新製品・再生産品情報

カトー 10-813 813系200番台

ご利用ありがとうございます。
本日は、カトー、トミックスの新製品・再生産品の入荷のお知らせをいたします。

■福岡都市圏の主力。813系

民営化後、JR各社では地域輸送にも力を入れ、近郊形電車が続々と登場しました。
JR九州では811系に続き、1994年に813系が登場しました。
車体は811系同様、ステンレス製で車内は転換クロスシートを採用しています。しかし、足回りはVVVFに進化。また、カラーリングはJR九州独特の赤を効果的に使用したものとなりました。
当初は2両編成で登場。のちに3両編成となっています。200番台は1997年に登場したグループで、コストダウンが図られています。戸袋部分のビードの削減、蛍光灯のカバーの省略などが目立った変更点です。3連×36本が登場しましたが、1本(RM231編成)は事故廃車となっています。
(N) 10-813 JR九州 813系200番台 3両セット

■これで5回目の帯色変更。209系500番台武蔵野線

近郊形や通勤形ファンの興味の一つといえば、塗装変更でしょう。転属に際して、今までまとっていた塗装から新しく使用される線区の塗装に変更されて出てくるとイメージが大きく変わります。
首都圏でも103系の時代には結構見られ、1984年の「59-2」では常磐線で4色編成が走ったり(これが関西から虎の子の2000番台を召し上げられたりしてるのですが・・・)しました。
近年でも205系や209系で帯色変更が見られます。
その中でE231系までのつなぎとして登場したのが209系500番台。1998年から10連×17本=170両が登場しました。209系の中では異色の広幅車体を採用しており、510編成からはシングルアームパンタとなり、E231系0番台とそっくりなスタイルをしています。
今回、カトーから発売された515編成は総武・中央緩行線でデビュー。カナリヤ色の帯でした。2005年から翌年にかけて京浜東北線のD-ATC化改造時の予備車として貸し出し。このときにラインカラーはスカイブルーになっています(1回目の変更)。そして2006年にはいったん総武・中央緩行線へ復帰。ラインカラーもカナリヤ(黄色5号←本来は黄色1号なのでイレギュラー)となりました(2回目)。ところが、2006年には再び京浜東北線へ。今回は209系試作車置き換え用でした。ラインカラーも変更されました(3回目)。
京浜東北線の209系はE233系に置き換えられることが決定していたためスカイブルーも短命で、2007年には京葉線へ転出。ピンク色に変更されました(4回目)。
京葉線で活躍していましたが、同線にもE233系を投入。2010年に武蔵野線~大宮直通電車が増発(新設)されることとなり、8両化の上、オレンジ・ホワイト・ブラウンの武蔵野色になりました(5回目)。
これだけ帯色が変わった車両は珍しいのではないかと思います。
(N) 10-861 209系500番台 武蔵野線 8両セット

続いてトミックスです。

■成田空港と東京・横浜を結ぶE259系「成田エクスプレス」

1991年3月に成田空港直下にJR東日本・京成が乗り入れ。両社は都心と空港を結ぶ特急列車の運転を開始しました。JR東日本では253系を投入。赤・灰・白のブロックパターンの塗装、横浜方面・池袋方面から列車がやってきて東京駅で連結をして成田空港へ向かう運転体系などが注目されました。
2010年になり、京成では北総鉄道と新線を活用した成田スカイアクセス線を開業。これにあわせて最高速度160km/hの新AE形が登場しました。迎え撃つJR東日本では新型車E259系を2009年に投入しました。253系では不評だったボックスシートから通常の回転リクライニングシートに。案内表示も4ヶ国語対応に。また、Wi-Maxアンテナが搭載され、車内で公衆無線LANによるインターネット通信ができるなど、ビジネスマンにも便利なサービスが採用されています。
2009年から翌年にかけて6連×22本を投入し、253系を一斉に置き換え。都心と空港を結ぶ特急列車として活躍中です。
トミックス製が入荷しています。
通常タイプです。中間連結器はアーノルドタイプです。
(N) 92418 E259系「成田エクスプレス」 3両基本セット
(N) 92419 E259系「成田エクスプレス」 3両増結セット

限定品です。中間連結器はTNタイプの6両セットです。
(N) 92983 E259系「成田エクスプレス」 6両セット

なお、カトー製も好評発売中です。
(N) 10-847 E259系「成田エクスプレス」 3両基本セット
(N) 10-848 E259系「成田エクスプレス」 3両増結セット

■ちょっとカジュアルな特急形。373系。

1990年代に入ると急行用の165系も老朽化、陳腐化が目立ってきました。そこで身延線の急行「富士川」を新型車に置き換えの上、特急に格上げさせることとなりました。1995年に登場したのが373系です。キハ85系に始まる「ワイドビュー」シリーズの一員で、窓が大きく眺望がよいのが特徴です。また、車体はステンレス製で、窓下にオレンジ色の帯が入ることでJR東海の車両であることをアピールしています。165系の置き換え用ということで、編成は3両固定となり、長編成の場合は複数編成を併結させて対応することとなりました。また、元々が急行だったために停車駅が多いことからデッキを省略しており、特急車の中でもカジュアルな仕上がりとなっています。まずは「富士川」を特急化した「ふじかわ」でデビュー。翌年には165系を使った列車の置き換えをさらにすすめ、近距離客と遠距離客が混じって乗車するために混雑を極めた大垣夜行に投入。快速のまま指定席列車に変更し、「ムーンライトながら」としました。また、飯田線の臨時急行「伊那路」は特急に格上げの上、定期列車に、東海道本線の急行「東海」も特急化されました。
現在も特急「ふじかわ」「伊那路」、「ホームライナー」、静岡~東京間の普通列車などで活躍しています。3両セットと6両セットがございます。
(N) 92424 373系 3両セット
(N) 92985 373系 「東海」「ムーンライトながら」6両セット

再生産品もございます。

■東海道・山陽新幹線の主力。N700系

※8両増結セットが再生産されました。基本セットとあわせてご紹介します。
(N) 10-547 N700系 4両基本セット
(N) 10-548 N700系 4両増結セット
(N) 10-549 N700系 8両増結セット
・・・10-549 8両増結セットが再生産されました。

■ヨンキュッパこと高崎のD51 498です。

(N) 2016-1 D51 498
JR東日本のイベント用として人気を博しています。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

工作・加工

鉄道模型教室

ご利用ありがとうございます。午前0時を過ぎましたが、いちおう6月28日(火)分の更新ということにして下されば幸いです。

少し前から不定期にこのブログ上で「鉄道模型教室」を執筆しておりましたが、専用のページを新設いたしましたので、今後はそちらに掲載することといたします。
ご了承下さい。
ブログではどうしても過去の記事が探し出せないなどの問題があろうかと思われますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

下記のページです。
http://trainschool.miyakomokei.com/
鉄道模型教室のトップページです。

なお、本日現在、当ブログで5月28日付で掲載いたしておりました「カトー チビ凸をドレスアップする」を移動させております。このほかの「京都市電2000形」「EF62」「キハ181」も順次移動させますので今しばらくお待ち下さい。
カトー チビ凸をドレスアップするは下記のページです。
http://trainschool.miyakomokei.com/chibitotsu/chibitotsu.html

今後とも小さいネタが中心になろうかと思いますが、掲載をしていく所存です。よろしくお願いいたします。また、トップページのバナーも貼り替えております。手前ミソではございますが・・・(素人がメモ帳片手にタグうちをしておりまして・・・。何せ時間がかかるのですが、実際のところ、無料のホームページ制作ソフトに比べればはるかに細かい設定ができるわけでして・・・。)

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

・・・トップページの「鉄道模型教室」のバナー、ちょっとタイトルが大げさですが、笑ってやって下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
グリーンマックスの板キットの再生産品のご案内をいたします。
数が多いので、数回に分けてのご紹介ですが、ご容赦下さい。
塗装が面倒・・・とか組立が面倒・・・という声が聞こえてきそうですが、じっくりと継ぎ目を消せば、塗装済完成品に比べて美しい仕上げも期待できます。また、自分で納得する色を塗れば、既製品にはない自分だけの作品ができあがります。また、おまけパーツを使えば、別の形式にして組み立てることもできます。ぜひ、トライしてみて下さい。「創る楽しみいっぱい」を味わって下さい。

■西武鉄道の最大勢力。新2000系

西武鉄道も長らく20m3扉の101系や701系が主力でしたが、乗降のしやすさをねらって4扉の車両に取って代わられました。1977年に新宿線の各駅停車用として登場した2000系は1988年からマイナーチェンジされてさらに増備が進行。池袋線・新宿線の両線系統で活躍中です。新2000系が再生産されます。
(N) 439 西武 新2000系 4両編成基本セット
(N) 439-1 西武 新2000系 増結用中間車2両セット

■日本初の大衆冷房車。名鉄5500系。

1959年に誕生した名鉄5500系は日本で初めて特別料金を徴収しない冷房車でした。
名古屋本線の特急でデビュー。2005年に引退するまで使いやすい車両として特急・高速から普通まで幅広く活躍しました。
また、長電2000系、富山地鉄10020系・14760系の前面も付属しています。
(N) 307 名鉄5500系 2両編成セット

■旧型国電の2両セット。クモハ12+クモニ13

福塩線の単行運転~陸前原ノ町電車区(仙石線)の事業用車として活躍したクモハ12040と飯田線や首都圏各線での荷物電車として活躍したクモニ13の2両セットです。
余談ながら、クモハ12040はダブルルーフのモハ30系がルーツで、更新工事を受けて一段屋根となり、両運化、運転台撤去など数々の改造を受けています。弟のクモハ12041は牽引車クモヤ22を旅客用に再改造したもので、クモヤ22のタネ車がモハ30系だったために40番台に編入されました。番号だけではわからない・・・実は飯田線の「ゲタ電号」として活躍した車両でJR東海のリニア・鉄道館で保存されている車両・・・といったらおわかりになると思います。前面を工夫すればできあがりです。
クモニ13は木造車を戦後鋼体化したグループで、切妻車体となっています。
コンテナ電車のクモヤ22、豊橋機関区の珍車クモル23050、試作交流電車として仙山線でテストされたクモヤ790の前面パーツ(クモル23050はアオリ扉なども付属)も付属しています。
まあ、クモヤ22は今の「スーパーレールカーゴ」のご先祖様かもしれません。動力装置は工夫の余地があると思いますが、トレーラーにしてもお楽しみ下さい。前面のゼブラ塗装が強烈です。
(N) 308 クモハ12+クモニ13 2両セット

■いざ、岩本町へ。京王6000系。

今は全車20m4扉車に統一された京王線。そのルーツは1972年登場の6000系です。
実用本位の角張ったユニットサッシがユニークでした。
創業時から東京市電に乗り入れて都心直通を果たす夢があり1,372mm軌間を採用しましたが、ついに1980年、東京都営地下鉄新宿線に乗り入れることによって、都心直通を実現させました。
2両編成から8両編成(10両編成)までお楽しみいただけます。一見するとみんな同じに見えますが、クーラー、パンタ、電装品、アンテナ・・・と結構バラエティに富んでいました。
お好きな時代を再現して下さい。
(N) 417 京王6000系 4両編成基本セット
(N) 417-1 京王6000系 増結用中間車2両セット

■こちらも都心直通の夢を果たした京急1000形

いまでは当たり前のように品川・泉岳寺から遠くは成田空港まで乗り入れをしている京急。こちらもターミナルの品川から東京市電に乗り入れて直通する夢を持っていました。1968年には京急の大革命といえる都営地下鉄1号線(浅草線)乗り入れを開始。真っ赤な電車はさらに活躍の場を広げました。その立役者が1000形です。一時は356両と京急車両の大半が1000形という時代もありましたが、2010年に惜しまれつつ引退しました。
おまけパーツが豊富です。ぜひ、そちらもお楽しみ下さい。また、琴電仕様あたりもおもしろいかもしれません。
(N) 423 京急1000形 4両編成基本セット
(N) 423-1 京急1000形 増結用中間車2両セット

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。
あと18アイテムの再生産がございますが、順次掲載していきますので、今しばらくお待ち下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
本日は、グリーンマックスのキット再生産品のご予約受付についてご案内いたします。8月下旬再生産品の一部です。残りについては明日以降ご案内いたします。数が多いのでご了承ください。

■最後の小田急顔。5000形

1969年に登場した急行・準急用の車両です。現在、廃車が進行中ですが、急行・準急の新宿側に連結されているか新松田~箱根湯本間のローカル運用についていることが多いようです。
404 小田急5000形 4両基本セット(未塗装キット)

■103系のいろいろ

3,400両あまり登場した103系も製造時期によってバラエティに富んでいます。また、製造時期の異なる車両が連結されています。
415 103系 高運・非ATC 6両編成セット(未塗装キット)
高運・非ATC車、量産冷房車、非ユニット窓車の6両セットです。AU712形クーラーも付属していますので、JR東日本の姿が近くなろうかと思います。

435 103系 低運車 4両編成セット(未塗装キット)
435-1 103系 低運車 増結用中間車2両セット(未塗装キット)

第1次改良車がプロトタイプとなります。東海道・山陽本線のいわゆる京阪神緩行線で活躍していました。余談ながら、関東地区にはクハ103-188が長く松戸電車区に配属され常磐線で、のちに京葉線でも活躍していました。AU712方式で冷房改造を受けて異彩を放っていました。

■阪急電車といえば…やはりこのキット。阪急通勤車キット

1983年発売のロングセラーです。2000系から8000系まで各種楽しめます。前面は3種類、側面は2800系用も含まれています。
アルミサッシをていねいに塗ると、必ず色入れが上達します。
407A 阪急通勤車 基本4両編成キット
最大公約数的なキットですが、妻板、前面あたりからみて5300系か5100系あたりが一番近い・・・というところです。もちろん、広幅貫通路や屋根を工夫すればほかの形式もお楽しみいただけます。映画で有名になった今津線の3000系や能勢電のフルーツ牛乳あたりも楽しめそうです(妻板の形状は要工夫。現地を見に行くといいでしょう。一度見に行きましたが、車両によってバラバラでした。もっとも、阪急ファンの方にとっては簡単なのでしょうが…)。

■私鉄の103系こと東武8000系の後継。東武10000系

1983年に登場したステンレス車です。なお、おまけパーツで東武9000系、都営10-000系、名古屋市交3000系の前面が付属しています。
416 東武10000系 4両編成 基本セット(未塗装キット)
416-1 東武10000系 増結用中間車 2両セット(未塗装キット)

■東急田園都市線で活躍する8500系

一体成型車体のキットも発売されていますが、この商品は屋根カーブが異なる初期車(第6次~12次車)です。現在、田園都市線では10両編成を組んでいますが、10両全部初期車という編成は存在せず、どこかにいわゆる軽量車が組み込まれています。
なお、おまけパーツで8000系の前面がセットされています。
418A 東急8500系 5両編成基本セット(未塗装キット)
418B 東急8500系 増結用中間車5両セット(未塗装キット)

■営団地下鉄といえば、やはりこの顔。6000系

1968年に登場した千代田線用6000系。電機子チョッパ制御もさることながら、左右非対称の顔のインパクトは強烈でした。一段下降窓の5次車車です。おまけパーツは有楽町線(副都心線)の7000系、半蔵門線の8000系が付属してしいます。※副都心線仕様にされる場合は帯など工夫が必要です。
420 営団6000系 4両編成基本セット(未塗装キット)
420-1 営団6000系 増結用中間車2両セット(未塗装キット)

■近鉄の急行用2600系/通勤車2410系

ラインデリアを搭載して登場した世代の車両です。屋根が低くなっているのが特徴です。急行用の2600系は4両編成で、2410系は2両+2両編成です。なお、2600系は妻板を変えれば2430系(ロングシート車)に、2410系は車番を変えれば1810系にもなります。名古屋線の急行増結車として5200系と連結してもお楽しみいただけます(連結器は要工夫)
(N) 427 近鉄 2600(2430)系 4両編成基本セット(未塗装キット)
妻板を変えれば2430系(大阪線・ロングシートの通勤車)にもなります。

(N) 428 近鉄 2410(1810)系 4両編成セット(2+2)
車番を変えれば1810系(名古屋線)にもなります。

この2商品を組み合わせて3両固定編成の2430系なども作れます。各自工夫してください。

このほかにも西武 新2000系などもラインナップされていますが、明日以降にご案内いたします。商品登録が遅くて申し訳ございません。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみください。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
本日は、グリーンマックス 東京メトロ東西線05系、15000系、JR九州キハ200「ハウステンボス」などのご予約受付についてご案内いたします。

まずは、新製品からです。

■10000系シリーズのベースとなった東京メトロ05系13次車

東京メトロは、1927年に東洋初の地下鉄として開業した銀座線から2008年に開業し、小竹向原で有楽町線とからめて西武・東武と乗り入れをしてまもなく東急からの乗り入れも開始される副都心線までバラエティに富んだ9路線が存在します。
その中でも、西船橋と中野を結ぶ東西線は路線の半分が高架で、快速も走っているちょっと変わった路線であり、車両もバラエティに富んでいるのが特徴です。1964年の開業以来、5000系が活躍してきましたが、冷房化の促進のために1988年から05系が登場。マイナーチェンジを繰り返してきました。
5000系の置き換えが進み、最終段階を迎えた2004年には東京メトロ初となる新造車05系13次車(第40~43編成)が登場しました。それまでの車両に比べ、車体がダブルスキン構造となり、屋根が張り上げに。また、衝突対策のために妻面に後退角が付けられました。その他、火災対策が強化されているのが特徴です。13次車は東京メトロの標準型として位置づけられており、これをベースに10000系、15000系、16000系といわゆる「10000系シリーズ」が誕生しています。
今回は、グリーンマックスから完成品が発売されます。
「吊り目」で「張り上げ屋根」のタイプということでご理解頂ければと思います。マイナーチェンジをしても編成番号が飛ばないので、車号を見ただけでスタイルがわからない方も多いかと思いますが・・・。

(N) 4217 東京メトロ05系13次車 基本4両編成セット
(N) 4218 東京メトロ05系13次車 増結用中間車3両セットA
(N) 4219 東京メトロ05系13次車 増結用中間車3両セットB
行先は「西船橋」、車番は第40編成が印刷済です。
この次に述べる15000系、マイクロエースの301系(実際には並びませんでしたが)、E231系800番台、5000系などと並べてみて下さい。はたまた07系(東西線転入車)、05系タイプ(アルミリサイクルの第24編成と吊り目の第25~30編成がプロトタイプですが、雨樋が高く張り上げになっています。07系の流用・色替えの商品です)も過去には発売されていました。このほか、トミックスからもE231系800番台が発売予定です。「東京メトロシリーズ」を発売するという発表があったカトーはどのタイプが出るのかも気になるところです。

■再び導入、ワイドドア。15000系

さて、少し前にNHKの番組で取り上げられていた東西線のダイヤについて。ダイヤ担当者が毎朝、駅で乗降の様子を見守り、それを元にダイヤの乱れ具合と照らし合わせて秒単位でダイヤを見直すというシーンが印象的でした。混雑解消のためのコンピュータ解析システムも紹介されていました。東西線の混雑は、地上区間の中野方面行きでひどく、毎日のように遅延が起こって問題となっていました。遅延解消のためにダイヤ面では浦安以西各駅停車の「通勤快速」(以前のC快速)の運転、秒単位での修正・・・が行われてきました。車両面では、乗降時間短縮のために多扉車かワイドドアの導入が検討されてきましたが、05系でも5編成存在するワイドドア車の方が効果的であると判断され、2010年から新型車15000系が登場しました。
いわゆる10000系シリーズの仲間で、05系をベースにワイドドア(扉幅1800mm)にしているのが特徴です。また、前面は10000系譲りの鍵穴形ライトケース。路線によって少しずつスタイルが異なりますが、15000系は横穴になっています。また、ラインカラーはブルーですが、ドアまわりは濃いブルーであり、グラデーションとすることで、ワイドドア車をアピールしています。
最混雑時間帯の中野方面行き電車に使うべく、13編成が登場する予定で、すでに05系の初期車は廃車となり、一部はインドネシアへ輸出されています。
こちらもグリーンマックスから発売予定です。
(N) 4220 東京メトロ15000系 基本4両編成セット
(N) 4221 東京メトロ15000系 増結用中間車3両セットA
(N) 4222 東京メトロ15000系 増結用中間車3両セットB
なお、車番は第1編成を、行先は「快速 中野」を印刷済とのことです。
※ラッシュ時に威力を発揮する「通快 中野」の方が「らしい」と感じているのですが、まあ、平日の朝しか走っていませんので・・・。

■オレンジベースの「ハウステンボス」。キハ200系

JR九州の車両はカラフルで、つい乗りたくなってしまいますが・・・。
1991年に篠栗線・筑豊本線の「赤い快速」として登場したキハ200系は、翌年に指宿枕崎線の「なのはな」、1994年には大村線の「シーサイドライナー」と九州各線に投入されました。現在は、筑豊地区からは配置がなくなったものの、大分・熊本地区(豊肥本線・久大本線・日豊本線の宗太郎越えなど)にも投入されており、非電化路線のエースとして活躍しています。
大村線の「シーサイドライナー」用は海をイメージした青に赤いドアが印象的ですが、2011年にキハ200-14+キハ200-1014がオレンジと白の「ハウステンボス色」に塗り替えられています。
早速、グリーンマックスから発売されることとなりました。
(N) 4215 キハ200系「ハウステンボス」色 2両編成セット (動力付き)
(N) 4216 キハ200系「ハウステンボス」色 2両編成セット (動力無し)
なお、動力装置は今回からトミックス製ではなく、グリーンマックスの2モーター式となります。ご注意下さい。また、前面のカプラーはTNではなく、スイングドローバーに変更されます(TNカプラーはJC41をご利用下さい)。

最後に・・・。
再生産品のご案内です。こちらもご予約受付中です。

■トンネル・専用軌道・併用軌道・・・劇場型路線 京阪大津線500/600形

日本で初めて電車が走ったのは1895年、京都でした。京都の町は保守的でもあり、革新的でもあり・・・・何とも言えない土地柄でして・・・。
京都の路面電車といえば、モデモの嵐電、鉄コレの京都市電・・・そしてグリーンマックスの京阪大津線(京津線・石坂線)です。グリーンマックスの京阪大津線500/600形キットは1985年の発売以来ロングセラーを誇っています。グリーンマックスが「創る楽しみいっぱい」とうたっていた時代の商品で、片運車の側板が2両分、両運車の側板が1両分入っており、前面は500形・600形・260形の中から好きなものを選べるというユニークなものです。うまく組み合わせれば、260形から最新の700形(これは前面とクーラーが要工夫)まで、京阪大津線の80形・800系以外の全車が作れるという非常におもしろいキットです。
1985年の発売以来、何編成も組みましたが、ストレートならば、500形あたりがおすすめ。ちょっとひねれば300形(片運車の側板に260形の前面を組み合わせる)、こだわれば261+262の特急色も楽しめます。ちょうど、カトーから「ユニトラム」、トミックスからも「ワイドトラムレール」が発売されています。実車も専用軌道・併用軌道を自由自在に走ります。なかなかユニトラムでもワイドトラムレールでも楽しめるものではないかと思います。
組みやすさは5段階の2といったところで、101系キットほど組みやすいというわけではありませんが、500形または260形の前面を使うときに前面と側面・屋根の張り合わせに気を付ければあとは雰囲気で楽しめます。どんどん組み立てて、バリエーションをお楽しみ下さい。また、熱心な京阪ファンの方はポール時代も・・・と思います。
(N) 603 京阪500/600形 2両トータルセット

・・・先日、取材で三条京阪→浜大津→京阪石山と乗りましたが、800系もどこからか製品化してくれないかと思ってしまいました。地下鉄シリーズの一環(「京都市営地下鉄シリーズとかやっても3形式でおしまい・・・)としても、路面電車シリーズの一環としても・・・。なかなか幅広く楽しめそうなのですが・・・。小形動力がネックなのでしょうか。まあ、01系が出たら、その応用ではないかと思いますが・・・。←素人の妄想ですので・・・。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。
なお、グリーンマックスでは8月~9月にかけて大量に板キットの再生産を行う予定です。
順次ご紹介いたしますので、お待ち下さい。
小田急5000系、阪急通勤車キット、103系、東武10000系、東急8500系、営団6000系・・・。また、小荷物専用列車セットなども再生産予定です。なかなか筆が進まないので・・・。申し訳ございません。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
本日は、グリーンマックス 名鉄6500系、6000系9・10次車組み立てキットのご案内をいたします。

■「鉄仮面」こと名鉄6500系・6000系(9・10次車)

1976年、ラッシュ輸送に要求される収容力、データイムに要求される快適性を両立させた通勤車6000系がデビューしました。特にオイルショックで急増した乗客を見事にさばいた3扉はその後の通勤車の標準スタイルとなりました。
増備は順調に進みましたが、1980年代に入ると省エネルギーや保守作業の容易さが求められ、1984年に4両編成は界磁チョッパ・回生ブレーキの6500系に移行しました。同時に前面は非貫通となり、窓下にはステンレスの飾りが取り付けられてイメージが変わりました。ファンの間では「鉄仮面」と呼ばれています。また、同時に2両編成も車体は6500系と同様の鉄仮面スタイルとなっています。今回は、この両形式が塗装済みキットで発売されます。
車体は一体成型・はめ込みガラスで、塗装済みです。「トータルセット」には動力装置が付属します。なお、動力装置は2モータータイプです。また、室内灯・ヘッドライトは非対応となっています。前面の標識灯は2灯式(電球タイプ:現在6500系は消滅)、1灯式が選べます。クーラーも丸形・角形の選択式です。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 1111T 名鉄6500系 4両編成動力付きトータルセット
(N) 1111S 名鉄6500系 4両編成基本セット
(N) 1112T 名鉄6000系 2両編成動力付きトータルセット
(N) 1112S 名鉄6000系 2両編成基本セット

なお、東京メトロ05系、15000系完成品、キハ66・67ハウステンボス完成品の発売も発表されましたが、明日(6月25日)以降にご案内いたします。大変申し訳ございません。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
更新が2日ストップしてしまい申し訳ございません。

本日は、下記の商品のご案内をいたします。

■グラデーション帯が楽しい東急9000系大井町線

6扉車を3両も連結し、ラッシュ時間帯は壮絶な状況になっている東急田園都市線の混雑を緩和するため、比較的すいている大井町線に乗客を転移させる施策が行われ、溝の口延長や急行の運転開始が行われました。そして、二子玉川~溝の口間は田園都市線と平行するために誤乗防止と混雑緩和のアピールのために大井町線の車両に帯の張り替えとステッカーの貼り付けを行っています。
今回は、大井町線の9000系塗装済キットが入荷しています。
(N) 1110T 東急9000系大井町線 5両編成トータルセット
塗装済キットです。

■新幹線といえば、やはり0系。

1964年、東京~新大阪間に最高速度210km/hの全く新しい高速鉄道システム「新幹線」が開業しました。車両のみならず、信号、軌道、架線など在来線とは一線を画しており、高速列車というよりも「高速鉄道システム」と呼んだ方がふさわしいかもしれません。
開業時に登場した0系は1986年までに約3,200両が誕生。新幹線=0系の時代が長く続きました。
2008年に惜しまれつつ引退しましたが、いまなお根強い人気を誇っています。
小窓の2000番台です。
(N) 10-453 0系2000番台 8両基本セット
(N) 10-454 0系2000番台 8両増結セット
フル編成でも、基本セットから2両を抜けば、最末期の6両編成も楽しめます。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

本日は、ジオマトリックス・デザイナーズ・インクのフィルムシールご予約受付のご案内です。
また、後半では、エヌ小屋の壁面パーツ入荷のご案内です。

■ミステリー列車にさよなら。行先フィルムシール

買ってきた車両。行先表示が印刷表示の製品もありますが、まだまだステッカーを貼って下さいというものも多く存在します。ところが、ステッカーの入っていない製品があったり、リアルさに欠けていたりします。
・・・というわけで、ジオマトリックス・デザイナーズ・インクのフィルムシールのご案内です。

(N) J8143 JR東海 371系/373系 フィルムシール
「あさぎり」の371系や「ふじかわ」「伊那路」の373系のフィルムシールです。
トミックス製の373系には側面方向幕のシールは同封されていませんので、これを貼れば、前面も側面もそろいます。
なお、トミックス 373系は下記のページでご予約受付中です。
(N) 92424 JR東海 373系 直流特急形電車 3両セット
(N) 92985 <限定> JR東海 373系 直流特急形電車 「東海」「ムーンライトながら」 6両セット

(N) J8504 JR西日本 キハ181系(西日本)/他用 フィルムシール
「はまかぜ」などのキハ181系、「スーパーいなば」「スーパーおき」などのキハ187系、そして2010年11月にデビューした「はまかぜ」の新鋭キハ189系用です。

キハ181系「はまかぜ」は好評発売中です。
(N) 10-875 JR西日本 キハ181系 特急形気動車 「はまかぜ」 6両セット"

キハ187系はご予約受付中です。
トミックス製のキハ187系は側面表示器のシールが同梱されていません。これを使ってお好きな列車に仕上げて下さい。
山陰本線・山口線の「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」用の10番台です。
(N) 92142 JR西日本 キハ187系10番台 特急形気動車 2両セット
(N) 2454 JR西日本 キハ187形10番台 特急形気動車 増結用単品

因美線・智頭急行線・山陽本線の「スーパーいなば」用の500番台です。
(N) 92170 JR西日本 キハ187系500番台 特急形気動車 2両セット

あとは、キハ189系「はまかぜ」の製品化が気になるところでしょうか・・・。

後半です。

■お手ごろ価格で寝台車をドレスアップ。エヌ小屋の壁面シート

今回は、日本最長距離を誇った24系25形「富士」用が入荷しています。
シートを必要な大きさに切り取って貼り付けるだけ。接着剤も塗料も不要で、効果絶大です。
下記の商品がございます。
(N)10600 寝台列車室内表現シート 24系「富士」A寝台・食堂車壁面・ドアパーツ
(N)10601 寝台列車室内表現シート 24系初期「富士」A個室・食堂車壁面・ドアパーツ
(N)10660 寝台列車室内表現シート 24系用(青)

なお、エヌ小屋のシートは順次増やしていく予定です。

24系25形「富士」も好評発売中です。
(N) 10-855 国鉄 24系25形 特急寝台客車 「富士」 7両基本セット
(N) 10-856 国鉄 24系25形 特急寝台客車 「富士」 7両増結セット

もちろん、夜行列車に欠かせない室内灯もございます。
(N) 11-210 白色室内灯セット 6両分入
(N) 11-209 白色室内灯セット 1両分入
「富士」の場合は、11-210を2セット、11-209を2ヶご用意下さい。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

工作・加工

カトー キハ181系 「はまかぜ」

ご利用ありがとうございます。

本日は、カトー キハ181系「はまかぜ」の屋根まわりを中心に個人的な感想を書こうかと思います。

※おことわり
失敗をしても責任は負いかねます。
個人的な考えが入っており、これが必ずしも正解とは限りません。

カトー キハ181系 「はまかぜ」 オリジナル

先日発売された カトー キハ181系「はまかぜ」。
・・・何か変だと思ったら、クーラーが濃い灰色になっています。
実は、試作品の段階(5月11日のセールスミーティング)では、クーラーは銀色でした。で、翌月(6月15日)にはクーラーが灰色に変わっていました。お恥ずかしい話、その段階では気が付きませんでした。
で、入荷した商品を見たら、こんな感じでした。

キハ181系 「はまかぜ」

気になって実車の写真を見てみました。こんな感じです。
クーラーの濃い灰色は、どうやらすすで汚れた質感を再現しているのでしょうか。
でも、屋根は検査上がりの銀色・・・。
・・・となると、選択肢は2つ。
1.屋根を全体的に汚す
2.クーラーを検査上がりの灰色にしてしまう
のどちらかになりそうです。
つまり、屋根がぴかぴかで、クーラーが汚れているのは・・・?・・・というわけです。

ただ、製品がこのようになったのは、屋根とクーラーのコントラストを付けるためとも考えられます。銀一色ではメリハリがないと判断したのでしょうか。あるいは、クーラーは本当は灰色だということでこうしたのかもしれません。写真では濃い灰色に写っているものもあります(が、屋根も汚れているのですが・・・)。
まあ、メーカーの意図を否定するわけではありませんが、個人的なイメージとは違うので、クーラーを塗り替えてみました。また、同時に墨入れも行っています。
あくまでもイメージですので、実際とは異なるかもしれませんが、ご容赦下さい。

クーラーを塗る

まずは、タネ車を分解して、クーラーを取り外します。そして、ねずみ色1号に塗ります。
つやありかなしかですが、今回はつや消しにしておきました。

せっかくなので、クーラーの網に墨入れをしましょう。
エナメル塗料の出番です。タミヤのXF-1フラットブラックとX-20薄め液です。

薄め液で薄めたフラットブラック

紙コップなど適当な容器にXF-1フラットブラックを入れます。そして、X-20薄め液で5倍~10倍程度に薄めます。

黒を流し込む

薄めた黒を面相筆でクーラーの網目に流し込みます。「流れ込む」程度に薄めるのがコツです。うまく流れない場合は、濃いと思われます。もう少し薄めてみましょう。
ちなみにですが、面相筆はよいものを使いましょう。安物では、筆の耐久性も悪く、思ったところへなかなか色が流れてくれません。

ふき取り

先ほどの黒が乾いたら、綿棒に薄め液を含ませて黒い部分をふき取ります。

できあがり

すると、余分な黒い部分は消え、隅っこや影の部分に黒が残り、立体感が演出されます。
ここでは、クーラーの網目が強調されました。ただ、あまりやり過ぎは禁物で、ふき取るときには「気が付いたら墨入れしているのがわかる」程度がいいかと思います。
絵画でいうところの「影」を表現しているわけです。

グリル

墨入れすると立体感が出そうなところ・・・といえば、グリルもそうでしょう。あるいは、ドアのフチもそうです。溝に薄めた塗料を置くと、サーッと気持ちよく流れてくれます。墨入れしてよかったと思える瞬間です。

排気口

墨入れではなく、色入れの部分です。
排気口・・・ここからエンジンの排気が出てきます。ということは、エンジンまで筒になっているわけです。ここを黒く塗ると深みが出てきます。
※黒はつや消しを使いましょう。

キハ181系 「はまかぜ」できあがり

できあがりです。
また、このほかにも・・・
ATS-P配管を立体的に見せるため・・・屋根と配管の境界線に黒を墨入れ
ドアのフチを墨入れ
車端部、ドアの横の小さなグリルも墨入れ
を行っています。

たかがクーラー、されどクーラー。お好みに塗り替えるのもいいかなと思います。
国鉄色のキハ181系のようにクーラーを銀色に塗るのもいいと思います。
ぜひ、各自工夫してみて下さい。

下記のページで販売中です。
(N) 10-875 キハ181系 「はまかぜ」 6両セット

墨入れの塗料・薄め液です。
80301 XF-1 フラットブラック
80030 X-20 エナメル溶剤大びん 40ml
80040 X-20 エナメル溶剤特大 250ml

筆です。
87074 タミヤモデリングブラシ PRO 高級面相筆 No.000

筆や塗料は「はまかぜ」のみならず、ずっと使えるものです。色入れにはお金はかかりません。ぜひ、お試し下さい。

本日は以上です。それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

本日は、マイクロエースの2011年11月発売予定品のご案内をいたします。
なお、再生産品のご案内です。新製品については6月17日(金曜日)付けの記事をご覧下さい。

■初の地下鉄乗り入れ車。301系の晩年の姿

1966年に国鉄初の地下鉄乗り入れ車として301系が登場しました。アルミ車体を採用し、台車は空気バネと当時の国鉄通勤車の中では異例とも言える存在でした。1989年からは冷房改造が施工されました。AU712形を屋根に2台搭載しているのが特徴で、屋根上がにぎやかになりました。
長らく東西線乗り入れに活躍してきましたが、2003年にE231系に置き換えられています。
商品は晩年の姿を模型化しています。
(N) A0053 301系 東西線 青帯・冷房車 5両基本セット
(N) A0055 301系 東西線 青帯・冷房車 5両増結セット

■東京メトロ東西線で活躍した5000系

301系は国鉄から営団東西線に乗り入れる車両でしたが、営団側では5000系を用意しました。営団では始めての20m4扉車です。日比谷線3000系までの車両とは違い、経済性を重視。少々豪華さという点では後退しています。車体はスキンステンレス(一部アルミ)。前面は折れ妻。国鉄の103系を元にした設計ですが、営団地下鉄らしさがあちこちに醸し出されています。
当初は3両、次いで7両。最終的には10両となっています。
製造時期によりスタイルが少しずつ異なっており、特に1977年以降に製造された車両は戸袋窓が省略されイメージが変わりました。また、1985年以降に更新を受けた車両も戸袋窓を廃止しています。3両から段階的に10両編成となったことから全車戸袋窓がない編成というのは存在せず、編成はにぎやかでした。1988年から05系による置き換えが始まりましたが、車齢の若いものは冷房改造を受け引き続き活躍。最終的には2007年に東西線から引退。現在は千代田線北綾瀬分岐線で3連×2本が残るのみとなっています。今回は、冷房改造車が再生産されます。
(N) A2979 東京メトロ5000系 冷改車 6両基本セット
(N) A2980 東京メトロ5000系 冷改車 4両増結セット

■成田空港へのアクセスを担った京成 初代AE形

1972年に成田空港へのアクセス特急用として登場した京成の初代AE形。くの字に傾斜した前面、ワンハンドルマスコンを採用し定速運転装置を搭載した意欲的な車両でした。しかし、空港開港が延び延びになり、車庫で眠っている日々が続きました。1978年にようやく空港が開港しましたが、当初は乗客も少なく、苦戦していました。1991年になって成田空港直下乗り入れが実現。いよいよ本領を発揮。しかし、AE100形に置き換えられ1993年に引退しています。今回は、新塗装で8両化された末期のものが再生産されます。
(N) A0963 京成 スカイライナー AE形 新塗装8両セット

■ジョイフルトレイン二題「やすらぎ」と「江戸」

1980年代はジョイフルトレインが続々と登場しました。1986年、高崎鉄道管理局にはお座敷客車「やすらぎ」、東京南鉄道管理局には同じく「江戸」がデビュー。「サロンエクスプレス東京」の影響もあり、前後に展望席があるのが特徴です。スタイルが管理局によって異なるのがおもしろいところです。
(N) A2680 12系「やすらぎ」 6両セット
(N) A2682 12系「江戸」 6両セット

■東北・上越新幹線の200系

1982年に登場した東北・上越新幹線の200系。85年には240km/h対応の1000番台が登場しました。民営化後、続々と新車が投入されると見劣りがするため、1999年からリニューアルを受けています。同時にE2系と同じパターンの塗装になり、雰囲気が変わりました。
現在も数を減らしているものの東北・上越新幹線で活躍しています。
(N) A1594 200系1000番台新幹線 リニューアル編成 新塗装6両基本セット
(N) A1595 200系1000番台新幹線 リニューアル編成 新塗装4両増結セット

■初の大衆冷房車。名鉄5500系

1959年に登場した名鉄5500系は、国鉄の特急列車でも珍しかった冷房装置を特別料金不要の列車に導入し、日本初の大衆冷房車という栄誉を担っています。
このほか、パッケージ型の制御器を採用し、狭い床下の有効活用に貢献。7000系「パノラマカー」のメカニズムはこの5500系が基本となっています。
4両・2両編成が存在し、特急から普通まで幅広く重宝され、2005年に引退しました。
特別整備後のものが再生産されます。
(N) A6059 名鉄5500系 特別整備後 スカーレット 4両基本セット
(N) A6060 名鉄5500系 特別整備後 スカーレット 2両増結セット

■丸窓がユニークな試作ディーゼル機関車DF40→DF91

ディーゼル機関車の黎明期、各車両メーカーは競って試作機を製造。国鉄に借り上げ試用してもらい、売り込みを図りました。また、輸出車両のデモも兼ねていました。
中でも川崎重工・川崎車輌のDF40はドイツマン社製のエンジンを搭載した電気式でした。箱形の車体で、造船メーカーらしく側面には丸窓。青色に黄色のラインが入って四国でテストを繰り返しました。結果が良好で、のちにDF40を元にしたDF50が登場しています。メカも試作機ながら、DF50に類似していたために使いやすく、重連総括制御装置を追加、DF50と重連運用にも入りました。試作機にしては長命を誇り1975年まで使用されていました。
DF40時代とDF91時代が再生産されます。
(N) A8190 DF40 1ブルー
(N) A8196 DF91 1貫通型・朱色

それではごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。