新製品・再生産品情報

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KATO 3067-1 EF81 300

本日は、カトー EF81 300、トミックス 長良川鉄道、リトルジャパン 名鉄3900系キットが入荷しております。順次ご案内してまいります。

■関門の船頭さん EF81 300

本州と九州を結ぶ関門トンネル。第二次世界大戦中の1942年に開通し、以来、重要な役割を果たしています。実は、世界初の海底トンネルであるということは知られていないようです。
トンネル内は完成時から直流電化され、EF10形が使用されていました。しかし、九州島内が交流電化されることとなり、1961年に門司駅構内に交直流のデッドセクションが設けられ、EF30形が登場しました。22両が製造されましたが、1970年代に増発を行うために機関車が必要となりました。
その際、EF30を追加製造するのではなく、すでに日本海縦貫線などで実績のあるEF81形が登場しました。車体は海底トンネルを走行するために腐食防止のためにステンレス製としました。また、電気暖房装置は省略されたため、300番台に区分されています。
4両製造され、1978~86年に301・302号機は常磐線の内郷機関区に転属。ローズピンクに塗られてしまいました。残る2両はずっと門司機関区に所属し、ステンレスの輝きもそのまま活躍しています。
今回はEF81 300が発売されました。
ステンレスの車体であり、国鉄時代の姿を再現しています。近日発売予定の24系25形「富士」はもちろん、20系「あさかぜ」、14系「さくら」などブルートレインから、貨物列車まで幅広く牽引させて下さい。メーカーとしては、「富士」がピッタリと宣伝しておりますが、決してそれだけしか牽引していなかったわけではありません。
また、スノープロウを取り付けて、貸し出し時の姿にするのもいいかもしれません。
(厳密にはJRマークが必要ですが・・・。まあ、そのあたりは雰囲気ということで。)

なお、数に限りがございます。お早めに。
(N) 3067-1 EF81 300(銀)

Tomix 2638 長良川鉄道 ナガラ3形 304号

■第三セクターのLE-DC。長良川鉄道ナガラ3形

少し前に赤字ローカル線の転換としての第三セクター鉄道第一号の三陸鉄道を取り上げましたが、同鉄道の成功により、各地で「おらが鉄道」:第三セクターの鉄道が誕生しました。
長良川鉄道もその一つで、国鉄越美南線(美濃太田~北濃)を1986年に転換。富士重工製のレールバスが走り始めました。しかし、バス用の部品を多用したために、製造後10年も経過すると各部に傷みが目立ち始めました。そこで、1998年から鉄道用ボディを使用した「LE-DC」に置き換えを開始しました。メーカー側で標準仕様を策定し、会社によって塗装や細部をカスタマイズするバスのようなレディメイド車両となっています。車体は16.5m級で、会社によって長さが変わります。同型車は岐阜県内では、明知鉄道、樽見鉄道、はたまた兵庫県では三木鉄道(廃止後は北条鉄道、樽見鉄道、ひたちなか海浜鉄道に譲渡)、滋賀県の信楽高原鐵道などで見られます(明知鉄道、信楽高原鐵道は15m級、樽見鉄道は同じ16.5m級、三木鉄道は18m級です)。
ナガラ3形と命名され、赤一色に塗られ、ドアの横に車両ごとに花のイラストが描かれています。
7両が製造され、長良川鉄道の主力となっています。
※番号が300番台なので「300形」と思われがちですが、3形です。
今回は、301号車、304号車が発売されました。ミニカーブ通過対応、ヘッドライト・テールライト点灯、そして室内灯も標準装備されています。机の上にミニカーブレールを敷いて食後の息抜きも楽しいかもしれません。

下記のページで販売中です。
(N) 2637 長良川鉄道 ナガラ3形 301
(N) 2638 長良川鉄道 ナガラ3形 304

最後に・・・。

■名鉄釣り掛け車の最後を飾った3900系

先日、名鉄瀬戸線の6750系が4000系の登場により引退。これで、名鉄から吊り掛け電車が消滅しましたが・・・。実はこの足回りというのが今回ご紹介するAL車(OR車)3900系(他にも3850系)でした。1編成だけ2+2だった6751・52編成の足回りは名鉄最後の吊り掛けでの完全新製車・3900系の第4編成でした。
本題ですが・・・。
1950年代に入り、世の中が落ち着いてくると、名鉄でも名古屋本線の特急用として新車を投入することとなりました。1951年に3850系が登場。固定式クロスシートで張り上げ屋根。モハ52系広窓流電のような大きな窓。規格型の3800系から見れば「ここまで復興したものだ」という仕上がりでした。10編成20両が製造されました。3900系はその翌年(1952年)に増備車として登場しました。
スタイルは3850系とあまり変わりませんが、室内に蛍光灯を備え、明るい車内は大好評でした。
走り装置は吊り掛け駆動ですが、そろそろ乗り心地のよい台車作りを目指して各社研究を重ねていた頃で、雨後の筍のように新型台車が続々と登場しました。その中で、ドイツで開発された「ゲルリッツ形」を採用。軸箱上に板バネ、両側にコイルバネを配した構造は、吊り掛け電車の中ではどっしりとした乗り心地がします。ちなみに、3900(3850)系のFS107形台車は、現在もえちぜん鉄道の2101形(元阪神の5231形)で使用されており、朝夕ラッシュ時を中心に独特の乗り心地が味わえます。
3900系はMc-Tcの2連×3編成が1952年に登場。好評のため、1953年には中間車T-Mを2両挿入して4両化が行われました。そして、1954年には国鉄に本格的に対抗するための名鉄初の高性能車・5000系(初代)に採用する機器類のテストをかねて第4編成が登場。こちらはTc-M-M-Tcとなっており、発電ブレーキも搭載。機器類も分散配置されており、Tcにパンタが付いている異色のスタイルとなりました。
そして、3900系第4編成で来たるべき高性能車のテストを行い、ブラッシュアップして・・・。1955年に丸みを帯びた流線形の車体・転換クロスシートであっといわせた5000系が登場することとなり、名鉄の吊り掛け電車は3900系が最後となりました(くどいようですが、改造車は除く)。

ゆったりとしたサイドビューで、比較的遅くまで支線直通列車にも使われていたAL車(OR車)のトリを務めた3900系。今回は第1~3編成がプロトタイプのものが発売されます。リトルジャパンの名鉄AL車シリーズと同じく、ベースキット社による板キット。サービスパーツにはク2903の高運転台前面、第4編成の抵抗器パーツも付属しています。車体のみの板キットですので、動力・台車などは別途ご用意下さい。なお、台車は夏頃発売予定とのことです。入荷次第ご案内する予定です。
また、インレタも同時発売されています。お忘れなく。
(N) 613 名鉄 3900系 晩年仕様 未塗装キット 4両セット
(N) B-005 名鉄 3900系・3850系その2 インレタ

本日は以上です。それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。