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カトー 2014年4月発売予定品のご予約を受付中です。
■飯田線シリーズ第三弾。クモハ42、クハユニ56他
飯田線シリーズ。第一弾のクモハ53007他はおかげさまで大人気となっています。続いて、EF10、そして第三弾はカタログにも紹介されていた通り、2扉車のクモハ42を中心としたラインナップです。
クハユニ56011+クモハ42013(M)+クモハ42011(T)
…1970年代の豊橋機関区40番台運用を再現したものと考えられます。飯田線は道路事情が悪いために郵便荷物輸送を遅くまで行っており、沿線での集配作業も重要な役割を果たしていました。
集配・仕分け作業という性格上、全線通しの運用が多いのが特徴で、3両編成で豊橋側にクハユニ56を連結しています。
クハユニ56は011。これは1943年に登場したモハユニ61形のうち、電装できなかった002・003が正式にクハユニ56011・012となり、1951年に飯田線入りしています。この際、セミクロスシート化とトイレ取付を行っています。シル・ヘッダー付きでクハニ67形改造の0番代とは窓割りが異なるのが特徴です。余談ながら、鉄コレは0番台であり、プロトタイプが異なっています。
…さて、わざわざ少数派の10番台が模型化されたということは、重要な意味があるのではないかと感じています。モハユニ61形3両のうち1両は電装されており、クモハユニ44100→両運転台化でクモハユニ64…。ここまで書いたら、何が言いたいかはおわかりいただけようかと思いますが…。恐らく、次の段階はどう来るかというのは(以下略)。
鉄道ジャーナルでも何度か豊橋→辰野の1221M(豊橋を6時頃に出発して辰野に13時頃に到着するもの)のレポートがされており、豊橋の40番台といえば、この列車が浮かんでしまうのは…。ということでしょうか。
ちなみに、1970年代のジャーナル誌の列車追跡の時は、クハユニ56+クモハ50+クモハ54というものでした。要は豊橋側にクハユニ56が付いた3両編成であればOKであると考えられます。固定編成ではなく、既発売のものと組み合わせてお楽しみ下さい。
余談ながら、80系投入後は伊那松島区のみとなって、いわゆる90番台運用がクローズアップされます。編成はクハユニ56+クモハ54などとなっています。鉄道ジャーナル1981年6月号では、たまたまユニ代用のクハ68403が連結されたときのレポートがありました。
下記のページでご予約受付中です。
(N) 10-1225 国鉄 クモハ42形(M・T)+クハユニ56形 旧性能電車 飯田線 3両セット
クハ47153+クモハ53000
リリース文とは表記が逆となっていますが、本当はこう書いた方がしっくりくるわけです。伝統的に国鉄・JRでは上り向きを左にして書くこととなっており、逆に書かれると、車両の向きが分からなくなってしまい、どうも気持ちが悪いというのかルールに則っていないと感じてしまうわけでして。新性能電車の場合、電動車は上り向きが基本ですが、旧性能電車の場合は上り向き、下り向き、はたまた方転やらいろいろあり、向きが重要となってくるわけです。
余談はさておき、クモハ53000はクモハ43の出力増強車です。ちなみに、000~006は狭窓、007・008は広窓(合いの子)となっています。現場では性能や機能でひとくくりにするわけで、同じ形式でもスタイルが全く異なることが多々ありました。ちなみに、飯田線には53000・001が存在していました。002~006は横須賀線で3扉化され、クモハ50000~008(偶数)となっています。そういえば、クモハ50も豊橋機関区にいて前述の40番台運用の常連でしたが…。
後は、相方のクハ47153ですが、元々は「合いの子」の中間車であるサロハ66018の改造車です。阪和線に転出後、1951年に飯田線入り、翌年に、運転台を取り付けてクハ47021に改番。このとき、切妻のままとされ、おでこにライトを取り付けられたユーモラスな顔となっています。1954年にはロングシート化されて、伊東線に。1957年に身延線へ。翌年にトイレを設置しています。1959年には車番がクハ47153に。実はクハ47151・155という仲間がいるのですが、サロハ66改造車ということでまとめられており、151は狭窓流電からの改造車でスタイルが全く異なります。このあたりが旧型電車の面白いところであり、難解なところです。
その後、1971年に飯田線に戻り、1978年の80系投入まで活躍しました。車内は本当に「ロングシート」でした。
ちなみに、リリース文では、クモハ53000が豊橋向きと書かれていますが、そうではなく、辰野向きとなっています。奇数車は豊橋向き、奇数車は辰野向きとなりますのでご注意下さい。
(N) 10-1226 国鉄 クモハ53000+クハ47153 旧性能電車 飯田線 3両セット
■早くも登場。北陸新幹線E7系。
2014年に長野~金沢間が開業予定の北陸新幹線用E7系です。
まあ、京都や大阪にはあまり関係のない話といえばそうなのですが、先日北陸に行くと、それなりに盛り上がっていました。現業機関の社員はPRバッヂを付けており、高岡駅はJR西日本の置き土産というべき橋上化が進行中。地元ではそれなりに期待されているのでしょうか。その引き替えで「サンダーバード」が金沢止まりとなり、富山へは新幹線に乗り換えろということになりますが…。
カトー製です。
行先は「あさま 長野」が印刷済です。
「かがやき 金沢」ではありませんのでご注意下さい。
まあ、あとからサードバーティのインレタ/シールが発売されるか、再生産分で変更されるかかもしれませんが。
(N) 10-1221 JR東日本 E7系 北陸新幹線 3両基本セット
(N) 10-1222 JR東日本 E7系 北陸新幹線 3両増結セットA
(N) 10-1223 JR東日本 E7系 北陸新幹線 6両増結セットB
■落日の「さくら」。
まあ、ブルートレインといえば「あけぼの」が廃止。あとは「北斗星」だけですが、これも北海道新幹線によって先行きは見えているわけで。
かつて東海道…山陽本線の寝台特急の代表格であった栄光の1列車「さくら」。1994年頃の姿です。
「あさかぜ」1-4号が廃止され、編成も基本・付属で共通化され、過去の栄光はいずこへ…という時代の編成です。
(N) 10-1233 JR九州 14系 特急寝台客車 寝台特急「さくら」 JR仕様 長崎編成 7両セット
(N) 10-1234 JR九州 14系 特急寝台客車 寝台特急「さくら」 JR仕様 佐世保編成 7両セット
編成内容は同一でナンバー・行先違いとなっています。
余談ながら、佐世保編成のオシ14は営業休止で、カーテンが引かれていました。このあたりの違いは再現されるかどうかは記載がありませんでしたが、こだわる向きにはカーテンをどこからか用意して表現するのもありかもしれません。
■九州を代表する電気機関車ED76。
九州を代表する電気機関車であるED76。JR九州継承車が模型化されます。
赤いJRマーク、黒HゴムなどJR九州特有の仕様です。
(N) 3013-2 JR九州 ED76形0番台 後期形 JR九州仕様
■6両編成の西武101系
西武鉄道の車両が続々と発売されていますが、100周年やら西武秩父線開業45周年やら節目があるからでしょうか…。
以前発売された101系に6両編成が仲間入りします。
黄色+ベージュの旧塗装です。
(N) 10-1208 西武鉄道 101系 (初期形) 6両基本セット
なお、Assyパーツに付きましての案内は恐らく年明けになろうかと思います。ご了承下さい。