ご来店ありがとうございます。
トミックス 2018年3月・4月発売予定品のご予約受付中です。
何回かに分けてご案内いたしておりますがご了承下さい。

まずは、485系「しらさぎ」です。
名古屋~富山(現在は金沢)間の特急「しらさぎ」は1964年に運転開始。
長らく485系が活躍してきました。
民営化前後の段階では、485系7連が基本でしたが、1997年には「スーパー雷鳥」に681系が投入されて余剰となった485系を活用。7両+3両で10両編成に増強されました。
この際、運転台取付車のクモハ485-200を活用。民営化後の改造車であるがために、今までまとったことがない国鉄色となりました。
もっとも、先頭に立つのは米原駅で増解結をするときくらいでしたが、キハ82系にも少し似た雰囲気で、ファンの注目の的となりました。個人的にも「案外似合っている」ように感じました。このあたりは塗り分け線の図面を引いたJR西日本の担当者のセンスがよかったということでしょうか。
しかし、2001年には「あおさぎ」色といわれる、ライトグレーをベースに窓まわりがブルー、窓下にオレンジの帯が入った姿となりました。これで、しばらくは走るであろうと思っていたところ、2003年にあっけなく683系化。パノラマグリーン車は国鉄色に塗り替えられて「雷鳥」に、クモハ485は北近畿地区の「まいづる」「たんば」などに転用されました。
余談ついでですが、「しらさぎ」→「まいづる」「たんば」という流れは、2015年の北陸新幹線開業により余剰となった683系2000番台によって再び起こり、289系となって直流化した485系あらため183系を置き換えるというまさに「歴史は繰り返す」ということとなりました。まあ、山陰本線や福知山線といった北近畿地区の相対的な地位の低下というのか「中古車センター」状態は、国鉄分割民営化前後の113系や485系の大転用計画からの流れでしたが…。
話がそれてしまいましたが、ありそうでなかった国鉄色の485系「しらさぎ」です。
セットAが基本編成、Bが付属編成で、AとBをあわせると10両フル編成となります。
(N) 98639 JR西日本 485系 交直流特急形電車 「しらさぎ」 セットA (7両)
(N) 98640 JR西日本 485系 交直流特急形電車 「しらさぎ」 セットB (3両)
さて。例のごとく…。
車番はインレタ転写式。大は特急マーク、トイレのタンクから小は列車無線アンテナや信号炎管に至るまで別付けパーツが山盛り。
商品が到着して箱を開けたら、前面に特急マークを差し込む大きな穴がこんにちは。
走らせるにもパーツ類を取り付ける手間や時間がかかります。
というわけで、当店で、インレタを転写し、てんこ盛りの別パーツを取り付けた特製品をご用意いたします。
商品が到着すれば、すぐにお楽しみいただけます。


写真は183系「まいづる」「たんば」ですが、内容は同じです。
【インレタ転写・パーツ取付済】 (N) 98639 JR西日本 485系 交直流特急形電車 「しらさぎ」 セットA (7両)
【墨入れ・色入れ・インレタ転写・パーツ取付済】 (N) 98640 JR西日本 485系 交直流特急形電車 「しらさぎ」 セットB (3両)
さらに。当店で墨入れ、色入れを施し、立体感を強調した特製品をご用意いたします。

乗務員室の扉、クーラーのルーバーなどに墨入れを施しています。

屋上の碍子や高圧配管、パンタに色入れを施しています。
これで一層、交直流電車らしさが強調されます。写真はT18編成ですが、内容は同じです。
【墨入れ・色入れ・インレタ転写・パーツ取付済】 (N) 98639 JR西日本 485系 交直流特急形電車 「しらさぎ」 セットA (7両)
【墨入れ・色入れ・インレタ転写・パーツ取付済】 (N) 98640 JR西日本 485系 交直流特急形電車 「しらさぎ」 セットB (3両)
続いて。北陸つながりで「べるもんた」です。

北陸新幹線の開業は、北陸地区にも大きな影響を与えました。
富山県西部の主要都市である高岡は新幹線が街外れを通過。新高岡駅が完成。市街地までは、バスまたは城端線で一駅となりました。
一躍アクセス路線となった城端線・氷見線に観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メーニュ」が登場。キハ40の改造車で、海側の座席を外向きに改装。側窓も拡大されています。そして、車内では握り立ての寿司や日本酒が味わえるのが特徴です。
塗装は深緑に金色のラインにあらためられています。余談ながら、愛称が長いのはJR西日本も気にしているのか「べるもんた」という略称もついています。ちなみに、元々の愛称はフランス語で「美しい山と海」を意味しています。まあ、このあたりの愛称の付け方というのに一家言をお持ちの諸兄も多くいらっしゃると思いますが。
既存のキハ40系のバリエーション品ということですが、単なる色替えではなく、側窓を拡大した部分の再現はもちろん、室内シートも新規製作しています。
(N) 9428 JR西日本 キハ40形2000番台 一般形気動車 (ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~)
さて。こちらも特製品です。
485系電車同様、トミックスのキハ40系は別パーツがてんこ盛りなのが特徴。
大はタイフォン、小は信号炎管、列車無線アンテナ、さらに排障器、トイレタンクまで。
小さいパーツだからとあなどることなかれ。これが、あるのとないのでは、印象が大きく異なります。
当店で、パーツ類を取付済の特製品をご用意いたします。
あわせて、進行方向逆側ライトちらつき防止のため、スナバ回路を搭載しています。
※スナバ回路に関する記述は下記のページを参考にいたしております。
craftな毎日 http://iruchan.blog.so-net.ne.jp/2015-01-15
作者のいるちゃん様とは関係がございません。
商品が到着すれば、すぐにお楽しみいただけます。

写真はJR北海道車ですが、内容は同じです。
【パーツ・スナバ回路取付済】 (N) 9428 JR西日本 キハ40形2000番台 一般形気動車 (ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~)
あわせて、JR西日本のキハ40系更新車も再生産されます。朱色5号一色塗りの現行スタイルです。
(N) 92188 JR西日本 キハ47形 一般形気動車 JR西日本更新車・首都圏色 2両セット
(N) 8454 JR西日本 キハ40形2000番台 一般形気動車 JR西日本更新車・首都圏色 モーター付き (M)
(N) 8455 JR西日本 キハ40形2000番台 一般形気動車 JR西日本更新車・首都圏色 モーターなし (T)
こちらも、インレタ転写、パーツ取付、モーター車については進行方向逆側ライトちらつき防止のため、スナバ回路を取り付けた特製品をご用意いたします。
【ナンバー転写・パーツ・スナバ回路取付】 (N) 92188 JR西日本 キハ47形 一般形気動車 JR西日本更新車・首都圏色 2両セット
【ナンバー転写・パーツ・スナバ回路取付】 (N) 8454 JR西日本 キハ40形2000番台 一般形気動車 JR西日本更新車・首都圏色 モーター付き (M)
【ナンバー転写・パーツ取付】 (N) 8455 JR西日本 キハ40形2000番台 一般形気動車 JR西日本更新車・首都圏色 モーターなし (T)
続いて。三電源対応の電気機関車。EF81です。
JR貨物に在籍するものが発売されます。

まずは、JR東日本からJR貨物に譲渡されたEF81 735です。
波乱に満ちた生涯を送っており、まずは、1977年に新製され、酒田機関区に配置。日本海縦貫線で活躍してきました。1985年には同区の機関車配置がなくなり、長岡運転所に転属。1987年の民営化で、JR東日本に継承。1993年には寝台特急「鳥海」牽引で上越線を走行することに。冬場のつらら対策で前面にヒサシが取り付けられ、表情が精悍になりました。また、同時期に赤色2号に塗り替えられています。長岡運転所では、JR貨物からの受託で貨物列車を牽引することもありましたが、受託解消、寝台特急の削減などで余剰となり2003年にJR貨物へ売却。富山機関区で日本海縦貫線の貨物列車牽引に従事することとなりました。その後、2005年に更新。このときにローズピンクに戻され、裾部に白帯が入りました。そして、2012年には省令改正により、最高速度が95km/hに抑えられて600番台(735号機)へ。長らく日本海縦貫線で活躍してきましたが、EF510の投入にともない、余剰。これで廃車かと思われましたが、2016年に九州入り。関門トンネルを中心とした運用に入っています。
(N) 7101 JR貨物 EF81形600番台 交直流電気機関車 (735号機・JR貨物更新車)
続いて。
民営化直後、貨物輸送の需要が増大してきたために、機関車が必要となりました。
直流機や交流機の一部は廃車になっていたものの復活で対応させましたが、交直機などは新造が必要でした。
当時、VVVFインバータ制御の新型機は設計途上。短期間で製造するために、国鉄時代のものの増備で対応することとなりました。
関門トンネル用には1991年にEF81形450番台が登場。400番台をベースにしたもので、当初の2両はヘッドライトが腰部に降りたのが印象的でした。カラーリングは同時期の新造車であるEF66形100番台同様、ライトグレーにブルーの濃淡のJR貨物色をまとっています。
翌年に3両さらに増備されましたが、ライトの位置が在来車と同じになっています。
今回は、450番台のうち、ライトが上部にある増備車です。
(N) 7102 JR貨物 EF81形450番台 交直流電気機関車 (後期型)
EF81としては最後です。
日本海縦貫線でも貨物需要は増大し、1989年にEF81形の増備車が登場しました。
500番台を名乗り、3両登場しています。カラーリングは450番台同様のライトグレーベースのものです。
長らく日本海縦貫線で活躍してきましたが、EF510の登場により余剰となり九州入りしています。
(N) 7103 JR貨物 EF81形500番台 交直流電気機関車
特製品です。ナンバーから、信号炎管、ホイッスル、手すりなど別パーツがてんこ盛り。
また、ヘッドライトはオレンジ色LEDは残念です。
当店でナンバーはもちろん、信号炎管、ホイッスル、手すりを取り付け、ヘッドライトを電球色LED化。TNカプラー化も行ったものです。もちろん、進行方向逆側ライトちらつき防止のため、スナバ回路も取り付けています。
商品が到着すれば、すぐにお楽しみいただけます。

写真はEF81 81ですが、内容は同じです。
【電球色LED化・スナバ回路・ナンバー・パーツ取付・TN化】 (N) 7101 JR貨物 EF81形600番台 交直流電気機関車 (735号機・JR貨物更新車)
【電球色LED化・スナバ回路・ナンバー・パーツ取付・TN化】 (N) 7102 JR貨物 EF81形450番台 交直流電気機関車 (後期型)
【電球色LED化・スナバ回路・ナンバー・パーツ取付済・TN化】 (N) 7103 JR貨物 EF81形500番台 交直流電気機関車
最後に。115系1次新潟色です。

新潟地区の電車は独特のカラーリングを歴代まとっていますが…。
旧形電車時代は赤と黄色。115系に置き換えられて湘南色がしばらく続きましたが、民営化直前の1986年に、雪の白、日本海の青、雪椿の赤のトリコロールカラーに塗り替えが始まりました。この塗り分けは、気動車にも波及しています。
その後、1993年頃からは再び塗装変更。白をベースに緑の濃淡の帯となりましたが、新生JRを強く印象づけました。
2017年になって信越本線開業120年を記念して、115系1編成3両を「1次新潟色」に復刻しました。
今回は、この復刻「1次新潟色」が発売されます。
シングルアームパンタ、黒Hゴムというのが復刻塗装車らしいところです。
(N) 98282 JR東日本 115系1000番台 直流近郊形電車 (復刻1次新潟色) セット (3両)
お約束の特製品です。
この商品。ヘッドライトは電球色LEDなのですが、方向幕まで電球色に光るのが残念なところです。
また、例のごとく、アンテナや信号炎管はユーザー取り付け式。
というわけで、ヘッドライトを電球色、方向幕を白色に光り分け、そしてパーツ類を取り付けた特製品をご用意いたします。
※LEDを白色化して、ライトレンズを塗って電球色に光り分けします。
商品が到着すれば、すぐにお楽しみいただけます。

写真は「3次新潟色」ですが、内容は同じです。
【光り分け・パーツ取付済】 (N) 98282 JR東日本 115系1000番台 直流近郊形電車 (復刻1次新潟色) セット (3両)
さらに、中間連結器をTNカプラー化したものもご用意いたします。
連結面間が短縮されると共に、シルエットも実車に近いものとなります。

【TN化・光り分け・パーツ取付済】 (N) 98282 JR東日本 115系1000番台 直流近郊形電車 (復刻1次新潟色) セット (3両)
同様に、新潟色でもこの後にまとった「第2次新潟色」(グリーンの濃淡)もご予約受付中です。
3連のN編成と2連のS編成が発売されます。
2連のS編成はトイレなし編成です。
(N) 98033 JR東日本 115系1000番台 直流近郊形電車 新潟色・S編成セット (2両)
(N) 92493 JR東日本 115系1000番台 直流近郊形電車 新潟色 3両セット
こちらも、ヘッドライトの光り分け、パーツ取付、インレタ転写済のものもご用意いたします。
【パーツ取付・車番転写・光り分け・スナバ回路】 (N) 98033 JR東日本 115系1000番台 直流近郊形電車 新潟色・S編成セット (2両)
【インレタ・パーツ取付済・光り分け】 (N) 92493 JR東日本 115系1000番台 直流近郊形電車 新潟色 3両セット
さらに中間連結器をTN化したものもご用意いたします。
【TN化・パーツ取付・車番転写・光り分け・スナバ回路】 (N) 98033 JR東日本 115系1000番台 直流近郊形電車 新潟色・S編成セット (2両)
【TN化・インレタ・パーツ取付済・光り分け】 (N) 92493 JR東日本 115系1000番台 直流近郊形電車 新潟色 3両セット
長くなりましたが以上です。それでは。