新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

本日は、2011年11月発売予定のマイクロエース新製品についてご案内いたします。
再生産品につきましては、順次受付をいたします。今しばらくお待ち下さい。

■80年代の京成。ファイヤーオレンジの3200形

今でこそ、「スカイライナー」や「京成パンダ」で好調の京成も、1970年代はいろいろな要因が重なり、かなり苦しい状況に追い込まれていました。成田空港のアクセス輸送のために新線を建設するも、開港が延びてしまって建設資金が回収できず大きな負担となったり、車両は焼き討ちにあい、また諸事情で空港駅と空港ターミナルが遠いので乗客が伸び悩んだり・・・。
今のJR西日本の一色塗りということではありませんが、今までは上半分がモーンアイボリー、下半分がファイヤーオレンジ、帯はミスティラベンダーという女性的で華やかなカラーも、1980年からはファイヤーオレンジにモーンアイボリーの帯となりました(表向きには宗吾車両基地の塗装設備の都合といわれていますが、真相は・・・)。経営が苦しいので、車両の冷房化も長く3500形だけにとどまっており、夏期のサービスも問題となりました。
ようやく、1970年代後半に入ると、いわゆる赤電(3000形~3300形)の更新工事が開始。3100形までは冷房化は見送られてきましたが、1983年の3150形からは冷房改造も行われるようになりました。そして、1985年からは3200形の番となりました。冷房改造に際して、ライトは腰部におり、方向幕が新設。京成の伝統にあわせて貫通扉に種別、おでこに行先表示というスタイルとなりました。また、4両編成で登場しましたが、長編成化が進んできたこともあり、3221~の6Mグループは6両編成に組み替えられており、2パンタ車も誕生しています。そして、側窓はユニットサッシとなり、女性的なスタイルから一変してゴツゴツしたものとなりました。
そんな京成の苦しい時代は、なりふり構わない合理化、遊休資産の売却、テーマパークの好調な営業成績でどうにか持ち直し、1991年の成田空港(直下)駅誕生で、状況は変わり、カラーリングも今のアクティブシルバーにヒューマンレッド、フューチャーブルーの帯となり、今の盛況に続いています。

今回は、1980年代の京成を代表するファイヤーオレンジにモーンアイボリーの帯が入った3200形が製品化されます。会社が苦しかった時代の話ですが、京成ファンの方には忘れられない一コマでしょう。
(N) A1874 京成3200形 更新車 ファイヤーオレンジ 6両セット

■船橋経由の「シティライナー」。AE100形

現在、成田空港アクセスは成田スカイアクセス線経由の「スカイライナー」が主力ですが、京成本線船橋経由の「シティライナー」も運転されています。AE100形は1990年に翌年に開業した(新)成田空港駅開業に備えて登場した「スカイライナー」用の特急車です。2010年に成田スカイアクセス線が開業し、新AE形が疾走しています。その際に、船橋など京成本線を経由しなくなったために補完的な意味で「シティライナー」が運転されることとなりました。車両はAE100形が使用されています。
「スカイライナー」のロゴマーク類が消された姿です。
(N) A2892 京成 AE100形 「シティライナー」 8両セット

■旧型電車のメッカ二題。大糸線と飯田線の旧型国電

旧型電車が比較的最後まで残った大糸線と飯田線。両線とも風景も美しく、車両もバラエティに富んでいたために人気がありました。大糸線はスカイブルー一色ですが、意外とこんなもの・・・という感じ、飯田線はスカ色ですが、こちらも定番的なカラーリングです。
今回は、モハ40系車体のバリエーション的な意味合いで発売されます。
個々の車両解説は長くなりますので本文をご参照頂ければと思います(本当に長くなりますが、退屈で仕方がないと思われる方も多いと思います。ご容赦下さい。)。
まあ、車番を見ればスタイルがおわかりの方も多いかと思いますが、お節介ついでにいうと、番号は全く違っても実は車体はほぼ同じ・・・というのが今回の車種選定の根底にあろうかと思います。
大糸線のクモハ60と飯田線のクモハ54は元々は同じモハ60でしたが、戦後、セミクロス化されてクモハ54になった・・・つまり、車体は同じで、内装を変えればできあがり・・・ということになります。
まあ、車種の選定はこんな感じかな・・・と思いますが、GMキットではできなかった半流のモハ60を製品化するあたりはよく考えられているのではないかと思います。
特定番号を追求するというよりも、その路線の雰囲気を味わって頂ければと思いますし、そのような製品であると考えています。
本当に追求される方は、キットを元に加工されるのも手ではないかと思います。
A3994 クモユニ81+クモニ60 スカイブルー 大糸線 5両セット
A3995 クモニ83100+クモハ54100 スカ色 飯田線 5両セット

■気が付けば50周年。伊豆急100系

今でこそ、「リゾート21」が主力、元東急の8000系が通勤・通学の足を担っている伊豆急行。
1961年に地元の熱意が実り、伊東~伊豆急下田間が開業しました。
その開業にあわせて登場したのが100系です。流電や合いの子を近代化したらこうなりました・・・という広窓がゆったりと並ぶサイドビュー。前面は親会社である東急6000系に似たスタイル。どこででもありそうなスタイル、でも、伊豆急独特の・・・という不思議な雰囲気を醸し出しています。ハワイアンブルーのカラーリングが伊豆急らしい・・・といったところでしょうか。
2002年に惜しまれつつ引退しましたが、1991年から冷房改造が施工されています。改造の内容は比較的簡易なもので、小型のクーラーを1両に3台程度設置するもので、同時にデッキの取付や分煙化も行われています。また、一部の車両にはスカートやバックミラーが取り付けられていました。
今回は伊豆急100系登場50周年記念ということで発売されます。
冷房改造車を集めた7両セットです。サハは元グリーン車で固定窓。特にサハ181はリクライニングシートの乗り得車両です(実際、サハ180は知る人ぞ知る存在で過去に乗ったときも、これをねらいました。余談)。一見同じように見える100系も結構バラエティに富んでいる・・といったセットです。
※各車両の解説は本文に掲載しておきました。そちらもお読み下さい。
(N) A8170 伊豆急 100系 冷房車 7両セット

■東京メトロ東西線へ乗り入れるE231系800番台

カトーから東京メトロ銀座線の01系が発売されることが決まりましたが・・・。
東京メトロの各線はそれぞれに個性があり、おもしろいところです。
東西線は路線延長も長く、南砂町から先は高架を走り、荒川の長い鉄橋を渡り、マンションが建ち並ぶ住宅地を貫いています。また、快速電車が運転されており、地下鉄というよりも、郊外電車的な要素が強い路線です。先日、開業記念に製作された映画を見る機会がありましたが、今から見れば信じられないほど何もない沿線でした。それだけ、地下鉄の威力はすごいものがあるのかと感じました。
余談はさておいて、中央緩行線~東西線~総武緩行線で運転されるJR側の車両は長らく301系・103系が活躍してきましたが、2003年にE231系に置き換えられています。
E231系というと裾絞りの車体というイメージがありますが、地下鉄線内の車両限界の関係で裾絞りがない車体となっており、千代田線乗り入れ用の209系1000番台に似たスタイルとなっています。
今回は、前面を改良したものが発売されます。
(N) A8460 E231系800番台 東西線 改良品 6両基本セット
(N) A8461 E231系800番台 東西線 改良品 4両増結セット

本日は以上です。

新製品・再生産品情報

カトー 10-875 キハ181系「はまかぜ」

ご利用ありがとうございます。
本日は、カトー キハ181系「はまかぜ」が入荷しております。なお、マイクロエースの新製品・再生産品のご予約受付については別途ご案内いたします。

■最後のキハ181系。「はまかぜ」

国鉄形の特急気動車といえば、キハ82系も人気がありますが、キハ181系も力強いエンジンの響きが魅力です。1969年に中央西線の特急「しなの」用として登場。山岳線区を中心に活躍の場を広げました。四国の特急列車は国鉄分割民営化まですべてキハ181系が担当していました。また、山陰地方でも電化が進まなかったために主な活躍の場となりました。
国鉄分割民営化後はJR四国と西日本に継承。四国のものは1994年までに2000系に置き換えられ、西日本のものだけが残りました。その中で、阪神地区と兵庫県北部の但馬地方、鳥取を結ぶ「はまかぜ」に使用されていたものは1998年から485系アコモ改善車に似たカラーリングに変更されました。
その後、山陰本線・智頭急行線の「おき」「くにびき」「いなば」などがキハ187系に置き換えられ、「はまかぜ」が最後のキハ181系となりました。確かに撮るには迫力があるのですが、さすがにアコモデーションの陳腐化は問題であり、2010年に定期列車からは引退、2011年2月にさよなら運転を実施して大勢の人に惜しまれつつ引退しました。
今回は、最後まで残ったキハ181系「はまかぜ」が入荷しています。

カトー 10-875 キハ181系「はまかぜ」

以前、カトーのセールスミーティングで試作品が展示されていましたが、本製品はこんな感じです。
先頭車 キハ181にはATS-P配管、中間車にはラジエターが表現されています。
全体的に手慣れた感じに仕上がっています。クーラーの色については、少々茶色が入っている灰色です。

下記のページで販売中です。
(N) 10-875 キハ181系 「はまかぜ」 6両セット

単独で「はまかぜ」に、もちろん既発売のキハ181系国鉄色と連結して移り変わりの姿を再現するのもいいかもしれません・・・。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

※訂正です。
6月15日付け当店ブログの中で、下記の部分が誤っておりました。お詫びして訂正します。

東京メトロ01系のプロトタイプ
・正面表示器はLED
・台車は後期形
の中で
台車は「後期形」という解釈が間違っておりました。
後期形・・・「FS520の後期形」が正しい内容です。
大変申し訳ございません。
というわけで、プロトタイプは第32編成~36編成となる模様です。
お詫びして訂正いたします。

新製品・再生産品情報

225系と813系

ご利用ありがとうございます。
本日は、カトー セールスミーティングのレポートをいたします。何かの足しにして頂ければと思います。
かなり長くなりますが、おつきあい頂ければ幸いです。

おことわり
写真は試作品です。
写真はクリックすると拡大されます。
写真の技術はへたくそですがご容赦下さい。

225系先頭部

まずは、JR西日本の近郊形電車である225系です。本線用の0番台の試作品です。

クモハ225-0

敦賀・米原向き先頭車のクモハ225-0です。

モハ224-0

中間電動車のモハ224-0です。モーターは米原側の台車に、SIVを搭載しています。

モハ225-300

同じく中間電動車のモハ225-300です。パンタ、CPが付いています。

クモハ224-0

姫路・播州赤穂・上郡側の先頭車 クモハ224-0です。

クモハ225-0前面

クモハ225-0前面です。HIDライトや方向幕・行先表示LEDもガラス越しの雰囲気がよく出ていようかと思います。薄く緑色になっているところにもご注目。

連結シーン

実車は6両編成・4両編成も登場しましたので、近いうちに225系同士の編成も見られると思われます。模型でもこんな感じで連結できます。

223系と225系の連結

もちろん、実車同様、223系と225系の併結もできます。

パンタまわり

パンタまわりです。シングルアームパンタを搭載しています。形態も安定しています。

クモハ225-2

ちょっと遊んでみました。先ほどのクモハ225-0の写真とどこが違うでしょうか・・・。
・・・パンタグラフを前後逆に取り付けると「I2」編成のできあがりです。
※失敗しても責任は負いません。各自工夫して下さい。

225系側窓

行先は「新快速 姫路」が印刷済ですが・・・。
行先表示器、窓ガラスとシートの位置関係です。
行先表示器は車体から一段へこませてあります。
また、シートも微妙にあっていないところが再現されています。

側窓と表示器

別アングルです。
窓ガラスにご注目。パッと見ると「ドア-小窓-3連窓-小窓-ドア」のように見えますが、実は、「ドア-小窓-大窓-小窓-ドア」となっています。
で、3連窓のように見える真ん中の大窓の黒い部分はカーテンレールです。もちろん、カーテンレールは窓の内側(客室側)に立っています。そのあたりもぬかりなく再現されています。

ガラス

ガラスパーツですが、カーテンレールは裏側から黒い線を印刷してあります。
裏側に黒い線を印刷しつつ、樹脂を型に流し込むのはかなり難しいとのことですが、その問題をちゃんとクリアしています。

225系側窓

実車の側窓です。カーテンレールと側窓の関係がおわかりいただけようかと思います。
地元の方はぜひ試乗してみて下さい。なかなかおもしろい作りになっています。
(写真は阪和線用の5000番台です。ご容赦下さい)

運転台シースルー

長くなりましたが、最後です。
もちろん、運転台シースルーとなっています。ヘッドライトのレンズの配列にもご注目。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-871 225系0番台 新快速 8両セット

続いて・・・。
209系500番台 武蔵野線

209系500番台武蔵野線です。2010年12月のダイヤ改正で京葉線から武蔵野線に転属となりました。
前面のステップ下にご注目。京浜東北線時代に取り付けられたホーム検知装置が再現されています。新規製作とのことです。

クハ209-500

東京・海浜幕張側の先頭車であるクハ209-500です。側窓の一部が開閉式にあらためられているところも再現しています。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-861 209系500番台 武蔵野線 8両セット

万葉線 MLRV1000形「アイトラム」

高岡と越ノ潟を結ぶ万葉線 MLRV1000形「アイトラム」です。
富山ライトレールのバリエーションですが、もちろん、ヘッドライトまわりなどの相違を再現しています。
実物的には、こちらが先でライトレールが後に登場しています。
鮮やかな赤色にもご注目。つやがあり上品な赤に仕上がっています。

アイトラムのレタリング
アイトラムの側面に入っているレタリングです。

万葉線「アイトラム」は下記のページでご予約受付中です。
(N) 14-803 万葉線 MLRV1000形「アイトラム」

なお、路面電車の線路システムである「ユニトラム」の線路もご予約受付中です。
(N) 40-801 V51 ユニトラム路面軌道拡張セット
平面クロスを中心としたセットです。

(N) 40-802 V52 ユニトラム 直線拡張セット
直線線路のセットです。

(N) 40-803 V53 ユニトラム 鉄道乗り入れ拡張セット
ユニトラムの複線線路間隔25mmからユニトラックの33mmに変えるためのレールです。
ユニトラックの部分を専用軌道としてお楽しみ下さい。もちろん、専用軌道内にポイントを組み込んで駅なり車庫なり作ることもできようかと思います。

813系

九州の近郊形813系です。レタリングまでしっかりと入って出てきました。

813系前頭部上から

813系の前頭部を上から眺めてみました。
特徴あるワイパーカバーやホロの出っ張りなどにもご注目。

クハ813形前面

門司港寄り先頭車・クハ813形の前面です。スカートの開口部も極力狭くしたとのことです。

クハ813

クハ813形です。

813系レタリング

813系のレタリングです。方向幕は「快速(大牟田-小倉) 門司港」が印刷済です。
側窓は黒っぽい熱線吸収ガラスですが、中をよく見せるためにあえてこれくらいにしているとのことです。

クハ813パンタまわり

クハ813形のパンタまわりです。碍子は緑色です。高圧配線を銅色に塗ればより引き立つと思います。

813系の併結

813系同士の併結もお楽しみいただけます。実車は817系との混結も存在しています。
他社製のキットを工夫して楽しむのもいいかもしれません。

813系は下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-813 813系200番台 3両セット
本線仕様です。

(N) 10-814 813系200番台 福北ゆたか線 3両セット
福北ゆたか線用です。

285系

東京~高松・出雲市を結ぶ285系「サンライズエクスプレス」です。
連結面が改良されています。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-545 285系0番台 サンライズエクスプレス 7両セット
JR西日本所属編成です。
(N) 10-546 285系3000番台 サンライズエクスプレス 7両セット
JR東海所属編成です。

EF510

写真のレポートとしては最後です。EF510形0番台です。動力装置が改良されています。
(N) 3059 EF510形0番台

最後に試作品は出ていませんでしたが・・・。
■東京メトロ銀座線01系
下記のような内容とのことです。
・プロトタイプは前面表示器がLEDのタイプ
・台車は後期のタイプ・・・丸ノ内線と共用できるため
・・・ということは・・・。
・LEDの編成は第32編成からあと
台車が変更されたのは第37編成からあと←2011年6月16日修正
※台車が後期・・・ということですが、再度確認しましたところ、「FS520」「FS020」の後期形であるとのことでした。後期形は、軸箱が鞍形、ユニットブレーキになったものです。お詫びして訂正します。このため、FS520形(020形)の後期という解釈になると第32~36編成となります。(「後期」という言葉を FS520形の後期ロットという意味と台車がボルスタレスになったという意味と取り違えておりました。確認不足でした)←2011年6月16日修正

ということになると考えられます。
「特定編成」を作るのではなく「銀座線の電車」という意味で製品化したいとのことです。

室内灯については、現在の11-209 または 11-210でも使用できますが、新しいシステム(明るさや照度の均一性など)として開発中とのことです。11-209や11-210との互換性も考慮しているとのことです。

東京メトロシリーズについては、すでにカトーでは首都圏のJRはほとんど模型化しました。今度は、「東京を演出する」もう一つの鉄道として地下鉄があるので、シリーズものにしたということです。第一弾が銀座線なのは、東京を代表する地下鉄であり、地方の方でも知名度が高いという理由からとのことです。また、東京メトロとの協力もたぶんにあるとのことでした。
「銀座線らしい」01系・・・どのような姿で出てくるのか・・・と楽しみです。
16m×6両=96m・・・20m車5両弱の長さになります。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-864 東京メトロ 01系 銀座線 6両セット

以下、丸ノ内線など他の線もやっていきたいとのことでした。

最後までおつきあい頂き、ありがとうございました。

新製品・再生産品情報

100系新幹線「グランドひかり」

ご利用ありがとうございます。
本日は、カトー 100系「グランドひかり」が入荷しています。
また、後半ではグリーンマックスのマニ44のご予約受付についてもご案内いたします。

■ダブルデッカーが4両並んだ「グランドひかり」

今の東海道・山陽新幹線はN700系が主力ですが、窓が小さいとか味気がないという声を聞くことがあります。最高速度300km/hは確かに速く、座席の横にはACコンセントが付いていたりとなかなか便利なのですが・・・。
歴代の新幹線の中で、いちばん好きな車両はと聞かれると100系をあげる人も多いかもしれません。
0系が20年以上増備された次の形式でもあり、ダブルデッカーがよかったとか、座席がゆったりしている(これは天井が高いとか窓が広いとかいう理由もあろうかと思います)という意見が主ではないかと思います。もちろん、0系を元に鋭い鼻先にしたのも優れたデザインではないかと感じています。
さて、この100系。当初はダブルデッカーが2両でしたが、JR西日本では4両に増やした「グランドひかり」を1989年から16両×9編成製造しました。航空機との競争が激しいJR西日本では、最高速度を275km/hに向上させることや食堂車でゆったりと食事を取るなど鉄道ならではの優位性をアピールすることにより、競争を勝ち抜こうとしました。世はバブル経済まっただ中でグリーン車の人気も高いことから席数を増やす必要もあり、食堂車は捨てがたいし・・・とダブルデッカーを4両に増強したというわけです。また、ダブルデッカーの1階席は2+2列のゆったりとした普通車指定席。知る人ぞ知る座席でした。
同時期のJR東海車は食堂車を廃止してカフェテリアにしたG編成が登場しており、会社ならではの施策の違いがはっきりと分かれたところが興味深いところでした。
最高速度を275km/hにアップさせる計画は騒音問題から中止。山陽新幹線で最高速度を230km/hに上げることとしました。
その後、300系「のぞみ」が登場し、700系の増備が進み、「のぞみ」が増えると「グランドひかり」は使い道がなく、6両編成に短縮の上、「こだま」に転用されていきました。また、2003年には「グランドひかり」としての引退運転を行っています。そういえば、東海道・山陽新幹線の最後の食堂車としても話題になりました・・・。
下記のページで販売中です。
(N) 10-354 100系「グランドひかり」 6両基本セット
(N) 10-355 100系「グランドひかり」 6両増結セット
(N) 10-356 100系「グランドひかり」 2両増結セット
フル編成の場合、2両増結セットを2セットご用意下さい。

■気が付けば引退。205系京葉線。

少し前に発売になっていますが、ご案内が遅くなりました。
1990年に全線開業した京葉線。それにあわせて205系が登場しました。
前面は丸みを帯びた独特の顔で、沿線のテーマパークにイメージを合わせたともいわれています。
ラインカラーはピンク。最高速度は110km/hで主に快速を中心に使用されてきました。
しかし、登場から20年経過した2010年からE233系に置き換えが進んでいます。
最終期の姿を模型化しています。
(N) 10-429 205系 京葉線 最終編成 6両基本セット
(N) 10-430 205系 京葉線 最終編成 4両増結セット

最後に、新製品のご案内です。

■国鉄末期の荷物列車には欠かせないマニ44

カトーEF62形の発売により、荷物列車を組んで走らせてみたい・・・といっても引くものがない・・・という声がありました。1984年に山を下りてきて東海道・山陽本線で活躍を始めたのですが、そのころはパレット積みのマニ44、スニ40やらレッドトレインの一員ともいえるマニ50形やらが幅を利かせていました。鋼体化改造車のマニ60は本線スジではあまりお目にかからず、マニ37はちょっと複雑なスタイル・・・。
というわけで、パレット積み荷物車のマニ44形がグリーンマックスから発売されます。
今回は完成品で、1両単品、2両セット、4両セットが発売されます。1978年から161両が登場しており、国鉄末期の荷物列車でよく見かけました。また、カラーバリエーションとしてマニ44形ユーロライナーカラーも発売されます。「カートレイン名古屋」として走らせて下さい。

青色です。
(N) 4212 マニ44形 4両セット
(N) 4213 マニ44形 2両セット
(N) 4214 マニ44形 1両単品

ユーロライナーカラーです。
(N) 4229 マニ44形 ユーロライナーカラー 4両セット

本日は以上です。それではごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

エヌ小屋シート

ご利用ありがとうございます。

本日は、華やかな寝台列車をさらに引き立てる エヌ小屋の室内パーツのご案内です。
寝台列車の華といえば、個室寝台車に食堂車。
市販の完成品では、壁面の表現もないものが多く、窓越しに白い壁が続くばかりでいささか興ざめかもしれません。

というわけで、エヌ小屋の室内パーツのご予約を受け付け中です。
今回は、カトー 24系25形「富士」用のものです。
ニューブルートレイン全盛期の頃の華やかさをさらにグレードアップするものです。
取付は簡単で、シートを切り抜いて両面テープで壁面に貼るだけ。
接着剤も塗料も不要です。
いっしょに室内灯も組み込んで、ブルートレインをドレスアップして下さい。

下記の商品です。
(N) 10600 寝台列車室内表現シート 24系「富士」A寝台・食堂車壁面・ドアパーツ
・・・後期の姿です。

(N) 10601 寝台列車室内表現シート 24系初期「富士」A個室・食堂車壁面・ドアパーツ
・・・初期のものです。

(N) 10660 寝台列車室内表現シート 24系用(青)
・・・B寝台車のものです。下段のみ:24系25形100番台用です。3両分入りです。

なお、ブルートレイン「富士」も好評発売中です。
(N) 10-855 24系25形 「富士」 7両基本セット
(N) 10-856 24系25形 「富士」 7両増結セット

7両基本セットは西鹿児島側7両です。大分から先は基本編成だけの走行でした。
7両増結セットは東京側7両です。大分まで連結の付属編成です。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

既存商品案内

ご利用ありがとうございます。
あと1ヶ月もすれば梅雨が明けようかと思いますが・・・。
今日は梅雨明け後のネタです。

■帯のマスキングに・・・。細切りマスキングシート

少し前に、ホビーショーのレポートをいたしましたが、その中でタミヤからマスキングシートが発売されるむねのご案内をいたしました。
このほかにも、こんなマスキングシートもあります。

GT53 Mr.細切りマスキングシート

「Mr.細切りマスキングシート 1mm・2mm幅」という商品です。
その名の通り、マスキングシートにあらかじめ1mm幅・2mm幅に切取線が入れてあり、切り抜いてマスキングしたいところに貼れば簡単に細帯の再現ができる・・・という代物です。
そのままで使えば、細帯に使えようかと思います。
1mmならば京急の白帯、2mmならば小田急や瀬戸内色の青帯、和歌山線の105系の朱帯あたりになりそうです。

あるいは、何本かまとめて貼り付けて、中抜きをすると「子持ち帯」とか「ゼブラライン」なども使えそうです。

・・・というわけで、下記のページで販売中です。
GT53 Mr.細切りマスキングシート 1mm幅・2mm幅

このほか、マスキング部材もございます。
マスキング部材
定番のマスキングテープやゾルもございます。

本日は以上です。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

本日は、カトー 500系新幹線「のぞみ」が入荷しています。

■空気を切り裂く500系新幹線

大阪と博多を結ぶ山陽新幹線は航空機や高速道路との競争が激しく、スピードアップは民営化直後からの課題でした。1989年にはデビュー間もない100系「グランドひかり」で最高速度275km/hの試験を行いました。騒音の問題から営業運転では実施されませんでしたが、1992年には最高速度350km/hをねらった試験車 Win350が登場。形式も500系を名乗りました。このWin350の成果が1996年に登場した500系に生かされています。1997年から営業開始。山陽新幹線内で最高速度300km/hを出しましたが、当時の世界最速を誇りました。新大阪から博多に向かって乗ると姫路付近で運転士が300km/hを出しているというアナウンスが流れてきていました。
しかし、美人薄命・・・というわけではありませんが、東海道・山陽新幹線では特殊な形式であるが故に、取扱上の問題もあり、2010年には東海道新幹線から撤退。8両化の上、山陽新幹線の「こだま」に転用されました。
すでに、新幹線の主力はN700系に移っていますが、鋭い流線形の車体は今見ても色あせることがない優れたデザインとして、今なお高い人気を誇っています。
再生産品が入荷しています。
(N) 10-510 500系「のぞみ」 4両基本セット
(N) 10-511 500系「のぞみ」 4両増結セット
(N) 10-512 500系「のぞみ」 8両増結セット

ちなみに、8両化された「こだま」用のデカールセットも発売中です。
(N) 500系 V編成 Nゲージデカールセット
・・・このほか、シングルアームパンタやパンタカバーなどが必要です。

その他、ご案内が大変遅くなりましたが、グリーンマックスのキットも好評発売中です。
いずれも塗装済です。

■小田急通勤車最後の鋼製車。8000形

未更新車の塗装済キットです。
(N) 1093T 小田急8000形 未更新車 4両編成トータルセット
(N) 1093M 小田急8000形 未更新車 増結用中間車2両セット

なお、VVVFに更新された更新車のキットもございます。
(N) 1092T 小田急8000形 更新車 4両編成トータルセット
(N) 1092M 小田急8000形 更新車 増結用中間車2両セット

■8000系の後継車。東武10000系。

(N) 1084T 東武10000系 未更新車 6両編成トータルセット
(N) 1084M 東武10000系 未更新車 増結用中間車4両セット
(N) 1084C 東武10000系 未更新車 増結用先頭車2両セット

最後に・・・。
板キットの組立、車両の加工に必需品のサンドペーパーのご案内です。
定番のタミヤ・フィニッシングペーパーも好評発売中です。
目詰まりしにくいサンドペーパーで、使いやすいと好評です。
87009 フィニッシングペーパー 荒目セット 木工用
180番、240番、320番のセットです。

87010 フィニッシングペーパー 細目セット プラスチック・金属用
400番、600番、1000番のセットです。

87024 フィニッシングペーパー 仕上げセット プラスチック・金属用
1200番、1500番、2000番のセットです。

メインは「細目セット」になりますが、仕上げセットや荒目セットも持っておいて損はないと思います。

ついでに・・・。サンドペーパーをしっかりと使える補助具「牛久保サンダー」もございます。
211 サンドペーパーホルダー 牛久保サンダー

・・・サンドペーパーを使って削るときに平面性を出しやすくできるホルダーです。また、しっかりと握れるので、力が入りやすく、工作の能率アップにはおすすめです。
「工具は金をかけても意味がない」という持論をお持ちの方もおられますが、そうではないと個人的には思います。先日の面相筆でも、今回のホルダーでも、思ったとおりに使える・・・というのはストレスがかかりません。余裕ができたぶん、他のことができるわけですから・・・。

本日は以上です。

工作・加工,新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
EF64 1000 広島更新色

本日は、前半でラウンドハウス EF64 1000広島更新色タイプのご予約受付についてご案内いたします。後半では、墨入れやウェザリングに欠かせないエナメル塗料や筆についてご紹介します。

では、本題です。

■裾に白いラインが特徴のEF64 1000広島更新色タイプ

国鉄最後の新製電気機関車といえば、EF64 1000になります。そのEF64 1000が最初に登場したのが1980年。0番台とは全く違うスタイルで登場したのですが、諸事情で新番台となりました。
月日の流れるのは早く、すでに、製造から早30年経っています。
さて、製造後20年を経過した2003年からはJR貨物所属車は順次更新工事を受けています。基本的にはEF65などと同じく、老朽部品の交換や補修がメインとなっています。大宮車両所で更新されたものは、濃い青色に太くて山型の白いラインが入っています。が、今回ご紹介するのは、2006年から広島車両所で更新された1046,1047,1049の3両です。この3両は当時、岡山機関区に所属しており、伯備線の貨物列車を中心に活躍してきました。で、検査の担当は広島車両所だったために、同所で更新を受けたというわけです。その際、カラーリングは濃い青色に裾部に白線という大宮車両所とは違うものとなり、注目を浴びました。2010年からはEF64は全機愛知機関区に集結。運用の組み方も、愛知機関区を出区して、各地区への貨物列車を牽引。そのままその地区の牽引をしばらく行ったあと、愛知機関区へ戻るような列車を牽引して区に戻るというパターンとなっています。このため、首都圏の絡む運用に入れば、首都圏をしばらく走り回るという光景が繰り広げられます。で、3両在籍しているので、運がよければ広島更新色同士で重連ということもあります。
・・・というわけで、大宮更新色とはまた違う広島更新色タイプが発売になります。
コンテナ列車はもちろん、首都圏や中央本線の石油列車もいいかもしれません。

で・・・。「タイプ」というからには、どこが・・・。という話になります。
「通風器の有無が一部異なります」というリリース文になっていますが、こういうことです。

電暖用リアクトル装置用放熱通風器

これは、カトーのEF64 1000(3023-1)ですが、赤い矢印の部分が、「電暖用リアクトル装置用放熱通風器」です。EF64 1000は電気暖房付きの1001~1032となしの1033~1053が存在します。同社のEF64 1000は電気暖房付きのグループを模型化しています。が、広島更新色となった3両は製造時から電気暖房装置がないために、リアクトル装置用放熱通風器もない・・・ということになります。が、製品は以前から発売されているEF64 1000の塗り替え品のためにリアクトル装置用放熱通風器が付いているというわけです。タイトル写真と見比べればおわかりいただけると思います。

完璧を期する方は、この通風器を削ればよろしいかと思います。

・・・従って・・・。カトーのEF64 1000にナンバープレートを貼るときには厳密には1001~1032が正しいということになります。ついでですが、トミックスのEF64 1000も電気暖房付きのタイプをプロトタイプにしています。余談ながら、トミックス「さよなら北陸」にセットされているEF64 1052はちゃんと電気暖房がないタイプを再現しています(例の通風器はちゃんと省かれています)。このあたりはメーカーがちゃんと調査して、細部までこだわったよい例ではないかと思います。

まあ、熱心なファンの方はご存知かとは思いますが、忘備録ついでに・・・。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 3023-5 EF64 1000 広島更新色タイプ

続いて・・・。

■墨入れ、ウェザリングにどうぞ。タミヤのエナメルカラー

少し前に、チビ凸に墨入れをしたり、EF62の明かり窓を黒く塗ったり、パンタグラフにスリ板表現や赤いマークを入れたりしました。このときに使ったのがエナメル塗料です。ラッカー系に比べて乾燥が遅いですが、その分、なめらかな塗膜ができあがることが特徴です。ラッカー系とエナメル系のどちらが優れているというわけではなく、適材適所という風にお考え下さい。

エナメル系は専用の薄め液を使っても下地がラッカー系の塗料だったときはそれを溶かさず、エナメル系の塗料だけをふき取るという色入れや仕上げに便利であるという特徴があります。このため、Hゴムや押さえ金の表現にはうってつけであるというわけです。また、薄めて溝に流し込めば墨入れのできあがりです。はみ出ても、薄め液でふき取れば、下地の塗装は侵さないので安心して墨入れが楽しめます。
・・・というわけで、エナメルカラーのお取り扱いを始めました。
下記のページです。
タミヤ エナメル塗料

また、同時に色入れに便利な面相筆も販売しております。
タミヤの面相筆は価格が少々張りますが、筆自体に最高級の「コリンスキーセーブル」を使っていますので、先端がそろいやすく、痛みにくいという特徴があります。このため、思ったところに色を乗せやすく、失敗して色入れをやり直すリスクを考えれば、決して高くはないと思います。私自身もいちばん細い000は愛用しております。また、某大手キットメーカーの担当者の方も愛用されています。

87074 タミヤモデリングブラシPRO 高級面相筆 NO.000

その他、色入れに役立ちそうなカラーをピックアップしてみましょう。

80301 XF-1 フラットブラック
・・・墨入れをする際には基本中の基本です。
余談ながら、墨入れをするときにほんの少し、ボディの色を混ぜると「隠し味」的な雰囲気になります。単色ボディの場合には有効な手段です。目立たないようにほんの1滴か2滴で十分です。

80302 XF-2 フラットホワイト
・・・白地の方向幕をガラスパーツの上から貼るときに、ガラスの裏側から塗っておきます。カトーの方向幕シールの場合、透けやすいので、白を塗ると白が引き立ちます。もし、白がない・・・時には修正液でも・・・(あくまでもよく知られている裏技ですが・・・)。

80026 X-26 クリヤーオレンジ
・・・パンタグラフのスリ板(但し、金属系スリ板)や交流機の高圧配管などの「銅色」として使えます。下地に銀色を塗ってから上塗りして下さい。
※金属系スリ板・・・電気機関車でよく見られます。屋根が茶色っぽく汚れているものはたいてい金属系スリ板を使っています。逆に、黒っぽく汚れるのはカーボン系のスリ板を使っています。関西ならば、東淀川あたりの跨線橋か京都駅の0番ホームの上から見ればよくわかると思います。

80312 XF-12 明灰白色
・・・濃い色の車体に灰色Hゴム表現をするときに重宝します。いいコントラストになります・・・個人的な感想ですが・・・。チビ凸のHゴムはこれでやりました。

80353 XF-53 ニュートラルグレー
・・・逆に薄い色の車体に灰色Hゴム表現をするときに使いました。あるいは、墨入れの色が黒ではどぎついと思ったら、このような濃いめの灰色を使ってややマイルドな仕上がりを・・・という手もあります。白っぽい電車には有効かもしれません。個人的な感想ですが・・・。

薄め液です。お忘れなく。
80030 X-20 エナメル溶剤 大びん 40ml
80040 X-20 エナメル溶剤 特大 250ml
ついでですが、ラッカー系塗料で車体を塗ったあと、段差消しや塗装面の整備にも使えます。

まあ、ホワイト、グレー、ブラック・・・というと単純なようで結構奥が深いと思います。たかがHゴムや押さえ金。でも、これを何色で表現するかによって模型の印象が大きく変わるのですから、不思議なものです。ぜひ、研究してみて下さい。

まあ、手前ミソですが、過去の色入れ記事を・・・
チビ凸をグレードアップする
・・・2011年5月28日の記事です。

Nゲージ カトー EF62をドレスアップしてみる
・・・2011年6月7日の記事です。

長くなりましたが、本日は以上です・・・。

工作・加工,既存商品案内

EF62集合

ご利用ありがとうございます。遊んでるのか仕事をしているのかわからないというご批判はあろうかと思いますが・・・。
今日は、カトーのEF62を気持ちだけですが、ドレスアップしてみたいと思います。

おことわり
あくまでも一つの案です。他にもよい案があろうかと思います。
素人故にへたくそですが、ご容赦下さい。
失敗しても当店並びにメーカー様、JR東日本様は責任を負いません。

EF62

ごらんの通り、よくできた商品ではないかと思いますが・・・。

先日、このようなご意見がありました。
「EF62の明かり窓、どうにかならないのか」

明かり窓

なるほど・・・。本来は窓があるところなのに、車体色であるのが気になって仕方がないということです。まあ、EF62の製品化発表に対する期待の表れだったのでしょう。
信越本線の「妙高」もいいけど、東海道・山陽本線の荷物列車の方がなじみがある・・・という雰囲気でした。バリバリと荷物列車にジョイフルトレイン、もちろん「妙高」も引っ張らせてみたいということでしょう。

恐らく模型にすると窓が小さすぎるのでガラスパーツを入れられないか何かの技術的な理由でこのようになったのではないかと思います。設計者もかなりどうしようかと最後まで悩んだのではないかと思います。最初から塗装で・・・ということはなかったと思いますが・・・。

というわけで、まずは分解してみましょう。

分解

乗務員室あたりの裾をこじると、車体と動力が分離できます。力任せにしなくても大丈夫です。このあたりはちょっとコツがいるかもしれません。

分解後

ごらんのように車体と動力が分離できました。

屋根裏

今回は、明かり窓の他、屋上も少々いじろうかと思いますので、モニターなども外します。
また、明かり窓だけでよいという方も、塗料が不要なところに付いてしまわないように外した方がいいかもしれません。
屋根裏をよく見ると屋上機器を止めるツメが見えています。これを押して外して下さい。

屋上機器外し

こんな感じで屋上機器が外れました。
モニターはわかるのですが、白い部分は何かというと、屋根部分です。これは、実車の屋根は軽量化のためにFRP製となっており、塗装の手間を省くために別パーツでの設計としたのではないかと思います。実車はもう少しクリーム色が強いという個人的なイメージがありますが、見栄えや新製時のカラーを重視してこの色にしたのではないかと考えられます。あるいは、私の勘違いという可能性もありますが(実はこれがいちばん可能性が高いかもしれません)・・・。

エナメルで色入れ

まず、明かり取り窓をエナメル塗料の「つやあり黒」で塗ります。
作例では、タミヤのX-1を使いました。
つやありにするのは、「ガラスを表現」するためです。

黒を塗ったあと

つやあり黒を塗ったあとです。

24-338 リアリスティックウォーター

で、今回はガラスの輝きを表現するために「リアリスティックウォーター」を使います。
本来は水面の反射を再現するためのレイアウト用品ですが、表面が透明に輝く・・・ちょうど透明のガラスにいいのではないかというわけです。

塗ったあと

で、リアリスティックウォーターを面相筆で塗ります。少し盛り上げるような感じがいいでしょう。Hゴムのフチが岸で、黒い部分が池のイメージです。
※完成後の写真で申し訳ございません。

屋上塗装

屋上機器の塗装を行いました。
さて・・・。EF62の屋根の構造についてですが・・・。
屋根はFRP製ですが、直接パンタグラフを乗せると重量に耐えられず、屋根が落ちてしまいます。というわけで、車体からパンタ台が伸びているという格好です。パンタの下に盛り上がった線が見えますが、ここはパンタ台というわけです。なので、この部分を車体色に塗ります。今回はGMカラーの青15号を使用しました。少しカトーの青15号よりも白っぽく濁って見えますが、まあ、小さな部分ですから問題はないと思います。
細い線は烏口で引くのが便利です。元々は製図用品ですが、この方法を覚えておくと、細くて均一の線が引けるので、Hゴムの色入れなどもラクラクです。

パンタも塗装

パンタも塗ってしまいましょう。本体は「ミッチャクロン」というプライマーを塗ったあと、GMカラー(39)アルミシルバーを吹き付けました。乾燥したら、半つやのクリアで表面を保護して下さい。
スリ板ですが、エナメルの「クリアオレンジ」(作例ではタミヤのX-26)を使用しました。
ついでに、関節部分に赤色を入れておきます。こちらもエナメル系の「フラットレッド」(作例ではタミヤのXF-7)を使っています。
ちゃんと「胴色」という塗料があるのですが、メタリックの色の乗りというのか均一度が今ひとつです。そこで、今回は、銀色を下地にしてクリアオレンジを乗せてみたわけです。

パーツはめ込み

パンタや屋上機器をはめ込みましょう。こんな感じに仕上がります。
避雷器もねずみ色1号に塗っておくと、プラの質感が消えます。

EF62 23完成

最後にナンバープレートを貼り付けてできあがりです。ついでにカプラーをナックルにすると・・・。なかなかの仕上がりになります。
今回は、下関に転属した23号機にしてみました。これなら、東海道・山陽本線でも、信越本線でも楽しめます。

モニター黒色

そういえば、モニターの色が黒でないとおかしい・・・という意見もありましたので、もう1両加工してみました。大宮工場風の仕上がりです。分解したときに、モニターをつや消し黒で塗っただけです。
こちらは、20号機にしました。こちらも下関に転属した機関車ですので、東海道・山陽本線でも信越本線でも楽しめます。

※検査履歴まではチェックできません(する時間がなかったというのかさぼっていたのが実態です。言い訳ですが)でしたので、20号機・23号機のモニターが黒か青かの確証は得ていません。あくまでもイメージということでご容赦下さい。ただ、転属=検査というわけでもないので、どちらもあったのかなと思います。転属後に幡生工場で検査を受けた時に、青色に戻った可能性もありますので。
(このあたりは自信がありません。もっと調べろという声が後から聞こえてきそうですが、ご容赦下さい。あくまでも、模型の技法ということで作り分けした次第です。)

EF62勢揃い

というわけで、最後に記念撮影です。
写真を撮りながら作業して約2時間程度。半日でできるドレスアップでした。

参考までに・・・。
EF62のナンバーですが、7,11,20,23が含まれています。
7・・・終始信越本線で活躍していました。
11・・・こちらも東海道・山陽本線へは転出しませんでした。ちなみに1978年にお召し列車を牽引したことがあります。興味のある方はお召し仕様にしてみて下さい。
20・23・・・1984年に下関に転出しました。

ちなみに・・・荷物列車ですが、EF62が電気暖房だったため、蒸気暖房のみの荷物車はEF62が東海道・山陽本線スジにやってきた頃に廃車になっているものが多く見られます。ですので、2000番台(電気暖房車)を中心に組成する方が理にかなっているのかもしれません。何かの足しにして下さい。

というわけで・・・。下記のページで販売中です。
(N) 3058-1 EF62 前期形
24-338 リアリスティックウォーター

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
カトーの2011年9月再生産予定品のご予約受付についてご案内をいたします。
数が多いですので、ほとんどリンクだけですがご容赦下さい。

■飛騨の美しい景色をお楽しみ下さい。ワイドビューひだ

長らくキハ82系が活躍してきた特急「ひだ」。民営化直後の1988年にキハ85系が登場。ステンレス製の車体に大きな窓。非貫通型の先頭車は前面展望が非常によく、運転台直後の座席をねらいたくなってしまいます。
(N) 10-401 キハ85系 ワイドビューひだ 5両基本セット

※3両増結セットは在庫がございます。
(N) 10-402 キハ85系 ワイドビューひだ 3両増結セット

■静岡地区で活躍する313系2300番台

長らく113系が活躍してきた静岡地区。2006年から313系が投入され、一気に置き換えました。2300番台は2両編成で1パンタです。前パンタの増設準備もなされており、パンタ本体と避雷器を乗せれば2パン化ができるようになっています。
模型でも、パンタと避雷器を用意すれば、2パンタの2350番台のできあがりです。
腕のある方はお試し下さい。
(N) 10-588 313系2300番台 2両セット

パンタです。
(N) 4371F モハネ285-201 パンタグラフ
285系のみならず、313系などシングルアームパンタの電車に使用できます。
グリーンマックスPT71Aの交換用としても・・・。上昇時の姿勢が桁違いによくなります。
※穴を1箇所開ける必要があります。失敗しても責任は負いません。

避雷器です。
(N) Z04-5418 モハ313-5300用 避雷器
近年の直流電車でよく見られるタイプです。このほかにもE127系などにも使用できます。

■荷物列車や急行列車に。EF58後期形大窓ブルー

栄光の急客機EF58というのは使い古された表現ですが、やはり、東海道・山陽本線を語るには欠かせない形式です。1950年代後半から東海道・山陽本線の旅客用電気機関車として主力の座に君臨。特急列車から普通列車まで幅広く活躍しました。また、1970年代に入ると荷物列車の運用が増えてきましたが、冬の夜空にSGの煙が立ち上る姿は絵になりました。
EF58は172両が製造されましたが、改造によってバラエティに富んでいます。
中でも、前面窓の改造により、人気度が上下しており、1970年代に水漏れ防止のため次から次へとHゴム化が施工されて印象が大きく変わりました。その中で、奇跡的に原形の大窓が残っているものがあり、ファインダー越しに大窓が見えてくると・・・よっしゃ・・・という気分になりました。東海道スジでは宮原の47号機や53号機が人気者でした。
・・・というわけで、「後期形大窓」といっていますが、製造時期ではなく、プロトタイプが比較的あとの時代であると解釈された方がよろしいかと思います・・・。EF62ともども、荷物列車を牽引させるなり、「きたぐに」「雲仙・西海」「阿蘇・くにさき」「銀河」「桜島・高千穂」(こちらは厳密には浜松の担当)あたりの急行列車、はたまた「あかつき」「彗星」などのブルートレインでも楽しめます。いろいろな客車を引っ張ってお楽しみ下さい。
(N) 3020-1 EF58形 後期形大窓ブルー

■国鉄時代最強の電気機関車 EF66

東海道・山陽本線を中心に高速貨物列車を牽引するEF66ですが、1968年に1次車が登場。その後、列車増発にあわせて1973年に2次車が登場しました。
2次車は、前面窓に架線からの油が飛び散って視界が悪くなるという乗務員からの意見を元に、ヒサシが付けられました。追って1次形にも取り付けられたものも存在します。ヒサシ一つで表情が変わるのがおもしろいところです。
1985年からはブルートレインの牽引を担当していました。貨物列車でもブルートレインでも・・・幅広くお楽しみ下さい。パンタグラフはひし形のPS17ですので、ブルートレインを牽引させるときは国鉄時代から民営化初期の姿となります。
(N) 3047 EF66 後期形

■空気バネを履いた貨車。コキ10000系

高速道路のトラックや航空便に対抗するため、1966年から最高速度100km/hの特急貨物列車が新設されました。コキ10000系はそれに対応するコンテナ車で、空気バネ台車と電磁自動ブレーキ搭載が目立つ点です。民営化後は最高速度110km/hのコキ100系が登場しましたが、それまでは国鉄の貨車の中で俊足を誇る存在でした。
お手ごろ価格の貨車です。どんどんつなげて長編成でお楽しみ下さい。
(N) 8002 コキ10000
(N) 8003 コキフ10000

■石炭、石灰から工業用の資材まで・・・。トキ15000形

戦後、復興が進むに連れ、石炭、石灰といった建築の世界には欠かせない材料から銅線などの工業用資材まで大量に運ぶ必要が出てきました。
そこで登場したのがトキ15000形です。積載量は35t(石炭は30t)。
長い貨物列車の中に組み込まれ、復興~高度経済成長を陰で支えました。
(N) 8001 トキ15000形
改造車も多く、ガラス輸送車、鉄工輸送車、アルミシートスラブ輸送車などが派生しています。また、改番こそなかったものの、側面をかさ上げしてチップ運搬車になったものも存在しています。このあたりならば、改造ネタとしても楽しめそうです。
また、意外なところでは、新幹線のレール運搬車に改造されたものもいました。

■クルマを運んだ貨車。ク5000形

クルマはどうやって工場からお店まで運んでくるのか・・・というと、二階建ての大きな運搬車をイメージしますが、JR化後しばらくまでは、工場から最寄りの貨物駅まで鉄道で運んでいました。1966年に登場したク5000形は今まで自動車メーカーや車種によってまちまちだった車運車を汎用化するために登場しました。従来の車運車はそれこそマイナーチェンジするたびに改造を繰り返していました。また、メーカー所有だったので、どうしても片道輸送となるため、効率が悪いという問題がありました。しかし、汎用化することにより、往復輸送・・・行きと帰りで乗せる車種が違う・・・ができるために、運用効率がアップしました。
その後、トラックが発達するにつれ、失業するものが増えてきたのは、皮肉な話ですが、これも1970年代前半のスト連発などが影響し、鉄道貨物が役に立たないと判断されたという一面もあります。
民営化の前後には大量の余剰車を使ってカートレインを運転しようという計画がありましたが、最高速度が85km/hなのと積み卸しをどうするのかという問題があり、立ち消えとなりました。もっとも、1967年から70年まで、新宿~二条間で「オートエクスプレス」という列車が運転されており、旅客は新幹線で、クルマは貨物列車で・・・という形態が取られていたこともあります。しかし、1969年に東名・名神高速道路が全線開業すると、長距離ドライブもさほど苦にならないということで、利用者が激減してしまい、廃止になりました。
ヨーロッパのように国としての政策でカートレインをやっているわけではありませんので、JRでカートレインが運転されるのはかなり難しいことではないかと思われます。運賃がかなり安いとか、スイスのトンネルのように鉄道トンネルしかないということでもない限り。
(N) 8018-2 ク5000 乗用車付
(N) 8018-3 ク5000 トリコロールカラー

国鉄時代ならば、EF15やEH10が、民営化後ならばEF65あたりが似合いそうです。
最高速度が85km/hだったので、足の遅い機関車に引っ張られても問題がありませんので・・・。余談ながら、現在、愛知環状鉄道の車両基地である北野桝塚。あれは大昔はトヨタの出荷用ターミナルでした。第三セクターになる際に、広大なターミナルに目を付けて、車両基地に改造したというわけです。岡多線→愛知環状鉄道はもともとは貨物のための路線であったということを知る人は少なくなっているようです。

最後に・・・。

■現代のタンク車。タキ1000形

1993年に登場し、石油輸送で活躍するタキ1000形です。震災の復興時にも大活躍しました。カラーやレタリングのバリエーションがあります。
(N) 8037-2 タキ1000形 日本石油輸送色
(N) 8037-4 タキ1000形 日本オイルターミナル色 矢羽マーク
(N) 8037-5 タキ1000形 日本オイルターミナル色 帯なし

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。