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■京阪神を駆け抜けた113系

さて、今は223系や225系が疾走する東海道・山陽本線。一昔前は221系や117系の活躍が目立ちました。最速列車である「新快速」の存在が目立ちますが、それを陰で支えたのが「快速」の113系です。
いわゆる本線には1963年に登場。まずは7両編成で活躍を始めました。
もちろん、この時代は非冷房車ばかりでしたが、乗降しやすい3扉はラッシュ時には威力を発揮しました。1966年からは1等車(グリーン車)の連結を開始。80系にとどめを刺しました。
1970年の大阪万博にあわせて試作冷房車が登場。113系は冷房改造によって対応。各種クーラーやダクトの形状、扇風機の有無などを検討しました。翌年にはさらに追加改造を受けています。このグループはクハに110KVAのMGが付いているのが特徴です。
決定打となるのは、1973年以降の冷房改造車で、モハ112に160KVAのMGを搭載。4両分の冷房電源をまかなえるようになり、編成の自由度が格段に上がりました。以来、113系の冷房改造は進み、特に私鉄王国関西にあって、少しでも格差を縮めるよう、限られた予算の中最大限の工夫をしました。
今回は、4両基本セット、4両増結セットA、4両増結セットBが発売されます。
なお、グリーン車については、利用客が少なかったことから1980年で廃止されています。
編成例
クハ111-モハ113-モハ112(モーター)-クハ111→+サロ113-モハ113-モハ112-クハ111
基本セットと増結セットAを使用すると、基本編成となります。
クハ111-モハ113-モハ112(モーター)-クハ111+クハ111-モハ113-モハ112-クハ111
基本セット+増結セットBでグリーン車廃止後の8両編成(高槻電車区)となります。
あるいは
クハ111-モハ113-モハ112(モーター)-クハ111+モハ113-モハ112-クハ111
基本編成が7両化されたあとの姿です。
あとは
クハ111-モハ113-モハ112(モーター)-クハ111
で付属編成が作れます。
こうなってくると、サハ111も欲しくなってくるわ、2000番台や量産冷房車0’台も欲しくなってくるわという感じになってきますが・・・。
今回は、非ユニット窓の冷房改造車です。いちおう「関西仕様」となっていますが、もちろん、名古屋地区や静岡地区でも活躍していました。初期に冷房改造を受けたものは側面方向幕の準備工事を省略していました。お好きな時代でお楽しみ下さい。
ちなみに、グリーン車はサロ113形です。元々は横須賀線にいたものですが、シートピッチが広く座席数が少なくなってしまって「座れない」という苦情があったため、大阪地区にやってきました。グリーン車廃止後は横須賀線に復帰しています。まあ、こちらも横須賀色が欲しくなってくるといえば欲しくなってくるファンも多いかと思います。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 92475 113系0番台 冷改車・湘南色・関西仕様 4両基本セット
クハ111-モハ113-モハ112(モーター)-クハ111です。
(N) 92476 113系0番台 冷改車・湘南色・関西仕様 4両増結セットA
サロ113-モハ113-モハ112-クハ111です。
(N) 92477 113系0番台 冷改車・湘南色・関西仕様 4両増結セットB
クハ111-モハ113-モハ112(モーター)-クハ111です。
続いて・・・。
■わずか16両の少数派。キハ46・キハ24

1966年から増備が始まったいわゆる「近郊形」気動車であるキハ45系。キハ58系に似た顔に裾絞りのない車体が特徴です。北海道向けは片運転台のキハ46と両運転台のキハ24が起こされています。しかし、キハ22が大量に増備されており、必要数をほとんど満たしていたことからキハ46が6両、キハ24が10両製造されたにとどまり、広い北海道の中でもあまり目立たない存在でした。
民営化後もJR北海道に継承されましたが、1994年までに全車廃車になっています。苗穂運転所に所属して、札沼線でも活躍していました。また、末期は苫小牧にいて、室蘭本線で走ったり、函館のものは江差線や函館本線の近郊列車が中心でした。
(N) 92180 キハ46形 2両セット
(N) 8449 キハ24形
■北海道用の急行形気動車。キハ56系

急行形気動車の代表といえばキハ58系ですが、北海道用のグループはキハ56・キハ27・キロ26でした。キハ58系の各形式よりも形式が若いのは、実は北海道用が先にできあがったという事情がありました。つまり、気動車急行がほとんどなかったということで、早急に必要だったというわけです。本州用のキハ58系に比べ、窓が小さく二重窓になっているというのが目立ちます。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 92478 キハ56系100番台 3両セット
キハ56+キハ56+キハ27です。
(N) 8450 キロ26形100番台
■稀少な前面展望ロマンスカー。小田急「LSE」7000形

1980年に登場した小田急ロマンスカー「LSE」こと7000形。「NSE」こと3100形に比べて傾斜がきつくなって、運転台部分とのつぎはぎ感が消えて、前面部のデザインがよくまとまっているように感じます。小田急ロマンスカーといえば、前面展望が売り物ですが、気が付けば、展望席があるのは「VSE」こと50000形2編成、「LSE」こと7000形2編成の合計4編成になってしまいました。
少し寂しい感じがしますが、通勤・通学輸送のウエイトが高くなったということもあるのでしょう。
今回は、リバイバル塗装:結局この色に戻ってしまいましたが:仕様です。
(N) 92854 小田急7000形「LSE」11両セット
おまけですが・・・。
103系ハイグレード仕様について・・・。
・戸袋窓があるタイプ。
・「○○線」と線区は特定しない最大公約数的なものを目指す。
・非ユニット窓が原則であるが、総武線の場合、ユニット窓車が必須なので、カナリヤ色にはユニット窓を入れる。
・ライトは1灯かシールド2灯かは検討中。
・AU75方式による冷改
というのが基本ラインとのことです。
まあ、国鉄時代末期あたりがいちばん近いかもしれません。
GMからキットが発売されていますが、塗装済キット一体ボディのものは戸袋窓が埋められているタイプなので全く別物であると考えた方がよさそうです。
ホビーショーの席で「103系をよろしく」とのことで、力を入れているような感じでした。
最後に。
ジオマトリックスの転写シールが追加入荷しています。
(N) L904 阪神電気鉄道 7861形/3521形 転写シール
以上です。