【16番(HOゲージ)】 テーブルトップで入換運転

ご来店ありがとうございます。

先日、テーブルトップでHOゲージ・・・ということで、カトーのユニトラックR370を使って実際に車両を走らせてみました。

テーブルトップレイアウト

記事は http://blog.miyakomokei.com/?p=4283

元々は、カトーのカタログ2013年版P202「楽しみ方いっぱいのHOワールド」という記事の通りに実際に線路を敷いて走らせてみたわけです。

さて・・・。
P203には「入換え運転で遊ぼう!」という記事があります。
今回は、入換に特化した線路配置で遊んでみることにしましょう。

入換運転

おことわり
・プラン図と写真の線路の組み合わせは少々異なります。
・運転は慎重に行って下さい。
・貨物列車の組成は適当です。時代設定に矛盾がありますがイメージとしてとらえて下さい。

プラン図です。

入換プラン図

入換プラン図です。1,571mm×434mmです。

まず・・・。
貨物列車到着

単純に貨車を行ったり来たりさせてもおもしろくありませんので・・・。
目的を設定することにしましょう。

貨物駅に到着した貨物列車は積み卸し作業を行うこととします。
タンク車はガソリンを、コンテナ車はコンテナを、有蓋車は積荷を・・・
ガソリンを卸すのは専用の側線に転線する必要もあります。

押し込み

タンク車を側線に押し込んでいます。

仕訳完了

仕訳完了です。コンテナ車、有蓋車、タンク車と用途別に組み替えました。

今度は・・・。
「解結貨物列車」をやってみることにしましょう。
1984年2月のダイヤ改正以前の貨物列車の流れの一例として・・・

駅→解結貨物列車→操車場→急行貨物列車→操車場→解結貨物列車→駅
ということがありました。

まあ、今の宅配便のシステムと同じようなもので、
「家」→小さなトラック→「集配センター」→トラック→「ベースセンター」→路線便→「ベースセンター」→トラック→「集配センター」→小さなトラック→「家」

と基本的な流れは同じです。

「解結貨物列車」はいわば毛細血管のような存在であり、貨物を扱う小さな駅にチョコチョコと止まり、入換をして貨車を切り離したりつなげたりしていました。

解結貨物列車

隣の駅から 機関車+ワラ1+タキ1000+ヨ8000
という組成で列車が到着しました。
で・・・
側線に留置されているワム80000、コキ104を連結して、タキ1000を切り離しましょう。

解結貨物列車

タキを側線に押し込み、ワム80000を連結します。

組成完了

で、コキ104をつないで・・・組成完了です。

もちろん、本線をエンドレスにしても構いませんし、そうすれば、A駅→B駅→C駅・・・という遊び方が楽しめると思います。

入換例

さて・・・。このような例の場合、切り離すのは1両、加えるのは2両ですので、あまり気になりませんが、切り離しが2両、加えるのが3両だったらどうでしょうか。

つまり、何が言いたいかというと、ここで操車場の担当者の手腕が発揮されるのです。
解結貨物列車を操車場で組成する際、「同じ着駅のもの同士つなげる」ということを行わないと、入換の能率がとても悪くなるのです。

例えば
機関車+A駅+A駅+A駅+B駅+B駅+B駅+B駅+C駅+C駅+C駅+ヨ

機関車+A駅+B駅+A駅+C駅+B駅+C駅+C駅+B駅+A駅+C駅+ヨ
では、どちらが入換が楽かということです。

同じ着駅のもの同士を組成する方が明らかに楽ですので、操車場でそうなるように組成します。

例えば・・・。奈良線の場合・・・。
過去には
桃山:苛性ソーダ、酒、宇治:繊維工場、新田:石油基地、上狛:機械工場
が存在していました。
当然、連結する貨車の種類はまちまち。
同じ着駅のもの同士で組成することをルールとすると・・・どう組成すればよいのか・・・というのはおわかりいただけると思います。
※実際には、専用貨物列車もありましたので、全部タンク車とか全部有蓋車というのもありました。あくまでもイメージとしてとらえて下さい。

もちろん、貨物列車は適当に組成していてもそれなりに見えますが、「同じ着駅のもの同士をつなげる」というルールを知っておけば、よりリアルにつなげられる・・・という話でした。

まあ、概念論に終始した話になりましたが、入換運転をするときの楽しみ方の一例を紹介してみました。
何かの足しにして頂ければと思います。

入換や貨物列車に関する記事はこういうものがあります。バックナンバーを探してみてはいかがでしょうか。
鉄道ピクトリアル No.853 2011年9月号 特集:車両入換
鉄道ファン No.553 2012年11月号 列車追跡リバイバル 東北本線”解結”貨物 1891列車