【Nゲージ】鉄コレ 京都市電2000形を連結運転させる

京都市電2000形

ご利用ありがとうございます。
本日は、京都市営地下鉄が開業して30周年になるということで、イベントが催されていました。
私はイベントには行っていませんが、車両基地や地下街で30周年を盛大に祝っていたというのがTVニュースで流れていました。
しかし、そのニュースの中で、地下鉄の累積赤字が5,000億円を超えていることや、1日あたり4,000万円もの赤字を出しながら走っているということが報じられており、手放しでは喜べないように感じました。

地下鉄もいいのですが、いかんせん路線が烏丸線と東西線だけ。使いたくても使えない。バスとの接続は一切無視。バス→地下鉄の乗り継ぎ割引があるといっても、乗車券はたばこ屋さんで買わないといけない・・・バスの運賃箱での割引精算ができないとか、まだまだ課題は多いのではないかと思います。

※トラフィカ京カードという京都市交通局専用プリペイドカードを使えば、運賃箱で割引になりますが、これは「スルッと関西」共通カードではありません。まだ、「スルッと関西」で割引になればいいのですが・・・。どうしてなのか理解に苦しみます。

まあ、地下鉄に対する意見(というのか愚痴)というのは山ほどあるのですが本題とは関係ありませんのでこれくらいにして・・・。
とはいえ、京都市交通局はなかなか先進的な一面を持っており、路面電車の時代では、「青電」と呼ばれた600形。はたまた連結車の2000形といった優秀な車両を生み出していました。また、現在、広島で活躍中の1900形も大きくて速度が出る。低床車よりもある意味使いやすいという乗務員の方の意見もあります。汎用車的な存在でも、使いやすい車両を生み出していました。

鉄コレ京都市電2000形

で・・・。先日、鉄コレの京都市電2000形が発売されました。よくできた商品であり、側面のオレンジ色の帯と細いクリーム帯も美しく表現されています。
でも・・・。単行専用なのが惜しいところです。
地下鉄の惨状はともかく、京都市電の黄金時代を模型で再現させるために連結改造をしてみることにしました。
連結車の時代は、腰部が青色ではないのかという指摘がありますが、1966年以降に腰部を緑色にしているので間違いではありませんので、今回は塗装は変えませんでした。

おことわり
万が一失敗しても当店、メーカー様、京都市交通局様は責任を負いません。自己責任で行って下さい。

TNカプラー 0335

今回は、TNカプラーを使うことにしました。
灰色の「0335」を用意します。なお、形状が似ている「0332 または JC25」(電連付き)でも結構です。電連を切り落とせば問題ありません。

TNカプラーを分解

TNカプラーを分解します。

連結器本体

連結器本体を写真のように切り取ります。ここで、中心に見えるピンは必ず残して下さい。

裏側も切り取り

腕の裏側(矢印)も切り落とします。ここを切り落とさないと、回転のじゃまになります。

カプラー押さえ板

カプラーの押さえ板を写真のように切り取ります。
動力装置の床下スペーサーに入るような大きさにします。
幅は片側2.5mm強ずつ切り落とし、長さは出っ張りの部分を除いて約4.8mm程度にします。現物あわせですので、少し大きめに切ってからヤスリなどで整えて下さい。

カプラーを差し込む

カプラーを床下スペーサーの中に通します。

カプラー押さえ板を入れる

先ほど切り取ったカプラーの押さえ板を上から差し込みます。うまくはまれば成功です。
カプラーの本体は写真のように、細長い横穴に差し込みます。
もし、押さえ板が小さすぎた場合、中央を基準にあわせて、木工用ボンドで固着しましょう。しかし、ゆるすぎると解放したときにカプラーが床下スペーサーから外れてしまいますので、気を付けて下さい。もちろん、カプラーのピンが入る横穴のサイズをうまく合わせれば自作しても構いません。

動力装置できあがり

カプラーを組み込んだ床下スペーサーを動力装置に組み込みましょう。
補助ウエイトが入りませんが、まあ、実用上は問題はなさそうです。

前面の比較

あとは、車体に組み込んでできあがりです。ここまで約10分くらいでした。
連結器取り付け前の姿と比べてみて下さい。
実車は連結器の下に電気連結器を備えていますが、模型のカプラーがオーバースケールのために今回は省略しました。同じトムリンソンの密着連結器を持つ京福嵐山線(嵐電)の模型も省略しています・・・。

連結シーン

2両に連結器を取り付けて連結してみました。模型ですので、本物よりも連結面間は長いですが、雰囲気は出ているかと思います。

ミニカーブレール(R140)通過試験

半径140mmのミニカーブレールを通過試験してみました。写真の通り、ちゃんと通過します。また、各車両にモーターが付いていますので、動力の協調も気になりますが、問題はありませんでした。

半径140mmのカーブ通過中

半径140mmのカーブ通過中です。連結面間が広いのと、車両が丸妻のために問題はありませんでした。

連結器の位置

最後に・・・。
連結運転をしないときには、連結器は写真のように助士席側いっぱいに回して走っていました。連結器をロックしていたようです。

・・・というわけで、連結器ネタでした。

鉄コレ・京都市交通局 2000形は下記のページで販売中です。
(N) 鉄道コレクション 京都市交通局 2000形

なお、動力装置は完売となりました。申し訳ございません。
メーカーでは再生産は検討するとのことです。
また、TNカプラーにつきましても、JC25はメーカー完売、再生産時期は未定とのことです。申し訳ございません。

・・・本当は、車庫によって地色が異なる系統板(やはり広告入り)を表現したり、2001番が重連しているので、車番も修正する必要があるのですが、今回はご容赦下さい。
連結運転のメインである「4系統」は烏丸車庫の担当で、系統板は緑地に白文字となっていました。リアルにしたい方はパソコンなどで自作してみて下さい。

工作・加工

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