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トミックス 485系上沼垂色・白鳥のご予約を受付中です。
「白鳥」というと、新青森~函館間の特急列車の愛称として使われていますが、個人的には、大阪~青森の特急列車というイメージの方が強いと感じます。新潟の瓢湖に冬場白鳥が飛来することからこの愛称が付けられたといわれています。
長らく485系が三電源対応をフルに活かして運用されていました。民営化時にJR東日本の上沼垂運転所の担当となり、1988年にグレードアップ車が登場しました。白をベースに裾部に緑と青が入るもので、「上沼垂色」と呼ばれ、「北越」「いなほ」もこの色となりました。また、指定席車は「グレードアップあずさ」同様、シートピッチ拡大、ハイデッカー化、窓の拡大、グリーン車もこれに加えて3列シート化を受けています。1997年の3月にJR西日本の京都総合運転所の485系に移管されるまで「白鳥」で活躍しました。
今回は、上沼垂色の白鳥が発売されます。
例のごとく「ハイグレード」仕様です。
485系も初期車から最終グループの1000番台まで雑多な顔ぶれであり、運転台取付車のクハ481-750や元北海道用のクハ481-1500など特徴のある車両も多く存在しました。
基本セットが2タイプ、増結セットが1タイプラインナップされています。
セットされている内容が異なります。
(N) 98215 JR東日本 485系 交直流特急形電車 上沼垂色・白鳥 基本セットA 5両
片側のクハはボンネット、反対側は1500番台です。
(N) 98216 JR東日本 485系 交直流特急形電車 上沼垂色・白鳥 基本セット B 5両
片側はクハ481-753(サハ489の運転台取付車)、反対側は200番台です。
(N) 98217 JR東日本 485系 交直流特急形電車 上沼垂色・白鳥 増結セット 4両
で…。トミックスの485系はユーザー取付部品が多いわけです。極めつけにナンバーもインレタ転写。
好きな車番で楽しめるのはいいのですが、失敗というプレッシャーとも隣り合わせ。
ユーザー取付部品は、特急シンボルマーク、無線アンテナ、ホイッスル、トイレタンク、電話アンテナ、そして車番インレタ。
というわけで、当店でこれらのパーツを取付、車番インレタを転写した特製品をご用意いたします。
車番については、クハ481が「一択」でしかないものがありますので、1996年現在の編成表を元に転写する予定です。
【ナンバー・パーツ取付済】 (N) 98215・98217 JR東日本 485系 交直流特急形電車 上沼垂色・白鳥 9両フル編成セットA
・クハ481-0はノーマル車で下部前灯がシールドビーム、側面裾部のグリルが縦スリット、タイフォンがボディに移設された姿を新規製作で再現。
・クハ481-1500はグレードアップ車で側面客窓が拡大された姿を新規製作で再現。
というリリース文の内容から、クハ481-30~クハ481-1502のT6編成。
【ナンバー・パーツ取付済】 (N) 98216・98217 JR東日本 485系 交直流特急形電車 上沼垂色・白鳥 9両フル編成セットB
・クハ481-753はノーマル車でサハ489からの改造車。助士席側側面のルーバーのない姿、屋根上のクーラー配置の違う姿を新規製作で再現。
・クハ481-200はグレードアップ車で側面客窓が拡大された姿を新規製作で再現。
ということですので、クハ481-753~クハ481-258のT7編成といたします。
余談ながら、リリース文に添付されている写真は、クハ481のボンネット車のライトが白熱電球でスリットが横型となっていますので、今回のプロトタイプとは異なることになります。老婆心ながら…。
JR九州の復刻塗装車ですが、内容はほぼ同じです。
※ここにインレタの転写が加わり、換気扇の取り付けがありません。
それでは…。