新製品・再生産品情報

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本日は、マイクロエースの2011年11月発売予定品のご案内をいたします。
なお、再生産品のご案内です。新製品については6月17日(金曜日)付けの記事をご覧下さい。

■初の地下鉄乗り入れ車。301系の晩年の姿

1966年に国鉄初の地下鉄乗り入れ車として301系が登場しました。アルミ車体を採用し、台車は空気バネと当時の国鉄通勤車の中では異例とも言える存在でした。1989年からは冷房改造が施工されました。AU712形を屋根に2台搭載しているのが特徴で、屋根上がにぎやかになりました。
長らく東西線乗り入れに活躍してきましたが、2003年にE231系に置き換えられています。
商品は晩年の姿を模型化しています。
(N) A0053 301系 東西線 青帯・冷房車 5両基本セット
(N) A0055 301系 東西線 青帯・冷房車 5両増結セット

■東京メトロ東西線で活躍した5000系

301系は国鉄から営団東西線に乗り入れる車両でしたが、営団側では5000系を用意しました。営団では始めての20m4扉車です。日比谷線3000系までの車両とは違い、経済性を重視。少々豪華さという点では後退しています。車体はスキンステンレス(一部アルミ)。前面は折れ妻。国鉄の103系を元にした設計ですが、営団地下鉄らしさがあちこちに醸し出されています。
当初は3両、次いで7両。最終的には10両となっています。
製造時期によりスタイルが少しずつ異なっており、特に1977年以降に製造された車両は戸袋窓が省略されイメージが変わりました。また、1985年以降に更新を受けた車両も戸袋窓を廃止しています。3両から段階的に10両編成となったことから全車戸袋窓がない編成というのは存在せず、編成はにぎやかでした。1988年から05系による置き換えが始まりましたが、車齢の若いものは冷房改造を受け引き続き活躍。最終的には2007年に東西線から引退。現在は千代田線北綾瀬分岐線で3連×2本が残るのみとなっています。今回は、冷房改造車が再生産されます。
(N) A2979 東京メトロ5000系 冷改車 6両基本セット
(N) A2980 東京メトロ5000系 冷改車 4両増結セット

■成田空港へのアクセスを担った京成 初代AE形

1972年に成田空港へのアクセス特急用として登場した京成の初代AE形。くの字に傾斜した前面、ワンハンドルマスコンを採用し定速運転装置を搭載した意欲的な車両でした。しかし、空港開港が延び延びになり、車庫で眠っている日々が続きました。1978年にようやく空港が開港しましたが、当初は乗客も少なく、苦戦していました。1991年になって成田空港直下乗り入れが実現。いよいよ本領を発揮。しかし、AE100形に置き換えられ1993年に引退しています。今回は、新塗装で8両化された末期のものが再生産されます。
(N) A0963 京成 スカイライナー AE形 新塗装8両セット

■ジョイフルトレイン二題「やすらぎ」と「江戸」

1980年代はジョイフルトレインが続々と登場しました。1986年、高崎鉄道管理局にはお座敷客車「やすらぎ」、東京南鉄道管理局には同じく「江戸」がデビュー。「サロンエクスプレス東京」の影響もあり、前後に展望席があるのが特徴です。スタイルが管理局によって異なるのがおもしろいところです。
(N) A2680 12系「やすらぎ」 6両セット
(N) A2682 12系「江戸」 6両セット

■東北・上越新幹線の200系

1982年に登場した東北・上越新幹線の200系。85年には240km/h対応の1000番台が登場しました。民営化後、続々と新車が投入されると見劣りがするため、1999年からリニューアルを受けています。同時にE2系と同じパターンの塗装になり、雰囲気が変わりました。
現在も数を減らしているものの東北・上越新幹線で活躍しています。
(N) A1594 200系1000番台新幹線 リニューアル編成 新塗装6両基本セット
(N) A1595 200系1000番台新幹線 リニューアル編成 新塗装4両増結セット

■初の大衆冷房車。名鉄5500系

1959年に登場した名鉄5500系は、国鉄の特急列車でも珍しかった冷房装置を特別料金不要の列車に導入し、日本初の大衆冷房車という栄誉を担っています。
このほか、パッケージ型の制御器を採用し、狭い床下の有効活用に貢献。7000系「パノラマカー」のメカニズムはこの5500系が基本となっています。
4両・2両編成が存在し、特急から普通まで幅広く重宝され、2005年に引退しました。
特別整備後のものが再生産されます。
(N) A6059 名鉄5500系 特別整備後 スカーレット 4両基本セット
(N) A6060 名鉄5500系 特別整備後 スカーレット 2両増結セット

■丸窓がユニークな試作ディーゼル機関車DF40→DF91

ディーゼル機関車の黎明期、各車両メーカーは競って試作機を製造。国鉄に借り上げ試用してもらい、売り込みを図りました。また、輸出車両のデモも兼ねていました。
中でも川崎重工・川崎車輌のDF40はドイツマン社製のエンジンを搭載した電気式でした。箱形の車体で、造船メーカーらしく側面には丸窓。青色に黄色のラインが入って四国でテストを繰り返しました。結果が良好で、のちにDF40を元にしたDF50が登場しています。メカも試作機ながら、DF50に類似していたために使いやすく、重連総括制御装置を追加、DF50と重連運用にも入りました。試作機にしては長命を誇り1975年まで使用されていました。
DF40時代とDF91時代が再生産されます。
(N) A8190 DF40 1ブルー
(N) A8196 DF91 1貫通型・朱色

それではごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。