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追加ご予約受付のご案内です。
トミックスの急行形気動車、電車です。
キハ58系奥久慈・ときわです。
「ときわ」という愛称は現在、常磐線の特急列車名として使用されていますが、以前は急行列車の愛称でした。
現在の特急「ときわ」も「ひたち」に比べて停車駅が多い列車という位置づけなので、結局「先祖返り」しているのかもしれません。
さて。国鉄時代末期までの話ですが、上野から支線の至る所まで直通列車が存在していました。
例えば、急行「みちのく」は上野~弘前(盛岡から田沢湖線経由)のほか途中の小牛田で分割して鳴子までと、花巻で分割して釜石線経由で宮古まで直通する編成も存在していました。
ついでに言えば、切り離されたあとに「はやちね」「くりこま」「陸中」…といろいろな愛称の列車の分割併合が繰り返されていましたが…。
常磐線で言えば「奥久慈」がそれにあたり、上野から水戸を通り、水郡線に入って郡山まで直通 というものがありました。
常磐線内は電化されていますが、水郡線は非電化。そうなると気動車か客車の出番です。
で、「奥久慈」だけ走らせると線路容量が持たないので、「ときわ」と併結をしていたという次第です。
で、電車+気動車の併結はできないので、「ときわ」も電化区間を走るにもかかわらず、「奥久慈」併結列車については気動車で運転されていたというわけです。
トミックスから完成品が発売されます。
一昔前ならば、「キハ58をつなげて遊べ」でおしまいなのでしょうが、常磐線を走る車両には無線アンテナを装備しており、その関係でクーラーを少し移設したというところがポイントでした。模型では、アンテナが付き、クーラーの位置がほかのものとは違うキハ58系というのが鍵です。
パーツ取り付け、インレタ転写済です。
■予約品■ 【パーツ取付・インレタ転写】 (N) 98493 キハ58系急行ディーゼルカー (ときわ) セット (5両)
■予約品■ 【パーツ取付・インレタ転写】 (N) 98494 キハ58系急行ディーゼルカー (奥久慈) セット (5両)
あわせて墨入れ・色入れをしたものです。
■予約品■ 【墨入れ・パーツ取付・インレタ転写】 (N) 98493 キハ58系急行ディーゼルカー (ときわ) セット (5両)
■予約品■ 【墨入れ・パーツ取付・インレタ転写】 (N) 98494 キハ58系急行ディーゼルカー (奥久慈) セット (5両)
続いて。「ときわ」の453系電車です。
こちらは、本来の「ときわ」というところになろうと思います。
東北本線、常磐線方面では電化の進捗に合わせて急行形電車が増備されてきました。
当初は主電動機の出力が100kwの451系でしたが、後に120kwの453系、そして抑速ブレーキ付きの455系。最終的に50/60Hz共用の457系と進化していきました。
交流20000Vで50Hz/60Hzを直通する列車はありませんでしたので、実際のところは455系が数も多く使いやすく、民営化後も更新工事を受けつつ生き延びたものも存在しました。逆に453系は抑速ブレーキがなく、使いにくかったのではないかと想像されます。実際、1978年には抑速ブレーキを取り付けて455系に改造されたものもありました。また、民営化前後には717系に改造されたものも存在しました。
というわけで…。常磐線は比較的平坦なために抑速ブレーキがない453系はこちらで使用されていたという次第です。
いろいろな別パーツがてんこ盛りなのはトミックス製品の常。
細かい部分までこだわってください…ということなのでしょう。
ご予約受付中です。
特製品です。
・アンテナなどパーツ類
・車番インレタを転写
としたものです。
商品が到着すればすぐにお楽しみいただけます。
■予約品■ 【パーツ取付・インレタ転写済】 (N) 98520 国鉄 453系 急行電車 (ときわ) 基本セット (4両)
■予約品■ 【パーツ取付・インレタ転写済】 (N) 98521 国鉄 453系 急行電車 (ときわ) 増結セット (3両)
碍子や配管に色入れ、クーラーや乗務員扉に墨入れをしたものです。
写真は485系のイメージです。
■予約品■ 【墨入れ・パーツ取付・インレタ転写済】 (N) 98520 国鉄 453系 急行電車 (ときわ) 基本セット (4両)
■予約品■ 【墨入れ・パーツ取付・インレタ転写済】 (N) 98521 国鉄 453系 急行電車 (ときわ) 増結セット (3両)
以上です。