機を静止形インバータに交換しています。
・・・というわけで、厳密な意味では未リニューアル車ということになります。
2010年10月現在、未リニューアル車は1編成のみとなっているようです。
※ S5編成が未リニューアルで
クモハ115-1069-モハ114-1066-クハ115-1212
です。

ついでにですが、トイレが「バイオトイレ」となっているものも存在しており、クハ115のトイレ窓の右側の窓(開閉式)がふさがれています。
鉄板でふさいであるだけですので、プラ板細工と調色で・・・地元ファンの方は挑戦してみて下さい。改造車の車番は手元の資料にはございませんので、一度現地でご確認下さい。大変申し訳ございません。
※鉄道ピクトリアル 2009年7月号に クハ115-1021の写真が出ていますので、少なくともこの編成はバイオトイレになっていると考えられます。
同書によると、しなの鉄道内ではトイレを使用しておらず、不評のために試験的に導入しているとのことです。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 92415 しなの鉄道 115系1000番台 3両セット

とりあえず、今回はここまでにさせて頂きます。明日以降に続きを執筆いたします。大変申し訳ございません・・・。

新製品・再生産品情報

近鉄22600系

ご利用ありがとうございます。

本日は、4月28日(木)に発売が決定いたしました グリーンマックス 近鉄22600系「Ace」のご予約受付についてご案内いたします。

■新しいスタンダード。「Ace」22600系
日本一の路線網を誇る近鉄。大阪・京都・奈良・三重・愛知と近畿・東海地方に路線を広げています。広大な路線網を誇るが故に特急列車も頻繁に運転されており、途中駅で乗り換えても特急料金は通算できる制度や乗換の場合でも極力歩かなくてもよいような座席指定プログラムから、近年ではポイント制のインターネット予約システムといつでも気軽に乗れる存在となっています。
近鉄特急といえば、「アーバンライナー」「伊勢志摩ライナー」「さくらライナー」「ビスタカー(ビスタEX)」と歴代すばらしい特急車を世の中に送り出してきました。しかし、縁の下の力持ちとも言える汎用特急車も忘れてはなりません。これらが主に使われる主要駅に停車するいわゆる「乙特急」は急行・快速急行の上位種別とも言える存在で、ちょっとした距離でも座っていきたいとか、通勤・通学に利用しているという層が多く、その存在は大きなものがあります。その汎用特急車の中でも、大阪万博が行われた1970年頃に大量に増備された12200系「スナックカー」が車齢40年に達するようになり、処遇が問題となってきました。
このため、1992年~1994年に製造された22000系「ACE」以来の汎用特急車が2009年に登場しました。この新型特急車は事実上、22000系の増備車という位置づけで、車体のイメージも22000系に似ており、ボリューム感のある車体断面、丸みを帯びたフタ付きの貫通型の前面。そして、カラーリングもオレンジにブルーのパターンを踏襲しています。一方で、バリアフリー対策の強化やトイレに温水便座を採用、そして客室はすべて禁煙として喫煙室を別に設ける「完全分煙化」。座席は21020系「アーバンライナーNext」に続いてゆりかご形シートを採用。時代の流れにマッチするべくブラッシュアップされています。また、制御装置はVVVFとするものの、MT比を1:1としています。
形式は「22600系」、愛称は「Ace」(エース)と命名(※22000系の「エース」はすべて大文字の「ACE」です。両車とも公式には「エース」と発音するとのことです)。
12200系を置き換えるべく、大量増備が進んでいます。現在、標準軌線で幅広く使われています。何かと使いやすい2両編成の方が多く、22600系同士の重連や時には置き換え対象となっている12200系とも連結することもあります。近鉄特急ならではの凸凹編成(逆に言えば汎用性が高いとも言えるわけですが)をお楽しみ下さい。

商品は、グリーンマックスから発売されます。車番、屋上パーツなども印刷、取り付け済。独特の前面やクーラーキセの形状も再現しています。
なお、同じグリーンマックス製の12200系、22000系などとはモーター無しセットに同梱されているスイングドローバーで連結ができるようになっています。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 4171 近鉄 22600系 Ace 4両編成セット 動力付き
22601Fです。
(N) 4172 近鉄 22600系 Ace 4両編成セット 動力無し
22602Fです。
(N) 4173 近鉄 22600系 Ace 2両編成セット 動力付き
22651Fです。
(N) 4174 近鉄 22600系 Ace 2両編成セット 動力無し
22653Fです。

これらの編成は2010年4月現在、西大寺検車区に所属しています。厳密な意味では、奈良線、京都・橿原線や大阪線あたりで走行することが多いようです。登場時には限定運用を組んでいましたが、現在は限定運用も解除され、特急走行路線で幅広く使われています。

まあ、こうなってくると、「大阪・京都-伊勢」の併結特急とかもやりたくなってくるわけですが・・・。あとは、30000系「Vista EX」あたりがどこかから出てくればもっと楽しめるかと勝手に思ったりしています。オリジナルはロングセラーで、再生産されるたびに売れる人気商品ですので・・・。関西の私鉄でも、近鉄は全国区に近い存在で、その次は阪急といったところでしょうか・・・。キットはすでに発売されていますが、まあ、完成品が欲しいという方もおられると思います。
そういえば、フラッグシップたる「アーバンライナーNext」もいいのですがねぇ・・・。固定編成ですが、やはり近鉄を代表する車両ですので、どこからか出してくれないでしょうか。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
本日は、Nゲージ カトーのEF62、EF58特急色が入荷しています。順次ご案内いたします。

■「北斗星」「カシオペア」専用機の先駆け。EF58特急色
今は、「北斗星」「カシオペア」といった寝台特急列車には専用色の機関車(EF510なりDD51なり)が用意されています。これは今に始まったことではなく、古くは1956年の東海道本線全線電化の時に登場した「青大将」もその一つです。客車の淡緑色に合わせたカラーリングは機関車と客車の一体感があり、特急らしい姿に映ったことでしょう。
さて、1958年に走るホテルこと20系客車が登場。たちまち人気列車となりました。ところが、機関車は茶色のEF58。編成としてのイメージが・・・というわけで、1960年から20系牽引用のEF58は青色に裾がクリーム色という専用色に塗り替えられることとなりました。
早速、「あさかぜ」「さくら」「はやぶさ」といった九州特急で活躍を開始。夜をイメージした青い電気機関車は当時としては斬新に映ったことではないかと思います。また、東北本線の「はくつる」でも使用されています。
下記のページで販売中です。
(N) 3020-7 EF58 初期形小窓特急色

続いて・・・。

EF62

■8分の6拍子のマーチ。三軸台車を履いたEF62。
国鉄・JRでは最急勾配の66.7パーミルを擁する碓氷峠。明治の開業当時からアプト式が採用され、急勾配を克服してきました。しかし、戦後になると輸送力をアップするにも列車の増発・増結が難しく、輸送上の隘路となりました。
そこで、1963年から粘着運転に切り替えることにより、輸送力の大幅なアップを実現しました。これにあわせて登場したのがEF62と63です。EF63は横川~軽井沢間専用の補機で、EF62は信越本線用の本務機です。EF62とEF63は横川~軽井沢間では協調運転を行い、峠の上り下りをしてきました。
EF62は急勾配の区間を安定して上り下りできるように、大型の抵抗器と強力な電気ブレーキを備えており、抵抗器の冷却のために大型の送風機が用意され、側面のルーバーも大型のものになっているのが特徴です。
信越本線全線で使用するため、自重は92tに納める必要があるものの、抵抗器などが重く、電気暖房装置(電動発電機)まで搭載しているために、車体は軽量化を図っています。たとえば、屋上のモニターはFRP製であり、明かり取りも兼ねています。また、台車も三軸台車とすることにより、軽量化を図っています。このため、ジョイント音が「タタタン」「タタタン」と三連符×2=8分の6拍子のマーチのような雰囲気がするのがヨーロッパ風なところです。
総勢54両が製造されましたが、試作機の1、前期形の2~24、後期形の25~54に大別され、避雷器の位置、テールライトの形状、側面ルーバーの形状などが異なっています。
今回は、前期形の2~24が製品化されています。
客貨両用で、貨物列車から急行列車まで幅広く活躍しました。
カトーからは「妙高」が発売予定となっていますが、他の貨車、客車を連結しても楽しめます。また、1984年からは山を下りて下関機関区に転属した仲間もいます。下関機関区に転属したものは東海道・山陽本線の荷物列車や団体臨時列車を中心に活躍しましたが、1986年11月限りで荷物列車が廃止となったために廃車となっています。
ナンバーは7,11,20,23が付属していますが、20と23は下関に転属した機関車です。信越本線でも、東海道・山陽本線でもお好きなスタイルでお楽しみ下さい。
下記のページで販売中です。
(N) 3058-1 EF62 前期形
製品の屋根の色はオリジナルの青ですが、大宮工場で検査を受けたものは、屋根が黒色になっていましたので、そのあたりを表現してみるのも面白いかもしれません。

・・・というわけで、貨物列車も楽しめます。でも、組成方法がわからない・・・という方のために・・・。
(N) 10-809 貨物列車セット
これをベースに適宜貨車をプラスするのもいいかと思います。

また、上野→高崎・・・高崎→長野・・・長野→直江津・・・直江津→新潟と列車番号を変えながらも事実上一本の列車となっていた普通列車も有名です。
さすが信越「本線」というわけで、末期は43系が使われることが多かったようです。
1982年まで走っていました。
(N) 5133-1 スハ43 茶色
(N) 5133-2 スハ43 ブルー

(N) 5134-1 スハフ42 茶色
(N) 5134-2 スハフ42 ブルー

(N) 5135-1 オハ47 茶色
(N) 5135-2 オハ47 ブルー

客車5~6両+荷物車1両+郵便車1両程度が基本だったようです。
43系の他には10系も混じっていました。
個人的には、青い43系と10系の混結というイメージが強いですが・・・。お好きな編成でお楽しみ下さい。
このあたりで、GMの客車キットが必要・・・特に郵便・荷物車・・・になってくるのですが、順次お取り扱いを拡大いたしますので、今しばらくお待ち下さい。

今のところ、荷物車の完成品といえば・・・。
(N) マニ60
あたりになりそうですが、荷物輸送が廃止されて早四半世紀。リアルタイムで荷物輸送を知る世代も少なくなってきていますので、完成品もあまり発売されないのが現実なのかもしれません。
まあ、マニ36あたりが編成に似合っていそうなのですがねぇ・・・。問屋に仕入れに行って来ましたが、残念ながら品切れでした。

「妙高」客車セットから寝台車を外せば、昼間の普通列車になろうかと思います。ただ、マニ37が「パレット積み」でして、個人的にはバラ積み用のマニ36の方が荷物車らしいとくだらないことを感じてしまいます・・・。こういうところにこだわってしまうのがねぇ・・・。まあ、マニ36・37も調べれば泥沼の世界なんですが・・・。

というわけで、半分以上愚痴と余談でしたが、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。