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本日は、カトー、トミックスの新製品・再生産品の入荷のお知らせをいたします。
■福岡都市圏の主力。813系
民営化後、JR各社では地域輸送にも力を入れ、近郊形電車が続々と登場しました。
JR九州では811系に続き、1994年に813系が登場しました。
車体は811系同様、ステンレス製で車内は転換クロスシートを採用しています。しかし、足回りはVVVFに進化。また、カラーリングはJR九州独特の赤を効果的に使用したものとなりました。
当初は2両編成で登場。のちに3両編成となっています。200番台は1997年に登場したグループで、コストダウンが図られています。戸袋部分のビードの削減、蛍光灯のカバーの省略などが目立った変更点です。3連×36本が登場しましたが、1本(RM231編成)は事故廃車となっています。
(N) 10-813 JR九州 813系200番台 3両セット
■これで5回目の帯色変更。209系500番台武蔵野線
近郊形や通勤形ファンの興味の一つといえば、塗装変更でしょう。転属に際して、今までまとっていた塗装から新しく使用される線区の塗装に変更されて出てくるとイメージが大きく変わります。
首都圏でも103系の時代には結構見られ、1984年の「59-2」では常磐線で4色編成が走ったり(これが関西から虎の子の2000番台を召し上げられたりしてるのですが・・・)しました。
近年でも205系や209系で帯色変更が見られます。
その中でE231系までのつなぎとして登場したのが209系500番台。1998年から10連×17本=170両が登場しました。209系の中では異色の広幅車体を採用しており、510編成からはシングルアームパンタとなり、E231系0番台とそっくりなスタイルをしています。
今回、カトーから発売された515編成は総武・中央緩行線でデビュー。カナリヤ色の帯でした。2005年から翌年にかけて京浜東北線のD-ATC化改造時の予備車として貸し出し。このときにラインカラーはスカイブルーになっています(1回目の変更)。そして2006年にはいったん総武・中央緩行線へ復帰。ラインカラーもカナリヤ(黄色5号←本来は黄色1号なのでイレギュラー)となりました(2回目)。ところが、2006年には再び京浜東北線へ。今回は209系試作車置き換え用でした。ラインカラーも変更されました(3回目)。
京浜東北線の209系はE233系に置き換えられることが決定していたためスカイブルーも短命で、2007年には京葉線へ転出。ピンク色に変更されました(4回目)。
京葉線で活躍していましたが、同線にもE233系を投入。2010年に武蔵野線~大宮直通電車が増発(新設)されることとなり、8両化の上、オレンジ・ホワイト・ブラウンの武蔵野色になりました(5回目)。
これだけ帯色が変わった車両は珍しいのではないかと思います。
(N) 10-861 209系500番台 武蔵野線 8両セット
続いてトミックスです。
■成田空港と東京・横浜を結ぶE259系「成田エクスプレス」
1991年3月に成田空港直下にJR東日本・京成が乗り入れ。両社は都心と空港を結ぶ特急列車の運転を開始しました。JR東日本では253系を投入。赤・灰・白のブロックパターンの塗装、横浜方面・池袋方面から列車がやってきて東京駅で連結をして成田空港へ向かう運転体系などが注目されました。
2010年になり、京成では北総鉄道と新線を活用した成田スカイアクセス線を開業。これにあわせて最高速度160km/hの新AE形が登場しました。迎え撃つJR東日本では新型車E259系を2009年に投入しました。253系では不評だったボックスシートから通常の回転リクライニングシートに。案内表示も4ヶ国語対応に。また、Wi-Maxアンテナが搭載され、車内で公衆無線LANによるインターネット通信ができるなど、ビジネスマンにも便利なサービスが採用されています。
2009年から翌年にかけて6連×22本を投入し、253系を一斉に置き換え。都心と空港を結ぶ特急列車として活躍中です。
トミックス製が入荷しています。
通常タイプです。中間連結器はアーノルドタイプです。
(N) 92418 E259系「成田エクスプレス」 3両基本セット
(N) 92419 E259系「成田エクスプレス」 3両増結セット
限定品です。中間連結器はTNタイプの6両セットです。
(N) 92983 E259系「成田エクスプレス」 6両セット
なお、カトー製も好評発売中です。
(N) 10-847 E259系「成田エクスプレス」 3両基本セット
(N) 10-848 E259系「成田エクスプレス」 3両増結セット
■ちょっとカジュアルな特急形。373系。
1990年代に入ると急行用の165系も老朽化、陳腐化が目立ってきました。そこで身延線の急行「富士川」を新型車に置き換えの上、特急に格上げさせることとなりました。1995年に登場したのが373系です。キハ85系に始まる「ワイドビュー」シリーズの一員で、窓が大きく眺望がよいのが特徴です。また、車体はステンレス製で、窓下にオレンジ色の帯が入ることでJR東海の車両であることをアピールしています。165系の置き換え用ということで、編成は3両固定となり、長編成の場合は複数編成を併結させて対応することとなりました。また、元々が急行だったために停車駅が多いことからデッキを省略しており、特急車の中でもカジュアルな仕上がりとなっています。まずは「富士川」を特急化した「ふじかわ」でデビュー。翌年には165系を使った列車の置き換えをさらにすすめ、近距離客と遠距離客が混じって乗車するために混雑を極めた大垣夜行に投入。快速のまま指定席列車に変更し、「ムーンライトながら」としました。また、飯田線の臨時急行「伊那路」は特急に格上げの上、定期列車に、東海道本線の急行「東海」も特急化されました。
現在も特急「ふじかわ」「伊那路」、「ホームライナー」、静岡~東京間の普通列車などで活躍しています。3両セットと6両セットがございます。
(N) 92424 373系 3両セット
(N) 92985 373系 「東海」「ムーンライトながら」6両セット
再生産品もございます。
■東海道・山陽新幹線の主力。N700系
※8両増結セットが再生産されました。基本セットとあわせてご紹介します。
(N) 10-547 N700系 4両基本セット
(N) 10-548 N700系 4両増結セット
(N) 10-549 N700系 8両増結セット
・・・10-549 8両増結セットが再生産されました。
■ヨンキュッパこと高崎のD51 498です。
(N) 2016-1 D51 498
JR東日本のイベント用として人気を博しています。
それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。