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本日は、ドイツ鉄道(DBレギオ)のET426系・ET425系のご紹介です。
■ドイツ版223系。DBレギオET426系・ET425系
さて・・・。鉄道先進国として名高いドイツ。現在は分割民営化されています。日本の場合、地域+貨物の7社ですが、ドイツの場合は、旅客・貨物・軌道の3社に別れており、いわゆる上下分離方式となっているのが特徴です。1994年に西ドイツ国鉄(DB)、東ドイツ国鉄(DR)が合併し、分割民営化されています。その際、長距離旅客輸送、短距離旅客輸送、都市内旅客輸送、貨物運行、駅務、軌道となっていましたが、現在は旅客、貨物、軌道に再統合されています。ユニークなのは、ドイツの貨物会社は日本の西濃運輸と提携しているところであり、同社のトラックの荷台には「ドイツ貨物鉄道と提携」とステッカーが貼っているものがあります。
で・・・。今回は、近距離輸送を担当するいわゆるDBレギオの近郊形電車です。
日本で言えば、313系や223系のような存在であり、2両編成のET426系・4両編成のET425系が存在しています。
これら両形式のルーツは大都市近郊に残っていた客車列車の電車化とミュンヘンオリンピック(1972年)の際に大量に増備されたET420系電車の老朽取り替え用として1998年にET423系が誕生しました。4車体連接車で車体長は67.5m。ちょうどボギー車3両編成のET420系相当となっています。その後、バリアフリーの見地から低床化されたET424系が翌年に登場。3扉から2扉になっています。40編成が誕生しました。さらに改良が加えられ、今度は最高速度が140kmから160km/hに向上したET425系が1999年に登場。これが決定版となって236編成が誕生しています。ドイツの電化路線において、Sバーン(都市内の電車)、RB(普通電車)、RE(快速)で使用されています。また、ET426系はET425系の2両編成版として同時に誕生。43編成が比較的輸送量の少ない路線で活躍しています。
まあ、車体は共通設計で、地域によってロゴマークを貼り替えたり細部を変化させているのは、JR東海の313系や西日本の223系に似たところがあろうかと思います。使い方も同じようなものでして・・・。説明文を辞書片手に首っ引きで調べていると、乗りたくなってくるのが不思議なところです。
ドイツの「交通レッド」をベースに白のラインが入っており、緑の多いレイアウトでは日本の50系レッドトレインのようによく映えます。
日本の近郊形電車と並べて文化の違いを楽しむのも、旅の思い出に浸るのもいいかと思います。もちろん、Nゲージは世界共通規格ですので、外国形の車両をカトーやトミックスの線路の上に並べて楽しむこともできます。
長々と能書きをたれておりましたが、下記のページでご予約受付/発売中です。

2両編成のET426系です。ご予約受付中です。2012年11月頃発売予定です。
締切は2012年9月24日(月)です。
(N) K10750 ドイツ鉄道 ET426系電車 NRW 2両セット
ノルトライン・ヴェストファーレン州:北西部のデュッセルドルフ、ケルン、ドルトムント、エッセン、デュイスブルクなどで活躍中の編成です。
(N) K10751 ドイツ鉄道 ET426系電車 Bayern 2両セット
バイエルン州:ミュンヘン都市圏で活躍中です。
ET420系更新車あたりと並べてお楽しみ下さい。
(N) K10752 ドイツ鉄道 ET426系電車 Bawu (Barden Wuerttemberg) 2両セット
シュツゥットガルト、ウルム、カールスルーエなどバーデン=ヴェルテンデルグ地区で活躍する編成です。カールスルーエといえば、路面電車~郊外電車の直通運転で知られた街です。※この編成が路面区間を走るわけではありませんので・・・。
(N) K10753 ドイツ鉄道 ET426系電車 Sudwest 2両セット
ドイツの南西部、フランスに面したラインラント、プファルツ州トリアーや ザールラント州ザールブリュッケンを中心とした地区で運用されている編成を模型化。
RE1はカイザーシュラウテン~ザールブリュッケン~トライアー~コルベンツの系統です。

4両編成のET425系です。こちらは発売中です。メーカーからお取り寄せいたします。
(N) K10701 ドイツ鉄道 ET425系電車 Baden Wuerttemberg 4両セット
K10752と併結してお楽しみ下さい。ドイツの南西部 シュトゥットガルト、ウルム、カールスルーエといったバーデン=ヴュルテンベルグ州を中心とした地域で運用されている編成です。
(N) K10702 ドイツ鉄道 ET425系電車 S-Bahn Rhein Neckar S3 “Neustadt an der Weinstrasse“ 4両セット
ドイツの南西部 ライン=ネッカー都市圏で活躍中です。
SバーンのS3系統はマンハイム~ハイデルベルグ~カールスルーエの系統です。
(N) K10705 ドイツ鉄道 ET425系電車 Suedost 4両セット
Suedost:南東地区=ドレスデンやライプチヒ地区の車両です。
(N) K10706 ドイツ鉄道 ET425系電車 S-Bahn Hannover S5 “Hannover Airport” 4両セット
ハノーバー都市圏のSバーン・S5番系統です。ハノーバー空港~ハノーバー中央駅の系統です。
(N) K10707 ドイツ鉄道 ET425系電車 “Mittelhessen Express” 4両セット
“Mittelhessen Express”はフランクフルト中央駅~ギーセン~トレイサ・ディレンベルグ間の系統。関空・紀州路快速のように途中のギーセンで分割する列車も存在します。
ET425系・ET426系は以上です。
ついでに・・・。日本の近郊形電車も好評発売中です。
■日本代表の快速電車。223系・225系
東海道・山陽本線などいわゆる本線向けの電車です。
223系です。
(N) 10-536 223系2000番台 2次車 新快速 8両セット
(N) 10-537 223系2000番台 1次車 新快速 4両セット
(N) 10-538 223系2000番台 2次車 新快速 4両セット
1次車は窓がグレーガラス、2次車はグリーンガラスとなっているのが大きな違いです。
オリジナル品もございます。
【オリジナル品】(N) 10-537 223系6000番台 4両セット
221系と併結対応の6000番台です。前面と乗務員扉にオレンジのラインが入っているものです。
225系です。
本線用です。
(N) 10-871 225系0番台 8両セット
関空・紀州路快速用です。
(N) 10-926 225系5000番台タイプ 関空・紀州路快速 4両セット
実車のシートは1+2列ですが、模型では2+2列となっているために「タイプ」です。
以上です。それでは・・・。