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新製品のご予約受付中です。

■観光客に人気の箱館ハイカラ號

hakodate

北海道の南端の街、函館。駅前に降り立つと朝市もさることながら、路面電車の音が聞こえます。
道内でも札幌と並んで路面電車が走っている街です。
その中で人気者が「箱館ハイカラ號」です。

元々は、成田と宗吾の間を結んでいた路面電車:成宗電気鉄道の電車で、1910年に誕生しました。
しかし、経営難で1918年に函館入り。仲間は5両存在し、36~40を名乗りました。
5両のうち、4両は二度にわたる火災で焼失したものの、39だけは難を逃れました。
その後、1936年に除雪車に改造。「ささら電車」として親しまれました。
長らく活躍してきましたが、1980年代後半になると除雪用トラックが登場して出番が減りました。
1992年には函館市制70周年を迎えました。これを記念して「明治から昭和初期の車両」を走らせることとなり、この除雪車に白羽の矢が立ちました。そこで、旅客車に復元することとなり、車体を新製して1993年「箱館ハイカラ號」としてデビューしました。車番も、旅客車時代の39に戻りました。
現在も、4月から10月にかけて函館市内を走っています。

今回は、金属製キットが発売されます。最新のLRT「グリーンムーバー」や「富山ライトレール」などと並べるのも楽しいかもしれません。

(N) 函館市電 箱館ハイカラ號 組立キット

余談ながら・・・。広島の低床式電車「グリーンムーバー」も発売中です。
(N) NT123 白シマ電鉄5000形「グリーンムーバー」

このほか、ワールド工芸のキット類です。好評発売中です。
メーカーからお取り寄せとなりますので、1週間程度お待ち頂く場合がございます。

■今も動態保存中。片上鉄道の人気者。キハ702
元国鉄キハ07のキハ702です。現在も吉ヶ原駅構内で動態保存されています。
(N) 片上鉄道 キハ702 組立キット

その国鉄時代のキハ07のキットもございます。
(N) キハ07 0番台 組立キット
戦前製のキハ07形です。ライトが屋根上についています。

(N) キハ07 200番台 組立キット
戦後製のキハ07形100番台に液体変速機を取り付けたものです。ライトがおでこに埋込式となったものです。

■伊吹山の麓を走った「ライオン丸」
(N) 大阪窯業セメント いぶき501/502 組立キット

東海道本線の近江長岡駅から分岐して伊吹山の麓にあった大阪窯業セメント(後の大阪セメント→住友セメント)の工場まで結ぶ専用線で活躍した機関車です。ひさしの形状が異なる501/502を作り分けできます。
1956年製のB-B電機ですが、1999年、専用線の廃止によって失職。三岐鉄道での活躍の後、現在、501は大井川鉄道で活躍中。502は三岐鉄道の西藤原駅で静態保存されています。
重連にすると、三岐鉄道時代となります(厳密には社紋を貼り替える必要がありますが・・・)。

■かわいい電気機関車。テキ6
京福福井支社で活躍した電気機関車、テキ6です。
1920年製で、一見すると電動貨車のような風貌がユニークです。
京福福井支社時代末期に復活し、イベントで活躍していました。
現在は勝山駅構内で保存されています。

(N) 京福電気鉄道 テキ6 組立キット

■岳南の凸型。ED501。
比奈駅で入換用として活躍していたED501です。凸型で短いボンネットが特徴です。
1928年製で上田温泉電軌→三河鉄道→名鉄→岳南と渡り歩いた強者です。

(N) 岳南鉄道 ED501 組立キット

こちらはご予約受付中です。
■吉野の丸窓電機。デ51/52
近鉄吉野線、南大阪線で貨物列車を牽引していた丸窓電機 デ51/52です。
奈良線や大阪線のように長編成の電車が行き交うわけではなく、短編成の電車が走っている吉野線は、のんびりとした雰囲気でこれもまた近鉄の一面をよく現していました。
吉野杉や沿線で採れる農産物を貨車に乗せて全国に出荷していました。
黒い有蓋車に材木を載せた無蓋車を数両連結するのがお似合いのようです。

(N) 近鉄 デ51 電気機関車 組立キット
デッキがないタイプです。

(N) 近鉄 デ52 電気機関車 組立キット
デッキ付きのタイプです。

最後に・・・。

313系

先日開催された 第13回JAM(国際模型コンベンション)の「大人の模型談義」コーナーで製作実演をしていた 313系の製作記事を鉄道模型教室にアップしています。参考にして下さい。
みやこ模型 鉄道模型教室 第10回 カトー 313系のバリエーションを作る

それでは・・・。