工作・加工,新製品・再生産品情報

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鉄コレ 京阪1900系が入荷しています。

1963年に天満橋~淀屋橋間が延長されたときに登場した特急車です。1956年に登場した1810系の増備車ですが、前面が2000系近似でバンパーが取り付けられ、ノーシルとなり、雨樋の位置が少し上がっているのが特徴です。
1810系も1900系に編入され、総勢45両体制で活躍。1971年に3000系が登場したため通勤車へ改造。その後冷房改造などを経て実に2008年まで活躍しました。

1900系の新製車グループの特急時代の鉄コレが入荷しています。

(N) 鉄道コレクション 京阪電鉄 1900系 特急電車 (新製車) 3両セットA

動力、トレーラー化パーツ、パンタは下記のページです。

(N) TM-06R 鉄コレ動力 18m級A

(N) TT-04R トレーラー化パーツセット (カプラー色グレー)

(N) 0238 パンタグラフ PG16 (2個入)

で…。例のごとく、動力、トレーラー化パーツ、パンタはユーザー取付。
また、列車無線アンテナに加え、「テレビカー」のアンテナもユーザー取付。
先頭車は屋根板がネジ止めなので、ネジを緩めて屋根板を外し、1.0mmのドリルで穴あけをしてアンテナを取付。
中間車も屋根板を外して、屋根板に1.0mmの穴を開けてアンテナを取付。
そして、特急は3+3の6連で走ることが多かったので、先頭車同士の連結をしたい。

というわけで、動力・トレーラー化パーツ・パンタ取付済、先頭車はTNカプラー化した特製品をご用意いたしました。

鉄コレ 京阪1900系

【動力化・先頭車TN化】 (N) 鉄道コレクション 京阪電鉄 1900系 特急電車 (新製車) 3両セットA

【トレーラー化・先頭車TN化】 (N) 鉄道コレクション 京阪電鉄 1900系 特急電車 (新製車) 3両セットA

ところが…。
先頭車の車番は「1915」「1916」。
京阪ファンの皆様はご存知の通り、この2両と1914、1984~86(初代)の合計6両については標準ミンデンのFS347を履いています。
が、模型ではシンドラー形のKS70。これでは、「1915」「1916」らしくないという訳でして…。

さて、どうしようかということですが…。
近そうなのは阪急で使用されている「FS345」。鉄コレ動力の台車枠(TM-12Rなど)にも付属しています。
が、今度はトレーラーの台車をどうするのかが問題となります。
また、実車は空気バネですが、FS345はコイルバネ。
…というわけで、今回は東武8000系用のGM製FS356を使用して、1915・1916のミンデン台車を再現しました。

京阪1900系 ミンデン

GM台車を鉄コレに使用する場合、センターピンが少し合いませんので、鉄コレのタネ車のものを使えばうまくいきます…。

当店で、1915・1916の台車を振り替え、動力装置は1955に取り付け、全てTNカプラー化した特製品をご用意いたしました。

【ミンデン台車化・動力化・TN化】 (N) 鉄道コレクション 京阪電鉄 1900系 特急電車 (新製車) 3両セットA

まあ、このあたりはいろいろと解釈が分かれるところでありますが、一つの答えとしてお考え下さればと思います。

余談ながら、KS70を履いていた車両の車番に変えるという手もあります。
インレタもございます。

京阪1900系インレタ

(N) K906 京阪電気鉄道 1900系 金属インレタ

このほかの入荷品、加工品については順次お伝えいたします。

それでは。