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EF64 1000 広島更新色

本日は、前半でラウンドハウス EF64 1000広島更新色タイプのご予約受付についてご案内いたします。後半では、墨入れやウェザリングに欠かせないエナメル塗料や筆についてご紹介します。

では、本題です。

■裾に白いラインが特徴のEF64 1000広島更新色タイプ

国鉄最後の新製電気機関車といえば、EF64 1000になります。そのEF64 1000が最初に登場したのが1980年。0番台とは全く違うスタイルで登場したのですが、諸事情で新番台となりました。
月日の流れるのは早く、すでに、製造から早30年経っています。
さて、製造後20年を経過した2003年からはJR貨物所属車は順次更新工事を受けています。基本的にはEF65などと同じく、老朽部品の交換や補修がメインとなっています。大宮車両所で更新されたものは、濃い青色に太くて山型の白いラインが入っています。が、今回ご紹介するのは、2006年から広島車両所で更新された1046,1047,1049の3両です。この3両は当時、岡山機関区に所属しており、伯備線の貨物列車を中心に活躍してきました。で、検査の担当は広島車両所だったために、同所で更新を受けたというわけです。その際、カラーリングは濃い青色に裾部に白線という大宮車両所とは違うものとなり、注目を浴びました。2010年からはEF64は全機愛知機関区に集結。運用の組み方も、愛知機関区を出区して、各地区への貨物列車を牽引。そのままその地区の牽引をしばらく行ったあと、愛知機関区へ戻るような列車を牽引して区に戻るというパターンとなっています。このため、首都圏の絡む運用に入れば、首都圏をしばらく走り回るという光景が繰り広げられます。で、3両在籍しているので、運がよければ広島更新色同士で重連ということもあります。
・・・というわけで、大宮更新色とはまた違う広島更新色タイプが発売になります。
コンテナ列車はもちろん、首都圏や中央本線の石油列車もいいかもしれません。

で・・・。「タイプ」というからには、どこが・・・。という話になります。
「通風器の有無が一部異なります」というリリース文になっていますが、こういうことです。

電暖用リアクトル装置用放熱通風器

これは、カトーのEF64 1000(3023-1)ですが、赤い矢印の部分が、「電暖用リアクトル装置用放熱通風器」です。EF64 1000は電気暖房付きの1001~1032となしの1033~1053が存在します。同社のEF64 1000は電気暖房付きのグループを模型化しています。が、広島更新色となった3両は製造時から電気暖房装置がないために、リアクトル装置用放熱通風器もない・・・ということになります。が、製品は以前から発売されているEF64 1000の塗り替え品のためにリアクトル装置用放熱通風器が付いているというわけです。タイトル写真と見比べればおわかりいただけると思います。

完璧を期する方は、この通風器を削ればよろしいかと思います。

・・・従って・・・。カトーのEF64 1000にナンバープレートを貼るときには厳密には1001~1032が正しいということになります。ついでですが、トミックスのEF64 1000も電気暖房付きのタイプをプロトタイプにしています。余談ながら、トミックス「さよなら北陸」にセットされているEF64 1052はちゃんと電気暖房がないタイプを再現しています(例の通風器はちゃんと省かれています)。このあたりはメーカーがちゃんと調査して、細部までこだわったよい例ではないかと思います。

まあ、熱心なファンの方はご存知かとは思いますが、忘備録ついでに・・・。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 3023-5 EF64 1000 広島更新色タイプ

続いて・・・。

■墨入れ、ウェザリングにどうぞ。タミヤのエナメルカラー

少し前に、チビ凸に墨入れをしたり、EF62の明かり窓を黒く塗ったり、パンタグラフにスリ板表現や赤いマークを入れたりしました。このときに使ったのがエナメル塗料です。ラッカー系に比べて乾燥が遅いですが、その分、なめらかな塗膜ができあがることが特徴です。ラッカー系とエナメル系のどちらが優れているというわけではなく、適材適所という風にお考え下さい。

エナメル系は専用の薄め液を使っても下地がラッカー系の塗料だったときはそれを溶かさず、エナメル系の塗料だけをふき取るという色入れや仕上げに便利であるという特徴があります。このため、Hゴムや押さえ金の表現にはうってつけであるというわけです。また、薄めて溝に流し込めば墨入れのできあがりです。はみ出ても、薄め液でふき取れば、下地の塗装は侵さないので安心して墨入れが楽しめます。
・・・というわけで、エナメルカラーのお取り扱いを始めました。
下記のページです。
タミヤ エナメル塗料

また、同時に色入れに便利な面相筆も販売しております。
タミヤの面相筆は価格が少々張りますが、筆自体に最高級の「コリンスキーセーブル」を使っていますので、先端がそろいやすく、痛みにくいという特徴があります。このため、思ったところに色を乗せやすく、失敗して色入れをやり直すリスクを考えれば、決して高くはないと思います。私自身もいちばん細い000は愛用しております。また、某大手キットメーカーの担当者の方も愛用されています。

87074 タミヤモデリングブラシPRO 高級面相筆 NO.000

その他、色入れに役立ちそうなカラーをピックアップしてみましょう。

80301 XF-1 フラットブラック
・・・墨入れをする際には基本中の基本です。
余談ながら、墨入れをするときにほんの少し、ボディの色を混ぜると「隠し味」的な雰囲気になります。単色ボディの場合には有効な手段です。目立たないようにほんの1滴か2滴で十分です。

80302 XF-2 フラットホワイト
・・・白地の方向幕をガラスパーツの上から貼るときに、ガラスの裏側から塗っておきます。カトーの方向幕シールの場合、透けやすいので、白を塗ると白が引き立ちます。もし、白がない・・・時には修正液でも・・・(あくまでもよく知られている裏技ですが・・・)。

80026 X-26 クリヤーオレンジ
・・・パンタグラフのスリ板(但し、金属系スリ板)や交流機の高圧配管などの「銅色」として使えます。下地に銀色を塗ってから上塗りして下さい。
※金属系スリ板・・・電気機関車でよく見られます。屋根が茶色っぽく汚れているものはたいてい金属系スリ板を使っています。逆に、黒っぽく汚れるのはカーボン系のスリ板を使っています。関西ならば、東淀川あたりの跨線橋か京都駅の0番ホームの上から見ればよくわかると思います。

80312 XF-12 明灰白色
・・・濃い色の車体に灰色Hゴム表現をするときに重宝します。いいコントラストになります・・・個人的な感想ですが・・・。チビ凸のHゴムはこれでやりました。

80353 XF-53 ニュートラルグレー
・・・逆に薄い色の車体に灰色Hゴム表現をするときに使いました。あるいは、墨入れの色が黒ではどぎついと思ったら、このような濃いめの灰色を使ってややマイルドな仕上がりを・・・という手もあります。白っぽい電車には有効かもしれません。個人的な感想ですが・・・。

薄め液です。お忘れなく。
80030 X-20 エナメル溶剤 大びん 40ml
80040 X-20 エナメル溶剤 特大 250ml
ついでですが、ラッカー系塗料で車体を塗ったあと、段差消しや塗装面の整備にも使えます。

まあ、ホワイト、グレー、ブラック・・・というと単純なようで結構奥が深いと思います。たかがHゴムや押さえ金。でも、これを何色で表現するかによって模型の印象が大きく変わるのですから、不思議なものです。ぜひ、研究してみて下さい。

まあ、手前ミソですが、過去の色入れ記事を・・・
チビ凸をグレードアップする
・・・2011年5月28日の記事です。

Nゲージ カトー EF62をドレスアップしてみる
・・・2011年6月7日の記事です。

長くなりましたが、本日は以上です・・・。