新製品・再生産品情報

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グリーンマックスの2012年11月~12月の新製品のご案内です。
103系以外のものをご紹介します。
(103系につきましては https://blog.miyakomokei.com/?p=3586 をご覧下さい。)

まずはキットです。

■京王を代表する8000系

グリーンマックス 京王8000系

京王電鉄といえば、かつては路面電車に毛が生えた程度の貧弱な路線でした。しかし、戦後、関係者の努力により今の高速電気鉄道に脱皮しました。その京王電鉄のブランドイメージを高めたのが8000系です。
90年代に入ると「リフレッシング京王」というテーマによるイメージ戦略に打って出ました。折しも、府中駅、北野駅の高架化が完成。ニュータウン路線の相模原線も橋本まで全通して間もない1992年、ダイヤ改定を実施。それにあわせて橋本特急が登場するなど車両が必要となったためにフルモデルチェンジ車8000系が誕生しました。
軽量ステンレス車体を採用。そして、新しいイメージ戦略によりラインカラーはブルーとピンクに近いレッド。また、「KEIO」の新しいロゴが入っています。前面は普通鋼製ですが、名車の誉れ高い5000系譲りのパノラミックウインドを採用。そして傾斜を付けてくの字にしたことにより、スピード感を演出しています。京王の車両はどことなく国鉄やJRの雰囲気がするのが特徴で、5000系は153系電車、8000系は221系や223系電車のテイストが前面にただよっているかと感じています。
6両+4両の10両編成が14本、8両固定が13本の合計244両が誕生。すでに9000系が登場しているものの、軽快感のあるデザインで今なお京王を代表する車両として、特急から各停まで広く活躍しています。

まあ、特急といっても、実際には休止中で、最上位種別は準特急というちょっと変な状態になっています。特急の停車駅に分倍河原、北野をプラスしたわけで、分倍河原はJR南武線(何かアクシデントがあったときに結構重宝する路線)、北野は本線と高尾線の分岐駅で、準特急と各停が接続してお互い乗り換えることにより実質的な増発(例えば高尾山口行きの準特急に乗れば、北野で京王八王子行きの各停と接続。乗り換えれば、次の京王八王子行きの準特急よりも先に到着)ができるわけで、なかなかよく考えられていると思います。いずれ、準特急が特急になってしまうのかと思ったりしますが・・・。本年度中にダイヤ改定を行うとのことですので、ちょっと気になります。

長く品切れが続いていましたが、今回は実車にあわせてシングルアームパンタ仕様で発売されます。
6000系は板キット、7000系、9000系は完成品で発売されており、今回の8000系はいちばんの人気者が出てきたという格好になります。

(N) 1137T 京王電鉄 8000系 シングルアームパンタ車 6両編成動力付きトータルセット (塗装済キット)
(N) 1137S 京王電鉄 8000系 シングルアームパンタ車 4両編成基本セット (塗装済キット)
これで、6両+4両の分割編成が楽しめます。
腕のある方は珍車のサハ8564もトライしてみて下さい(要工夫。失敗しても責任は負いません)。

余談ながら、中間に入っている先頭車は昨年、サハ8500形(←クハ8750形)、サハ8550形(←クハ8800形)に改番(要は運転台機能の停止)されています。
近いうちに大規模修繕工事を行うことが発表されており、どんな姿になるのか気になるところです。

続いて、完成品です。

■副都心へ。横浜へ。西武6000系

西武6000系

1992年に営団地下鉄有楽町線乗り入れ用として6000系は誕生しました。
西武鉄道初のVVVFインバータ制御(通勤形の量産車という意味で)、10両固定編成、他編成の併結を考慮しない構造、車番も営団のように車種に関係なく先頭から100番刻みとする点、ステンレス車体、青いライン・・・などあらゆる面で大きな変化をもたらしました。
2007年からは副都心線にも乗り入れるために、ホームドア対応、ATO装置の取り付けといった改造を受けています。
その際、運転台のワンハンドル化、表示器のLED化を施工。未改造車と識別するために前面を白塗りとしています。
2013年3月からは晴れて東急東横線、みなとみらい線に乗り入れ、元町・中華街まで足を延ばすことになっています。
今回は、セット内容の見直し、行先表示の変更などが行われています。行先は「急行 渋谷」(以前のものは各停 小手指)としています。
※前面のみ。側面はガラスのみ。銀河モデル製シールを使うのが手っ取り早そうです。

(N) 4341 西武鉄道 6000系 副都心線対応車 2012 基本4両編成セット (動力付き)
(N) 4342 西武鉄道 6000系 副都心線対応車 2012 増結用中間車6両セット (動力なし)

■静岡地区で活躍する211系5000番台LL編成

JR東海の静岡地区各線では、211系と313系に統一されており、きめ細かいダイヤで地域輸送に邁進しています。
今回は、静岡車両区の211系5000番台LL編成が発売されます。
以前発売されていた211系5000番台は神領車両区の車番が印刷されていましたが、今回は静岡車両区のLL編成のものが印刷されています。また、カトーの313系に併結させるために、カプラーアダプターも付属しています。
余談ながら、LL編成は元々大垣車両区の3両編成で、313系の投入により余剰となり2006年に静岡車両区に転入してきました。

(N) 4337 211系5000番台 LL編成 基本3両編成セット (動力付き)
(N) 4338 211系5000番台 LL編成 増結3両編成セット (動力なし)

■床下が灰色になったクモヤ145

電車区で入換をしたり、工場入場の伴車などをする縁の下の力持ち的な存在のクモヤ145形。
JR東海に継承されたものは1992年以降、床下をグレーに変更しています。
2両セットです。
(N) 4344 クモヤ145形100番台 JR東海仕様2両セット

本日は以上です。それでは。

新製品・再生産品情報,既存商品案内

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本日は、トミックスの限定品 EF65 100・114号機のセットが入荷しています。

トミックス 92979 EF65 100・114号機セット

1965年に平坦線用の直流電気機関車として製造されたEF65。貨物列車用の0番台は民営化後JR貨物や東海に引き継がれました。JR貨物に所属したものは、さらに使用することを見越して更新工事が一部の機関車に施工されました。
劣化部分の交換や補修が行われ、塗装がライトグレーをベースに青の濃淡が入ったものとなりイメージが変わりました。
その中で114号機は2009年にパンタグラフがPS22に交換され、イメージが変わりました。
また、100号機は更新を受けませんでしたが、パンタグラフがPS22に交換され、注目を浴びました。

2011年に発売された限定品で、すぐに完売いたしましたが、今回入荷しました。
ナンバーは印刷済みです。
数に限りがありますので、お早めに。

(N) 92974 EF65形 100・114号機 JR貨物仕様 2両セット

※手すり、GPSアンテナなどをお取り付けご希望の方はご相談下さい。

追加です。
昨日ご紹介したキハ58系「かすが」。パーツ取付済みのものと取付前の比較です。
特に、列車無線アンテナの取付足は直径0.5mmの穴を開ける必要があり、結構勇気がいります。
アンテナや幌、行先、先頭車の排障器が付くと生き生きしてきます。

キハ58 かすが パーツ取付前

パーツ取付前です。

トミックス キハ58系 かすが パーツ取付後

パーツ取付後です。行先を入れると俄然生き生きとしてきます。

下記のページで販売中です。
【パーツ取付済み】 (N) 92998 JR東海 キハ58系 急行形気動車 「かすが」 2両セット

※通常品はこちらです。
(N) 92998 JR東海 キハ58系 急行形気動車 「かすが」 2両セット

その他入荷品です。
■新快速・特別快速で活躍中。JR東海の313系。
(N) 10-585 313系5000番台 6両セット
6両編成の5000番台です。

余談ながら・・・。
車端ダンパパーツもございます。
(N) Z04-5589 E259系 車体ダンパ
5両分付属しています。連結部分に取り付けてお楽しみ下さい。

■実車同様、シングルアームパンタに。
(N) 4496F モハ201 パンタグラフ PS35C
パンタグラフがシングルアームになった201系用です。
取付足はPS16Bタイプと同じく横2列。201系はもちろんですが、横浜線の205系のように、あとからシングルアーム化されたものにもワンタッチで取付ができます。
Bトレのシングルアームパンタとしてもご使用頂けます(各自工夫。できないものもあります)。

それでは・・・。