工作・加工,新製品・再生産品情報

223系6000番台

ご利用ありがとうございます。
「自分だけの車両」を持つのはちょっとうれしかったりします。それが高じると、キット組立や切り継ぎ改造、はたまた自作という道に進もうかと思います。

でも、最初から自作というのもちょっとハードルが高いわけでして・・・。
今回は、ジオマトリックス・デザイナーズ・インクのインレタを使用して、223系6000番台を作ってみましょう。

※おことわり
あくまでも一つのやり方です。他にやり方があるかもしれません。各自工夫して下さい。
失敗しても責任は負いません。自己責任で行って下さい。

223系6000番台

223系6000番台というと・・・。
最高速度130km/hの223系2000番台を221系と併結させるために、性能を221系相当に固定しています。このため、最高速度が120km/hとなり、新快速の運用には原則として入りません。また、併結相手も221系が原則です。
識別のために、車番を「原番+2000」、前面と乗務員扉にオレンジ色のラインを入れています。それ以外の外観上の違いは特にありませんので、車番とラインを入れれば、223系6000番台のできあがりというわけです。
主に、本線系統で活躍する網干総合車両所所属の「V編成」と福知山線系統で活躍する宮原総合運転所所属の「MA編成」があります。後者は2パンタの車両が多く存在しています。

J2909 223系6000番台インレタ

今回使用するのは、ジオマトリックス・デザイナーズ・インク製の「J2909 223系6000番台インレタ」です。
車番、オレンジ色のラインと行先シールが収録されています。
これを実車同様、カトーの223系2000番台に転写して6000番台にしてしまおうという算段です。

「インレタなんて怖くて使えない・・・」という声を聞きます。
「シールの方がいい」というのも、何となくわかります。
失敗したときのショックは私も経験していますが・・・。
でも、どうして失敗するのかということを考えてみましょう。
それは、
1.インレタが密着しないまま転写しようとした
2.転写するときの力が強すぎた
3.インレタが実は古かったor密着力がなかった
あたりになろうかと思います。

最近のインレタは食いつきが悪いということも減ってきており、失敗したのは、もっぱら「1」の「インレタが密着しないまま転写しようとした」という理由が多いようです。
では、ここから「密着させる方法」をご紹介しましょう。
(といっても、昔から行われている方法なのですが、最近の技術本にすら出ていないことが多く・・・。困ったものだと感じています・・・。できるだけ、「お手軽に」ということを強調しすぎて、基本的なことを書かないライターさんも多く、頭が痛いところです。といいつつも、私がそんな本を書いたらハードルが高すぎるとかマニアックすぎて売れないでしょうが・・・。出版社サイドからいうと・・・。難しいところです。)

インレタを切る

密着させるために、まず、インレタを切ります。
もちろん、必要な車番やラインの部分ごとに切り取るというやり方です。
はさみで切り取って大丈夫ですが、失敗しないように余白は多い目に取りましょう。
よく「シートごと転写する」人がいますが、これでは、車体に密着しにくいどころか、不要な部分がとんでもない部分に転写されてしまい、はがすのに苦労します。

インレタを仮止め

そのあと、転写すべき部分にセロテープで仮止めします。
作例の場合、元々印刷されている車番の上に重ねるようにして位置決めをします。
元の番号が隠れればOKです。
位置決めは慎重にしましょう。何度もやり直すくらいでも結構です。
位置があえば、セロテープを上から押さえて、密着させて下さい。
これを怠ると、うまく転写できません。
しっかりと密着させて下さい。

インレタを転写

あとは、「転写ペン」、なければ「つまようじ」でも結構です。
ゴシゴシとこすって下さい。
このインレタは食いつきがよいのですが、しっかりとこすりましょう。

テープをはがしたあと

緊張の瞬間です。そろーっと、セロテープをはがしましょう。
ちゃんと転写されていればOKです。もし、まだ転写しきれていなければ、慎重に元に戻して転写して下さい。
こんな感じになればOkです。
実車の車番はステンレス製プレートに書かれています。車体と少し銀色の色合いが違うので、よりリアルに再現できるわけです。

裏紙でこする

これも重要なことです。
よく「インレタははがれやすい」といいますが、たいていの場合、車体にしっかりと転写されていないことが多いです。インレタの裏紙をあてて、上から転写ペンでこすって下さい。こうやって車体になじませます。
また、クリアを必ず吹かないといけないわけではありません。しっかりと転写されていれば、少々のことでははがれません。ツメでひっかいたり、しつこいくらいはがそうとすればダメですが、通常の扱いでは大丈夫です。

余談ついでに言うと・・・。トミックスの24系25形「日本海」を転写しようとしたら・・・。ベースの色とインレタの色が合わずにプレート式かと思ってしまうような感じになります。しかし、裏紙でしっかりこすればちゃんと質感は揃うようにできています。
トミックス製の完成品付属のインレタも裏紙を使ってしっかりと固定させて下さい。

行先も変更

作例の223系2000番台の行先は「新快速 姫路」がはめ込み済ですが、最初に述べたとおり、新快速には原則として入らないので、「快速」以下の種別にするとよりリアルになります。
今回は、カトーの行先パーツから「快速 大垣」にしました。
313系や373系と並べても違和感はありません・・・。
(313系や373系と顔を合わせる場合、厳密には高槻以遠が各駅停車であり、顔を合わせる場面では「普通 大垣」となります。でも、まあ、それは・・・。321系用の行先表示パーツの「普通」を使って再現できますが・・・。各自工夫ということで)

同じ要領で、225系6000番台や225系5000番台・・・ラウンドハウスの場合、「5007」が印刷済ですが、当該車両のクーラーは現在三菱製であり、321系用のクーラーに載せ替えるか、東芝製の「5008」に車番を変更するかすれば、よりリアルになります・・・あたりにも応用できそうです。

下記のページで発売中です。
■本線快速、丹波路快速用の223系6000番台
(N) J2909 223系6000番台 インスタントレタリング

■丹波路快速用の225系6000番台
(N) J2910 225系6000番台 インスタントレタリング
・・・余談ながら・・・。
225系の6両編成は全部6000番台化されています。いちばん近いのはML04編成でしょう。
4両編成も6000番台化されているものがあります。MY01編成あたりが妥当ではないかと思います。
このあたりは各自工夫・調査してみて下さい。

■関空・紀州路快速用の225系5000番台
(N) J2911 225系5000番台 インスタントレタリング
ラウンドハウス製の車番変更ならば、5008あたりが手間が少なくなさそうです。
製品印刷の5007のクーラーは三菱製であり、5008は東芝製(製品に乗っているもの)ですので・・・。

その他・・・。
225系をお好きな行先で楽しめる行先シールもございます。
ジオマトリックス・デザイナーズ・インク製です。
(N) J8901X 223系/225系/321系 フィルムシール
※トミックス製は側面表示のシールが同梱されていません。また、カトー製では、本線用の0番台は「新快速 姫路」、関空・紀州路快速用の5000番台は「関空快速 関西空港」(「紀州路快速 和歌山」がシールで付属)が印刷済です。

また、カトー223系用の行先表示パーツもございます。
(N) 11-514 223系2000番台 行先表示セット「新快速」
(N) 11-515 223系2000番台 行先表示セット「快速」

タネ車のラインナップです。
カトー製です。
■本線用の223系2000番台
(N) 10-537 223系2000番台 1次車 4両セット

■同じく225系
(N) 10-871 225系0番台 8両セット

ラウンドハウス製です。
■関空・紀州路快速の225系5000番台タイプ
(N) 10-926 225系5000番台「関空・紀州路快速」タイプ 4両セット

トミックス製です。
■本線用の225系0番台です。
8両編成です。
(N) 92420 225系0番台 3両基本セットA
(N) 92422 225系0番台 5両増結セット

6両編成です・・・現在、全て6000番台となっています。
(N) 92982 225系0番台 6両セット

4両編成です・・・インレタ収録の編成は全て6000番台となっています。
(N) 92421 225系0番台 4両基本セットB

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報,既存商品案内

ご利用ありがとうございます。

カトー 東京メトロ16000系が追加入荷しております。

カトー 10-877 東京メトロ16000系

綾瀬~代々木上原間を結ぶ東京メトロ千代田線は大手町や霞ヶ関を通りにぎやかな路線の一つです。また、路線の両端でJR常磐緩行線、小田急電鉄と乗り入れており、中には取手~唐木田といった100km近い運転距離の列車も存在しています。

下記のページで販売中です。数に限りがございますのでお早めに。
(N) 10-877 東京メトロ 千代田線 16000系 6両基本セット
(N) 10-878 東京メトロ 千代田線 16000系 4両増結セット

また、グレードアップシールも入荷しています。
ラウンドハウス 28-165 東京メトロ千代田線16000系グレードアップシール

各駅停車 我孫子・取手、多摩急行 唐木田など行先、女性専用車マーク、優先席マーク、ローレル賞受賞記念マークが収録されています。

(N) 28-165 東京メトロ千代田線16000系グレードアップシール

その他・・・。

■千代田線といえばやっぱり6000系。

千代田線といえば、やはり前面がくの字になって左右非対称。非常用貫通扉に大きく「S」のマークが入っている6000系です。1971年に登場し、ついに車齢40年を超えるものも存在しますが、未だ古さを感じさせません。
マイクロエースの一段下降窓・冷房改造車・営団時代の第33編成もございます。
(N) A3572 営団地下鉄千代田線 6000系 後期型冷房車 基本6両セット
(N) A3573 営団地下鉄千代田線 6000系 後期型冷房車 増結4両セット

順次お取り扱いを開始いたしておりますが・・・。
ガイアノーツのビン入り塗料もございます。
GMのビンカラーは定番でしたが、やはり「似ていない」と感じるものもありまして・・・。
例えば、青15号などは紫がかっており・・・。
というわけで、下記のページで販売中です。
http://www.miyakomokei.com/shopbrand/004/006/X/

それでは・・・。

新製品・再生産品情報,既存商品案内

ご利用ありがとうございます。
トミックスの新製品 「さよなら日本海」、485(489)系、EF66 100のご予約受け付けのご案内をいたします。

■恒例のさよならシリーズ。「さよなら日本海」

24系「さよなら日本海」

春になるとダイヤ改正があって、長年運転されてきた列車が廃止になるということが繰り返されています。大阪と青森を結ぶ寝台特急「日本海」も戦後まもなくから格上げや寝台化などを行って走り続けてきましたが、ついに定期列車としてはピリオドを打つこととなりました。
トミックス恒例の「さよなら」シリーズで発売です。

最終日の下り青森行きを再現ですが・・・。
カトーのものとはこのあたりの違いが大きく目立ちます。
電源車:折妻のカニ24 25:白帯・雨樋外付け化されています。(カトーはカニ24でも切妻の100番台)
B寝台車:側扉が引戸のオハネ24 3
あとは、恒例のパンフレット付きです。

(N) 92996 24系客車+EF81 さよなら「日本海」セット

余談ながら・・・。トミックス製品は側面方向幕のシール類が付属しておりません。
このままでは大阪行きか青森行きかがわかりません。
ジオマトリックスからシールも発売されています。同時にどうぞ。
(N) J8611B 14系/24系客車(大阪)

ついでに・・・。
カトー製の24系「日本海」もございます。
こちらは、青森行きが印刷済です。
(N) 10-881 24系「日本海」6両基本セット
(N) 10-882 24系「日本海」5両増結セット
(N) 3066-3 EF81 敦賀運転派出

■貨物列車の牽引に大活躍するEF66 100

JR貨物発足後、貨物列車の輸送量も好調に増え、列車を増発することとなりました。
ところが、機関車が足りないことになりました。そこで、清算事業団行きになり解体待ちになっていたものを急遽買い取って再整備の上、車籍復活をして活用しました。それでも足りないものは、機関車を新製することとなりました。
特に需要が旺盛な東海道・山陽本線では、本命のインバータ制御の高性能機関車の開発が行われていましたが、まだまだ登場は先。そこで、急遽、国鉄時代に設計された機関車を増備することとなりました。選ばれたのは、国鉄最強の電気機関車のEF66。まあ、このあたりは順当な線でした。足回りなどは国鉄時代製造のものと同じですが、前面のデザインをリファイン。当時の流行を受けて、窓を拡大、そして少々丸みを帯びた形状にあらためられています。また、カラーリングはJR貨物色であるライトグレーにブルーの濃淡となり、イメージが大きく変わりました。
1989年にまず8両が誕生。ライトは丸形でした。翌年からはライトが角形になり、裾帯が入ってイメージが少し変わっています。最終的に33両が誕生して、現在も東海道・山陽本線を中心に活躍しています。

下記のページでご予約受付中です。

EF66 100 前期型

(N) 9128 EF66 100(前期型)

EF66 100 後期型

(N) 9129 EF66 100(後期型)

フライホイール動力化、運転台シースルー化、輪心別パーツ化などのリニューアルを行っているのが特徴です。

■全国を駆けめぐった485系・489系

485系・489系

世の中には「定番」的なものがいろいろとありますが、特急電車の世界では長らく485系・489系でした。知らない間にJR東日本の新潟付近でないと見られなくなりましたが、記憶に残る車両の一つです。

トミックスの本年の三本柱の方針のうち2つ「碓氷峠の強化」「国鉄形車両の強化」のテーマで485系・489系がリニューアル発売されます。
ボンネット形の初期車がプロトタイプです。

ヘッドライトが電球色LED化、トレインマークはカラープリズムにより白く点灯、その他フライホイール付動力採用、黒色車輪・新集電、TNカプラーSP標準装備といった近年の仕様にアップグレードされています。

ラインナップです。
(N) 92452 485系 初期形 4両基本セット
クハはボンネット形。MGがボンネット内の0番台です。九州や常磐線の「ひたち」でよく見られました。あるいは新潟あたりでも・・・。

(N) 92453 489系 初期形 4両基本セット
クハはボンネット形。タイフォンが車体側に付いている3~5、503~505がプロトタイプです。「さよなら能登」を起源とする「白山」(トリコロール)のバリエーション的な要素もあります。

中間車については、車番の貼り替えで485系・489系両用です。
(N) 92454 485系・489系 初期形 2両増結セットM
モーター付きです。
(N) 92455 485系・489系 初期形 2両増結セットT
(N) 8952 サハ481・489 初期形
(N) 8953 サロ481・489 初期形
(N) 8954 サシ481・489 初期形

最後に・・・。
発売中の製品です。

■都心をグルグル。山手線のE231系

カトー製品です。6扉車廃止にあわせてセット内容がリニューアルされています。
(N) 10-890 E231系500番台 山手線 4両基本セット
クハE231-500-サハE231-4600-モハE231-500-クハE230-500
変則的な窓配置のサハE231-4600がセットされており、これだけでも山手線の雰囲気がお楽しみいただけます。
(N) 10-891 E231系500番台 山手線 4両増結セットA
(N) 10-892 E231系500番台 山手線 3両増結セットB

■DD51二題。

本線用ディーゼル機関車の代表格ですが、今回は貨物用の800番台が再生産されています。カトー製です。
(N) 7008-5 DD51 842 お召し機
(N) 7008-6 DD51 800
いずれも貨物用で、蒸気発生装置を搭載していません。基本的に貨物列車を牽引します。余談ながら、JR東日本に配置されているものは旅客列車:それも旧型客車を牽引することもありますが・・・。あくまでもイベントということで。

その他DD51もございます。
(N) 7008-1 DD51 耐寒形
旋回窓、スノープロー、ホイッスルカバー付きのタイプです。
北海道や新潟地区で見られます。
(N) 7008-2 DD51 耐寒形 北斗星
北斗星牽引用に青色に塗られたものです。
(N) 7008-3 DD51 暖地形
前面窓がワイパー、スノープロー、ホイッスルカバー付きです。
いわゆるB寒地仕様で、山陰地区などで見られます。

■短い車体のコンテナ車。コキ200

タンクコンテナなどを乗せるコンテナ車です。
(N) 8042-1 コキ200 ISO タンクコンテナ搭載

■寝台特急「カシオペア」

今なお人気の寝台特急「カシオペア」です。貧乏人にはあまり縁がなさそうですが・・・。
トミックス製です。
(N) 92408 EF510+E26系「カシオペア」3両基本セット
(N) 92409 E26系「カシオペア」4両基本セットA
(N) 92410 E26系「カシオペア」6両増結セットB

運転開始当初の牽引機EF81もあります。
(N) 9127 EF81 カシオペア色

予備電源車のカニ27です。
(N) 8541 カニ27 501
いわゆる「ユーレイ」。モーター付きです。

その他・・・。

■カラフルな京成3300形

いわゆる京成「赤電」シリーズの最後を飾る3300形。
更新後の現在の姿が発売中です。
(N) A7676 京成3300形 更新車 新塗装 6両セット
(N) A7680 京成3300形 更新車 ファイアーオレンジ 4両セット
※これ以外の青電、赤電は完売です。ありがとうございました。

好評発売中です。

■東北新幹線の主役。E5系「はやぶさ」

(N) 10-857 E5系「はやぶさ」3両基本セット
(N) 10-858 E5系「はやぶさ」3両増結セットA
(N) 10-859 E5系「はやぶさ」4両増結セットB

お相手のE3系「こまち」もございます。
(N) 10-221 E3系「こまち」6両セット

それでは・・・。

新製品・再生産品情報,既存商品案内

ご利用ありがとうございます。

トミックスのベルニナ号のご紹介です。

■箱根の山のクライマー。ベルニナ号

ゴールデンウィークに入ると、観光地はどこも大にぎわいになろうかと思います。
東京からも近い箱根は温泉もあり、ロープウェイに遊覧船と乗り物も楽しめます。
その中でも、小田原・箱根湯本から強羅を結ぶ箱根登山鉄道は、それ自体が目的地のような雰囲気さえします。最急勾配80‰、最急曲線半径30m、そしてスイッチバックが2回。行楽輸送はもちろんですが、地元の足としても重宝されています。
車両は古くからモハ1~3形が活躍してきましたが、1981年に久しぶりの新車となる1000形「ベルニナ号」が登場しました。
親会社の小田急9000形に似た前面、7000形LSEに似た塗装ですが、それはそれで登山鉄道らしい仕上がりになっています。明朗な窓に屋上には抵抗器。転換クロスシートを備えた観光電車としてふさわしいものです。
2連×2本が登場。現在は、赤系統のカラーリングと登場時のカラーリングのものが1編成ずつ在籍しています。

スーパーミニカーブレール(半径103mm)も通過できます。
下記のページです。
(N) 2620 箱根登山鉄道 1000形 ベルニナ号 旧塗装

さて、ここまでは表向きの話です。
ここから先は各自工夫の世界ということで、失敗しても責任は負いません。

最急勾配66.7パーミル(現在は61パーミル)、最小曲線半径は36mといえば・・・。
そう、京阪の京津線・石坂線(総称して大津線)です。
路面区間もあれば、山越えもあり、なかなか変化に富んだ車窓です。
GMから1985年、500/600形のキットが発売されました。
前面・側面を組み合わせれば、500形、600形、260形から350形や300形までいろいろ楽しめます。このキットの動力は実はトミックスの「ベルニナ号」です。

・・・ということは何が言いたいか・・・。
7月発売予定の「けいおん!」の動力にも・・・というわけです。
今のところ、動力装置だけの販売はなさそうです。
(GMの業務用在庫表からも消滅しています)

「けいおん!」はディスプレイモデルですので、あとはご自由にということになりますが、参考までにということでした。
(あとは文章の裏を読み解いて頂ければと思います)

あとは、トミーテックの鉄コレ動力というやり方もあろうかと思います。
この場合、車体の内寸の方が狭いので、動力装置の幅を少し削ってやる必要があります。
参考までに・・・。
(N) TM-04 鉄コレ動力 15m級用
床下機器と台車は各自工夫して下さい。
前述の「ディスプレイモデル」がどこまで再現されているのが今のところわかりませんので何とも言えませんが・・・。

あとは、「きらら」のトレーラー台車も・・・。
(N) 14038D 叡電 デオ902 台車
1両分入りです。

ドローバーも・・・。
(N) Z04-3511 叡電900系きらら ドローバー

ちなみに、「けいおん!」電車もご予約受付中です。
(N) KO-1 京阪 600形「けいおん!」ラッピング電車 未塗装車体キット

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

※ご注意・・・あくまでも一例です。万が一失敗しても当店は責任を負いません。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

グリーンマックス 近鉄22600系「Ace」キット、クモユニ81・クモニ83100完成品のご案内をいたします。

■変化自在。汎用特急車「Ace」

近鉄22600系「Ace」

日本一の営業距離を誇る私鉄といえば近畿日本鉄道。
少しお金をプラスすれば、ゆったりとした座席でくつろげる特急は、ほぼ全線で走っており、通勤・ビジネスから観光まで幅広く利用されています。
「アーバンライナー」「伊勢志摩ライナー」も有名ですが、近鉄特急といえば、乗換がスムーズであり、特急料金が通算となるネットワークが他に類を見ない特徴です。接続をうまく取ることによって、乗換によって本数を実質的に増やすことができ、いつでも乗れるきめ細かいサービスを提供しています。
そのネットワークを支えているのが汎用特急車で、最短2両、最長10両で走り回っています。1970年の大阪万博にあわせて登場した12200系も陳腐化が目立ってきており、2009年から汎用特急車22600系「Ace」に置き換えが始まりました。
この22600系は1992年登場の「ACE」の増備車という位置づけですが、21020系「アーバンライナーネクスト」で採用されたゆりかごシートを導入するなどの進化が見られます。標準軌線の特急運転線区を走り回っており、近鉄特急のネットワークを支えています。
塗装済キットが発売中です。2両編成・4両編成のそれぞれ動力付き・動力なしがラインナップされています。

4両編成です。
(N) 1113T 近鉄22600系「Ace」4両編成動力付きトータルセット
(N) 1113S 近鉄22600系「Ace」4両編成基本セット 動力なし

2両編成です。
(N) 1114T 近鉄22600系「Ace」2両編成動力付きトータルセット
(N) 1114S 近鉄22600系「Ace」2両編成基本セット 動力なし

ライトユニットもございます。集電板とあわせてご使用下さい。
(N) 6602 ライト基盤B 2ヶ入り
(N) 98-3 集電板 TR200用 4両分

■湘南顔の郵便・荷物電車 クモユニ81

クモユニ81

一世を風靡した80系「湘南電車」。「電車は近距離のもの」という常識を覆し、151系「こだま」、0系新幹線から今のN700系やE5系へとつながる道を切り開きました。
東海道本線の東京口の普通列車は客車時代から郵便・荷物車が併結されていました。電車化により郵便荷物電車が用意されました。当初は、クハニやクハユニ(半室荷物/半室郵便荷物車)も計画されましたが、クモユニ81となりました。
両運転台の湘南顔。両パンタで電気機関車のような風貌で、湘南電車の下り側先頭で風を切って走り、本格的な電車時代の到来を告げました。
6両が製造され、東海道本線東京口の新性能化後は001・002が岡山へ、003がスカイブルーになって大糸線へ、004~006は飯田線へ転出。のちに004~006は郵便室を撤去してクモニ83100に改番。飯田線の新性能化まで活躍しました。
よく考えれば、クモニ83というのは新性能電車と連結するために製造された荷物電車にもかかわらず、そこへどうして改番したのかが不思議ですが・・・。恐らく、全室荷物車ということで、クモニ83になったのでしょう。後年のキハ53 500番台や200番台にも通じるところがあります(これらはキハ56/58の両運転台改造車であり、オリジナルの0番台とは似ても似つかぬスタイルです。2エンジンの両運転台車ということでこうなったのでしょうが)。

完成品が発売されます。湘南色、大糸線色、クモニ83100(横須賀色)、モーターの有無で都合6種類です。

湘南色です。
(N) 4316 クモユニ81 湘南色 動力付き
(N) 4317 クモユニ81 湘南色 動力なし

大糸線色(スカイブルー)です。
(N) 4318 クモユニ81 大糸線色 動力付き
(N) 4319 クモユニ81 大糸線色 動力なし

クモニ83100 横須賀色です。
(N) 4320 クモニ83100 動力付き
(N) 4321 クモニ83100 動力なし

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
鉄コレ 205系・101系南武支線、カトー 24系「日本海」などの発売についてご案内します。

鉄コレ 205系南武支線

■都会の中のローカル線。南武支線

京浜工業地帯にはかなり線路をはがされたとはいえ、まだまだ貨物列車が頻繁に行き交っています。元々は奥多摩地方で採掘された石灰石を川崎の工業地帯へ運搬する目的で建設された南武鉄道を国有化した南武線。今は川崎と立川を結ぶ外環状線的な意味合いが強くなってきます。その中で、尻手~浜川崎間は、貨物線を間借りしたような雰囲気で、2両編成の電車が思い出したようにやってきます。古くはクモハ11+クハ16、続いて101系、そして205系が2両編成で活躍しています。
鉄コレが発売中です。
鉄道コレクション 205系 南武支線 2両セット
鉄道コレクション 101系 南武支線 2両セット

■千代田線の新しい主力。16000系

常磐線の綾瀬と小田急線の代々木上原を結ぶ東京メトロ千代田線。
日本最初の本格的サイリスタチョッパ車6000系が活躍してきました。
しかし、登場から40年経過し、いよいよ新車に置き換えることとなりました。
古さを感じない斬新なデザインの6000系に代わる車両はと気になりましたが、見事な仕上がりとなりました。また、足回りも永久磁石同期電動機を採用。さらに省エネルギーとメンテナンスフリーを実現しました。
前面は10000系に似たものですが、ヘッドライトの形状が大きく異なり、イメージが変わっています。当初は貫通扉は中央でしたが、第6編成からは助士席側にオフセットしています。
好評につき、在庫分はいったんなくなりましたが、5月上旬に再入荷の予定です。
(N) 10-877 東京メトロ 千代田線 16000系 6両基本セット
(N) 10-878 東京メトロ 千代田線 16000系 4両増結セット

※行先は「代々木上原」が印刷済ですが、グレードアップシールも4月29日発売予定です。
(N) 28-165 東京メトロ 千代田線 16000系 グレードアップシール

■京阪神の近郊形電車225系。

古くから私鉄との競合が激しい京阪神間。モハ43系、モハ52系流電から続く関西省電の血筋は225系に引き継がれています。トミックス製が発売中です。

8両編成です。3両基本セット+5両増結セットです。
(N) 92420 225系0番台 3両基本セットA
(N) 92422 225系0番台 5両増結セット

6両編成です。
(N) 92982 225系0番台 6両セット

4両編成です。
(N) 92421 225系0番台 4両基本セットB

・・・ここで・・・。
225系の6両編成5本全て、4両編成のうち3本が221系性能固定改造を受け、6000番台となっていますが、同梱のインレタでは対応していません。
というわけで、ジオマトリックスからインレタが発売されています。
(N) J2910 225系6000番台 インレタ

このほか、223系6000番台用、225系5000番台、種別・行先用もございます。
(N) J2909 223系6000番台 インレタ
(N) J2911 225系5000番台 インレタ

行先シールです。
(N) J8901 223系/225系/321系 フィルムシール (冨士模型オリジナル製品)
「丹波路快速」はもちろん、「関空快速」「紀州路快速」も収録されています。
また、JR東西線~学研都市(片町)線の「快速(ピンク)」、おおさか東線経由の「直通快速」なども付属しています。いろいろとお楽しみ下さい。号車表示をカットすれば207系にも・・・(要工夫)。

このほか・・・。

■惜しまれつつ廃止された「日本海」

最後まで残ったJR東日本製を模型化したカトー製品が再入荷しています。
(N) 10-881 24系「日本海」6両基本セット
(N) 10-882 24系「日本海」5両増結セット

機関車もございます。
(N) 3066-3 EF81 敦賀運転派出

エヌ小屋の寝台シート・カーテンもございます。
(N) 10605 KATO製 日本海編成用シート (A寝台車他)

カーテンです。開閉状態です。車内がちらりと見えます。
(N) 10768 KATO製 日本海編成用カーテン基本 (開閉)
(N) 10770 KATO製 日本海編成用カーテン増結 (開閉)

全閉です。車内は見えません。
(N) 10767 KATO製 日本海編成用カーテン基本 (全閉)
(N) 10769 KATO製 日本海編成用カーテン増結 (全閉)

このほか・・・。再入荷したものもございます。

■たぶれっとのデカール二題

初代「のぞみ」用300系です。
(N) ありがとう300系 ラストラン Nゲージデカールセット

朝ラッシュ限定の助っ人。205系。
(N) 205系新色 Nゲージデカールセット

GWのお手軽工作もいいかもしれません・・・。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
先週開催されたトミーテックセールスミーティングのレポートです。

※おことわり
写真は試作品です。

KTR8000形 タンゴディスカバリー

京都から東舞鶴・西舞鶴・天橋立などを結ぶ北近畿タンゴ鉄道「タンゴディスカバリー」です。オタマジャクシのような前面を再現しています。
貫通扉はプラグドアですが、ここに墨入れをするとメリハリが付きそうです。

KTR8000形

編成全体です。
現在は、単独運用ですが、登場時には次に述べる183系電車の後ろにぶら下がる運用もありました。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 92159 北近畿タンゴ鉄道 KTR8000形「タンゴディスカバリー」2両基本セット
(N) 92160 北近畿タンゴ鉄道 KTR8000形「タンゴディスカバリー」2両増結セット

183系

先頭車化改造車、半室グリーン車、貫通扉を埋めたもの・・・と変なものがいろいろと集結する福知山の183系800番台です。
左はクハ480→MG取付でクハ481→直流化でクハ183。右は半室グリーン車になったクロハ183ですが、事故復旧時に貫通扉を埋めています。

183系

サイドビューです。変則的なクーラー並びなどにもご注目。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 92844 183系800番台「北近畿」6両セット
・・・大阪側は非貫通、反対側は貫通型です。

(N) 92992 183系800番台 クハ183-801「北近畿」6両セット
・・・写真の簡易貫通型のクハ183-801、貫通扉が埋められたクロハ183-801です。

485系・489系

「国鉄形の強化」「碓氷峠の強化」の方針通り、485系・489系がリニューアルされます。
まずは、ボンネット形からです。
奥がクハ481(485系)、手前がクハ489(489系)です。

クハ481・クハ489

一見すると連結器まわりが違うだけではないというわけではありません。
プロトタイプは クハ481が0番台で、電動発電機はボンネットの中に、クハ489は床下に搭載されています(黄色矢印)。クハ481形0番台は常磐線、九州あたりでよく見られました。

サハ481

外観はほとんど481系・489系の差違はありませんので、中間車は共用。インレタで再現となる予定ですが、サハは作り分けをしています。
489系は碓氷峠通過後にパンクさせていた空気バネ台車に素早く空気を込めるためにサハにもコンプレッサを搭載しているサハ489-250の床下も再現しています。
※サハ481→横軽対策でサハ489-200→CP取付でサハ489-250に。
車体はサハ481と共通で、床下を変えればサハ489-250のできあがりです。

E231系800番台

東京メトロ東西線乗り入れ用のE231系800番台です。

モハE231-800

電動車のモハE231-800です。

前面行先は「地下鉄東西線直通」をはめ込んでいます。
(側面のシールなどは入っていません)

下記のページでご予約受付中です。
(N) 92440 E231系800番台 基本4両セット
(N) 92441 E231系800番台 増結6両セット

E501系

初の交直両用通勤形電車のE501系です。
床下は灰色、トイレ取付前の姿です。
2003年から2006年頃:上野に乗り入れていた末期の姿です。
実車は10両+5両ですが、分割併合なしの実質15両固定編成で運用されていました。

モハE501

屋上がにぎやかなモハE501です。
妻板にビードがある川崎重工製です。

・・・ということで、K702+K752 または K703+K753編成が再現できる格好です。

ご予約受付はこちらです。
(N) 92456 E501系 5両基本セット
(N) 92457 E501系 5両増結セット

続きます・・・。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

本日は、プラッツの京阪600形「けいおん!」ラッピング電車のキットのご予約受付などをご案内いたします。

■人気の「けいおん!」ラッピング電車

プラッツ けいおん!電車

大津市内を南北に走る京阪電鉄石山坂本線は、カラフルな電車が行き交い、緑の濃淡の電車を見付ける方が難しいかもしれません。
石坂線で活躍するのは600形と700形。600形は1984年に登場した大津線初の冷房車です。
300形の車体を流用し、冷房取付の他、足回りはカルダン駆動はもちろん、定速制御装置を搭載した高性能車に生まれ変わりました。また、前面は本線の6000系に似た2枚窓にあらためられています。名義上は300形を廃車して600形を新製した扱いですが、実質的には300形の更新といっても差し支えがないほどです。
まず、8両が登場。その後、1986年からは260形の車体を流用し、609~620が誕生しています。
車体は3タイプに別れます。
A.300形がタネ車。前面は平面ガラスの2枚窓。妻面は丸妻で雨樋があるタイプ。601~608
B.260形がタネ車。前面はパノラミックウインドウ。妻面は丸妻で張り上げ屋根。609~614
C.260形がタネ車。前面はパノラミックウインドウ。妻面は切妻。615~620
となっています。
当初は、京津線、石坂線で活躍してきましたが、1997年に御陵-三条間が廃止され、京都市交通局東西線に乗り入れを始めた際、石坂線専用となりました。
ちなみに、「けいおん!」は613-614編成で、2011年8月に同名の映画のPR用に登場。上映開始後も好評のため2012年1月まで走りました。
古くからGMキットが発売されていますが、前面は平面ガラスの601~608のタイプであり、「けいおん!」編成はストレートでは作れませんでした。
今回は、「ディスプレイモデル」(裏の意味を・・・以下自粛・・・)として発売されます。
車体は以前から発売されているGM製品をベースに、Bタイプになるよう、前面や妻面、足回りなどを新規金型で追加しています。また、デカールはカルトグラフ製となっています。なお、パンタグラフは「ディスプレイモデル」の性質上、プラスティック製となります。ちなみに、窓ガラスは塩ビ板を裏から貼り付ける方式の予定です。
・・・動力化が気になるところですが、GM600形の板キットと同じ要領であるとお考え頂ければと思います。また、パンタグラフはGMのPT42あたりを使えばよりリアルになろうかと思います。あとは、製品が出てからのお楽しみという部分もあろうかと思いますが、楽しんで組んでみて下さい。

あとは工夫ということになりますが・・・。
京阪600形けいおん!613-614編成
ストレートに組むとこうなりますが・・・。

京阪600形 613-614編成

インレタを工夫して、こういうのもありでしょう。

京阪600形 611-612編成

これはラッピングされてからかなり経ちます・・・。

ちま吉

こちらは期間限定です。大津祭の宣伝をしています。
毎年10月に行われますが、デザインは毎年異なります。

京阪600形

ステッカー状の広告電車もあります。

「きかんしゃトーマス」のラッピング車もあったかと思い調べましたが、こちらは切妻の編成でした。妻板を工夫すればできるかもしれません。

まあ、灰色成形の未塗装キットということですので、2本目、3本目もトライして下さい。

下記のページでご予約受付中です。
(N) KO-1 京阪600形 「けいおん!」ラッピング電車 2両セット

続いて・・・。
GMからは本線の通勤車6000系のキットが再生産されます。
新塗装のタイプです。
6013編成の車番が印刷済です。
7月再生産予定です。
(N) 1108T 京阪6000系 新塗装 4両編成動力付きトータルセット
(N) 1108M 京阪6000系 新塗装 増結用中間車4両セット

ちなみに、8両編成は昼間は淀屋橋~樟葉の急行、中之島~萱島の普通で見かける機会が多いです。朝夕は特急、快速急行などにも入って京都側にも姿を見せます。
通勤車の主力として活躍しています。

ボナファイデのキット類のご案内です。

■しょくぱんまんのご先祖様。オハ41

1984年に特急用の583系を近郊形の715系・419系に改造するという前代未聞の出来事がありました。
特急車を近郊形に・・・というのに近いことが客車の世界でも1960年代に行われました。
それが、通勤用のオハ41・オハフ41です。
地方都市近郊のラッシュ輸送もまだまだあり、客車の世界でも収容力が求められました。
遊休となっていた優等客車を改造。デッキを増設したのはもちろんですが、デッキからデッキまで18mはあろうかというとんでもなく長いロングシートを設置。そして、もちろん吊革も。基本的には車内の改装だけでしたので、外観は優等車のまま。狭窓が並ぶサイドビューはそのままで、中に入れば・・・という代物でした。
1964年に登場。オハ35系やスハ43系がタネ車で、中には普通車のスハフ42をロングシートにしたものもありました。改造時期は意外に長く、レッドトレインが登場した後の1979年まで続きました。
今回は、スハ42系の優等車である、スロフ53改造のオハ41 451~456、スロ51/52改造の350番台/400番台のコンバージョンキットが発売されます。どちらも独特のサイドビューです。
別途、カトーのオハ47をご用意下さい。側面を入れ換える構造です。
(N) K-4051 オハ41 451~456(スロフ53改)キット
(N) K-4043 オハ41 スロ51/52改 キット

※タネ車のオハ47はこちらです。
(N) 5135-1 オハ47 茶色

・・・草津線、播但線、吉備線、高徳本線、芸備線(広島口)、山陰本線(下関口)や東北本線(仙台地区)、奥羽本線(秋田地区)あたりで活躍していました。そういえば播但線のレッドトレインを置き換えるためにキハ58系を超ロングシート化した5500番台というとんでもないものもいました。歴史は繰り返すのかどうなのか。

■「つばめ」「はつかり」の生き残り。スハフ43

スハ43系は戦後の復興輸送に大きく貢献しました。特に、急行列車のサービス向上に役立ちました。しかし、ボックスシートのために特急列車には不向きで、一方向きシートのスハ44・スハフ43が登場しました。
狭窓がズラリと並ぶスタイルで、東海道本線の「つばめ」でデビュー。座席は固定式なので、わざわざ終端駅近くでは三角線を使って方向転換をしていました。その後、「つばめ」は電車化されたので、東北本線の「はつかり」へ。しかし、程なく気動車化で団体用に転用・・・。と流転を繰り返し、1975年には四国へ流れ着きました。
団体用に転用されたときにクロスシートは回転式になり、近代化改造を受けています。そして、スハフ43 3は1976年には保全工事を受け、トイレ窓がHゴム支持となっています。
比較的オハ61系が多かった四国にあって「つばめ」の生き残りのスハフ43・スハ44は大切に扱われました。民営化直前まで四国で活躍。これが来れば「大当たり」でした。
このままお役ご免かと思いきや、貴重な客車の生き残りということで、日本ナショナルトラストに引き取られ、現在、大井川鐵道で活躍しています。
近代化改造後のスハフ43 3のコンバージョンキットが発売されます。
こちらも、カトー製のスハフ42を用意して、側板を交換する格好です。
ちょうど、大井川鐵道のSLセットがカトーから発売されます。
それに混ぜて楽しむのもいいかもしれません。もちろん、四国でひっそりと走っていた時代でもOKです。
(N) K-4052 スハフ43 3 近代化改造 キット

※タネ車のスハフ42はこちらです。
(N) 5134-1 スハフ42 茶色

※大井川鐵道のSL列車セットはご予約受け付け中です。
(N) 10-244 大井川鐵道 SL「かわね路号」セット

■サロ110形二題

113系のグリーン車といえば、サロ111形/110形でした。
元々はサロ111形でしたが、1964年以降、153系のサロ153形はリクライニングシートではないという理由で113系に改造。サロ110形となりました。
今回は、少し珍しいサロ110形のコンバージョンキットです。

国鉄初のステンレス電車。サロ110-901・902
1958年に登場したステンレス車です。東急5200系と日本初の座を争いましたが、タッチの差で負けてしまいました。
後年、京阪神地区にやってきて、そのまま1980年に引退しています。
(N) K-2198 サロ110形900番台 冷改車キット

サロ112になるべきところが・・・。サロ110形400番台。
113系のグリーン車には、サロ112形も存在しました。二連窓が並ぶサロ152形(リクライニングシート車)と幻のサロ163形がタネ車で、塗り分け線の変更と簡易運転台の撤去程度で使用されていました。しかし、下降窓故に腐食が著しく、1979年までに全車廃車となりました。
で、時代は分割民営化直前へ。1985年になって、サロ165-130を113系へ改造。サロ110形400番台を名乗りました。タネ車の流れから言えば、サロ112形になってもおかしくはないのですが、そのときには形式消滅していたことなどからサロ110形に編入されました。
早速、東海道本線の東京口で活躍。異色のサロが活躍しました。
こちらもコンバージョンキットです。
(N) K-2201 サロ110形400番台 キット

ボナファイデのキットは最後です。

■電気式気動車のなれの果て二題。

日本の気動車は液体式が主流でしたが、戦後すぐに、キハ44000形、44100形、44200形といった電気式気動車が登場しました。1954年に登場したキハ44100形は湘南顔で中間車のキハ44200形と3両編成を組んで北九州地区などで活躍。固定編成の電車のような使われ方をしていました。
しかし、量産は液体式のキハ44500(キハ10)形となることが決定。試作的要素の強かったキハ44000形などは1956年に液体式に改造されました。
キハ44100形は液体化時に郵便・荷物室を設置。キハユニ44100形→キハユニ15となりました。その後も湘南顔でしたが、キハユニ15 3は後年貫通化。4は客室内にアコーディオンカーテンを設置して、簡易荷物室化を実施。キハユニ15 601となりました。
今回は、貫通型のキハユニ15 4、簡易荷物室が設置されたキハユニ15 601のキットが発売されます。
真鍮製で曲げ済の車体にホワイトメタル製の前面が付属。床下機器・台車もセットされています。
(N) K-3030 キハユニ16貫通型キット
(N) K-3019 キハユニ16 601キット

ボナファイデのキットのご紹介は以上です。

最後に、カトーの入荷品です。数に限りがあります。

■ニューブルートレイン。24系25形

(N) 5184 カニ24 100
(N) 5182 オハネ25 100
(N) 5181 オハネフ25 100
(N) 5185 オハネフ25 200

行先ステッカーもございます。ジオマトリックス製です。
(N) J8611A 14系/24系客車(東京)
(N) J8611B 14系/24系客車(大阪)
(N) J8611E 14系/24系客車(西日本)←黒字幕のタイプです。

なお、タイミングによってはお取り寄せとなる場合がございます。ご了承下さい。

それでは、ごゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

現在ご予約受付中のトミックス キハ58系「かすが」
製品の試作品が発表されていますのでご案内いたします。

「みえ」用のキハ58系と似ていますが、エンジンが交換されていないのが大きな特徴です。

キハ65 3001

キハ65 3001です。
前面のタイフォンがシャッタータイプとなっているのが特徴です。
※以前発売されていた「みえ」はスリットタイプ。
タネ車がキハ65 508:寒地形だったためです。
なお、行先表示は「急行 奈良」「急行 名古屋」の選択式となります。
試作品で「急行」を仮にはめ込んでいます。

キハ58系「かすが」

編成全体です。

まもなく締切です。お早めに。
(N) 92998 キハ58系「かすが」2両セット

行先・アンテナ類を当店で取り付けたオリジナル品もございます。
【パーツ取付済】(N) 92998 キハ58系「かすが」2両セット

それでは・・・。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
トミックスのセールスミーティングのレポートです。

すでに同業他社からの詳細なレポートがありますが、とりあえず・・・。

伊賀鉄道 860系

伊賀鉄道の860系です。
実車は先日、全車引退しました。
ちょうど50年活躍した格好になります。
ダークグリーンは奈良線の小型車をイメージしたものです。

伊賀鉄道860系

同じく860系です。マルーンに銀帯は820系登場時の姿です。

貫通扉

貫通扉です。白色に塗られています。模型的にはよいアクセントです。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 鉄コレ 伊賀鉄道 860系 ダークグリーン
(N) 鉄コレ 伊賀鉄道 860系 マルーンレッド

動力・パンタを組み込んだオリジナル組立品もご予約受け付け中です。
【オリジナル組立品】(N) 鉄コレ 伊賀鉄道 860系 ダークグリーン
【オリジナル組立品】(N) 鉄コレ 伊賀鉄道 860系 マルーンレッド

鉄コレ 南海21000系・一畑3000系

南海高野線用の21000系と譲渡車の一畑3000系です。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 鉄コレ 南海21000系 新塗装 4両セット
(N) 鉄コレ 南海21000系 旧塗装 4両セット
(N) 鉄コレ 一畑3000系 2両セット

当店で動力・パンタを組み込んだオリジナル組立品もご予約受付中です。
【オリジナル組立品】(N) 鉄コレ 南海21000系 新塗装 4両セット
【オリジナル組立品】(N) 鉄コレ 南海21000系 旧塗装 4両セット
【オリジナル組立品】(N) 鉄コレ 一畑3000系 2両セット

関鉄 キハ800

関鉄 キハ800

関東鉄道のキハ800形です。

小湊鉄道 キハ200

小湊鉄道 キハ200

小湊鉄道のキハ200形です。
写真は非ユニット窓のキハ205です。
初期車は今回初登場です。窓隅が丸くなっています。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 鉄コレ 関東鉄道 キハ800形 2両セット
(N) 鉄コレ 小湊鉄道 キハ200形 2両セット

鉄コレ 103系3000番台 クモハ102

最後に・・・。
川越線・八高線の車両ということで、鉄コレからは103系3000番台が発売されます。
冷房改造後です。

モハ103-3000

電動車のモハ103-3000です。

103系3000番台 サハ103-3000

付随車のサハ103-3000です。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 鉄コレ 103系3000番台 川越・八高線 4両セット

動力・パンタを組み込んだ組立品もございます。
【オリジナル組立品】(N) 鉄コレ 103系3000番台 川越・八高線 4両セット

同じく川越・八高線の車両シリーズ。トミックスブランドからは209系3000番台が発売されます。

209系3000番台

クハ208です。側窓が開閉できるようになった現在の姿です。

モハ209

モハ209です。

下記のページでご予約受付中です。
(N) 92458 209系3000番台 川越・八高線 4両セット

鉄コレ編は以上です。