工作・加工,新製品・再生産品情報,既存商品案内

ご利用ありがとうございます。

ワールド工芸のキットについてご案内いたします。

新製品のご予約受付中です。

■観光客に人気の箱館ハイカラ號

hakodate

北海道の南端の街、函館。駅前に降り立つと朝市もさることながら、路面電車の音が聞こえます。
道内でも札幌と並んで路面電車が走っている街です。
その中で人気者が「箱館ハイカラ號」です。

元々は、成田と宗吾の間を結んでいた路面電車:成宗電気鉄道の電車で、1910年に誕生しました。
しかし、経営難で1918年に函館入り。仲間は5両存在し、36~40を名乗りました。
5両のうち、4両は二度にわたる火災で焼失したものの、39だけは難を逃れました。
その後、1936年に除雪車に改造。「ささら電車」として親しまれました。
長らく活躍してきましたが、1980年代後半になると除雪用トラックが登場して出番が減りました。
1992年には函館市制70周年を迎えました。これを記念して「明治から昭和初期の車両」を走らせることとなり、この除雪車に白羽の矢が立ちました。そこで、旅客車に復元することとなり、車体を新製して1993年「箱館ハイカラ號」としてデビューしました。車番も、旅客車時代の39に戻りました。
現在も、4月から10月にかけて函館市内を走っています。

今回は、金属製キットが発売されます。最新のLRT「グリーンムーバー」や「富山ライトレール」などと並べるのも楽しいかもしれません。

(N) 函館市電 箱館ハイカラ號 組立キット

余談ながら・・・。広島の低床式電車「グリーンムーバー」も発売中です。
(N) NT123 白シマ電鉄5000形「グリーンムーバー」

このほか、ワールド工芸のキット類です。好評発売中です。
メーカーからお取り寄せとなりますので、1週間程度お待ち頂く場合がございます。

■今も動態保存中。片上鉄道の人気者。キハ702
元国鉄キハ07のキハ702です。現在も吉ヶ原駅構内で動態保存されています。
(N) 片上鉄道 キハ702 組立キット

その国鉄時代のキハ07のキットもございます。
(N) キハ07 0番台 組立キット
戦前製のキハ07形です。ライトが屋根上についています。

(N) キハ07 200番台 組立キット
戦後製のキハ07形100番台に液体変速機を取り付けたものです。ライトがおでこに埋込式となったものです。

■伊吹山の麓を走った「ライオン丸」
(N) 大阪窯業セメント いぶき501/502 組立キット

東海道本線の近江長岡駅から分岐して伊吹山の麓にあった大阪窯業セメント(後の大阪セメント→住友セメント)の工場まで結ぶ専用線で活躍した機関車です。ひさしの形状が異なる501/502を作り分けできます。
1956年製のB-B電機ですが、1999年、専用線の廃止によって失職。三岐鉄道での活躍の後、現在、501は大井川鉄道で活躍中。502は三岐鉄道の西藤原駅で静態保存されています。
重連にすると、三岐鉄道時代となります(厳密には社紋を貼り替える必要がありますが・・・)。

■かわいい電気機関車。テキ6
京福福井支社で活躍した電気機関車、テキ6です。
1920年製で、一見すると電動貨車のような風貌がユニークです。
京福福井支社時代末期に復活し、イベントで活躍していました。
現在は勝山駅構内で保存されています。

(N) 京福電気鉄道 テキ6 組立キット

■岳南の凸型。ED501。
比奈駅で入換用として活躍していたED501です。凸型で短いボンネットが特徴です。
1928年製で上田温泉電軌→三河鉄道→名鉄→岳南と渡り歩いた強者です。

(N) 岳南鉄道 ED501 組立キット

こちらはご予約受付中です。
■吉野の丸窓電機。デ51/52
近鉄吉野線、南大阪線で貨物列車を牽引していた丸窓電機 デ51/52です。
奈良線や大阪線のように長編成の電車が行き交うわけではなく、短編成の電車が走っている吉野線は、のんびりとした雰囲気でこれもまた近鉄の一面をよく現していました。
吉野杉や沿線で採れる農産物を貨車に乗せて全国に出荷していました。
黒い有蓋車に材木を載せた無蓋車を数両連結するのがお似合いのようです。

(N) 近鉄 デ51 電気機関車 組立キット
デッキがないタイプです。

(N) 近鉄 デ52 電気機関車 組立キット
デッキ付きのタイプです。

最後に・・・。

313系

先日開催された 第13回JAM(国際模型コンベンション)の「大人の模型談義」コーナーで製作実演をしていた 313系の製作記事を鉄道模型教室にアップしています。参考にして下さい。
みやこ模型 鉄道模型教室 第10回 カトー 313系のバリエーションを作る

それでは・・・。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

買ってきた鉄道模型の車両も、同じ車番が2両あってどうにかしたいとか、やっぱり思い出のある車番にしたいとか、はたまた所属表記が省略されていて・・・とか気になる部分があります。
今回は、レボリューションファクトリーのインレタ類のご予約受付についてご案内します。
2012年10月頃発売予定です。

新製品です。
■荷物電車用です。車番の他、形式、自重、換算、検査票なども含まれています。
(N) 4040 クモユニ74100 インレタ
(N) 4041 クモユニ74200 インレタ
(N) 4042 クモユニ81 インレタ

■72・73系用です。鶴見線用です。トミックス製品には車番は収録されていますが、それ以外の所属表記などは含まれていません。
(N) 4043 72・73系 インレタ 鶴見線

■キハ55系用です。準急色のものです。
こちらも、トミックス製品には所属、妻面の形式、自重、換算、検査票などは含まれていません。
ドレスアップにご活用下さい。

車番、形式、自重、換算、検査票用です。
(N) 4044 キハ26バス窓用 インレタ 準急色
(N) 4045 キハ26一段窓用 インレタ 準急色
(N) 4046 キハ55バス窓用 インレタ 準急色
(N) 4047 キハ55一段窓用 インレタ 準急色
(N) 4048 キロ25 インレタ 準急色
(N) 4049 キロハ25 インレタ 準急色

所属表記です。これで、リアルさは格段にアップします。
(N) 4050 所属インレタ 札ナホ・・・苗穂です。
(N) 4052 所属インレタ 盛モカ・・・盛岡です。
(N) 4052 所属インレタ 新ニイ・・・新潟です。
(N) 4053 所属インレタ 水ミト・・・水戸です。
(N) 4054 所属インレタ 東ハタ・・・田端です。
(N) 4055 所属インレタ 千チハ・・・千葉です。
(N) 4056 所属インレタ 長モト・・・松本です。
(N) 4057 所属インレタ 名ナコ・・・名古屋です。
(N) 4058 所属インレタ 名タミ・・・多治見です。
(N) 4059 所属インレタ 名ミオ・・・美濃太田です。
(N) 4060 所属インレタ 天ワカ・・・和歌山です。
(N) 4061 所属インレタ 天ナラ・・・奈良です。
(N) 4062 所属インレタ 福フチ・・・福知山です。
(N) 4063 所属インレタ 米ヨナ・・・米子です。
(N) 4064 所属インレタ 四カマ・・・高松です。
(N) 4065 所属インレタ 広クニ・・・岩国です。
(N) 4066 所属インレタ 広コリ・・・小郡です。
(N) 4067 所属インレタ 門タケ・・・竹下(博多の西隣)です。
(N) 4068 所属インレタ 熊ヒト・・・人吉です。
(N) 4069 所属インレタ 分オイ・・・大分です。
(N) 4070 所属インレタ 鹿カコ・・・鹿児島です。
(N) 4071 所属インレタ 鹿ヤコ・・・都城です。

再生産品です。
電気機関車用のナンバーです。
(N) 111-1 EF65 0 ナンバーインレタ・・・48/51/53/62/64/65/67/71/72 バラ数字です。
(N) 445 EF64ナンバーインレタ 改良・・・1001/1003/1007/1008/1009/1010/1011/1015/1017/1018/1055/1033 です。
(N) 1688 EF62車番インレタ1・・・EF62 1~12です。
(N) 1689 EF62車番インレタ2・・・EF62 13~24です。

165系用です。
(N) 1600 165系インレタ 新潟・・・1980年代の「佐渡」「よねやま」用です。
(N) 1601 165系インレタ 新前橋1・・・1980年代の「草津」「なすの」用です。
(N) 1602 165系インレタ 新前橋2・・・1980年代の「草津」「なすの」用です。1とは車番違いです。
(N) 1603 165系インレタ 松本・・・1978年頃の「アルプス」「こまがね」用です。シールドビーム化以前のものです。
(N) 1604 165系インレタ リバイバル1・・・高シマの165系リバイバルカラーです。
(N) 1605 165系インレタ リバイバル2・・・新カヌ165系、しなの鉄道169系のいずれもリバイバルカラーです。

113系・115系用です。
房総地区用です。
(N) 1672 113系1500番台インレタ1・・・千マリのS64編成です。車番の他、検査標記、所属標記類も含まれます(以下同じ)。
(N) 1673 113系1500番台インレタ2・・・千マリのS68編成です。
(N) 1674 113系2000番台インレタ1・・・湘南色のマリ117編成です。
(N) 1675 113系2000番台インレタ2・・・スカ色のマリ115編成です。
(N) 1677 所属インレタ 千マリ・・・所属標記です。

115系800番台用です。
(N) 1676 115系800番台インレタ・・・車番4両分の他、検査標記、所属標記も含まれます。
(N) 1678 所属インレタ 西ミツ・・・所属標記です。

このほか車番インレタです。
(N) 1658 24系25形北斗星 混成編成車番インレタ・・・現在のものです。
(N) 1659 24系25形北斗星 混成編成妻面インレタ・・・所属、寝台数、形式、自重、換算、工場標記などが含まれています。

(N) 1686 485系車番インレタ 雷鳥用・・・485系A01/A03改(京都総合)の車番です。
(N) 1687 キハ181系車番インレタ はまかぜ用

(N) 448 貨車用バラ数字インレタ 白・・・貨車のナンバー替え用に数字の詰め合わせセットです。

所属インレタです。
(N) 331 所属インレタ 東ヲク/東オク
(N) 332 所属インレタ 東チタ

ロゴ消し、妻面、ドアレールインレタです。
(N) タキ1000ENEOS用ロゴ消しインレタ
(N) 1698 14系寝台用妻面インレタ 北陸用
(N) 1701 50系ドアレール/クツズリインレタ
(N) 1715 24系25形ドアレールインレタ

機関車用の製造銘板インレタです。メタリックシルバー28個入りです。
文字がつぶれ気味なので雰囲気重視で・・・。

(N) 1652 製造銘板インレタ 東芝
(N) 1653 製造銘板インレタ 日立
(N) 1654 製造銘板インレタ 川崎
(N) 1679 製造銘板インレタ 東洋/汽車
(N) 1680 製造銘板インレタ 日車/富士
(N) 1681 製造銘板インレタ 東洋/川重
(N) 1682 製造銘板インレタ 川重/富士
(N) 1683 製造銘板インレタ 三菱DL用
(N) 1684 製造銘板インレタ 汽車会社
(N) 1685 製造銘板インレタ 日車

長くなりましたが以上です。いずれもメール便対応商品です。それでは。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

エヌ小屋のパーツのご案内です。
トミックスの 583系「きたぐに」、24系「さよなら日本海」のグレードアップにご活用下さい。

583系「きたぐに」用です。
(N) 10135 急行「きたぐに」 (末期12両) 室内シート

(N) 10260 583系急行「きたぐに」増結用カーテンパーツ全閉 (2両分)

なお、実車は12両がフル編成です。残り10両分は下記の商品をご利用下さい。
(N) 10250 TOMIX製 583系 「きたぐに」編成 (座:全開・寝:全閉) 10両分 カーテンパーツ
(N) 10251 TOMIX製 583系 「きたぐに」編成 (開閉) 10両分 カーテンパーツ
(N) 10252 TOMIX製 583系 「きたぐに」編成 (全閉) 10両分 カーテンパーツ

583系「きたぐに」本体もございます。
(N) 92849 583系「きたぐに」6両基本セット
クハネ581-モハネ583-モハネ582(モーター)-サロネ581-サロ581-クハネ581です。
(N) 92850 583系「きたぐに」2両増結セット(M)
モハネ583-モハネ582(モーター)です。
(N) 92851 583系「きたぐに」2両増結セット(T)
モハネ583-モハネ582です。

続いて、「さよなら日本海」用です。
カーテンパーツ、室内表現シートがございます。

(N) 10479 24系客車「さよなら日本海」セット用カーテンパーツ全閉 (10両分)
(N) 10480 24系客車「さよなら日本海」セット用カーテンパーツ開閉 (10両分)
(N) 10503 24系客車 青森車用室内表現シート

それでは・・・。

工作・加工,既存商品案内

ご利用ありがとうございます。

313系

JAMのおとなの工作談義コーナーで展示していました313系。
よく見たら、ドアの当たりゴムの表現がしてあるのにお気づきでしょうか。

ていねいに面相筆で黒色を塗った・・・というわけではありません。
実は・・・。

ガンダムマーカー使用例

ガンダムマーカーでドアの当たりゴムの部分に線を引いただけなのです。
単調になりがちなステンレスカーやアルミカーにはよいアクセントとなります。

ちなみに・・・。
はみ出ても、タミヤのエナメル系溶剤でふき取ることができます。

もちろん、画材店に行って極細のサインペンを使ってもいいのですが、まあ、探しに行く交通費や時間を考えたら、メール便で送料160円の方が案外手っ取り早いかもしれないという話です。

下記のページです。
GM01 ガンダムマーカー スミいれ用/極細 ブラック
一般的な黒色です。

GM02 ガンダムマーカー スミいれ用/極細 グレー
赤い電車など黒色を入れるとどぎつくなる場合、グレーを入れてマイルドに仕上げて下さい。
丸ノ内線や京急の場合は、模型的にはこちらの方がしっくり来ると思います。

GM03 ガンダムマーカー スミいれ用/極細 ブラウン
あまり使うことはなさそうですが、参考までに。

また、タミヤのスミ入れ塗料もございます。
こちらは、エナメル系塗料を10倍に薄めて、付属の筆で流し込むものです。
クーラーのルーバー、乗務員室の扉などに効果的です。
いちばん上の写真の乗務員室の扉はこのスミ入れ塗料を使っています。

87131 墨入れ塗料(ブラック)
一般的なブラックです。

87133 墨入れ塗料(グレー)
白など明るい色の電車などでお使い下さい。控えめな感じになります。

87132 墨入れ塗料(ブラウン)
鉄道模型ではあまり使わないかもしれませんが、参考までに。

その他・・・。
失敗したら綿棒を使ってふき取って下さい。エナメル用薄め液です。
80030 X-20 エナメル溶剤大びん 40ml
80040 X-20 エナメル溶剤 特大 250ml

ちなみに、綿棒をそのまま容器に入ったままのエナメル用薄め液にひたすと、最悪の場合、薄め液の容器の中にゴミが入ったり、綿棒が汚れていると薄め液自体が汚れてしまって本来の用途に使えなくなることもあります。
必ず、塗料皿に出してご使用下さい。
塗料皿はこちらです。定番とも言える万年社のものです。10枚入りでこの価格です。
万年塗料皿 10枚入

本日は以上です。それでは。

PS 営団丸ノ内線の車番替え商品ですが、また製作する予定です。リクエストがございましたらお気軽に。
※但し、お答えできない場合もございます。ご了承下さい。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。

グリーンマックスの2012年11月~12月の新製品のご案内です。
103系以外のものをご紹介します。
(103系につきましては https://blog.miyakomokei.com/?p=3586 をご覧下さい。)

まずはキットです。

■京王を代表する8000系

グリーンマックス 京王8000系

京王電鉄といえば、かつては路面電車に毛が生えた程度の貧弱な路線でした。しかし、戦後、関係者の努力により今の高速電気鉄道に脱皮しました。その京王電鉄のブランドイメージを高めたのが8000系です。
90年代に入ると「リフレッシング京王」というテーマによるイメージ戦略に打って出ました。折しも、府中駅、北野駅の高架化が完成。ニュータウン路線の相模原線も橋本まで全通して間もない1992年、ダイヤ改定を実施。それにあわせて橋本特急が登場するなど車両が必要となったためにフルモデルチェンジ車8000系が誕生しました。
軽量ステンレス車体を採用。そして、新しいイメージ戦略によりラインカラーはブルーとピンクに近いレッド。また、「KEIO」の新しいロゴが入っています。前面は普通鋼製ですが、名車の誉れ高い5000系譲りのパノラミックウインドを採用。そして傾斜を付けてくの字にしたことにより、スピード感を演出しています。京王の車両はどことなく国鉄やJRの雰囲気がするのが特徴で、5000系は153系電車、8000系は221系や223系電車のテイストが前面にただよっているかと感じています。
6両+4両の10両編成が14本、8両固定が13本の合計244両が誕生。すでに9000系が登場しているものの、軽快感のあるデザインで今なお京王を代表する車両として、特急から各停まで広く活躍しています。

まあ、特急といっても、実際には休止中で、最上位種別は準特急というちょっと変な状態になっています。特急の停車駅に分倍河原、北野をプラスしたわけで、分倍河原はJR南武線(何かアクシデントがあったときに結構重宝する路線)、北野は本線と高尾線の分岐駅で、準特急と各停が接続してお互い乗り換えることにより実質的な増発(例えば高尾山口行きの準特急に乗れば、北野で京王八王子行きの各停と接続。乗り換えれば、次の京王八王子行きの準特急よりも先に到着)ができるわけで、なかなかよく考えられていると思います。いずれ、準特急が特急になってしまうのかと思ったりしますが・・・。本年度中にダイヤ改定を行うとのことですので、ちょっと気になります。

長く品切れが続いていましたが、今回は実車にあわせてシングルアームパンタ仕様で発売されます。
6000系は板キット、7000系、9000系は完成品で発売されており、今回の8000系はいちばんの人気者が出てきたという格好になります。

(N) 1137T 京王電鉄 8000系 シングルアームパンタ車 6両編成動力付きトータルセット (塗装済キット)
(N) 1137S 京王電鉄 8000系 シングルアームパンタ車 4両編成基本セット (塗装済キット)
これで、6両+4両の分割編成が楽しめます。
腕のある方は珍車のサハ8564もトライしてみて下さい(要工夫。失敗しても責任は負いません)。

余談ながら、中間に入っている先頭車は昨年、サハ8500形(←クハ8750形)、サハ8550形(←クハ8800形)に改番(要は運転台機能の停止)されています。
近いうちに大規模修繕工事を行うことが発表されており、どんな姿になるのか気になるところです。

続いて、完成品です。

■副都心へ。横浜へ。西武6000系

西武6000系

1992年に営団地下鉄有楽町線乗り入れ用として6000系は誕生しました。
西武鉄道初のVVVFインバータ制御(通勤形の量産車という意味で)、10両固定編成、他編成の併結を考慮しない構造、車番も営団のように車種に関係なく先頭から100番刻みとする点、ステンレス車体、青いライン・・・などあらゆる面で大きな変化をもたらしました。
2007年からは副都心線にも乗り入れるために、ホームドア対応、ATO装置の取り付けといった改造を受けています。
その際、運転台のワンハンドル化、表示器のLED化を施工。未改造車と識別するために前面を白塗りとしています。
2013年3月からは晴れて東急東横線、みなとみらい線に乗り入れ、元町・中華街まで足を延ばすことになっています。
今回は、セット内容の見直し、行先表示の変更などが行われています。行先は「急行 渋谷」(以前のものは各停 小手指)としています。
※前面のみ。側面はガラスのみ。銀河モデル製シールを使うのが手っ取り早そうです。

(N) 4341 西武鉄道 6000系 副都心線対応車 2012 基本4両編成セット (動力付き)
(N) 4342 西武鉄道 6000系 副都心線対応車 2012 増結用中間車6両セット (動力なし)

■静岡地区で活躍する211系5000番台LL編成

JR東海の静岡地区各線では、211系と313系に統一されており、きめ細かいダイヤで地域輸送に邁進しています。
今回は、静岡車両区の211系5000番台LL編成が発売されます。
以前発売されていた211系5000番台は神領車両区の車番が印刷されていましたが、今回は静岡車両区のLL編成のものが印刷されています。また、カトーの313系に併結させるために、カプラーアダプターも付属しています。
余談ながら、LL編成は元々大垣車両区の3両編成で、313系の投入により余剰となり2006年に静岡車両区に転入してきました。

(N) 4337 211系5000番台 LL編成 基本3両編成セット (動力付き)
(N) 4338 211系5000番台 LL編成 増結3両編成セット (動力なし)

■床下が灰色になったクモヤ145

電車区で入換をしたり、工場入場の伴車などをする縁の下の力持ち的な存在のクモヤ145形。
JR東海に継承されたものは1992年以降、床下をグレーに変更しています。
2両セットです。
(N) 4344 クモヤ145形100番台 JR東海仕様2両セット

本日は以上です。それでは。

新製品・再生産品情報,既存商品案内

ご利用ありがとうございます。

本日は、トミックスの限定品 EF65 100・114号機のセットが入荷しています。

トミックス 92979 EF65 100・114号機セット

1965年に平坦線用の直流電気機関車として製造されたEF65。貨物列車用の0番台は民営化後JR貨物や東海に引き継がれました。JR貨物に所属したものは、さらに使用することを見越して更新工事が一部の機関車に施工されました。
劣化部分の交換や補修が行われ、塗装がライトグレーをベースに青の濃淡が入ったものとなりイメージが変わりました。
その中で114号機は2009年にパンタグラフがPS22に交換され、イメージが変わりました。
また、100号機は更新を受けませんでしたが、パンタグラフがPS22に交換され、注目を浴びました。

2011年に発売された限定品で、すぐに完売いたしましたが、今回入荷しました。
ナンバーは印刷済みです。
数に限りがありますので、お早めに。

(N) 92974 EF65形 100・114号機 JR貨物仕様 2両セット

※手すり、GPSアンテナなどをお取り付けご希望の方はご相談下さい。

追加です。
昨日ご紹介したキハ58系「かすが」。パーツ取付済みのものと取付前の比較です。
特に、列車無線アンテナの取付足は直径0.5mmの穴を開ける必要があり、結構勇気がいります。
アンテナや幌、行先、先頭車の排障器が付くと生き生きしてきます。

キハ58 かすが パーツ取付前

パーツ取付前です。

トミックス キハ58系 かすが パーツ取付後

パーツ取付後です。行先を入れると俄然生き生きとしてきます。

下記のページで販売中です。
【パーツ取付済み】 (N) 92998 JR東海 キハ58系 急行形気動車 「かすが」 2両セット

※通常品はこちらです。
(N) 92998 JR東海 キハ58系 急行形気動車 「かすが」 2両セット

その他入荷品です。
■新快速・特別快速で活躍中。JR東海の313系。
(N) 10-585 313系5000番台 6両セット
6両編成の5000番台です。

余談ながら・・・。
車端ダンパパーツもございます。
(N) Z04-5589 E259系 車体ダンパ
5両分付属しています。連結部分に取り付けてお楽しみ下さい。

■実車同様、シングルアームパンタに。
(N) 4496F モハ201 パンタグラフ PS35C
パンタグラフがシングルアームになった201系用です。
取付足はPS16Bタイプと同じく横2列。201系はもちろんですが、横浜線の205系のように、あとからシングルアーム化されたものにもワンタッチで取付ができます。
Bトレのシングルアームパンタとしてもご使用頂けます(各自工夫。できないものもあります)。

それでは・・・。

工作・加工,新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
8月17日(金)~19(日)に開催されましたJAMにおきまして、「おとなの工作談義コーナー」にて実演をしたものを販売いたします。
どちらも1ヶ限りです。お早めに。

営団丸ノ内線 500・300形

カトーの営団丸ノ内線500・300形の車番を変更し、ルーバーや扉に墨入れをしたものです。車番は「777」、300形のトップナンバー「301」などを使用しました。
消しゴムで元の車番が消え、その上からグリーンマックス製のインレタで貼付ができるという実演をしたものです。

【オリジナル品】 (N) 10-1109 営団地下鉄 丸ノ内線 500・300形 車番変更 6両セット

223系6000番台

同じくカトーの223系2000番台を元に、ジオマトリックス製のインレタを貼り付けて6000番台(221系併結用)に仕上げました。
乗務員扉、貫通扉にオレンジ色のライン、車番の変更の他、クーラー、客用ドア、乗務員ドアに墨入れをしています。
また、行先は「快速 網干」にしています。

【オリジナル品】 (N) 10-537 223系6000番台 4両セット

それでは・・・。

新製品・再生産品情報

ご利用ありがとうございます。
グリーンマックスの103系初期車 関西形キットのご予約受付中です。

1962年に山手線用として登場した103系。まずは山手線で走り始め、次いで京浜東北線・・・と活躍の場を広げました。関西地区には1968年の阪和線が皮切りで、大阪環状線、東海道・山陽本線(京阪神緩行線)、片町線、関西本線・・・と通勤路線を席巻するに至りました。
現在は、活躍の場を縮小しつつあるとはいえ、まだまだあちこちで元気な姿が見られます。

今回は、非ユニット窓の初期車のキットが発売されます。
以前から発売されているGM103系キットシリーズの一環で、体質改善車やユニット窓の戸袋窓埋め車と混ぜても楽しめようかと思います。
特に関西はクハ103の初期車が多く・・・山手線、京浜東北線のATC化のからみで、そちらにATC対応の先頭車を投入し、あまった非ATCの初期車が関西に転入し、ユニット窓の新製車と編成を組むことが多かったわけです・・・いろいろな組み合わせが楽しめるかと思います。

例えば、環状線で活躍したクハ103-1は中間車はユニット窓(後に体質改善車)、反対側は高運転台のクハ103-806という103系の歴史を凝縮したような編成でした。

今回の初期車の基本仕様は下記の通りです。
・非ユニット窓の初期車。AU75冷改車。
・先頭車の窓ガラスは金属支持。
・車番はインレタ方式、方向幕はステッカー。
・動力車は2モーター。
あたりです。既発売の体質改善車やユニット窓の戸袋窓埋め車と同じような仕様であるとお考え頂ければと思います。

「完成品が出たら、キットは用済み」という声も聞きます。
ただ、GMのキットは塗装済といえど「塗装済」と考えてはいけないと思います。
いや、車体の色が塗ってあるのですが、インレタを転写した後にクリアを吹きます。ウソのようにつやが出て金属感が出てきます。何度も書いていますが、塗装によってプラスティックに金属の質感が出てくる瞬間が楽しいのです。
で、そのあと、ドアのあわせゴムに黒を、乗務員扉やクーラーのファンに墨入れをすると完成品を超えることができます。欲を言えば、足回りに黒を塗るとさらによいでしょう。それこそ、あとから他社から完成品が出ても、ここまでは大量生産品故にできません。つまり、「仕上げの楽しさ」を味わえるキットであると思って頂ければいいかと思います。
これができれば、完成品をバラして、さらなるグレードアップも楽しめます(但しマイクロエースだけはおすすめできませんが)。練習台としてもお楽しみ下さい。

なお、セット名称の「A」はクハが先頭、「B」は片方がクモハ先頭です。
「トータルセット」は動力付き、「基本セット」「増結用中間車セット」は動力なしです。
お間違いのないようにご注意下さい。

ラインナップです。

103系初期車 オレンジ色

大阪環状線のオレンジ色。クハ先頭です。
(N) 1128T 103系初期車 関西形A オレンジ 4両編成動力付きトータルセット
(N) 1128M 103系初期車 関西形A オレンジ 増結用中間車4両セット

103系初期車 スカイブルー

阪和線、本線のスカイブルー。
クハ先頭編成です。
(N) 1129T 103系初期車 関西形A スカイブルー 4両編成動力付きトータルセット
(N) 1129S 103系初期車 関西形A スカイブルー 基本4両編成セット←動力なしです。
(N) 1129M 103系初期車 関西形A スカイブルー 増結用中間車 4両セット←動力なしのモハ103-モハ102-サハ103です。

クモハ先頭編成です。
※ATS-P引き通しの関係で、最長4両編成です。
これは、クモハ103にはATS-Pを搭載するスペースがなかったことから装置を搭載せず、反対側のクハ103のATS-P装置を利用し、引き通し線でデータのやりとりをしています。その関係で最長4両に制約されています。
もちろん、ATS-Pを使用していない路線ではこのような制約はありません。

(N) 1130T 103系初期車 関西形B スカイブルー 4両編成動力付きトータルセット
(N) 1130S 103系初期車 関西形B スカイブルー 基本4両編成セット←動力なしです。

さてさて・・・。案外「基本4両セット」を元にどこからか動力装置を確保してきて工夫して組み込むのもいい手かもしれません。各自工夫になりますが、103系ファンの方や動力装置にご不満な方はお試し下さい(失敗しても責任は負いません)。過去に、トミーテックの鉄コレ用動力TM-14を使ったこともありますが、内寸あわせをやれば結構使えます。固定用の爪をどうやって工夫するかが勘所といえましょう。
あるいは、カトーのAssy組み合わせというのもありかもしれません。ただ、メーカーには在庫がなさそうです。以前は「20m級動力ユニット」と称したものが発売されており、ズバリモハ103(ATC車)の動力でした。

元に戻ります。

103系初期車 ウグイス色

ウグイス色です。関西本線、奈良線用です。
クハ先頭の関西形Aです。
(N) 1131T 103系初期車 関西形A ウグイス4両編成動力付きトータルセット
(N) 1131S 103系初期車 関西形A ウグイス基本4両編成セット←動力なしです。
(N) 1131M 103系初期車 関西形A ウグイス増結用中間車2両セット←動力なしのモハ103-102です。

クモハ先頭の関西形Bです。ATS-P引き通しの関係で最長4両です。
(N) 1132T 103系初期車 関西形B ウグイス4両編成動力付きトータルセット
(N) 1132S 103系初期車 関西形B ウグイス基本4両編成セット←動力なしです。

続いて・・・。
関西形2のキットです。量産冷房車:低運転台、シールドビームで側面がユニット窓のタイプです。
妻面に一段窓が残っているタイプです。
中間車は黒サッシ(N40)で発売されます。このタイプは初お目見えです。
先頭車は銀色サッシですので、サッシの色のバラエティをお楽しみいただけます。もちろん、初期車なり体質改善車と混ぜて使ってもOKでしょう。
究極的にはサッシをやりくりしてオール黒サッシの6両編成も工夫すれば・・・。と思います。※各自工夫して下さい。
いずれも、クハ先頭編成です。
(※クモハは2500番台:運転台取り付け車しかいませんので)

103系関西形2 ウグイス

ウグイス色です。
(N) 1135T 103系 関西形2 ウグイス(低運転台) 4両編成動力付きトータルセット
(N) 1135M 103系 関西形2 ウグイス 増結用中間車2両セット

103系関西形2 スカイブルー

スカイブルーです。
(N) 1136T 103系 関西形2 スカイブルー(低運転台) 4両編成動力付きトータルセット
(N) 1136M 103系 関西形2 スカイブルー 増結用中間車2両セット

103系は以上です。

その他入荷品です。
■名阪間のメインルートの名残。急行「かすが」
名古屋~奈良間を走っていた急行「かすが」。民営化後はJR東海のキハ65+58が活躍していました。
いったん座席パーツの誤りで回収となりましたが、手直ししたものが入荷してまいりました。数に限りがあります。お早めに。

通常品です。
(N) 92998 キハ58系「かすが」2両セット

当店でユーザー取付のアンテナ、方向幕、排障器、幌を取り付けたオリジナル品もございます。
【パーツ取付済み】(N) 92998 キハ58系「かすが」2両セット
行先はご指定がない限り「急行 奈良」、幌はキハ65に取り付けます。

それでは・・・。

新製品・再生産品情報,既存商品案内

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ボナファイデプロダクトのキット類、パーツ類のご予約受付についてご案内いたします。

■シングルルーフになったクモハ11100

国電の長い歴史の中で、登場以来木造車体だったものが鋼製になったのは大きな進歩の一つでした。
昭和に入ってすぐの1927年。モハ73200形→のちのモハ30系が誕生しました。
車体は安全性向上のため、国電初の鋼製を採用しました。ただ、構造自体は木造車に近く、明かり取りのためのダブルルーフであったりしました。京浜線(今の京浜東北線)に投入されました。
戦後、1953年頃から更新修繕が行われ、シングルルーフ化されました。中央部の盛り上がった部分を撤去したため、屋根が浅く、妙な印象になりました。また、一斉改番により、17m3扉車はモハ11、クハ16に集約されることとなり、モハ11形100番台、クハ16形200番台になりました。
その後、昭和50年代まで可部線など地方ローカル線で活躍。現在、クモハ11117が下関車両所に保管されています。
今回は、金属製キットが発売されます。パーツの選択でクモハ11にも、クハ16にも組み分けができます。
(N) K-2241 クモハ11 100/クハ16 200番台 車体キット

■鶴見線で有終の美を飾ったクモハ12050

時代は下がり、1931年。技術の進歩により車体構造の軽量化の研究が進み、シングルルーフとなったモハ31系が誕生しました。もっとも、同時期の関西の私鉄は新京阪のデイ100系、参宮急行2200系などそうそうたる面々が登場しており、あまり目新しいとは言いがたいかもしれませんが・・・。
1953年の改番ではクモハ11形200番台になりました。その後、鶴見線など閑散線区で単行運転をする際に両運転台車が不足し、1959年から5両が改造を受けました。番号はクモハ12形50番台。5両が改造されました。
その中でも、052、053は鶴見線で実に1996年まで活躍したことで知られています。
今回は053~055のキットが発売されます。クモハ11形同様、金属キットです。

(N) K-2242 クモハ12 50番台 (053~055) 車体キット

■岡山回転用の簡易運転台付きモハ164形500番台

時代は下がり、急行列車全盛の1960年代。山陽本線の急行も増発を重ねても追いつきませんでした。特に、大阪~宇野間の急行「鷲羽」は宇野から宇高連絡船に接続し、高松から四国各地へとリレーする重要な列車でした。ちなみに、「鷲羽」というのは、現在の瀬戸大橋の本州側にそびえる山で、山頂からは瀬戸内海の展望がすばらしいことでも知られています。余談ついでにいうと、鷲羽山という関取もいて、故郷の岡山から付けたしこ名のようです。
話を元に戻すと、輸送力増強が間に合わず、153系10両編成をさらに2両増結することとなりました。ところが、宇野線の有効長が10両しかなく、大阪~岡山間のみクモハ165+モハ164を連結して対応しました。岡山駅などで入換をする必要から、モハ164形には簡易運転台が取り付けられているのが特徴です。窓割りは客用ドアが車端部にあり、トイレがその内側にあるという、通常の0番台とは逆の位置関係になっています。
その後、静岡、神領などに転じており、最後まで残った中央西線の中津川~松本ローカルでも500番台は活躍していました。別に増解結をするわけではなく、単にモハユニットという扱いでした。

こちらも、車体キットです。トミックスのモハ164形の屋根やガラス、床まわりを使います。
1両だけですので、トミックス製の165系に混ぜて、運転会で「ニヤリ」とするのもいいでしょう。
(N) K-2169 モハ164形500番台 車体キット

このほか入荷品です。

■お好きな行先でお楽しみ下さい。ジオマトリックスのインレタ・シールです

実車のフォントに忠実なジオマトリックス・デザイナーズ・インクのインレタ・シールです。
お好きな車両、お好きな行先でお楽しみ下さい。

シールです。
(N) J8123B 飯田線
119系用です。

(N) J8200A 京阪神緩行線・福知山線 汎用字幕 前面用 フィルムシール
N) J8200B 京阪神緩行線・福知山線 汎用字幕 側面用 フィルムシール
103系、201系、205系用です。なお、現在の宮原仕様は収録されていません。
※「播州赤穂」ですが、103系は播「洲」赤穂(さんずいの付いた洲)で、間違いではないとのことでした(メーカー確認済み)。

(N) J8180 山手線・赤羽線 汎用字幕 フィルムシール
101系、103系、205系用です。

(N) J8160A E233系 東海道線 フィルムシール
E233系用です。

インレタです。タンク車用です。
(N) J6001C 社名板[C] インレタ
日本陸運産業です。
(N) J6001D 社名板[D] インレタ
シェル石油、三菱石油です。
(N) J6001E 社名板[E] インレタ
日本石油、出光石油です。
(N) J6001F 社名板[F] インレタ
共同石油、シェル石油です。
(N) J6001G 社名板[G] インレタ
モービル石油、石油荷役です。

後半です。
既存商品のご紹介です。
タミヤ ウェザリングマスター

JAMのクリニックでもご質問が多かったウェザリングのやり方。エアブラシで屋根を汚すという手もありますが、なかなか準備も大変です。シンナーも使わないウェザリングマスターというものがございます。
ちょうど女性用のファンデーションに似た格好で、筆にウェザリングマスターを取って、塗りたい部分に筆でこするというやり方があります。まあ、大昔から「ドライパステル」という技法がありましたが、それの応用です。パステルをカッターで粉々にして、筆で取るという技法です。パステルというのは元々は絵画用であり、以前は茶色、黄色、黒色を適宜混ぜてさび色などにしてからウェザリングしていました。
この「ドライパステル」は最初からさび色などウェザリングに適した色に調色してセットしてあり、あとは筆で塗りつけるだけというのが長所です。
もちろん、強弱を付けたり、混ぜたりしてニュアンスの違いを再現するのもいいでしょう。
跨線橋に上がったり、ホームで床下を観察して、リアルに汚して下さい。でも、汚しすぎは禁物です。「さわりたくない」ような模型はやり過ぎではないかと思います。

87079 ウェザリングマスター Aセット (サンド・ライトサンド・マッド)
87080 ウェザリングマスター Bセット (スノー・スス・サビ)
87085 ウェザリングマスター Cセット (アカサビ・ガンメタル・シルバー)
87088 ウェザリングマスター Dセット (青焼け・赤焼け・オイル)
87098 ウェザリングマスター Eセット (イエロー・グレイ・グリーン)
87123 ウェザリングマスター Fセット (チタン・ライトガンメタル・カッパー)
87126 ウェザリングマスター Gセット (フィギュア用Ⅰ)
87127 ウェザリングマスター Hセット (フィギュア用Ⅱ)

まあ、鉄道模型で使用するのは、「さび色」「すす」「泥」「砂」といった汚れではないでしょうか。
最初はA,Bセットあたりでお試し頂くのがいいかと思います。

慣れてくれば、他の色を混ぜてニュアンスを付ければいいでしょう。
とにかく、「プラの質感を消して金属の質感を出す」というのが塗装の最大の効果です。
各自研究して下さい。

ちょっとした参考例です。

叡電 デオ900系 きらら 屋根上

こんな感じで汚れています。隣の車両はあまり汚れていませんが、パンタ付きの車両は結構汚れています。クーラーも側面はパンタグラフからの汚れが付かないのできれいですが、上面は汚れています。
「どうやってパンタグラフから汚れが飛び散るか」を考えるといいかもしれません。
これくらいなら、Aセット付属の「マッド」をベースに、Bセットの「サビ」でニュアンスを付けるのも手だと思います。
まあ、これを忠実にやろうとすると確実にやりすぎになります。ほどほどにして下さい。

それでは・・・。

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本日は、林檎製作所の大阪市交50系キットが入荷しています。

■大阪市交初のユニットカー 50系

今でこそ、ステンレス車体、アルミ車体の車両が行き交う大阪市営地下鉄。ステンレス車体・アルミ車体を採用した7000-8000形(後の30系)が登場したのが万博を控えた1967年。その前の世代は普通鋼の17m3扉車の50系でした。1960年に誕生。乗客、路線がどんどん延びていった高度経済成長期の大阪市営地下鉄を支えました。
開業時から地下鉄の車両は1M方式で、1両単位で編成を増減していました。しかし、編成も長大化してきたことから、M-Mユニット方式を採用。製造コストを下げることとなりました。その前の1200形をベースに2両固定編成にした格好で、連結面は切妻、戸袋窓が小さくなっているのが特徴です。
御堂筋線を振り出しに、四つ橋線、谷町線、中央線、千日前線と架線集電方式の堺筋線を除く全線で活躍。最後は千日前線で1994年に引退しました。
2両編成×94編成=188両が誕生。大きく4タイプに別れます。

1次車:01~27編成:雨樋の位置が高いのが特徴。
2次車:28~41編成:雨樋が下がったのが特徴。
3次車:42~66編成:戸袋窓が小さくなり、その部分に網棚を設置。
4次車:67~94編成:ファンデリア上面が平坦に変更。

大まかな傾向としては、1980年代になると1次車、2次車が中央線、千日前線、3次車、4次車が主電動機を120kwに増強され、中間にT車(5700,5800,5900形)を2両組み込んで6両化されて谷町線にいました。

お好きなラインカラーでお楽しみ下さい。

1次車末期(ドアガラスがHゴム支持)です。
(N) 710Z 大阪市交50系 1次車末期 2連プラキット

2次車末期(同上)です。
(N) 710X 大阪市交50系 2次車末期 2連プラキット

4次車です。ドアは原形(押さえ金支持)です。
(N) 710G 大阪市交50系 4次車 2連プラキット

なお、3次車も好評発売中です。
(N) 710T 大阪市交50系 3次車 2連プラキット

編成例
千日前線
5000-5500+5000-5500 中間に入ったものはATCなしが多い
中央線
5000-5500+5000-5500+5000-5500 1984年頃から6両化。それまでは4両。近鉄東大阪線に乗り入れる関係でオールMで6連化。同時に抑速ブレーキ取り付け。
谷町線
5000-5500+5700-5700+5000-5500
中間の2両は5800形や5900形もあり。

このほか入荷品です。

■荷物列車に、急行列車に・・・スユニ61

(N) 201 国鉄 スユニ61形 2両セット 未塗装板状キット (オハニ61・オハユニ61改造車)

リトルジャパンの組立キットです。郵便・荷物列車に加えて下さい。

インレタもございます。
(N) L-101 国鉄旧型客車 郵便車・郵便荷物合造車 インレタ(白) 郵便マーク・所属表記付き
スユニ61の他、マニ36、マニ60なども収録されています。完成品のナンバー替えにもご活用下さい。

それでは・・・。