新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
マイクロエースの新製品のご案内をいたします。
とりあえず、神戸電鉄3000系、京成 新AE形・3300形のご案内をいたします。残りの動力ユニット、リゾートしらかみと再生産品につきましては、明日(8月12日)以降にご案内をいたします。ご了承下さい。

■50パーミルに挑むヒーロー。神戸電鉄3000系

神戸電鉄3000系

関西の大手私鉄といえば、京阪、近鉄、阪急、阪神、南海ですが、その次に準大手私鉄というべき存在の山陽電鉄、そして神戸電鉄が存在しています(した)。中小私鉄にしては輸送量が多く、都市近郊路線であるということでそのような分類が存在しています(した)。※

神戸電鉄は神戸の市街にある新開地(湊川)と六甲山麓のベッドタウンである鈴蘭台、そこから東へ分岐して名湯で知られる有馬温泉、近年も住宅開発が進む三田を目指す有馬線・三田線、また、三田とウッディタウン中央を結ぶ公園都市線、鈴蘭台から西へ進み、刃物で有名な三木を通り播磨平野の粟生を結ぶ粟生線が存在します。戦前は納涼用展望車テン1が存在し、観光路線の性格が強かったのですが、昭和30年代にはいると平地の少ない神戸市は市街地が六甲山の方向に伸びだし、鈴蘭台を中心にで住宅開発が進み始めました。住宅開発といっても、当時は団地も多く、乗客が急増。展望電車どころではなく、クロスシートが自慢の300系もいつしかロングシート化されてしまいました。

そして、車両も2扉の1000系(広義の)が続々と登場。編成も次第に長くなり、ついには5両編成も登場するようになりました。このころ、2両編成・3両編成にラッシュ時だけ連結する増結用の単車1050形や1070形が登場しています。特に後者は1970年代に入っても両運転台で新製されたという非常に珍しい存在でした。

さて、1970年代にはいると大手私鉄でも冷房車が続々と登場し始めます。輸送力増強に追い立てられていた神戸電鉄では、4両編成も常態化してきたため、思い切って1973年に新車を投入します。形式は電気機関車の2001に続く3000系。奇しくも前面2枚窓の神鉄初の高性能車300系と「3」が一致しました。あるいは、「3」という数字に神鉄の思いがあったのかもしれません。公園都市線用の新車が2000系になりましたので。

大手私鉄でもまだまだ珍しかった冷房を搭載。4両固定編成で、連結解放の必要がないために前面は300系譲りの二枚窓。ライトは腰部に、標識灯は上部に。そしてアルミ車体にクリアラッカー仕上げ、窓まわりにはオレンジ色のライン。ユニークなスタイルで「ウルトラマン」と呼ばれました。「ウルトラマン」は地球の救世主ですが、3000系は急増する乗客をさばくための救世主。まさに50パーミルに挑むヒーローとなりました。大手私鉄顔負けの気合いの入った車両はまさに「神戸電鉄ここにあり」という雰囲気でした。

3000系は長く神戸電鉄を代表する車両として君臨。実に1991年まで兄弟が4連×9本の合計36両登場。増備期間が長かったために細部が異なり、3007編成からは標識灯のまわりにくぼみが付けられています。そして3013編成からは大きくスタイルが変わり、クーラーが4台から3台に。側面方向幕は種別・行先が独立型に。乗務員室背後に「K」マークが入りました。また、親会社の阪急のインテリアの変化にあわせて、冷房吹き出し口がラインフロー式に、座席の肘掛けがモケット貼りにというところが大きく変わりました。

余談ながら、1991年は神戸電鉄は新車ラッシュであり、広義の1000系の最終増備車である1500系、3000系、そして公園都市線用のワンマン車2000系の3系列が同時に登場していました。このころが神戸電鉄のもっとも華やかな時代だったのかもしれません。

現在、公園都市線を除く全線で活躍しています。余談ながら、粟生線の先行きが非常に怪しくなってきていますが、どのようなことになるのでしょうか。
長くなりましたが、下記のページでご予約受付中です。
(N) A6990 神戸電鉄 3000系 前期型 登場時 4両セット
(N) A6991 神戸電鉄 3000系 前期型 新塗装 4両セット
新塗装は1987年以降のものです。タイトル写真のカラーです。

※神戸電鉄は現在、中小私鉄という位置づけになっています。それだけ実のところ乗客が減ったわけでして。

余談ながら、他のスタイルのものを・・・。

神戸電鉄3000系

3009編成です。標識灯のくぼみがあるのがおわかりいただけると思います。

神戸電鉄3000系

3015編成です。乗務員室背後に「K」マークが入っています。また、側面方向幕の窓が2つ付いているのがわかると思います。クーラーも1両あたり3台です。

続いて・・・。

■最高速度160km/h。「風」をイメージした京成 新AE形

京成 新AE形「スカイライナー」

1978年、紆余曲折の末、成田空港が開港しました。それにあわせて京成電鉄では上野と成田空港を結ぶ「スカイライナー」の運転を開始しました。当初は成田空港駅が空港と離れていたために乗車率は低迷。1991年に晴れて空港ターミナルビル直下への乗り入れが実現して乗客は急増しました。しかし、それでも新「東京」国際空港(当時)といっている割には都心と空港のアクセスに時間がかかることから、長年にわたり時間短縮の方策について話し合われてきました。最終的に、いわゆる運輸省Bルートを採用。成田空港の近くまで路線が延びてきた北総鉄道を活用し、印旛日本医大~成田空港を建設して大幅なショートカットを実現することにより、所要時間の短縮を図ることとなりました。
建設は比較的順調で2010年7月に開業。「成田スカイアクセス」という愛称が付き、新しい空港アクセス路線が誕生しました。それにあわせて、料金不要の「アクセス特急」が登場。成田空港~羽田空港間を結び、青いラインの3050形と真っ赤な京急新600形・1000形が競演しています。そして、目玉となる有料特急「スカイライナー」はさらなる所要時間短縮を図るために、新車を投入。車両のデザインは世界的に有名な服飾デザイナーの山本寛斎氏を起用。「風」をコンセプトに、「凛」のイメージに合わせた藍色をテーマカラーにして鋭い流線形の前面。日本をイメージしたロゴマーク。車内に入れば日本伝統の市松模様をテーマにしたインテリア。外国人が乗っても恥じないような近未来的なスタイルにまとめ上げました。
形式は二代目の「AE形」。初代の無念を晴らすべく二代目を名乗らせたあたりは京成の空港輸送にかける意気込みを感じます。
最高速度は160km/h。日本の在来線では最高となっています。
優秀なデザイン、高速性などが評価され、2011年の鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。
下記のページでご予約受付中です。
(N) A7370 京成 AE形「スカイライナー」8両セット

本日の記事は最後です。

■京成100年の歴史をここに。最後の赤電3300形のバリエーション

2009年。京成電鉄は創立100周年を迎えました。京成の「成」は成田を意味していますが、元々は成田山新勝寺への善男善女の輸送のために生まれました。成田空港ができる前は「護摩電」「開運号」などという成田詣のための有料列車が走っているほどでした。余談ながら、成田山新勝寺は交通安全に御利益があるということで、大阪の京阪香里園駅近くにある成田山の別院は京阪電鉄が誘致したという歴史があります。
この100年間。京成電鉄は苦しい時代もありました。空港開港が遅れたために設備投資が宙に浮いてしまい、悲惨な状態となったこともありました。塗装も合理化のために変わった時代もありました。しかし、懸命な努力の結果、現在の繁栄があるわけであり、先人達の努力には頭が下がります。
京成では会社創立100周年を記念して、戦後見られた塗装を3300形で再現しました。昭和20年代からの「青電」(緑の濃淡)、1959年の都営地下鉄乗り入れにあわせて登場した華やかな「赤電」(上半分モーンアイボリー、下半分ファイアーオレンジ、間にミスティラベンダの帯とステンレスの縁取りが入るカラー)、そして1980年代、塗装合理化で登場したファイアーオレンジにモーンアイボリーの帯。経営が苦しく、ともすると思い出したくもないようなカラーリングを再現するところが京成の懐が深いところでしょうか。
今回は、これらのリバイバルカラーに現在の新塗装(アクティブシルバーにヒューマンレッド・フューチャーブルーの帯)の合計4タイプが発売されます。京成電鉄100年間の歴史絵巻ということでお好きなカラーリングをお選び下さい。
個人的な感想ですが、京成電鉄はどことなく阪神電鉄の雰囲気がしていて親近感がありました。女性的なスタイルに華やかな塗装。トンネルの反対側の硬派な私鉄とはまた違う独特の雰囲気は興味深いものです。で、一見するとよく似ているように見えるので板キットを使って阪神から京成3200形・3300形を作ろうとするとなんか似ていない・・・。不思議なものでした。同様のことは阪神から山陽3000系を作るときにもいえました。阪神のスタイルは結構独特のものなのでしょうか・・・。

下記のページでご予約受付中です
(N) A7676 京成3300形 更新車 新塗装 6両セット
現在のカラーリングです。

(N) A7678 京成3300形 更新車 復活青電塗装 4両セット
いわゆる青電塗装です。余談ながら、青電塗装は初代の3000形が極短期間塗られていただけで、3300形は登場時も含めて塗られていませんでした。

(N) A7679 京成3300形 更新車 復活赤電塗装 4両セット
やはり赤電といえばこのカラー。女性的なカラーリングは華やかなイメージを醸し出しています。

(N) A7680 京成3300形 更新車 復活ファイアーオレンジ塗装 4両セット
苦難の時代のカラーリングです。沿線住民からは車体の色が経営状態を意味しているなどと言われていたとか・・・。
ちなみに、このカラーは更新直後にまとっていました。

本日は以上です。それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

鉄コレ 土電800形・山陽電気軌道800形・広電350形

ご利用ありがとうございます。
本日は、トミーテックの鉄道コレクション 土電800形、山陽電気軌道800形、広電350形のご予約受付についてご案内いたします。
いずれもナニワ工機製の路面電車で1958年から製造されたものです。張り上げ屋根でおでこにヘッドライトがあり、どことなく似ているのが特徴です。
鉄道コレクションです。そのままではNゲージの線路上を走りませんので、別途動力ユニットをご購入下さい。同時に再生産されます。

では、各車の表情を見ていくことにしましょう。

■山電の大型車・800形。

「山電」というと、兵庫県を走る準大手私鉄の山陽「電鉄」を連想しますが、ここでいう「山電」は山口県の山陽電気「軌道」のことをいいます。どちらも略称は「山電」。「山陽」といっても、結構広いものです。これだけ離れていれば逆に混乱も生じなかったことでしょう。

1926年、山陽電気軌道は下関の市内電車として産声を上げました。最盛期には九州と目と鼻の先の彦島口と国鉄の工場があることで有名な幡生の間を結んでおり、こまめに止まることで国鉄の駅間の乗客を拾う市内電車でした。開業が比較的新しい割に、単車でスタート。しかし、開業4年後の1930年にはボギー車が導入されています。無骨な電車が並ぶ中、1954年に張り上げ屋根のスマートな電車・600形が登場。そして増備車として1957年に700形が登場しました。バス窓・張り上げ屋根のスタイルは「昭和30年代のトレンド」をうまく取り入れています。そして翌年には増備車の800形がデビュー。スタイルは変わらず、台車が変更されているのがポイントです。12m級で両端扉のため収容力があり、重宝されていました。
しかし、市街地の拡大についていけなかったことや、バス・マイカーの発達により1971年限りで路線廃止。お役ご免となりましたが、次に述べる土佐電気鉄道(土電)が目を付け、海を渡って高知入りすることとなりました。
商品はグリーンとクリームに黄色の帯が入ったワンマン色です。

(N) 鉄道コレクション 山陽電気軌道 800形

■海を渡って高知入り。土電800形

さて、海を渡って土電入りした山電800形。番号はそのままで土電で活躍を始めました。ちょうどワンマン車で収容力のある車両が欲しかったところへ出物が出ていたという感じでした。外観はほとんどそのまま、カラーリングをアイボリーに青帯の土電ワンマン色に塗り替えて登場しました。
※一部ネット上の記述で土電入りした際にZパンタ化されたという記事が見られますが、どうやら山電時代に行われている模様で、Zパンタの山電800形の写真がありました。余談。恐らく、ワンマン改造時ではないかと考えられますが・・・。
ただ、Zパンタの位置は山電時代は中央で、土電時代は運転台近くに移設されています。非冷房時代からそのようで、入線した際に他車と仕様を揃えたのかどうなのか・・・。特に路面電車の場合、分岐点の「トロリーコンダクター」がカギとなります。パンタの位置を揃えないとうまく転換しないという問題が発生しますので。資料がなくて申し訳ございませんが・・・。

※余談ながら、広電の「グリーンムーバー」など連接車のパンタが常に片側しか上がっていないのはトロコンをちゃんと動作させるためにパンタの位置あわせをする必要があるという理由もあります。

土電入りしてから今年で実に40年。1997年からは冷房改造を受けているものの、200形がまだまだ健在の今、いきなり低床車に置き換えられるということもなかろうかと思います。
商品は冷房改造後の土電ワンマン色です。
(N) 鉄道コレクション 土電800形

この二種類をどうやって遊ぶか。いちばん手っ取り早いのは両者の屋根板を交換して、2005年から見られた山電カラーの土電702号にしてしまうとか・・・。残った非冷房屋根と土電800形の車体を組み合わせて「非冷房タイプ」にしてしまうとか・・・。Zパンタの位置が異なるようですが、このパンタの移設時期がカギになりそうです。
※車体中央部の窓が1枚小さくなっているのは目をつぶって下さい。あくまでも雰囲気ということで。

なお、動力装置付きセットもご予約受付中です。各ページのオプションをご覧下さい。

■宮島直通の開拓車。広電350形

今、広島電鉄の2号線は広島駅から紙屋町、原爆ドーム、西広島を経由して宮島口まで直通運転する広電の大幹線です。グリーンムーバーなど連接車が次々とやってきて路面電車王国の貫禄を示していますが・・・。一見すると、西広島から先は専用軌道であるとしか認識されていないであろう運転体系を作り上げたのが広電350形(当時850形)でした。
(もっとも、運賃が市内線と宮島線で別れており、宮島線から市内線への直通時には西広島までの運賃プラス60円となっているので、わかる人にはわかりますが・・・)
歴史的ないきさつから広電は己斐(西広島)を境に東側は市内線、西側は鉄道線と別れており、乗換が必要でした。しかし、軌間・架線電圧は同じ。それならば直通してしまえと登場したのが1955年生まれの550形。PCCカーの影響を受けた車両であり、間接制御を採用していました。そして、その増備車といえるのが850形(350形)でした。1958年に登場。出力50kwのモーターを2台搭載し、間接制御を採用。宮島線内での高速運転に対応しました。
車籍は市内線用であり、早速、宮島線への貸し切り列車として運転開始。これができればあとは、定期化は時間の問題。1962年にはピンク色の2000形も登場。仲間がそろったところで晴れて広島駅~宮島間の直通運転を開始しました。直通運転は非常に好評で、連接車の2500形も登場。ついに、1966年には大阪市電1600形の車体をつなぎ合わせて連接車2500形2510番台が登場しました。輸送力増強に追いまくられる中、後輩達がどんどん誕生したために、850形(350形)は市内線用に戻り、グリーンとクリームの市内線標準色に戻りました。
また、1971年には番号が整理され、350形に改番されています。
1984年からは冷房改造を受け、現在に至っています。なお、市内線~宮島線の直通運転の認可は生きており、理論的には宮島線への入線ができるようになっています。
(乗務員の訓練や保安装置の問題がありますが・・・)
現在も足が速くて使いやすいと乗務員には好評です。
(余談ながら・・・元京都市電の1900形も大きくて使いやすいと評判がよいようで、個人的にはうれしい限りです。大阪市電も使いやすそうで、市内線でよく走っています)

下記のページでご予約受付中です。

(N) 鉄道コレクション 広島電鉄 350形

広電ファンの方は、ローズピンクに塗り替えて宮島線直通時代の雰囲気を味わうのもいいかもしれません。腕に自信のある方は非冷房化して下さい。

同時に動力装置が再生産されます。自作、改造などにもご利用下さい。
(N) TM-TR01 鉄コレ動力 路面電車用

また、特製品も発売中です。数に限りがあります。お早めに。

■連結してお楽しみ下さい。京都市電2000形

特製品 鉄道コレクション 京都市電2000形
動力を組み込み済み、連結器を追加しています。

■松山にすっかりなじんでいます。伊予鉄道2000形

特製品 鉄道コレクション 伊予鉄道2000形
動力装置を組み込み済みです。

最後に、入荷品です。

■アーバンネットの通勤形電車。207系です。

JR東西線対応の通勤車です。学研都市線(片町線)、東海道・山陽本線(JR京都線・神戸線)、福知山線(JR宝塚線)を中心に活躍中です。また、朝夕に直通快速としておおさか東線~関西本線(大和路線)でも使用されます。
(N) 92341 207系1000番台 4両基本セット
(N) 92342 207系1000番台 3両増結セット

なお、マイクロエースの新製品につきましては、別途ご案内をいたします。悪しからずご了承下さい。

新製品・再生産品情報

クハ381

ご利用ありがとうございます。本日は、カトー セールスミーティングのレポートをいたします。商品選びの参考にして頂ければ幸いです。

※ご注意
写真はクリックすると拡大します。
写真は試作品です。変更される場合がございます。

まずは、381系からです。

クハ381

先頭車のクハ381形です。背の低い車体を再現しています。

クハ381前面
クハ381形前面です。卵形の前面、床が低いために連結器の位置が高く見えるところも再現しています。

クハ381ヘッドライト点灯

クハ381のヘッドライト点灯状態です。プリズムに色を入れてヘッドライトの色とヘッドマークの色を変えています。

クハ381テールライト点灯

同じくテールライト点灯状態です。ヘッドマークの色は白色:蛍光灯を再現しています。

モハ381

モハ381です。

モハ380

モハ380です。

モハ380パンタまわり

モハ380パンタまわりです。通風器は別パーツとなっています。
屋根の色は登場時から1978年に規程が変わるまでの銀色です。
車端部のわずかな絞り込みにもご注目。381系らしいところでもあります。

サロ381

サロ381形です。

車端部

車端部です。行先は「しなの・長野」が印刷済み。号車札や指定席表示もこんな感じで印刷されています。買ってきた状態でそのまま走らせられます。
さて、床下にご注目。トイレの流し管も再現されています。登場時は循環式(タンク式)ではありませんでしたので、こんなスタイルとなっています。

381系は下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-876 381系「しなの」レジェンドコレクション 9両セット

ホキ2500

青梅線で活躍していた石灰石用の貨車・ホキ2500形です。
レタリング類が入っています。

台車(TR213)

TR213形台車に注目。枕バネ部分にカバーが付いているところも再現しています。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-824 ホキ2500形 8両セット
車掌車はヨ5000形を連結させて下さい。
(N) 8046-1 ヨ5000形

なお、ED16も好評ご予約受付中です。
(N) 3068 ED16
2011年9月発売予定です。

続いて・・・。

キハ47アクアライナー

海の中道を走る香椎線で活躍中の「アクアライナー」です。
レタリングも入ってほぼ完成形となりました。

なお、登場時の姿で製品化されます。現在、後ろ側のドア付近に行先表示器が取り付けられており、黄色い枠に「行先」と書かれていますが、これは表現されません。模型的な美しさを追求した結果とのことです。

キハ47屋根上

屋根上は通風器を撤去した姿です(手前)。台座は残っているものを模型化しています。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-854 キハ47 アクアライナー 2両セット

東京メトロ01系

東京メトロ銀座線の01系です。中間車が出てきました。彩色はまだですが、こんな感じです。写真はモーター車の01 300形です。

クーラーまわり

クーラーまわりです。屋根の一部を切り下げて設置されているクーラー、屋根肩部のルーバーなどが再現されています。写真からもおわかりの通り、新製冷房車グループが模型化されています。※前面表示器はLEDという発表がありましたので、32~36編成がプロトタイプです。

01系妻板

妻板です。コーナー部にもご注目。外幌をカトー製では初めて表現しています。
また、雨樋の形状がユニークです。

01系台車

台車です。緩衝式の特徴をうまく表しています。集電靴ももちろん再現しています。

01系動力

動力ユニットです。もちろん、フライホイール搭載です。
試運転しましたが、よく効いています。

01系動力ユニット

動力ユニットを上から見てみました。室内灯を支える柱にご注目。

01系銀座線

モーターなしの中間車です。

01系曲線通過試験

さて・・・。地下鉄といえば急カーブがつきもの。ユニトラム(半径180mm)で通過テストをしてみました。ごらんの通り、問題なく通過しました。もちろん、架線柱にも当たりませんでした。

連結部

連結部のアップです。
こうなってくると、浜大津の大きな交差点を曲がる電車を想像してしまいます。
こちらも、併用軌道・専用軌道・地下鉄と非常に模型向きな電車ともいえましょう。01系の技術を使えば問題はないということが・・・。製品化を期待したいところですが・・・。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-864 東京メトロ01系銀座線 6両セット

続いて・・・。

115系冷房準備車用屋根

115系1000番台が再生産予定ですが、それにあわせて冷房準備車用の屋根板が発売されます。元々113系2000番台身延線用の屋根を使用していますので、パンタ部分がごくわずか低くなっています。もっとも、パンタを乗せれば気になりませんが・・・。
※パンタはPS16Aを使って下さい。PS16Bを使用される場合は、穴を開けて下さい。

クモハ115冷房準備車

クモハ115の使用例です。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 28-076 115系 冷房準備屋根セット
これを使って、C-AU711を乗せると・・・。飯田線の115系になります。全部1000番台の編成が1本存在していました。あるいは、クハ115をアルファモデルのキットを組み立てたものに差し替える手もあります。
また、クハ115-1000にこの冷房準備屋根を乗せ、AU712を乗せると・・・。新潟にいる冷房準備車→AU712を乗せた変な冷房車のできあがりです。クハ115-1051,2035,2037,2039,2040が該当します。車両塗装は要工夫ということで・・・。
もちろん、以前発売された115系1000番台新潟色に乗せるという手もあろうかと思います。ただ、この場合、クモハ-モハが余ってしまいます。要工夫となりそうですが・・・。

115系黒Hゴムガラスセット

115系のHゴムは灰色ですが、黒色のガラスセットが発売されます。
現代の115系を再現するにはもってこいのセットです。
なお、側面方向幕部分のHゴムは製造の都合上、銀色となっています。この部分が気になる方は黒く塗って下さい。

モハ114使用例

モハ114の使用例です。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 28-161 115系 黒Hゴムガラスセット(4両編成用)
クハ115-モハ115-モハ114-クハ115用です。

(N) 28-162 115系 黒Hゴムガラスセット(3両編成用)
クモハ115-モハ114-クハ115用です。
クモハ115用とクハ115用は、助士席側・乗務員室直後の窓配置が異なります。

その他文字情報です。
■C62 2
動力装置はフライホイール搭載。コアレスモーターの予定です。
動力装置は新規設計です。
このため、スローも以前のものに比べてよく効くように改善されるとのことです。
なお、発売中の 2019-1・2019-2 C62各種の動力をこのタイプに差し替えるということは考慮されていないとのことです。
この続きは・・・。JAMをこうご期待・・・。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 2017-2 C62 2 北海道形

■新室内灯
「LED室内灯クリア」という名称で発売予定です。
現在発売中の11-209・210と互換性があり、東京メトロ01系専用品ではありません。
プリズムを工夫して、均等に光るように改善されます。
なお、価格は今までのものに少しだけ高くなるとのことです。
近いうちに詳細を発表したいとのことです。
1両分入りと6両分入りが発売予定です。

■EF81 トワイライト
今まで、機関車のヘッドライトは白色LEDを取り付けて、プリズムに色を付けて電球色を表現していましたが、この製品からは電球色LEDを取り付けて、プリズムは透明にすることとなりました。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 3066-2 EF81 トワイライトエクスプレス

本日は以上です。新製品選びの参考にして頂ければ幸いです。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

エヌ小屋・林檎製作所のご案内を執筆中にラウンドハウスの新製品情報が入ってまいりました。別記事になりましたが、ご案内をいたします。

■ステンレスなのにローズピンク。EF81 300

国鉄というのは不思議なところであり、無塗装が売り物のはずのステンレス車を塗装していた時代がありました。古くは日本で2番目に作られたサロ110-900(京阪神地区で最後は活躍したことでも有名)、割と記憶に新しいところでは、首都圏色のキハ35 900。何とこれにはおまけがあって、キハ35 904は相模線色(クリームに青帯)となって同線電化まで活躍していました。そして、ローズピンクに塗られたEF81 300(301・302)があります。
元々1973年に関門トンネルの列車増発用として登場したEF81 300。海底トンネルを走ることから、防錆のためにステンレス車体を採用し、無塗装で銀色の車体を輝かせていました。4両が登場したのですが、1978年10月、いわゆる「53-10」改正で301・302は関門海峡から常磐線の内郷機関区(いわきの近くに存在した機関区)に転属。ステンレスの車体を輝かせて今度は「今は山中、今は浜・・・」と『汽車ポッポ』(唱歌)の歌の舞台となった常磐線で働くかと思いきや・・・。何とローズピンクに塗られてしまいました。ステンレス無塗装の意味がないのではないかと思いますが、当時検査を担当していた工場が「EF81=ローズピンク」という図式だったので、車体の材質には関係なく、「塗っておけ」ということだったのかもしれません。これは、老朽化が進んでおり、1台車1モーターという特殊装備のEF80を置き換えるという目的もありました。
内郷区に転出後は、他のEF81と共に、寝台特急「ゆうづる」から長距離の普通列車、はたまた貨物列車まで取手~藤代、小山~小田林のデッドセクションをまたぎつつ活躍していました。1985年3月にはブルートレインのヘッドマーク取付が復活しましたので、晴れて「ゆうづる」のヘッドマークを取り付けて走ったこともありました。また、同時期にはつくば万博も開催されており、20系、12系など客車総動員で「エキスポライナー」でも活躍をしていた模様です(余談ながら、「エキスポライナー」には401・403・415系はもちろん、583系や58系気動車も動員され、グリーン車も普通車扱いということで、鉄道ファンの間では万博に行かずにグリーン車に乗って日頃は通れない貨物線ルートの試乗をしていたという人もいたようです)。なお、1985年に内郷機関区が閉鎖されたのにともない、名門・田端機関区へ移動しています。
その後、民営化直前の1986年11月には門司機関区に復帰。塗装はそのままであり、常磐線時代の姿を今に伝えています。一度塗ってしまったので、塗装をはがすと汚くなるのではないかと思いますが・・・。

今回はラウンドハウスからEF81 300ローズピンク塗装タイプが発売されます。
銀色塗装のEF81 300をベースにローズピンクに塗ったタイプですが、元々のプロトタイプが303号機だったため、少々ローズピンクの301・302号機とは異なります。

異なる点
前面のコルゲートの処理
301・302号機・・・中央部に縦の板がない
303・304号機・・・中央部に縦の板がある
コルゲートの端面に縦に板が張られているか貼られていないかということです
なお、302号機は1986年に事故に遭い、復旧される際に公式側の乗務員扉間のコルゲートがなくなっています。

また、常磐線用無線アンテナは省略される模様です。
(今の列車無線アンテナとは少々異なる形状で、送信用・受信用の2台が原則として搭載されていました)
このほか、「ゆうづる」のヘッドマークが付属する予定です。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 3067-2 国鉄 EF81形300番台 交直流電気機関車 ローズピンク塗装タイプ
・・・ナンバーは選択式ですが、まあ、301号機が妥当なところでしょうか・・・。もちろん、事故に遭う前の302号機でもOKです。
今回、試験的にナンバー取り付け、カプラー交換を出荷時にご希望の方に行うこととしました。少々加工賃を頂きますが、ナンバー取付やカプラー交換がどうも・・・。という方はご利用下さい。もちろん、ナンバー取付だけ、カプラー交換だけでもOKです。

このほか、グリーンマックスの新製品のご案内があります。

■公団住宅二題。

公団住宅

今は「都市再生機構」といい、「UR賃貸住宅」などの呼び名で知られていますが、その昔は「住宅公団」と呼ばれていました。そういえば、今は北総鉄道となっている小室~印旛日本医大の間は住宅都市整備公団(1981年以降の名称)の手によって建設され、オリジナルの車両(2000形→9000形)が走っています。元々は、戦後、住宅不足に陥っていたところへ安く大量に住宅を建設することが目的に「住宅公団」が1955年設立。折からの人口急増で規格型のアパート・・・「団地」が都市近郊の今まで地価が安かったところに大量に建設され、住宅不足の解消に一役買いました。規格型の構造にするのは、もちろん、工期や費用の短縮・節約であり、同じような建物が日本全国に存在します。いわば、E231系の住宅版といえるかもしれません。

関西では、大阪から見て鬼門であり住宅化が遅れていた京阪沿線に大量に出現。香里団地が代表例といえるでしょう。香里園から枚方市にかけての山側に大きな団地があります。元々は弾薬庫でして、戦後払い下げを受けて団地になりました。余談ながら、弾薬庫までは片町線の星田から引き込み線がありました。脱線ついでに言うと、同線の沿線には禁野火薬庫(津田から引き込み線)、祝園弾薬庫(祝園から引き込み線)が存在し、一大軍事路線でもあったということを付け加えておきます。

元に戻りますが・・・。そんな団地達も1950年代終わり頃から建設がスタート。すでに半世紀近い歴史を刻んでいます。老朽化も進み、今のバリアフリーの世の中にはあまりふさわしくないことなどもあり、建て替えられている事例もあちこちで見られます。また、鉄道車両でいう「更新工事」を受けて健在のものもあります。
今回は、公団時代のものと、UR時代の2タイプが発売されます。いずれも完成品です。
前者は鉄道車両で言うところの「原形」であり、後者は「更新車」といえるかもしれません。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 2701 公団住宅(公団)
(N) 2702 公団住宅(UR)

■名鉄初の量産VVVF車。3500系グレードア

ここ5年くらいで名鉄の車両もすっかり変わってしまいました。「パノラマカー」はすでになく、「明日の通勤車」と呼ばれた6000系が最古参。その1976年登場の6000系は3扉車を名鉄に本格的に導入した立役者です。その3扉通勤車シリーズも時代の要請や電機品の発達により、徐々に進化していきました。回生ブレーキや界磁チョッパの採用、前面の変化などがありました。そして、1993年にVVVF時代に突入することとなりました。
スタイルは6500系の最終グループ:いわゆる「金魚鉢」スタイルですが、スカートが付いているのが特徴です。また、VVVFの採用と共に、ワンハンドルマスコン・全電気指令式ブレーキを導入。特にブレーキ方式の相違により、6000系(広義)とは混結ができないために、前面に識別のためのエンブレム「ECB」が取り付けられました。
形式は8000番台まで満杯だったため、AL車が付けていた3500系となりました。「いもむし」3400系に続く戦前の最高峰に位置した名誉ある車番です。その先代に負けず、最高速度は120km/h。名古屋本線ではJR東海との熱い戦いがくり広がられている中、ダイヤ全体の「底上げ」に役立っています。そして、この高速指向はその後のVVVF車や5000系(新)に受け継がれています。現在も、快速急行から普通まで幅広く活躍しています。
今回は、登場時のグレードア仕様が発売されます。3扉車をアピールするためにドアの上部を灰色に塗られていました(1980年代半ばは白色)。グレードア仕様は2000年頃までの姿です。名鉄ファンの方はバリエーションとしてどうぞ。
(N) 4263 名鉄3500系 グレードア 4両基本セット
(N) 4264 名鉄3500系 グレードア 4両増結セット

本日は以上です。ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。
なお、明日(8月10日)はカトーのセールスミーティングに出かけております。
お問い合わせのお返事が遅くなることがありますので、ご了承下さい。

新製品・再生産品情報

エヌ小屋シート類

ご利用ありがとうございます。
本日は、寝台列車を華麗にドレスアップするエヌ小屋から新製品が入荷しています。
後半では、林檎製作所の817系キットについてもご案内いたします。

■寝台車に必須のカーテンシート。

何度かご紹介しておりますが、Nゲージの完成品を買ってきても、壁面は無地のまま。窓の大きい車両では壁面が目立ってしまいます。そのような壁面の表現できないのかということでスタートしたエヌ小屋のシート。現在、80アイテムを超える豊富なラインナップで好評発売中です。

・・・今回は・・・。
「寝台列車って、カーテンが降りていたはずですが・・・。」というご要望にお応えして、カーテンシートが発売されました。確かに、外から寝顔を見られるのはつらいもの。寝台列車ではカーテンが降りています。で、時々、外が気になる人がカーテンをちらりと開けているシーンが目に浮かびます。また、朝になったら、カーテンがどんどん開いてきます。
シーンにあわせて、カーテンの開閉状態をお選び下さい。
また、一部が開いているものは、既発売の室内用シートや室内灯と組み合わせると、さらにリアルさがアップします。

24系25形「富士」用です。
カーテンが全部閉まった状態です。
(N) 10751 KATO製24系25形「富士」基本用(全閉)カーテン
(N) 10752 KATO製 24系25形「富士」増結用(全閉)カーテン
・・・寝台列車のみならず、回送列車(たとえば転属回送や入場回送、はたまた廃車回送など)でもカーテンは全部閉じていることが多いので、そういう楽しみ方もできると思います。

カーテンが一部閉まった状態です。
(N) 10753 24系25形「富士」基本用(開閉)カーテン
(N) 10754 KATO製24系25形「富士」増結用(開閉)カーテン
・・・24系25形以外にでも、適宜切り取れば使えようかと思います。各自工夫・・・。

車両工作というと、塗装が・・・と尻込みしそうです。外は30度を超えると塗装する気も失せるかもしれません。まあ、塗料も使わないお手軽工作も楽しいかと思います。

ついでに・・・。24系「富士」用の室内シートもございます。
(N) 10600 寝台列車室内表現シート 24系「富士」A寝台・食堂車壁面・ドアパーツ
(N) 10601 寝台列車室内表現シート 24系初期「富士」A個室・食堂車壁面・ドアパーツ
(N) 10660 寝台列車室内表現シート 24系用(青)

ちなみに、24系25形「富士」客車も発売中です。
(N) 10-855 24系25形「富士」7両基本セット
(N) 10-856 24系25形「富士」7両増結セット

このほかの新製品です。
14系「なは・あかつき・彗星」の個室をドレスアップ。
(N) 10051 なは・あかつき・彗星 個室内壁面シート

通路側はこちらです(既発売)。
(N) 10050 寝台列車通路側表現シート なは・あかつき用

■ありそうでなかったスモークフィルム

近年、いやもう20年近く前の話ですが、重量半分・価格半分・寿命半分というコンセプトの元に登場した209系。「カーテンがなくて、ガラスがスモーク」というのも衝撃でした。
そのスモークガラス。253系、E259系などのJR東日本の車両、関東私鉄、JR九州などあちこちで採用されました。確かに、カーテンの掃除は大変で、こまめに洗濯をしないと脂でべとべとになってしまいます。そして、取り付け・取り外しは大変で・・・。となるとスモークガラスの登場は保守軽減に大きな功績を果たしたのかもしれません。
さて、模型でスモークガラスを再現するとなると・・・。
「鉄道模型用」とうたっているものはなく、画材店に行って来て大きなサイズのフィルムを買ってきたり、裏からクリアグレーを塗ったりした方もおられると思います。ところが、エアブラシを使うとなると・・・。結構塗料の濃度を調整するのが難しくて、編成ものをやっていて途中で塗料がなくなると悲惨な目に遭ってしまいます。

今回、鉄道模型用としては初めての「スモークフィルム」がエヌ小屋から登場しました。
サイズは15cm×10cmとお手頃サイズ。粘着材が付いていますので、窓ガラスの裏にぺたりと貼るだけです。工作方法も製品に付属していますので、お手軽にスモークガラスが再現できます。
下記のページです。
(N) 19008 窓ガラス用スモークフィルム

後半です。

■福北ゆたか線の主役。817系

先日、カトーから813系福北ゆたか線仕様が発売されました。
その福北ゆたか線の電化にあわせて登場したのが817系です。2両編成で車内は転換クロスシート。つるっとした感じのアルミ車体にブラックフェイス、側面の戸袋部分に黄色で福北ゆたか線のロゴが入っており、近未来的な雰囲気が漂います。福北ゆたか線の他、長崎地区、大分地区、熊本地区、鹿児島地区でもロゴマークの色を変えて活躍しています。
2007年には視認性向上のため、行先表示器を拡大しており、番号も1000番台にジャンプ。雰囲気が変わりました。
以前から林檎製作所では行先表示器の小さい0番台の組立キットが発売されてきましたが、今回は表示器の大きな1000番台のキットが発売されました。未塗装板キットです。カラフルなデカールも付属しています。
好評発売中の813系福北ゆたか線仕様といっしょにお楽しみ下さい。実車は朝ラッシュ時間帯に併結運用が見られます。
(N) 706X 815系1000番台 未塗装車体キット 2両セット

なお、動力・台車などは別売です。特に指定はされていませんので、各自工夫して下さい。

余談ながら、カトー813系用の動力装置も発売中です。
※これが組み込める保証はありませんが、参考までに。
(N) 4830-2B クモハ813福北 動力ユニット
(N) 4830-1D1 クモハ813動力台車
※動力台車は1ヶ入りです。動力ユニットに組み込むときは2ヶご用意下さい。

本日は、以上です。
原稿執筆中に ラウンドハウスから EF81 300ローズピンク塗装タイプが発売との知らせが入ってきましたが、ご予約受付開始の際にあらためてご案内を差し上げます。ご了承下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

本日は、カトー 2011年9月/11月発売予定品のご予約受付のご案内をいたします。

■シロクニのなかのシロクニ。スワローエンゼルC62 2

国鉄最大の旅客用蒸気機関車といえばC62。なかでも人気の高いのが除煙板につばめのマークが入った2号機は「スワローエンゼル」と呼ばれており、今も梅小路蒸気機関車館に保存されています。
この2号機は、「つばめ」牽引用として活躍していた宮原機関区時代、鷹取工場に転がっていたステンレス板をつばめの形に切り取って除煙板に貼り付けたのが伝説の始まりでした。まあ、工場担当者の遊び心が機関車の一生を変えてしまったわけであり、まさか後年、写真集を出版したカメラマンが名付けたと言われている「スワローエンゼル」という愛称が付いて、蒸気機関車ブームを牽引したとは想像できなかったのではないでしょうか。
さて、余談はともかく、東海道・山陽本線や東北本線・常磐線で活躍していたC62は電化の伸長により職を追われる仲間が早くも1950年代後半には生まれました。あまりにも巨大で働く場所もあまりないなか、函館本線の小樽からの山越え区間でD51が苦闘している現実がありました。D51は力はあるものの、速度が出ない。そこで、余剰となったC62をこの区間に投入し、高速で一気に山越えをしようというプランが浮上しました。
1956年に3号機が北海道入り。試運転の結果は良好だったために、翌年から本格投入。2号機もこのとき北海道入りしました。1956年といえば、東海道本線が全線電化された年であり、案外早い北海道転用でした。
「ニセコ」「ていね」といった北海道の急行列車を牽引。特に2号機は小樽~倶知安間の前補機(重連の先頭に立つこと)に使用されることが多く、多くのカメラマンの注目を浴びました。
約15年にわたり函館本線で活躍。しかし、動力近代化の波は蒸気機関車を飲み込み、1971年にC62 2+C62 3+C62 15の3重連で有終の美を飾りました。そして、2号機は人気が高かったために、梅小路入りして現在に至っています。
今回は、C62 2北海道仕様が発売されます。重連にも対応するカプラーとなっており・・・3号機や15号機はどうなるのかと気になるところです。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 2017-2 C62 2 北海道形

■九州全域で活躍中。「アラウンド・ザ・九州」787系

1992年、博多~西鹿児島間に787系「つばめ」が登場しました。TGVを思わせる前面。ダークグレーの車体。そして客室乗務員によるおもてなしにビュフェの復活と、日本の鉄道史の大きな1ページを刻みました。
以来、1999年には博多~熊本の「有明」にも投入。2004年には九州新幹線 新八代~鹿児島中央間が開業し、運転区間が博多~新八代に短縮。「リレーつばめ」と愛称が変わりました。同時にビュフェの営業廃止、外部塗装やエンブレムの変更が行われました。
2011年に念願の九州新幹線が全線開業。787系の去就が注目されました。485系を置き換えるのは見えていましたが、ダイヤ改正と共に広域運用を開始。博多~長崎「かもめ」、博多~佐世保「みどり」、博多~直方「かいおう」、延岡~宮崎空港「ひゅうが」、大分~宮崎空港「にちりん」、博多~熊本「有明」など幅広く使われています。
それと共に、ロゴマークも変更。列車ごとのものではなく、「AROUND THE KYUSHU」に変更。車体内外につばめのロゴが飛び交うものとなりました。
今回は、787系「AROUND THE KYUSHU」が発売。
いわゆる「リレーつばめ」編成の塗り替え商品です。
(N) 10-590 787系「アラウンド・ザ・九州」6両セット
余談ながら、4両にして「きりしま」で楽しみたいという方もおられるかもしれません・・・。そのままでも十分楽しめそうですが、
クハ787-モハ787-モハ786-クロハ786
となります。熱心な地元ファンの方は、クモロとクモハを切り継いでクロハ786をお楽しみ下さい。Assyパーツをフル活用するのがよろしいかと思います・・・各自工夫。クモハのボディを芯にしていったん不要な部分を窓埋めしてから開け直すのがいいでしょうかねぇ・・。切り継いだというよりも、はめ直したというのがよさそうです。

■スターターセットE231系山手線

パワーパック、レール、そして車両がセットになって、これだけで鉄道模型をスタートできると好評の「スターターセット」。
今回は6扉車撤退とホームドア取付で話題のE231系山手線が登場です。

(N) 10-012 スターターセット E231系山手線
限定品です。また、別途増結セットA・Bを買えば、11両フル編成が楽しめます。ついでにですが、この編成は6扉車編成ですので、さらに4扉車を2両プラスすれば最新の山手線がお楽しみいただけます。

山手線のセットがあるなら、環状線のセットも・・・といいたくなってきますが、カトー製では103系の8両セット。国鉄時代のものでしてねぇ・・・。新快速に使われている223系あたりが使いやすそうです。225系の4両セットが出ればおもしろいのですが・・・。いや、それはトミックスからベーシックセット(4両セット)が出るかもしれませんが。

元に戻ります。再生産品です。

■定番の115系1000番台湘南色

知らない間に数が減っているという実感がありませんが、115系1000番台も登場以来35年。新潟地区も先行きが不透明となってきた模様です。リバイバルカラーも出てきてしまいましたし・・・。まあ、岡山・広島地区では更新工事を受けてまだまだ使いそうです。黄色一色のセンスはともかく。塗装合理化というなら、JR東海のように、電車・気動車関係なく湘南色またはオレンジ帯→JR西日本なら瀬戸内色とか横須賀色、はたまたいっそのこと国鉄色に全部戻すという手もあろうかと思いますが・・・。苦しい台所事情はよくわかりますのであまりきついことも言えませんが、電車はその会社の商品であるということも言えようかと思います。

それはともかく、115系1000番台の湘南色が発売されます。
最短3両で、最長15両で楽しめます。お好きな長さでお楽しみ下さい。
まあ、単品販売ですので、無駄が出にくいというのも長所かもしれません。
アーバンネットワークファンの方はこういうのもありでしょう。
クモハ115-モハ114-モハ115-モハ114(後年パンタ降下)-モハ115-モハ114-クハ115
網干の強力編成なども楽しいかもしれません。
お手軽価格で楽しめるのがトミックス製との違いです。
ラインナップです。
(N) 4100-4 クモハ115形1000番台
(N) 4101-4 モハ115形1000番台
(N) 4102-4 モハ114形1000番台(モーター付き)
(N) 4105-4 モハ114形1000番台(モーターなし)
(N) 4103-4 クハ115形1000番台
(N) 4106-4 クハ115形1100番台
※トイレなしです。クハ115-1141までのタイプです。
(N) 4104-4 サハ115形1000番台

余談ついでにですが・・・。
これを足がかりに車両工作というのも楽しそうです。
編成丸ごとキットを組み立てるのも面倒というなら。
クハ115-モハ115-モハ114-クハ115
岡山の115系の場合、いちばん右(下関側)のクハ115だけ非冷房というものもありました。ちょうどアルファモデルからクハ115形非冷房車のキットが発売されています。クハ115-1000の足回りを流用して組み立てるキットですので、さほど無駄も出ません。組み立て方についても ホビージャパンから発売の『牛久保孝一の鉄道模型モデリングラボラトリー 基礎編』に111系編が出ていますので、これを応用(通風器の形状が異なる)するといいでしょう。

■新性能荷物電車。クモニ143形

115系と同時にクモニ143形が再生産されます。
1978年に登場した新性能荷物電車です。クモヤ143形の荷物電車版といったところで、モーターの端子電圧を750Vにして直並列制御ができるのが特徴です。8両が登場。しかし、1986年には早くもお役ごめんに。旅客用のクモハ123形に改造されています。
そのままで115系と併結するのもあり、165系も楽しめます。
少し切り継いでクモユニ143形・147形にも・・・。
久しぶりの再生産です。
(N) 4021 クモニ143形

最後に・・・。

■中央東線で活躍するE351系「スーパーあずさ」

C62=115系=勾配線区というつながりなのでしょう。E351系「スーパーあずさ」も再生産されます。
(N) 10-358 E351系「スーパーあずさ」8両基本セット
(N) 10-359 E351系「スーパーあずさ」4両増結セット

お目汚しのネタです。

先日、223系TN化の記事を書きましたが、「連結器の高さが低い」とか「胴受けの形状が異なる」というおしかりを頂戴しました。
まあ、お手軽にやればあんな感じですが、さすがに連結器の高さが低いとなると・・・。というわけで、手直し品を試作してみました。

※おことわり
あくまでも試作品です。切り口の処理などを行っていません。このような技法があろうかという検討品です。
胴受けなど細部が異なります。くどいようですが、技法の検証用です。あしからずご了承下さい。

床板穴開け

床板に穴を開けます。

連結器はめ込み

穴を開けた部分にTNカプラーをはめ込み、ネジ止めします。

比較

比較です。
左が床板に直接TNカプラーをネジ止めしたもの。右が今回の技法です。
ついでにですが、カプラーの上面にプラ板を挟むと高さの調整ができます。お好みで調整できることがポイントです。

※連結器の胴受けの件ですが、実車は凸型です。
JC0345(321系のTNカプラー)にJC6324の連結器部分を使うとよりリアルになろうかと思います。くどいようですが、今回の作例は技法の確認用ですので、細部まではこだわっておりませんのでご了承下さい。熱心なアーバンネットワークファンの方はこだわってみて下さい(要工夫。失敗しても責任は負いません)。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

ワールド工芸のキットのご予約受付についてご案内いたします。
金属製のキットですが、組み立てやすさに配慮されているのが特徴です。

■鉄道省唯一の3シリンダー方式。C53形蒸気機関車

昭和初期に入ると、客車は安全性向上のために鋼製となりました。鋼製になると重量はアップ。機関車の牽引力が課題となりました。
旅客用のC51には力不足。そこで、牽引力増強の方法を検討したところ、当時欧米で導入されつつあった3シリンダー方式が目に止まり、見本用としてのC52形をアメリカから輸入。これを元にC53形が登場しました。1928年から97両が登場しました。
2シリンダー方式に比べて3シリンダー方式は牽引力にムラが少なくなるのも特徴ですが、グレスリー式弁装置の機能の保守が大変という問題がありました。当初は東海道・山陽本線の特急を中心に活躍していましたが、保守に手間がかかることに加えて、戦中・戦後の酷使もたたって1950年までに引退しました。現在、45号機が梅小路で保存されています。
今回は、デフなしタイプとデフ付き(大鉄標準型デフ)が発売されます。
テンダードライブ方式を採用。ロストパーツを多用して精密感を盛り上げています。
下記のページでご予約受付中です。
(N) C53形 デフなしタイプ 組立キット
(N) C53形 大鉄標準型デフ付 組立キット
戦前の特急「燕」「富士」の牽引に活躍しました。スハ32600形客車とその仲間たちを牽引するのが似合ってそうです。もちろん、展望車を最後尾につないで。

■アメリカンスタイルの凸型電機。ED22形

電気機関車の黎明期。電気機関車は輸入に頼っていました。あるものはドイツのシーメンス社、はたまたアメリカのボールドウイン社などから・・・。
ED22形は1926年、信濃鉄道(今の大糸線)に3両が登場。アメリカのボールドウイン社製です。アメリカの電気機関車らしく、凸型でリベットがゴツゴツ。角張ったスタイルが特徴です。頭にポールを取り付けて黒く塗って、カウキャッチャーを取り付ければ、アメリカで走ってそうな雰囲気です。
1937年には国有化により、ED22を名乗りました。飯田線での活躍を経て、1号機は西武鉄道→近江鉄道→一畑電鉄と渡り歩き、現在は弘南鉄道でラッセル車の牽引・推進用として活躍しています。真っ赤に塗られており、雪の中でもよく目立ちます。
2号機は三岐鉄道で活躍した後、1984年に廃車。沿線で静態保存されています。
また、3号機は松本電鉄(アルピコ交通)にやってきて、ED301を名乗っています。2005年に除籍されたものの、現在も新村車庫にいます。
あちこちを渡り歩いたED22。お好きな色に塗ってお楽しみ下さい。電気機関車ファンは弘南、三岐、松本のカラーに塗って夢の「兄弟の再会」というのもいいかもしれません。
こちらもご予約受付中です。
(N) ED22 組立キット

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

トミーテックのコレクションシリーズのご予約受付についてご案内いたします。

■走るバスコレ~バスコレ走行システム

バスコレクションが道路の上を走ると話題になったバスコレ走行システム。東京都交通局(都バス)が製品化されていますが、今回は大阪市交通局(大阪市バス)が登場します。
バスは日野ブルーリボンシティハイブリッドバス、道路はR140,R103のエンドレスです。2セット用意すればすれ違いも楽しめます。

下記のページでご予約受付中です。
(N) バスコレ走行システム基本セットA2 大阪市交通局仕様

■気分に応じて回して下さい。トレインマークキーチェーン

実車の方向幕はクルクル回せたら楽しそうです。
そんな気分を味わえる部品模型・トレインマークキーチェーンの第2弾が発売されます。今回は、14系/24系「寝台特急編」です。
TMK-03 トレインマークキーチェーン 14系寝台客車
TMK-04 トレインマークキーチェーン 24系25形寝台客車(1) 「東海道・山陽方面」
TMK-05 トレインマークキーチェーン 24系25形寝台客車(2) 「東北・上越方面」

■集める!!使える!!鉄むすラッピングコンテナ

宙花こより氏のデザインによる「鉄道むすめ」。鉄道で働く女性を描いています。鉄道むすめのイラストが描かれたコンテナが発売されます。
第6弾は 東武鉄道・川越あさか、広島電鉄・鷹野みゆき、和歌山電鐵・神前みーこ、函館市企業局交通部・松風かれん、東京モノレール・羽田みなと、東武トラベル・渡瀬きぬがセットされています。
1ボックス=12ヶセットで販売します。
鉄道むすめコンテナコレクションVol.6 1ボックス=12ヶセット
※Nゲージサイズです。コンテナ車に乗せてお楽しみ下さい。

■お気に入りの風景を創って下さい。建物コレクション

今までのストラクチャーになかったものを続々とラインナップする建物コレクション。好評に付き再生産されます。
Nゲージのレイアウトのみならず、トラックコレクションやバスコレクションを並べる展示台やミニジオラマに使えそうです。
建コレ 069 トラックターミナル
情景小物 069 荷物A
建コレ 070 プレハブ事務所
組み合わせて、トラックターミナル、宅配便の営業所、物流センター・・・いろいろと楽しめそうです。また、荷物Aは荷物輸送をしている駅に並べてもいいかもしれません。パレット輸送は1960年代以降の荷物輸送で活躍していました。カトーのターレットと組み合わせて往年の国鉄を再現するのもいいでしょう。

元に戻ります。
建築中の建物です。
建コレ 071 建築中の建物A
建コレ 072 建築中の建物B

余談ながら・・・。
あくまでも私見ですが、レイアウトの建物を全部建コレでまとめることもできると思います。しかし、それでは、「誰でもできる」レイアウトで個性が出ないかと感じています。逆に、全部を自作というのも気が遠くなる話。カトーやトミックスの建物は「見せ場」に置いて、「建コレ」はそのまわりに置いて・・・という楽しみ方もいいかと思います。とにかくレイアウト作りはお金がかかります。「建コレ」を使って、建物の製作時間を短縮して、その分を見せ場作りにさくというやり方もあろうかと思います。要は、「適材適所」でしょう・・・。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

本日は、トミックス EF81、24系「夢空間」、鉄コレ201系各種のご予約受付についてご案内をいたします。

■流れ星のパーイチ。EF81「北斗星」色

1988年、青函トンネルの開業にあわせて、上野と札幌を結ぶ寝台特急「北斗星」がデビューしました。客車は24系を改造したものですが、徹底的な改造により新造車にも見劣りがしないものとなりました。
それとともに、上野~青森間の牽引機にはEF81を使用。折からのジョイフルトレインブームもあり、赤一色に流れ星が入るデザインとなり、イメージを一新しました。運転開始以来、本州内の「北斗星」の牽引を担当してきましたが、2010年にEF510形の登場により、「北斗星」牽引の任を解かれました。
今回、リニューアル発売されます。
動力装置がフライホイール付きに、運転台シースルー再現化、そして前面手すり・解放テコ別パーツ化がリニューアルのポイントです。
「北斗星」はもちろん、間合いで担当していた東北本線の普通列車、常磐線の貨物列車の牽引も楽しめようかと思います。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 9126 EF81「北斗星」色

■近未来の夢を模索しました。24系「夢空間」

民営化後、JR東日本ではオリエント急行の影響もあり、次世代の寝台列車像を模索していました。1989年には豪華な個室寝台車、ラウンジ車、食堂車の3両が登場しました。内装は在京百貨店が担当。豪華な雰囲気で今までの寝台車のイメージを覆しました。
「夢空間」と命名され、当初、横浜博の会場に展示。終了後はオンレールの上、営業運転を開始しました。主に臨時列車が中心ですが、半ば定期的に北海道方面の寝台列車「夢空間北斗星」などに充当。最後尾には食堂車・オシ25 901が連結され、去りゆく景色を眺めながら、料理に舌鼓を打つという贅沢な空間が人気を呼びました。
しかし、寝台列車の人気も低下し、特殊要素が強いこともあって2009年に引退。オシとオハフは埼玉県の三郷市にあるショッピングセンターに保存されています。
今回は、床板TNカプラー対応、二段ベッドシート化などの改良が見られます。「夢空間北斗星」セットはマニ50形から異例の改造を受けた電源車もセットされています。輸送力増強に追われた平成初期のにぎわいを再現するためには欠かせないアイテムです。
(N) 92792 24系「夢空間北斗星」6両セット
ついでにですが、せっかくの豪華な寝台車。内装を再現するとより引き立ちます。エヌ小屋のシートも好評発売中です。必要な大きさに切り取って、両面テープなどで貼り付けて下さい。
(N) 10009 TOMIX製 夢空間通路・個室内表現シート・窓パーツ

なお、増結用のB寝台車も発売されます。「トマムスキー」号の場合、オハネフ25を2両、オハネ25を3両プラスして下さい。
上段寝台が可動式の0番台です。
(N) 2507 オハネフ25形0番台 北斗星仕様 増結用
(N) 2508 オハネ25形0番台 北斗星仕様 増結用
上段寝台が固定式の100番台です。
(N) 2509 オハネフ25形200番台 北斗星仕様 増結用
(N) 2510 オハネ25形100番台 北斗星仕様 増結用
なお、オハネフ25のテールライトは非点灯です。ご注意下さい。

■クルマのついでに、ガソリンスタンドも忘れずに

レイアウトには欠かせないミニカー。いろいろな種類のものが発売されており、情景作りには欠かせません。で、クルマがあればガソリンスタンドも必要です。意外に忘れがちなストラクチャーの一つかもしれません。
ガソリンスタンドも日々進化しており、ロゴマークはもちろん、給油形態も変わりつつあります。
塗装済完成品のガソリンスタンドが発売されます。
(N) 4068 ガソリンスタンド(コスモ石油)
(N) 4069 ガソリンスタンド(キグナス石油)

続いて、鉄コレです。

■先日JR東日本から引退した201系二題

2011年6月20日。JR東日本としては、約30年の活躍に終止符を打った車両がいます。「省エネ電車」として注目された201系です。国鉄では初のサイリスタチョッパを採用。首都圏や関西圏の通勤路線で活躍してきました。回生ブレーキを常用し、電力節減に貢献をしてきた車両です。現在のE233系でも採用されている回生ブレーキ車の源流とも言えます。
今回は、京葉線仕様と中央(快速)線仕様の2種類が発売されます。
鉄道コレクションです。そのままではNゲージの線路上は走りませんのでご注意下さい。

スカイブルーの京葉線仕様です。
最後まで活躍したK4+54編成です。
(N) 鉄道コレクション 201系京葉線 K4+54編成5両セットA
(N) 鉄道コレクション 201系京葉線 K4+54編成5両セットB
さよならヘッドマークが付属予定。行先は「快速・東京」が印刷済みです。

オレンジの中央線仕様です。トップナンバーを含むH1編成です。
(N) 鉄道コレクション 201系中央線 H1編成5両セットA
(N) 鉄道コレクション 201系中央線 H1編成5両セットB

動力、トレーラー化パーツセット、パンタは別売です。
動力装置です。
(N) TM-14 鉄コレ動力 20m級A2

トレーラー化パーツセットです。
(N) TT-03 トレーラー化パーツセット

パンタです。
(N) 0262 パンタグラフ PS16R(PS21)
京葉線用です。営業運転時に使用されていました。

(N) 0235 パンタグラフ PS35D
中央線用です。末期の姿です。なお、京葉線の201系の廃車回送時にも使用されていました。
(N) 0229 パンタグラフ PS23
中央線用です。シングルアームパンタに交換される前はこのタイプでした。

その他、ご予約受付中の新製品です。

■碓氷峠を上り下りした189系「あさま」とEF63

トミックスでは、碓氷峠シリーズを再びスタート。まずは、189系「あさま」とEF63が発売されます。189系「あさま」はグレーにグリーンの塗装です。

189系です。
塗装変更のみの編成です。
(N) 92434 189系「あさま」5両基本セット
(N) 92436 189系「あさま」2両増結セット
基本セット×1セットに増結セット×2セットご用意下さい。

グレードアップ編成です。指定席の窓が上下に拡大されています。
(N) 92435 189系「あさま」グレードアップ車 5両基本セット
(N) 92437 189系「あさま」グレードアップ車 2両増結セット
基本セット×1、グレードアップ車増結セット×2、塗装変更のみの2両増結セット×1で11両フル編成になります。

余談ながら・・・。「あさま」廃止後、一部が転用された「妙高」の場合、非グレードアップ車の6両になります。
5両基本セット+2両増結セットを各1ヶずつ用意して、サロ189を抜くと楽しめます。

最後に、EF63です。
(N) 92167 EF63 1次形・青色 2両セット

本日は以上です。ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

新製品・再生産品のご予約受付についてご案内いたします。

■お好きな色でお楽しみ下さい。クモハ40形キット

2003年に発売され、久々の国電板キットとして注目されたリトルジャパンのクモハ40形キット。水色に塗ったり、ぶどう色に塗ったりして楽しまれたと思います。
今回は、床下機器を新規製作で再登場です。動力は鉄コレ用TM-09、トレーラー化パーツセットTT-03を使い、以前発売されていたものに比べ、お求めやすくなっています。
半流線形のタイプと平妻のタイプが発売されます。
余談ながら・・・。旧型国電のはめ込み窓をリアルに見せる方法としては、ガラスパーツの断面を黒く塗る手があります。これで、ガラスの厚みを感じさせなくなります。黒いポスカなどサインペンで結構です。

半流線形のタイプでは、水色に塗れば富山港線、ぶどう色では青梅線やイベント用。はたまた、鉄道博物館保存車としてつやつやに仕上げるのも悪くはないかもしれません。オハ31形なり、200系新幹線、クハ481などと同じシリーズということで。

平妻のタイプは、ぶどう色はもちろんのこと、スカ色に塗って出力増強形のクモハ61形=飯田線。阪和快速色に塗って阪和線もありでしょう。かつてRMに阪和快速色に塗られたクモハ61の写真が出ていました。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 101 クモハ40(半流) 未塗装板状キット 2両セット
(N) 103 クモハ40(平妻1次)/61 未塗装板状キット 2両セット

続いて・・・。

■寝台車の室内をグレードアップ。エヌ小屋の室内シート

寝台車の完成品を買ってきても、実は個室や食堂車の壁面の再現はせいぜいドアの表現程度で、木目模様や個室内部の表現はされていませんでした。エヌ小屋の室内シートは、プリント済みのシートを切り抜いて個室や食堂車の壁面、座席に貼り付けるだけでお手持ちの車両をグレードアップしてくれる商品です。また、寝台列車は夜走るので、車内灯を組み込むとさらに楽しめます。

今回は、カーテンパーツが初登場です。

エヌ小屋 カーテンシート使用例
※クリックすると拡大します。

カトー 24系25形「富士」用が発売されます。
全部閉めた状態と、ランダムに開いている状態、そして基本用と増結用で合計4種類発売されます。もちろん、他の形式にでも工夫してご使用頂けようかと思います。ランダムに開いている状態のものは寝台シートや壁面シートと組み合わせれば、往年の夜行列車の雰囲気が楽しめます。
接着剤も塗料も不要のお手軽工作。ぜひ、お試し下さい。
下記のページでご予約受付中です。
全閉タイプです。
(N) 10751 KATO製24系25形「富士」基本用(全閉)カーテン
(N) 10752 KATO製24系25形「富士」増結用(全閉)カーテン
一部が開いているタイプです。室内パーツと組み合わせて下さい。
(N) 10753 KATO製24系25形「富士」基本用(開閉)カーテン
(N) 10754 KATO製24系25形「富士」増結用(開閉)カーテン

なお、「富士」用の室内パーツも発売中です。
(N) 10600 寝台列車室内表現シート 24系「富士」A寝台・食堂車壁面・ドアパーツ
(N) 10601 寝台列車室内表現シート 24系初期「富士」A個室・食堂車壁面・ドアパーツ
(N) 10660 寝台列車室内表現シート 24系用(青)

ちなみに、24系25形「富士」客車も発売中です。
(N) 10-855 24系25形「富士」7両基本セット
(N) 10-856 24系25形「富士」7両増結セット

このほかの新製品です。
14系「なは・あかつき・彗星」の個室をドレスアップ。
(N) 10051 なは・あかつき・彗星 個室内壁面シート

通路側はこちらです(既発売)。
(N) 10050 寝台列車通路側表現シート なは・あかつき用

このほかにもエヌ小屋のパーツ類のお取り扱いを開始しました。
下記のページです。
エヌ小屋 パーツ類
人気の「北斗星」「カシオペア」用から20系用まで取りそろえています。

■寝台やカーテンがあれば、行先も必要です

続いて、ジオマトリックス・デザイナーズ・インクの行先フィルムシールのご案内です。14系/24系用のものが発売されます。ご予約受付中です。
(カッコ)は、出発地なり地区を表しています。参考にして下さい。
(N) J8611A 14系/24系客車(東京)
(N) J8611B 14系/24系客車(大阪)
(N) J8611C 14系/24系客車(上野)
(N) J8611D 14系/24系客車(札幌)
(N) J8611E 14系/24系客車(西日本)
(N) J8611F 14系/24系客車(上野)[急行]

最後に・・・。
入荷品です。

■お手軽にグレードアップ。TNカプラー。

電車の前面を引き締めるTNカプラーが入荷しています。

密連でスプリングタイプ・黒色・電連二段のJC6323です。
(N) JC6323 密連形TNカプラー (SP・黒・電連2段)
もちろん、電連を切り落としてもご使用頂けます。

板バネタイプ・密連・電連なしのJC30です。0334の1ヶ売りタイプです。
(N) JC30 密連形TNカプラー(板バネ・黒・電連なし)

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。